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水冷式搭載おすすめゲーミングPC10選!選び方や空冷式との違いを紹介

空冷式よりも、冷却性能が高くて静音性も期待できる水冷式のゲーミングPCを探している人向きの記事です。高性能なゲームを長時間プレイするためには、冷却システムが重要となります。

水冷式搭載のゲーミングPCは、優れた冷却性能と静音性から注目されていますが、どのモデルを選べばよいのか迷っている人も多いです。

そこでこの記事では、以下の内容を紹介します。

  • 水冷式と空冷式の違い
  • 水冷式搭載ゲーミングPCの特徴と選び方
  • おすすめの水冷式搭載ゲーミングPC10選

自分にあった水冷式搭載のゲーミングPCを選びたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

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水冷式と空冷式の違い


水冷式と空冷式の違いは、冷却方法に水と空気を利用する違いがあります。空冷式はファンとヒートシンクを使用して空気の流れで熱を放出し、水冷式は液体を使用して熱を移動させ、ラジエーターで冷却する方法です。

水は空気よりも熱伝導率が高いため、より効率的に熱を移動させられます。水冷式の主なメリットは、優れた冷却性能です。

また、水冷式はファンを必要としないため、動作音が大幅に低減する特徴もあります。

水冷式搭載ゲーミングPCの特徴


水冷式搭載のゲーミングPCは、その優れた冷却性能と静音性から、高性能なゲームを長時間プレイするユーザーにとって魅力的な選択肢となります。

とくに、CPUやGPUのオーバークロックを行うユーザーにとっては、水冷式の冷却性能は必須です。しかし、水冷式搭載のゲーミングPCは、設置やメンテナンスが難しく、またコストも高くなるというデメリットがあります。

メリット デメリット
冷却性能が優秀
静音性が優秀
コストが高い
サイズが大きい

空冷式は設置が容易で、コストも比較的低いです。しかし、冷却性能は水冷式に劣り、ファンの動作音が大きいというデメリットがあります。

水冷式搭載ゲーミングPCの選び方


水冷式搭載のゲーミングPCにもさまざまな種類があります。自分の合ったモデルを選ぶために、選び方を記載するので、参考にしてください。

ラジエーターサイズから選ぶ

ラジエーターのサイズは、冷却性能に大きく影響します。大きなラジエーターは、より多くの熱を効率的に放出できますが、PCケース内のスペースを取るため、PCサイズが大きいです。

ラジエーターサイズの種類は主に4種類です。

  • 120mm
  • 240mm
  • 280mm
  • 360mm

240mm以上のモデルを選ぶのをおすすめします。120mmですと、冷却性能とコストを考えると空冷式のほうがお得です。

CPUが一定以上のスペックから選ぶ

CPUのスペックは、ゲームのパフォーマンスに大きく影響します。TDP(熱設計電力)が100W以上のCPUや、高性能なGPU(RTX 3080以上)を搭載する場合、水冷式の冷却性能が必要です。

水冷式はコストが高いため、TDPが低いCPUには必要ありません。Core i5やRyzen5くらいのCPUの場合は、空冷式で冷却が間に合う場合が多いです。

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搭載されているメーカーから選ぶ

水冷式搭載のゲーミングPCは、多くのメーカーから提供されています。各メーカーは、独自の冷却システムやデザインを採用しているため、自分の好みやニーズに合ったメーカーを選ぶことが重要です。

BTOメーカーによっては、パーツメーカーの記載がないところもあります。水冷式クーラーメーカーから選ぶ場合は、パーツメーカーの記載がされているBTOメーカーから購入するのがおすすめです。

主なBTOメーカーを見てみると、ドスパラはメーカー名が記載されていますが、カスタマイズページまで進まないと確認ができません。
マウスコンピューターフロンティアは製品によって違いがあります。
各パーツのメーカーが記載してあるのは、豊富なカスタマイズができるサイコムパソコンショップセブンです。

水冷式搭載のおすすめゲーミングPC10選

ゲーミングPCを専門としているスタッフが水冷式搭載のゲーミングPCのなかから、おすすめの10機種を厳選しました。水冷式のゲーミングPCの購入を考えている人は参考にしてください。

メーカー 商品名 CPU グラボ メモリ ストレージ
ドスパラ GALLERIA ZA7C-R47 Core i7-14700KF GeForce RTX 4070 16GB SSD Gen4 1TB
ドスパラ GALLERIA UA9R-R49 7950X搭載 Ryzen9 7950X GeForce RTX 4090 32GB SSD Gen4 1TB/HDD 2TB
マウスコンピューター G-Tune DG-I7G70 Core i7-13700F GeForce RTX 4070 32GB SSD Gen4 1TB
マウスコンピューター G-Tune FZ-I9G90 Core i9-14900KF GeForce RTX 4090 64GB SSD Gen4 2TB
サイコム G-Master Hydro Z790/D4 Core i7-13700K GeForce RTX 4080 16GB SSD NVMe 500GB
フロンティア FRGBLB650E/SG2 Ryzen7 7800X3D GeForce RTX 4070 Ti 32GB SSD NVMe 1TB
ツクモ G-GEAR neo GX9J-T231/ZB3 Core i9-13900KS GeForce RTX 4080 32GB SSD Gen4 2TB
セブン ZEFT Z45AG Core i7-13700KF GeForce RTX 4070 Ti 32GB SSD Gen4 1TB
ストーム PG-KFSTi47 Core i7-14700F GeForce RTX 4070 Ti 32GB SSD NVMe 1TB
ark arkhive AG-IR24Z79ARV9-H7F Core i9-14900KF Radeon RX 7900 XTX 32GB SSD Gen4 2TB

ドスパラ GALLERIA ZA7C-R47

メリット
  • 幅広い用途に使用できるスペック
  • 冷却性と静音性が抜群
  • CPUとグラボのバランスに優れている
デメリット
  • ゲームプレイだけならオーバースペック

CPUにCore i7-14700KFを搭載しているハイスペックのゲーミングPCです。
CPUクーラーにDEEPCOOL GAMMAXX L240 V2を採用しています。

信頼あるメーカーの水冷式を搭載しているため、冷却性と静音性が抜群です。
グラボには、RTX 4070、メモリ16GB、ストレージはSSD Gen4 1TBと申し分ないスペックになっています。

CPUとグラボのバランスが非常によいため、MMORPGをプレイするのにおすすめのゲーミングPCです。

メーカー ドスパラ
CPU Core i7-14700KF
グラボ(GPU) GeForce RTX 4070
メモリ 16GB
ストレージ SSD Gen4 1TB

ドスパラ GALLERIA UA9R-R49 7950X搭載

メリット
  • 動画編集にも向いているモデル
  • 4K画質のゲームプレイもできる
  • 負荷のかかる作業でも問題ない
デメリット
  • スペックを扱い切るには専門的な知識やノウハウが必要

CPUにRyzen9 7950X、CPUクーラーにASETEK 624S-M2水冷式を搭載しているゲーミングPCです。
メモリ32GB、ストレージがSSD Gen4 1TBとHBB 2TBを標準装備しているため、ゲームだけでなく動画編集にも向いています。

グラボにはRTX 4090を搭載しており、4K画質のプレイも可能です。

負荷のかかるゲームや作業にも耐えられるスペックのため、本モデル1台でゲーミングとクリエイティブ作業ができます

メーカー ドスパラ
CPU Ryzen9 7950X
グラボ(GPU) GeForce RTX 4090
メモリ 32GB
ストレージ SSD Gen4 1TB/HDD 2TB

マウスコンピューター G-Tune DG-I7G70

メリット
  • シンプルで耐久性が高いデザイン
  • ゲーム以外の作業にも対応できる処理能力
  • ストレージ(容量)が大きくデータ保存に困らない
デメリット
  • 水冷式搭載モデルのなかではスペックが控えめ

CPUはCore i7-13700F、グラボにRTX 4070を搭載したミドルスペックのゲーミングPCです。
CPUクーラーは240mmラジエーターを採用している水冷式になっています。

メーカーの記載はありませんが、240mmのラジエーターを搭載しているため、十分な冷却性能です。
メモリ32GB、ストレージSSD Gen4 1TBになっており、ゲーム以外の作業にも対応できる処理能力を持っています。

水冷式搭載モデルのなかでは、スペックが控えめなため、初めて水冷式搭載ゲーミングPCを購入する人におすすめです。

メーカー マウスコンピューター
CPU Core i7-13700F
グラボ(GPU) GeForce RTX 4070
メモリ 32GB
ストレージ SSD Gen4 1TB

マウスコンピューター G-Tune FZ-I9G90

メリット
  • メモリとストレージが大容量
  • フルタワーで拡張性やメンテナンス性に優れる
  • 搭載されているパーツが高スペック
デメリット
  • 置くスペースが確保できない人にはおすすめできない

CPUはCore i9-14900KF、グラボはRTX 4090というマウスコンピューターで最高峰のスペックです。
CPUクーラーは360mmラジエーターを採用しており、TDPが高いCPUでも安心できます。

冷却性能を少しでも向上させたい人はグリスのカスタマイズがおすすめです。
メモリ64GB、ストレージSSD Gen4 2TBになっており、メモリ不足による処理落ちの心配はありません。

PCサイズがフルタワーになっているため、置くスペースが確保できる人におすすめです。

メーカー マウスコンピューター
CPU Core i9-14900KF
グラボ(GPU) GeForce RTX 4090
メモリ 64GB
ストレージ SSD Gen4 2TB

サイコム G-Master Hydro Z790/D4

メリット
  • カスタマイズ性に優れている
  • デュアル水冷システムで高い冷却性能
  • 長時間使用しても熱がこもらない
デメリット
  • ストレージ容量がやや小さい

カスタマイズ性が優れており、標準構成のCPUがCore i7-13700K、グラボがRTX 4080になっています。
CPUクーラーはサイコムオリジナルの120mmユニットですが、ファンに Noctua NF-F12 PWMを採用しています。

標準装備でも十分ですが、240mmモデルもあるため、自分好みのパーツにカスタマイズがおすすめです。
本モデルは、サイコムの特徴である、グラボにも水冷式クーラーを搭載しているデュアル冷却システムを採用しています。

熱問題に悩みたくない人におすすめのゲーミングPCです。

メーカー サイコム
CPU Core i7-13700K
グラボ(GPU) GeForce RTX 4080
メモリ 16GB
ストレージ SSD 500GB

フロンティア FRGBLB650E/SG2

メリット
  • フロンティアで最高峰のゲーミングPC
  • バランスがよくて扱いやすいパーツ構成
  • 光るゲーミングPCでかっこいい
デメリット
  • 派手なデザインが好きな方には合っていない

CPUはRyzen7 7800X3D、グラボはRTX 4070 Tiを搭載しているフロンティアで最高峰のゲーミングPCです。CPUクーラーには、シルバーストーンのSST-PF240-ARGB-V2、240mmを採用しています。

Ryzen 7800X3DはTDP120Wなので、バランスのよい構成です。メモリは32GB、ストレージはSSD 1TBで、ゲームを快適にプレイできます。

PCケースもシルバーストーン製になっているため、メーカーから選ぶ人におすすめです。
光るゲーミングPCが好みの人に向いています。

メーカー フロンティア
CPU Ryzen7 7800X3D
グラボ(GPU) GeForce RTX 4070 Ti
メモリ 32GB
ストレージ SSD 1TB

ツクモ G-GEAR neo GX9J-T231/ZB3

メリット
  • シンプルで使いやすいデザイン
  • 購入時に細かい部分までカスタマイズできる
  • あらゆるゲームを高画質で楽しめる
デメリット
  • カスタマイズする際にはボトルネックなどに注意する

CPUはCore i9-13900KSというIntel CoreのなかでTDPが最高レベルを搭載しているゲーミングPCです。CPUクーラーには、FractalDesignの水冷一体型240mmクラスラジエーターを採用しているため、熱暴走の心配はありません。

グラボにはRTX 4080、メモリは32GB、ストレージがSSD Gen4 2TBになっており、あらゆるゲームを高画質で楽しめます。CPUは必要に応じてダウングレードが可能です。

Apex Legendsやフォートナイトのような1フレームが大事なゲームに向いています。

メーカー ツクモ
CPU Core i9-13900KS
グラボ(GPU) GeForce RTX 4080
メモリ 32GB
ストレージ SSD Gen4 2TB

セブン ZEFT Z45AG

 

メリット
  • 耐久性とデザイン性を両立している
  • 動画編集やゲーム配信も快適におこなえる
  • SSD Gen4搭載なのでデータ通信が速い
デメリット
  • 手入れをしないと汚れが目立ってしまう

CPUは、Core i7-14700KF、グラボにRTX 4070 Tiを搭載しているミドルスペックのゲーミングPCです。CPUクーラーには、クーラーマスターのMASTERLIQUID 240L CORE ARGBを採用しています。

メモリが32GB、ストレージがSSD Gen4 1TBを搭載しているため、動画編集などの作業も快適です。PCケースは耐久性とデザイン性を両立しているモデルになっています。

白い水冷式搭載ゲーミングPCを探している人におすすめです。

メーカー セブン
CPU Core i7-14700KF
グラボ(GPU) GeForce RTX 4070 Ti
メモリ 32GB
ストレージ SSD Gen4 1TB

ストーム PG-KFSTi47

メリット
  • 270°強化ガラスPCケースを採用
  • オリジナルのCPUクーラー
  • PC内部を楽しめるデザイン
デメリット
  • クリエイティブ作業をしないならややオーバースペック

CPUにCore i7-14700F、グラボはRTX 4070 Tiを搭載している270°強化ガラスのゲーミングPCです。
CPUクーラーには、ストームオリジナルのST-AIO240_PLUS WHを採用しており、簡易水冷の液晶に時計や温度を表示できます

メモリは32GB、ストレージはSSD 1TBと申し分ないスペックで、さまざまなゲームを快適にプレイ可能です。
ストームの新しいモデルになっており、ゲーミング業界で注目されています。

PCケースも270°強化ガラスになっているため、PC内部までしっかりと確認できるのも魅力です。

PC内部を楽しみたい人におすすめの1台です。

メーカー ストーム
CPU Core i7-14700F
グラボ(GPU) GeForce RTX 4070 Ti
メモリ 32GB
ストレージ 1TB NVMe SSD

arkhive AG-IR24Z79ARV9-H7F

 

メリット
  • 冷却性能が高くて長時間使用できる
  • 動画編集やゲーム配信でも問題ない
  • 部屋に溶け込みやすい黒いデザイン
デメリット
  • ゲームプレイならオーバースペック

CPUは、Core i9-13900KF、グラボはRadeon RX 7900 XTXを搭載しているハイスペックのゲーミングPCです。

NZXT KRAKEN 360 RGB Blackという360mmサイズ水冷クーラーを搭載しているため、冷却性能が高く長時間使用しても熱の心配はありません。

メモリが32GB、ストレージはSSD 2TBになっており、十分なスペックです。

動画編集やゲーム配信などにも対応できるだけのスペックを持っているため、クリエイティブ作業なども幅広くおこないたい方には向いています。

メーカー ark
CPU Core i9-14900KF
グラボ(GPU) Radeon RX 7900 XTX
メモリ 32GB
ストレージ 2TB Gen4 SSD

自作ゲーミングPC向けの水冷式CPUクーラーおすすめ3選

水冷式のCPUクーラーを搭載させたいけど、数多くの製品から選びきれない人向けに水冷式のCPUクーラーを厳選しました。
冷却性能が優れているモデルからデザインが映えるモデルまで紹介しています。

MSI MAG CORELIQUID M360

メリット
  • 水冷ポンプに耐久性の高い三相モーターを採用
  • 騒音レベルが20 dBと低く、静かな運用が可能
  • ARGBファン3基搭載で美しい構築が可能
デメリット
  • 大型のラジエーターなので、搭載サイズに注意

MSIのARGBファン3基が搭載されており、美しい照明効果を楽しめる水冷式CPUクーラーです。
本モデルの最大の特徴は、独自のカーブを描く水冷ベースプレートにあります。

このプレートはCPUを完全にカバーしているため、強力な冷却性能です。
また、水冷ポンプには耐久性の高い三相モーターが採用されており、振動を最小限に抑えながら長時間の稼働ができます。

さらに、12本の高密度水路を備えた分流設計により、冷却されたクーラントが逆流することで非常に効率的です。
高い冷却性能と耐久性、美しいデザインで、ゲームや重い作業を行うユーザーに向いています。

オウルテック ARGB LED搭載 120mm×3基 (OWL-LCP360ARGB)

メリット
  • 純白のデザインで、オールホワイト系のゲーミングPCに最適
  • 高性能モデルである120mmファンを3台搭載
  • 初心者でも簡単に取り付け可能
デメリット
  • 小型のPCケースには適合しない可能性がある

オウルテックのオールホワイトのデザインで、ゲーミングPCの内部を華やかに彩るCPUクーラーです。
本モデルは、ホワイト系のPCケースに最適で、アドレサブルRGBのLEDが内蔵されており、PC内部を多彩な照明効果で照らします。

水冷ヘッド、ラジエーター、ファンまで、すべてが純白で統一されており、同時発売のOWL-PC4303WHと組み合わせることで、トレンドのホワイトカラーパーツで統一されたPCを簡単に構築可能です。
デザインだけでなく、冷却性能も優れており、アルミニウム製で360mm大型ラジエーターは、熱交換に適したS型熱放散フィンで効率的に放熱します。

白いデザインと冷却性を求めている人におすすめの水冷式CPUクーラーです。

Deepcool LE520 R-LE520-BKAMMN-G-1 FN1917

メリット
  • 220W TDPの優れた熱放散という冷却性
  • 低速で30dB未満の静かなノイズレベル
  • TXケースにも取り付け可能
デメリット
  • 設置が初心者には難しい可能性がある

DEEPCOOLの240mmラジエーター搭載の水冷CPUクーラーです。
本モデルは、効率的なウォーターブロック、厚みのある銅製コールドプレート、そして新しい高性能ARGBファンを搭載しています。

2基の120mm高性能ARGBファンが搭載されており、鮮やかで明るい照明効果です。
これらのファンは、さまざまなマザーボードと同期可能になっており、低速運転時には30dB未満の静かなノイズレベルを保ちながら、高速運転時には最大の風量と静圧になっています。

360mmのサイズは大きいけど冷却性を求めたい人におすすめの水冷式CPUクーラーです。

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水冷式搭載のゲーミングPCが向いている人

水冷式搭載のゲーミングPCは、特定のユーザー層に最適です。
CPUクーラーは既存の機種に取り付けることもできますので、該当する人は変更をおすすめします。

長時間PCを使用する人

水冷式CPUクーラーは、長時間にわたる高負荷作業でも一貫した冷却効果があります。
これにより、長時間ゲームをプレイするゲーマーや、ビデオ編集、3Dモデリングなどのリソースを多く消費する作業を行うユーザーにとって理想的です。

さらに、水冷式CPUクーラーは、長時間作業中にPCのパフォーマンスを最大限に保ち、オーバーヒートによるパフォーマンスの低下を防ぎます
長時間ゲーミングPCを使用し、ファンの音が気になる人は水冷式がおすすめです。

時間だけでなく負荷のかかる作業を頻繁にしている人も冷却性能が優れている水冷式のほうがパフォーマンスが持続します。
総じて、ゲーミングPCのスペックが低い機種でも長時間使い続けたい人や負荷のかかる作業を頻繁にする人は、水冷式CPUクーラーがおすすめです。

発熱しやすいCPU搭載機種を使用している人

高性能なCPUやGPUを搭載したゲーミングPCは、発熱が激しい傾向にあります。
とくにIntelではCore i9-13900KやCore i5-13600Kなど末尾にKが付いているCPUです。

AMD Ryzenは、Ryzen 9 7950Xや7900Xなどの末尾にXが付いている機種は発熱しやすくなっています。
このようなCPUで、オーバークロックを行うユーザーは、水冷式で熱を効率的に排出してシステムの安定性を保てるため、水冷式CPUクーラーが最適です。

CPUの温度はwindowsの標準ソフトやフリーソフトで確認できます。
ゲーミングPCのCPU温度が異常に高い場合は、水冷式に変更するかPC内部を清掃がおすすめです。
高性能なCPUのゲーミングPCに水冷式CPUクーラーを搭載するとハードウェアの寿命を延ばし、長期的なパフォーマンスを維持できます。

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光るゲーミングPCが好きな人

水冷式システムは、視覚的にも非常に魅力的です。
ファンにLEDが搭載されているモデルが多くあるだけでなく、ヘッド部分に液晶ディスプレイを採用しているモデルもあります。

さらに、豊富なカラーのチューブやクーラントを取り入れると色鮮やかに仕上げることが可能です。
透明なチューブ、カラフルな液体、ARGBによるLEDライティングを組み合わせることで、個性的で目を引くPCを構築することができます

カスタマイズ性が高いため、自分だけのユニークなゲーミングPCを作りたいユーザーや、ゲーミング環境に特別な雰囲気を加えたいユーザーに水冷式CPUクーラーは最適です。

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水冷式についての質問


水冷式クーラーについてのよくある質問をまとめました。
冷却性能が優れているのはわかったけど、ほかにも疑問がある人におすすめの内容です。
少しでも疑問を解消してから水冷式搭載のゲーミングPCを購入しましょう

簡易式と本格式の違いは?

水冷式クーラーには大きく分けて簡易式と本格式があります。

簡易式水冷クーラーは、一体型であり、水冷ヘッド、ラジエーター、ファンがセットになっています。

BTOメーカーで販売されているモデルは、簡易式水冷クーラー搭載モデルがほとんどです。設置が容易で、自作PCで水冷式を初めて導入する人に向いています。

冷却性能は本格式のほうが優秀です。本格式水冷クーラーは、水冷ヘッド、ラジエーター、ファン、ポンプ、チューブ、冷却液などを個別に選び、自分で組み立てる必要があります。

このため、設置は難しく、ある程度の知識と技術が必要です。冷却性能は非常に高く、自分の好みに合わせてカスタマイズできます。

本格水冷式のメリットは?

本格水冷式の最大のメリットは、優れた冷却性能です。簡易式とは違い、個別にパーツを選べるため、冷却性能が優れています。

本格水冷式は自分の好みに合わせてカスタマイズすることが可能です。ラジエーターのサイズや形状、チューブの材質や色、冷却液の色など、自分だけのオリジナルの水冷式クーラーを作ることができます。

しかし、メンテナンスが必要や水漏れの危険があるなどのデメリットがあるため、十分な知識がない人にはおすすめできません

水冷式クーラーの寿命はどのくらい?

水冷式クーラーの寿命は、3年~5年といわれています。5年以上は使用することは可能ですが、冷却液の交換やチューブの清掃など、定期的なメンテナンスが必要です。

時間経過と共に冷却水の量が減っていき冷却性能が劣ります。簡易式と本格式では、メンテナンスの難易度が異なるため、自分のスキルレベルに合ったものを選ぶことが重要です。

まとめ


水冷式搭載のゲーミングPCはその優れた冷却性能と静音性から、高性能なゲームを長時間プレイするユーザーにとって魅力的な選択肢になります。

自作PCを組み立てる場合は、簡易式と本格式の選択も可能です。しかし、水冷式はコストも高くなるというデメリットがあります。

長時間プレイやゲームのほかにもPCに負荷のかかる作業を予定している人は、水冷式搭載ゲーミングPCがおすすめです。これらの要素を考慮した上で、自分のニーズに最も適したモデルを選びましょう。