ゲーミングPC

【2024最新】ゲーミングPCの静音モデルおすすめ10選|静音化の設定やノートPCの騒音対策も解説

ゲーミングPCは性能の高さや、ゲームだけでなく作業も快適にできることなどが魅力です。

ただ、音がうるさいという問題を抱えています。負荷の高いゲームをプレイしているときや、作業をしているときなどにファンが音を立てるのが原因です。性能を活かそうとすればするほど、ファンは大きな音を立てます。

音が気になる場合は、静音モデルのゲーミングPCを選ぶのが大事です。

さらに、ゲーミングPCを購入後に静音化・騒音対策をするのも大切。

そこで今回は、ゲーミングPCの静音モデルの選び方とおすすめモデルを紹介したうえで、静音化・騒音対策方法についても解説していきます。

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静音ゲーミングPCの特徴

静音ゲーミングPCは、高性能ながらも騒音を最小限に抑えることに特化しています。
これらのPCは、特に音響に敏感なユーザーや、静かな環境でゲームを楽しみたい人に最適です。

メリット デメリット
・集中力の向上が見込める
・夜間や静かな場所でも使用可能
・長時間の使用でも疲れにくい
・パーツが高性能なため、コストがかかる
・冷却性能のバランスが困難

静音ゲーミングPCは音が少ないため、集中力が途切れにくかったり、夜間や静かな場所でも使えたりするメリットがあります。

しかし、静音性を高めるための特別な部品や設計が必要なため、価格が高いです。
ほかにも、静音性を重視すると、場合によっては冷却性能が低下する可能性があります。

静音ゲーミングPCは、冷却性を両立するのが非常に難しいため、選び方が非常に重要です。

ゲーミングPCの静音モデルの選び方

ゲーミングPCの静音モデルを選ぶときは、一般的なゲーミングPCの選び方に加えていくつか見るべきポイントがあります。たとえばクーラーが静音仕様かどうか、エアフローが最適化されているかどうかなどです。

そこでまずは、ゲーミングPCの静音モデルの選び方を紹介します。

>>ゲーミングPCの選び方をより詳しく知りたい方はコチラ!

静音ケース採用モデルから選ぶ

ゲーミングPCの静音性は、ケースのつくりによって変わります。

最も音が小さいのは、PCケース内の音が外部に漏れないように防音素材で作られているケースです。

ただ、BTOメーカーで防音素材ケースを使っているモデルはなかなかありません。購入後に、自分で中身を入れ替える必要があります。

BTOメーカーで購入できるモデルの場合、エアフローに着目するのが大切です。

エアフローというのは、空気の流れのこと。吸気から排気を効率よく行うことにより、PC内部が冷えやすくなります。ファンの仕事量が減るため、静音化に繋がるという仕組みです。

エアフローが最適化されているケースのなかには、たとえばフロントとサイドから吸気して、天板と裏面から排気するというものがあります。

ほかにも、各メーカーがさまざまな工夫をしているので、静音性能が高いゲーミングPCを購入したい方は必ずチェックしましょう。

静音仕様の空冷クーラー搭載モデルから選ぶ

静音仕様の空冷クーラーを搭載しているモデルから選ぶのも、大切です。

CPUクーラーには、空冷と水冷の大きく分けて2種類があります。

空冷は、ファンによる風の力で冷やす仕組みです。風の向きによって、サイドフローとトップフローの2種類があります。

水冷は、循環液と風の力で冷やす仕組みです。循環液がCPUの熱を奪い取り、ラジエーターという金属部品に熱をためます。ラジエーターに風を当てて冷却し、冷えた循環液がまたCPUから熱を奪うというのを繰り返す方式です。

一般的には、水冷のほうが静音。

ただ、空冷クーラーにも静音仕様とそうでないものとがあります。

たとえば大型のファンを搭載していると、低速回転でも風量が大きくなるため比較的静かです。

水冷クーラー搭載モデルから選ぶ

より静音性能が高いゲーミングPCを購入したい場合は、水冷クーラー搭載モデルから選ぶのがおすすめです。

水冷クーラーは、空冷と比べて非常に静か。ファンを高速回転させなくてもしっかり冷やせるので、負荷をかけてもファンの音が大きくなりにくいです。

そのうえ、気温の変化に左右されないため冷却効率が高くなります。

そんな水冷クーラーにも簡易水冷と本格水冷の2種類がありますが、簡易水冷がおすすめ。

簡易水冷クーラーは、本格水冷と比べてメンテナンスが楽です。そのうえ安価かつ、コンパクトなのが魅力的。ケースがあまり大きくなくても搭載できるので、簡易水冷搭載モデルを選んでも場所をあまり取りません。

ただ、水冷クーラー搭載モデルは価格帯が高い傾向があります。
ミドルクラスなどにはあまり搭載されず、ハイエンドクラスに搭載されるケースが多いため、オーバースペックに注意が必要です。

>>水冷式のクーラー搭載モデルをチェックしたい人はコチラをタップ

用途に合ったスペックから選ぶ

ゲーミングPCを静音化したい場合は、用途に合ったスペックのモデルを選ぶのも大切です。

自分が行う作業の要求するスペックと実際のPCスペックを比べたとき、PCスペックにあまり余裕がないとより大きな負荷がかかるようになります。CPUの処理性能やメモリが足りない場合は、特に負荷がかかりやすいです。

ゲームでも、公式が掲げる要求スペックギリギリではなく、上回っていることが大切。

要求されるスペックを上回っていると余裕が生まれ、ある程度の負荷にも耐えられるようになります。

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ゲーミングPCの静音モデルおすすめ10選

ここまで、ゲーミングPCの静音モデルの選び方を解説してきました。ここからは、ゲーミングPCのおすすめ静音モデルを紹介していきます。

前半は、エアフローを最適化したり静音仕様の空冷クーラーを搭載したりしているモデルを紹介。後半は、水冷クーラー搭載モデルを紹介しているので、ぜひご参考ください。

メーカー 商品名 CPU グラボ メモリ ストレージ
ドスパラ GALLERIA RM5C-R46T Core i5-14400F GeForce RTX 4060 Ti 16GB 500GB NVMe SSD
ドスパラ GALLERIA XA7C-R46T Core i7-13700F GeForce RTX 4060 Ti 16GB 1TB NVMe SSD
マウスコンピューター G-Tune DG-I7G7S Core i7-14700F GeForce RTX 4070 SUPER 32GB 1TB Gen4 SSD
ASUS ROG Strix R75R2060S Ryzen 7 5800X GeForce RTX 2060 SUPER 16GB 1TB NVMe SSD
サイコム Silent Master NEO(Z790/D5) Core i5-14600K GeForce RTX 4060 16GB 1TB Gen4 SSD
サイコム Silent Master PRO(Z790/D5) Core i7-13700T GeForce RTX 4060 Ti 16GB 1TB Gen4 SSD
セブン ZEFT Z45AE Intel Core i7-14700KF GeForce RTX 4070 32GB 1TB NVMe SSD
セブン ZEFT Z45V Core i7-14700KF GeForce RTX 4060 16GB 1TB Gen4 SSD
ARK arkhive AG-IR20B76AGL6I-F7C Core i7-14700KF GeForce RTX 4060 Ti 32GB 2TB Gen4 SSD
ARK arkhive AG-AR8B65IGL7-F7N Ryzen 7 7800X3D GeForce RTX 4070 32GB 2TB Gen4 SSD

ドスパラ GALLERIA RM5C-R46T

メリット
  • バランスの取れたCPUとGPU
  • フルHDやWQHD解像度でのゲームプレイが快適
  • DLSS3に対応している
デメリット
  • すべて平均的で特筆すべき点がない

本機は、静音まんぞくコースを標準搭載しているコスパが高いゲーミングPCです。

静音化の工夫は、クーラーとエアフローにあります。

低速回転ファンを採用しており、動作音が大幅に低減されているのが特徴。そのうえファンが大型なので、低速回転でも風量を落とさず冷却性能を確保しながら静音化しています。

さらに、ヒートパイプを搭載した大型ヒートシンクを搭載。エアフローの妨げにならないように工夫しながら、ヒートシンクに熱を集めて放熱するように設計されています。

また、性能のバランスもいいです。

CPUには、Core i5-14400Fを搭載。10コア16スレッドの最新世代CPUで、ゲームの処理性能が高いです。多少重いゲームでも、余裕を持って処理できます。

GPUには、RTX 4060 Tiを搭載。Core i5-14400Fと組み合わせれば、フルHDの高画質設定にした状態で170fps近くでApexをプレイ可能です。

fpsというのは、フレームレートのこと。1秒間に画面に表示させる画像の枚数を示す値で、高ければ高いほど映像が滑らかになります。動きをより細かく描写できるので、ゲームで敵の動きを追って攻撃を加えるのに有利です。

一般的には144fpsを超えれば、競技シーンでも使えると言われています。それが170fps近く出るということで、非常に高性能です。

そのうえ、メモリとストレージの容量も十分になっています。

メーカー ドスパラ
CPU Core i5-14400F
GPU GeForce RTX 4060 Ti
メモリ 16GB
ストレージ 500GB NVMe SSD

ドスパラ GALLERIA XA7C-R46T

メリット
  • Core i7とRTX 4060 Tiと優れたスペック
  • 冷却性能と拡張性が高い
  • ストレージとメモリが安定している
デメリット
  • 設置スペースがそれなりに必要

本機は、静音まんぞくコースを標準搭載しているミドルクラスのゲーミングPCです。

静音まんぞくコースが標準で付いてくるため、先述の低速回転大型ファンや大型ヒートシンクを搭載しています。これにより、空冷モデルとしては比較的高い静音性能を有しているのが魅力のゲーミングPCです。

さらに、構成はRM5C-R46Tをゲーム以外にも使いやすくしたものになっています。

GPUは同じですが、CPUがCore i7-13700Fにグレードアップされているのが特徴。

Core i7-13700Fは、前世代のCore i9と同等以上の性能を持つ高性能CPUです。ゲームの処理性能はもちろん、配信や動画編集などマルチタスクの処理性能も高いのが魅力。重すぎるゲームでなければ、ゲーム配信でも静音を保てます。

メモリを32GBにカスタマイズすれば、より余裕が生まれて静音化できるのでおすすめ。

また、ゲームのフレームレートもCPUの処理性能向上により、少し伸びます。ApexのフルHD高画質設定では、200fps付近も出せる性能です。

静音で、なおかつ幅広い用途で使える性能のゲーミングPCとして、非常におすすめのモデルだと言えます。

メーカー ドスパラ
CPU Core i7-13700F
GPU GeForce RTX 4060 Ti
メモリ 16GB
ストレージ 1TB NVMe SSD

マウスコンピューター G-Tune DG-I7G7S

メリット
  • 最新規格のDDR5メモリを32GB搭載
  • CPUとGPUのバランスがよい
  • ホワイトカラーでスタイリッシュ
デメリット
  • 同価格帯のほかのPCに比べて、パーツの質がやや劣る

本機は、放熱効率に非常に力を入れているゲーミングPCです。

フロントパネルから吸気するのではなく、底面と側面から吸気する設計なのが特徴。底面と側面の両方から吸気することにより、自然な空気の流れに合わせて外気を取り込んで排出できます。

そのうえ、空気がCPU・GPU・ストレージなど発熱が大きいパーツに直接当たるので、冷却効率が非常に高いです。

さらに、熱を持ちがちな電源ユニットをケース上段に隔離して配置しています。これにより、ほかのパーツに熱を移しにくくなり、冷却効率がより高くなる仕組みです。

冷却効率を高めることで、ファンの仕事量を減らし、静音化しています。

カスタマイズで、空冷クーラーをCooler Master Hyper 212 EVOという静音仕様に変更可能です。

もちろん、水冷式にも比較的安価に交換できます。

メーカー マウスコンピューター
CPU Core i7-14700F
GPU GeForce RTX 4070 SUPER
メモリ 32GB
ストレージ 1TB Gen4 SSD

ASUS ROG Strix R75R2060S

 

メリット
  • スペックに対してのコスパが非常に優秀
  • レイトレーシングにも対応している
  • ストレージが1TBと十分な容量
デメリット
  • 重量級のゲームには不向き

ASUSの静音PCケースを使用しているエントリーモデルです。
CPUは、Ryzen 7 5700G、グラボにはRTX 2060 SUPERを搭載しており、さまざまなゲームを快適にプレイできます。

メモリは16GB、ストレージはSSD 1TBを搭載しているため、動画編集やクリエイティブ作業も可能です。

また、RTX 2060SUPERはリアルタイムレイトレーシングにも対応しているため、美しい映像でゲームを楽しめます。
静音モデルがほしいけど、予算が限られている人におすすめのゲーミングPCです。

メーカー ASUS
CPU Ryzen 7 5800X
GPU GeForce RTX 2060 SUPER
メモリ 16GB
ストレージ 1TB NVMe SSD

サイコム Silent Master NEO(Z790/D5)

メリット
  • 電源が入っているかどうかすら気づかないレベルの静音性
  • 高性能を維持しつつ、優れた冷却性能
  • Intel Z790チップセットとDDR5対応している
デメリット
  • 高性能パーツと静音技術の採用により高価格

本機は、静音性能を追求したサイコムのゲーミングPCです。

CPUクーラーには、Noctua製の静音仕様空冷クーラーを採用しています。ヒートパイプを5本使い、大型アルミ製ヒートシンクと組み合わせることで効果的に熱を吸収して放出できるのが特徴です。

さらに、ケースには静音仕様のCoolerMaster Silencio S600を採用。ノイズを最小限に抑えるため、複数の遮音材を組み合わせて設計されています。そのうえ、吸い込んだ空気をCPUに直接当てて、そのまま裏面から排出できるエアフロー設計が特徴。

これらのパーツにより、ゲーミングPCのなかでも特に静音性能が高くなっています。

具体的には、標準的なゲーミングPCが40dB程度出す高負荷の場面でも、30dB程度に抑えることができる程度。そのうえ、高負荷時でもCPU温度が70℃なのがいいところです。冷却性能と静音性能を両立しています。

そして、構成も非常に扱いやすいです。

そのうえ、GPUにはASUS製の静音仕様パーツを搭載。静音性能が高いだけでなく、信頼性も高いのがいいところです。同じ構成のほかのゲーミングPCと比べても、より静かで高性能だと言えます。

メーカー サイコム
CPU Core i5-14600K
GPU GeForce RTX 4060
メモリ 16GB
ストレージ 1TB Gen4 SSD

サイコム Silent Master PRO(Z790/D5)

メリット
  • ファンレスCPUクーラーで非常に静か
  • 低電圧版の第13世代Intel Core CPUを採用
  • 高い性能と低消費電力のバランスが取れている
デメリット
  • 最高性能を求めるユーザーには少し物足りない

本機は、Silent Master NEOの静音性能とスペックの両方を高めたゲーミングPCです。

まず、CPUクーラーにはNoctua NH-P1を採用。ファンレス式のCPUクーラーなので、静音性能が非常に高いです。ヒートパイプが6本付いた大きなヒートシンクを採用しており、ファンがなくてもしっかりと冷却できます。

さらに、ケースにはFractal Design Define 7 Compactを採用。産業グレードの防音素材をフロント、トップ、サイドに配置して静音性能を高めています。

そして、PCスペックが高いです。

CPUには、Core i7-13700Tを採用。16コア24スレッドの高性能CPUで、ゲームはもちろん、ゲーム配信やプログラミングなど高負荷の作業も快適に行える性能があります。

GPUには、RTX 4060 Tiを採用。軽いゲームなら144fps以上を維持して快適にプレイでき、多少重めのゲームでも60fpsを下回らない性能を有しています。

そのうえ、冷却性と耐久性が強化されたASUS製のパーツを採用。ファンレスクーラーの効果を最大限上げられるよう、各パーツにも冷却性能が高いものや静音仕様のものを採用しているのがいいところです。

標準構成では、最も静音性が高いゲーミングPCだと言えます。

メーカー サイコム
CPU Core i7-13700T
GPU GeForce RTX 4060 Ti
メモリ 16GB
ストレージ 1TB Gen4 SSD

セブン ZEFT Z45AE

 

メリット
  • CPUとGPUのバランスがよい
  • 1TBのNVMe Gen4 SSDを搭載している
  • 240mmの水冷クーラーを搭載している
デメリット
  • サイズが大きいため、設置スペースが必要

本機は、水冷クーラーを搭載した静音仕様のゲーミングPCです。

CPUクーラーなどの冷却用パーツでおなじみの「CoolerMaster」の水冷クーラーを採用しているので、冷却能力が高く、冷却の際に鳴るファンの音を最小限にとどめてくれます。

また、本機は性能が高いのも魅力の一つです。CPUは最新世代のIntel Core i7-14700KF、グラボはGeForce RTX 4070を組み合わせていて、ゲームを144fps以上で快適に遊べます。作業にも使いやすいので、マルチに使えるスペックです。

メモリは32GB、ストレージは1TB搭載されていて、動画編集にも耐えうる容量となっています。

スペックが高いため、負荷が高い作業をしていてもPCが唸るようなことが少ないのも静音性が高い要因の一つとなっています。

メーカー セブン
CPU Intel Core i7-14700KF
GPU GeForce RTX 4070
メモリ 32GB
ストレージ 1TB NVMe SSD

セブン ZEFT Z45V

メリット
  • 最新のIntel Core i7-14700KFを搭載
  • CoolerMaster製の水冷クーラーで安定
  • PCケースが防音材による静音性を重視した設計
デメリット
  • デザインがシンプルでゲーミングらしさがない

本機は、評価の高いCoolerMaster製の水冷クーラーを搭載している静音ゲーミングPCです。

Cooler Master製の水冷クーラーは、冷却性能と静音性能の両方が高いと評判。120mmのARGBファンを搭載しており、ラジエーターの性能を引き出しながらLEDイルミネーションが楽しめます。

冷却にも静音にもデザインにも、貢献しているパーツです。

さらに、性能が高いのもいいところ。

Core i7-14700KFと、RTX 4060を組み合わせています。この組み合わせであれば、ApexをフルHDでフレームレート240fps付近でプレイ可能です。4Kでも高フレームレートが出せるので、軽いゲームなら4Kでも使えます。

そのうえ、3Dモデリングやプログラミングなど負荷の高い作業の適性も高く、作業時にうるさくなりにくいです。

そして、メモリは16GBでストレージは1TB Gen4 SSDを採用しています。

また、電源も650Wの80Plus BRONZE認証と控えめになっているため、コスパがよいです。

全てにおいてバランスのよい静音ゲーミングPCが欲しい方には、特におすすめのモデルだと言えます。

メーカー セブン
CPU Core i7-14700KF
GPU GeForce RTX 4060
メモリ 16GB
ストレージ 1TB Gen4 SSD

ARK arkhive AG-IR20B76AGL6I-F7C

メリット
  • 最新のCore i7-14700KFを搭載
  • DDR5メインメモリで高速なデータ処理が可能
  • さまざまな作業ができるスペック
デメリット
  • 高性能な部品を使用しているため、高価格

ARKの最新CPUを搭載している静音ゲーミングPCです。
本モデルは、静音性の高いDefine 7 Compact ケースを採用しており、機能性と静音性を両立しています。

CPUは、Core i7-14700KFで、ゲームプレイはもちろん、高負荷な動画・写真編集や多くのマルチタスク処理など、システムに負荷をかける各種アプリケーションの実行がスムーズです。
さらに、GeForce RTX 4060 TiとDDR5メインメモリを搭載しているため、さまざまなゲームも快適にプレイできます。

冷却面は、360mmラジエーターを採用したアドレサブルRGB LEDファン3基を搭載する水冷一体型CPUクーラーのため、発熱対策は万全です。
白い静音ゲーミングPCを求めている人におすすめのモデルといえます。

メーカー ARK
CPU Core i7-14700KF
グラボ(GPU) GeForce RTX 4060 Ti
メモリ 32GB
ストレージ 2TB Gen4 SSD

ARK arkhive AG-AR8B65IGL7-F7N

メリット
  • Ryzen 7 7800X3D搭載で、優れたゲーム性能
  • 高解像度のゲームやグラフィック重視の作業ができる
  • 32GBのDDR5メモリと2TBのSSDを搭載
デメリット
  • 高性能なため、高価格

ARKのコンパクトなミニタワー静音ゲーミングPCです。
本モデルは、Ryzen 7 7800X3と GeForce RTX 4070を搭載しており、最新のゲームタイトルでも快適にプレイできる性能を備えています。

とくに注目すべきは、そのコンパクトながらも高性能な構成です。
高さ361mmのミニタワーケース「Define 7 Nano」を採用しており、洗練されたデザインと優れた機能性、静音性を兼ね備えています。

マザーボードには、ASRock B650I Lightning WiFi を採用しており、メモリはDDR5の32GBです。
さらに、Noctua製の120mmファンを搭載したサイドフロー型CPUクーラー「NH-U12A」により、高い冷却性能と静音性を両立しています。

コンパクトな静音ゲーミングPCを求めている人におすすめです。

メーカー ARK
CPU Ryzen 7 7800X3D
グラボ(GPU) GeForce RTX 4070
メモリ 32GB
ストレージ 2TB Gen4 SSD

自作ゲーミングPC向けのおすすめ静音パーツ

自作で静音ゲーミングPCを組み立てる際には、静音パーツを積極的に取り入れていかなければなりません。
しかし、静音ばかり意識してしまうと冷却性能や拡張性などを犠牲にしてしまうこともあります。
そのため、おすすめの静音パーツを厳選しました。

静音ケース

PCケースはパーツを囲むため、静音ゲーミングPCを組み立てる際の重要なパーツです。
エアーフローを重視してているケースは音漏れをしてしまうため、音が漏れにくい設計と防音シートを貼り付けているモデルをおすすめします。

フルクタルデザイン(Fractal Design) Pop XL Silent Black Solid

メリット
  • 静音に特化した設計により、騒音を最小限に抑えられる
  • 簡単な配線管理が可能
  • USB Type-Cアップグレード可能
デメリット
  • 高品質な静音設計のPCケースのため、価格が高い

フルクタルデザインの静音性と拡張性を兼ね備えたPCケースです。
こちらのPCケースは、その名の通り静音性に特化した設計が特徴で、閉じたフロント、閉じたトップ、防音フォームを採用しており、優れたノイズリダクションになっています。

これにより、PCの動作音を大幅に低減し、静かな環境での作業やゲームプレイが可能です。
ミドルタワー型でE-ATXまでのマザーボードに対応しています。

また、フロントIOポートにはUSB3.0が2ポート、マイク、ヘッドホンジャックが付いており、別売りのUSB Type-Cアップグレードにより、フロントにType-Cポートを追加することも可能です。
総じて、ハイエンドモデルを組み立てたいけど静音性も確保したい人におすすめのPCケースといえます。

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静音CPUクーラー

CPUクーラーはPCの心臓部とも言えるCPUの温度を保つために非常に重要なパーツです。
しかし、冷却性能ばかり気にしてしまうと音が気になってしまいます。
冷却性能と静音性を両立しているモデルを厳選しました。

アイネックス(AINEX)SE-914-XT-BASIC-V2

メリット
  • IntelとAMDの両方のソケットに対応している
  • 内部空間が限られたミニタワーケースにも合う
  • 少ないパーツでの組み立てが可能
デメリット
  • TDP150Wの対応能力は中程度のCPUまで

アイネックスのコンパクトで冷却性能が高いCPUクーラーです。
本モデルは、IntelとAMDのCPUソケットに対応しており、TDPは150Wになっています。

こちらのクーラーの特徴は、効率的な冷却システムで、92mmのPWM制御ファンが搭載されており、600rpmから2200rpmの範囲で回転速度を調整可能です。
これにより、最大45.8 CFMの風量、14から25.8 dB(A)の騒音レベルと冷却性能と静音性を両立しています。

コンパクトなサイズなので、とくにミニタワー型のケースに最適です。

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静音ケースファン

ケースファンはPCケースに複数搭載しているファンのため、音がでてしまうと耳障りになることが多いです。
CPUクーラーとは違い外部に近い位置にあるため、静音ゲーミングPCを組み立てる際には、重要なパーツとなっています。

ノクチュア(Noctua) NF-A12x25 PWM

メリット
  • 最大22.6 dBという高い静音性
  • 平均故障間隔が150,000時間以上と長寿命
  • 最先端技術が採用されている
デメリット
  • ブラウン色のデザインは、一部のユーザーには好まれない可能性がある

ノクチュアの高度な静音性能と優れた冷却効果で知られているケースファンです。
こちらのファンは、120mmのサイズで最新の空力工学の革新を統合し、前例のない静かな冷却性能となっています。

さらに、4ピンPWMバージョンを搭載しており、PWMファンヘッダーを介した完全自動速度制御をサポートしているため、付属のローノイズアダプターを使用することで最大速度を2000rpmから1700rpmに低減可能です。

ノクチュア特有のデザインカラーになっていますが、性能は非常に優れています。
ケースファンは色の相性よりも冷却性能と静音性を重視する人におすすめです。

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静音電源ユニット

電源ユニットは、電源を供給する部品になっているため、冷却が大切です。
付属しているファンによっては、唸るような音が発生してしまいます。
こちらでは、静音性を重視している電源ユニットを厳選しました。

MSI MAG A850 GL PCIE5

メリット
  • 16ピン(12VHPWR)PCIe5.0コネクターに標準対応
  • 奥行き140mmというコンパクトなサイズ
  • シングルレーン設計による高出力と安定性
デメリット
  • 一般的なPCユーザーには過剰な性能

MSIのATX3.0およびPCIE5.0など、最新のハードウェア基準との互換性で注目されている電源ユニットです。
これにより、最新のNVIDIA GeForce RTX 4000シリーズのグラボを搭載したシステムを構築できます。

600Wまでの電力を供給できるネイティブ16ピン(12VHPWR)PCIe 5.0コネクタを含むため、現在および将来の高性能アップグレードも可能です。
デザイン面では、12V HPWRケーブルのコネクタが簡単な識別のために黄色に着色されており、迅速かつ簡単な接続が可能な安全設計が採用されています。

ケーブルは根元から簡単に曲がるように設計されており、ケーブル管理を簡素化できるため、初心者にとっても優しいです。
総じて、静音性とアップグレードを求めている人におすすめの電源ユニットといえます。

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ゲーミングPCの静音化・騒音対策方法

ゲーミングPCの静音モデルを紹介してきました。最初から静音仕様のゲーミングPCを購入するのも大事ですが、既にあるゲーミングPCを静音化することも大切。そこで今回は、ゲーミングPCの騒音対策方法について紹介します。

ファンの掃除をする

ファンにホコリが溜まっていると、騒音・異音が発生しやすくなります。ファンからカリカリというような音がする場合、普段と違った音が鳴る場合は、ホコリが溜まっている可能性が高いです。

PC内部には、空気と一緒に多少なりともホコリが入り込みます。ケースによっては防塵フィルターが搭載されている場合もありますが、長い間放置しているとそれでも汚れます。

ファンを含め、定期的に掃除すると常に大人しい状態で使い続けられます。

そのうえ、耐久性も変わってくるので、掃除は必須です。

CPUグリスを塗り直す

ゲーミングPCに搭載されているCPUと、CPUクーラーの間にはヒートシンクというパーツがあります。このパーツに塗られているのが、CPUグリスです。

ゲーミングPCには、購入時からグリスが塗られています。グリスは潤滑剤の一種で、塗られていると冷却性が高くなるのが特徴です。そのうえ、BTOメーカーの場合は冷却性の高いグリスが使われるケースも多い傾向があります。

このグリスは、自然と落ちてしまいます

CPUグリスが堕ちると、冷却性能が下がります。冷却性能が下がるとファンがより多く回転するようになり、騒音の原因になりがちです。

そのため、CPUグリスは定期的に塗り直すのが大切になります。グリスの寿命は約2年だと言われているため、2年周期で塗り直しましょう。

タスクマネージャーで負荷を管理する

タスクマネージャーで、起動中のアプリの管理をして負荷をコントロールすることも大切です。

タスクマネージャーは、「ESC」+「Ctrl」+「Shift」で起動します。タスクバーを右クリックして、タスクマネージャーを選択しても起動可能です。

タスクマネージャーには、現在起動中のアプリが上のほうに表示されます。プロセスにある「CPU」をクリックすれば、負荷が高い順にソートされるので、ここで負荷をチェックしましょう。

現在使っていないアプリで、負荷が高いものがあれば、閉じてください。

画面上は落したと思っていても、バックグラウンドで動くアプリもあります。不要なら、そちらも落しましょう。

こうして負荷を管理することで処理が軽くなり、結果的にファンの音が静かになります。

静音化の設定をしてファンの回転数を制御する

ファンの回転数を制御するのも、ゲーミングPCの静音化方法としておすすめです。

ファンの回転数を制御する方法は、3種類あります。

  • マザーボードメーカーの専用ソフトから設定する
  • ファンコントローラーから設定する
  • UEFI BIOSから設定する
  • フリーのファンコントロールソフトから設定する

専用ソフトやファンコントローラーは、メーカーにより仕様が異なります。メーカーによっては提供がない場合もあるので、あるかどうか一度チェックしてみましょう。購入時の説明書があれば、載っている可能性もあります。

UEFI BIOSも、マザーボードにより有無が異なるので注意しましょう。

これらのうちどれもない場合は、フリーのファンコントロールソフトから設定する方法があります。

ただし、フリーソフトは必ず安全性を口コミなどで確かめてからにしましょう。有名なソフトは、「SpeedFan」です。

インストールするだけで、簡単にファンの回転数を設定できます。ファンコントロール専用のソフトなので、操作もわかりやすいです。

なお、ファンの回転数を落とすときは冷却性能を損なわないように注意しましょう。

ゲーミングノートPCの静音化方法

ゲーミングノートPCは、デスクトップ型よりも熱を持ちやすいです。そのため、音も大きくなりがち。

ゲーミングノートPCの静音化には、冷却台がおすすめです。ノートPC用の冷却台が、さまざまなメーカーから販売されています。上にゲーミングノートPCを置くだけで使えるので、楽です。

なお、製品によって、冷却方法が異なります。

金属素材の冷たさで冷やす製品もあれば、ファンが搭載されている製品もあり、さまざま。ファンが搭載されているほうが冷却性能は高いですが、冷却台のファンもなるべく静かなものを選ばないといけなくなります。

おすすめなのは、エレコムの「SX-CL22LSV」という冷却台です。

大型ファンを1基搭載している、アルミ製の冷却台です。最大70CMFの十分な風量で、なおかつ25dBと音も静か。ノートPCの冷却によるファンの音を軽減できるうえに、台自体も静音仕様なので全体的に音が少なくなります。

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まとめ

本記事では、ゲーミングPCの静音モデルのおすすめ製品などを紹介してきました。

ゲーミングPCはその用途のために、一般的なPCよりも音が大きくなりがちです。既にあるゲーミングPCを静音化したり、はじめから静音仕様のゲーミングPCを購入したりすることで快適に使えるよう工夫するのが大切。

自分だけでなく、周囲の快適性にも関わってくるため、騒音対策はしっかりと行いましょう。