ノートパソコンは、外出先でも使えて便利です。
ただ、熱がこもりやすいという弱点があります。高性能なゲーミングノートパソコンは特に、熱を発しやすいです。
そこで、ノートパソコン冷却台という製品があります。
しかし、これも「意味ない」と言われることもあり、賛否両論です。意味がないかどうかは、人によって変わります。
そこで本記事では、冷却台の効果と必要性について紹介したうえで、効果が高い冷却台のおすすめモデルについて紹介していくので、ぜひご参考ください。
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冷却台とは?効果と種類を解説
ノートパソコン冷却台とは、ノートパソコンを上に乗せて底面の温度上昇を抑えるための製品です。まずは、そんな冷却台の効果と必要性、種類について解説していきます。
ノートパソコン冷却台の効果と必要性
By: サンワダイレクト
まずは、ノートパソコン冷却台の効果について解説します。
画像にあるように、冷却台を使うことでノートパソコンの表面温度が9℃抑制されました。表面温度とはいえ、9℃も温度上昇を抑えられれば、内部パーツにも高い冷却効果が期待できます。
続いて、必要性について。
CPUは、稼働していると熱を発するものです。70℃から80℃あたりになることが多く、それを超えると処理能力が明らかに低下します。
その状態で使い続けると熱暴走を起こし、故障の原因になりかねません。
処理負荷が高いゲームを長時間プレイする場合には、特に熱が発生しやすいです。
というのも、ノートパソコンはデスクトップに比べて、熱に弱い傾向があります。
冷却性能が高い大型ファンや、水冷クーラーを搭載させられないのが理由のひとつです。
そのうえ、パーツ同士が隣接します。熱を発するパーツ同士が隣接すると、互いの熱で互いを温めてしまう熱干渉が発生。
これが、ノートパソコンの冷却効率が低い理由です。
これを冷却台で補えるため、ノートパソコン冷却台はノートパソコンを快適に使ううえで必要だと言えます。
ノートパソコンの冷却台の種類
ノートパソコン冷却台には、吸引式と送風式の二種類があります。どちらを選ぶかによって、冷却効果が変わってくるので、冷却台を選ぶときは種類を知っておきましょう。
そんな吸引式と送風式のそれぞれの特徴について、紹介していきます。
吸引式
吸引式は、内部にあるターボファンが回転することで、ノートパソコンの排気口から熱気を吸収する方式です。ノートパソコンの排熱口に直接取り付けるタイプが、一般的。
ただ、底面排気のノートパソコン向けに、天板にノートパソコンを置くタイプもあります。
そんな吸引式は、小さいのが最大のメリットです。持ち運びしやすく、外でも快適に使えます。
ただし、冷却効果は送風式のほうが高いです。どちらも使えるノートパソコンであれば、冷却効果を取るか携帯性を取るかで選ぶことをおすすめします。
送風式
送風式は、ノートパソコンの冷却台では最も一般的な種類です。
ファンを使って風を送り、天板に乗せられたノートパソコンの底面に直接風を当てます。局所に当てるものもありますが、全体に当てるものが多いです。
さらに、局所に当てるモードと全体に当てるモードを切り替えられる製品もあります。
そして、送風式は冷却効果が吸引式より高いのが特徴です。吸引式はあくまで排熱を促すだけですが、送風式は風を送ることで熱された空気を冷やす役割があります。
また、スタンドの役割を果たす製品が多いのも特徴のひとつ。
ノートパソコンに高さと角度をつけられます。
高さと角度がつくことで、モニターの視認性が向上。そのうえ、自然な角度で使えるため首や肩、目の負担軽減にもつながります。
一方、吸引式より大きく重いのがネックです。なかには、1kgを超えるものもあります。
持ち運びにはあまり便利ではないので、据え置きで使うのがおすすめです。
どうしても外でも送風式を使いたい場合は、薄くて軽い製品を選びましょう。
ノートパソコン冷却台の選び方
ノートパソコン冷却台の効果と必要性、種類について解説してきました。今度は、実際にノートパソコン冷却台を購入する際にチェックしたい選び方について紹介します。
静音性で選ぶ
ノートパソコンに限った話ではありませんが、PCに熱がこもるとファンの回転数が上がります。回転数が上がると、音が大きくなるのがネックです。
冷却台を使うことで、温度上昇を抑えられます。
温度上昇を抑えることで内蔵ファンの音が静かになるのが、いいところです。
ただ、その冷却台自体がうるさいと静音性は結局低くなってしまいます。
そこで、静音性が高い冷却台を選ぶのがおすすめです。
一般的には、20dBから25dB前後の騒音レベルであれば、不快感がなく作業に集中できるとされています。
20dBというのは、木の葉のふれあう音と同程度の騒音レベルです。25dBは、鉛筆の筆記音程度。いずれにしても、場所と時間帯を選ばず使える程度の音です。
静音効果にこだわる場合は、騒音レベルをチェックし、25dB以下の冷却台を選びましょう。
なお、静音性を売りにしている製品のページには、騒音レベルの記載がある場合が多いです。ない場合は、静音性があまり高くない可能性があります。
まずは記載の有無をチェックし、次に騒音レベルをチェックしてふるいにかけるのがおすすめです。
素材で選ぶ
ノートパソコン冷却台の素材は、アルミと樹脂素材が一般的です。
樹脂素材は、プラスチックのこと。熱伝導率が低い素材なので、樹脂素材の冷却台にノートパソコンを乗せても、素材自体から受ける冷却効果がありません。
冷却性能をファンのみに頼るので、どうしても騒音レベルは高くなりがち。冷却効果と静音性を期待する方には不向きです。
ただ、軽くて安い製品が多いので、持ち運びには向いています。
一方アルミ素材は、熱伝導率が高いのが魅力です。ノートパソコン底面から、熱を効率よく吸収して逃がせます。
そのため、冷却性能が高いのがいいところです。
基本的には、アルミ素材を選ぶのがおすすめ。プラスチックは、持ち運び用として考えておきましょう。
本体の構造で選ぶ
メッシュ構造がある冷却台がおすすめです。
メッシュというのは、空気の通り道になる孔があいている構造のこと。編み目のような作りをしており、通気性が高いのが特徴です。
熱がこもった空気が逃げやすく、冷却効率が高くなります。
そのうえ、ファンの風が直接当たりやすいのもいいところです。ファンによる冷却効果も、高くなります。
また、ファンを動かさなくても、デスクの上に直置きするよりもメッシュ構造のアルミ製冷却台に置いておいたほうが、熱がこもりにくくなるのも大きなメリットです。
角度調整があるものを選ぶ
ノートパソコン冷却台は、角度調整が可能な製品がおすすめです。
角度を調整することで、作業が快適になります。
ノートパソコンは、モニターの位置が低いです。このままの状態で使うと、首や肩がこりやすくなります。
モニターは、目線の高さに合わせるのがおすすめです。目線の高さとモニターの上辺の位置が合うのが、体への負担が小さいモニター配置だとされています。
冷却台に角度調整機能があると、このモニター配置にしやすくなるのが大きなメリット。
さらに、内蔵キーボードが打ちやすくなるのも角度調整のメリットのひとつです。
人間の手をデスクに自然に落としたとき、手首には少し角度が生まれます。
そのため、ノートパソコンの水平な角度は、手首にとって不自然な形です。角度調整によってそれを少しでも自然な形に近づけられれば、キーボードが打ちやすくなります。
また、手首にとって自然な状態でタイピングできるため、タイピング時の手首への負担も軽減されるのもいいところです。
パソコンのサイズに合うものを選ぶ
冷却台は、ファンの位置が重要です。
ファンが適切な位置にあることで、熱を効率よく除去できます。
たとえば冷却台が大きすぎて、一部のファンがノートパソコンに当たらない位置に来てしまえば、元も子もありません。
逆に小さすぎても、風に当たる面積が狭くなり、冷却効果が下がります。
使うノートパソコンのサイズと、冷却台が対応しているサイズをしっかりと確認しましょう。
風量の大きさで選ぶ
ノートパソコンの冷却台を選ぶ際は、風量が大事です。
風量(CFM)により、冷却効果が変わります。風量が大きければ、それだけ風を当てられるため、冷却効果が高くなるということです。
CFMというのは、風量の大きさを表す単位のこと。
冷却台がどれだけの風量をノートパソコンに当てられるかの指標になるので、チェックしておきましょう。
ファンの数で選ぶ
ノートパソコン冷却台は、ファンの数で選ぶのも大切です。
ファンの数により、冷却性能が変わります。ファンの数が多いほうが、それだけ送風できる風量も大きくなるものです。
もちろん、ファンが少なくても風量が大きい製品はあります。
ただ、ファンが多いほうが、「さまざまな場所に風を当てられる」というメリットがあります。
このメリットのほうが、風量の大小よりも大きいです。局所的に大きな風量の空気を当てるよりも全体に風が均等に当たるほうが、より熱が逃げやすくなります。
ファンの配置で選ぶ
ファンの数だけでなく、配置も大事です。
パソコンの吸気口の位置に、ファンがあると冷却効果が高くなります。吸気口にファンの風が当たると、内部に風を送り込むことが可能です。
底面を冷やすだけでなく、内部を直接冷やせます。
そのため、吸気口の位置にファンが来る配置かどうか見ておきましょう。
風量調整やUSBポートなど機能性で選ぶ
ノートパソコン冷却台のなかには、風量調整機能やUSBポート機能などを備えたモデルがあります。
風量を調整できると、熱がこもっているときは大きくして落ち着いているときは小さくするという使い方が可能です。
これにより、冷却性能と静音性能の両立ができます。段階的に風量を調整できる段階式と、無段階で調整できる無段階式の二種類がありますが、これはどちらでも構いません。
無段階式のほうが微調整がしやすいですが、段階式でも段階の数が多ければ細かく調整可能です。好みのほうを選びましょう。
また、冷却台にはUSBポート機能を搭載しているものがあります。
冷却台の電源供給をUSBで行う場合、ポートが1つ埋まってしまうのがネックです。ノートパソコンは、ただでさえポート数が少ない傾向があります。
それがひとつ埋まるので、ほかの周辺機器も接続したい場合に不便。
USBポートが搭載されていれば、そのデメリットを解消できます。
ノートパソコン冷却台の注意点
ここまで、ノートパソコンの冷却台の必要性について解説し、選び方について紹介しました。冷却台は非常に便利ですが、一部に注意しなければならない点もあります。
そこで今度は、ノートパソコン冷却台の注意点について解説するので、ぜひご参考ください。
底面排気の場合は逆効果になる
底面排気のノートパソコンで送風式の冷却台を使うと、逆効果になります。
排気口がふさがってしまい、熱された空気が逃げ場を失ってしまうのが理由です。
逃げ場を失った空気は、内部に留まろうとします。熱された空気が内部にとどまり、パーツをさらに熱してしまうので逆効果です。
必ず、排気口が底面にないことを確認したうえで、送風式の冷却台を使いましょう。
なお、吸引式の場合は逆効果になりません。送風式と吸引式を切り替えられるタイプなら、排気口から直接熱された空気を吸えるので、おすすめです。
平らなデスクの上で使う
ノートパソコン冷却台は、平らなデスクの上で使いましょう。
理由は、排気効率を上げることです。
クッション、ソファ、膝の上などに置いて作業をしていると、排気口がふさがります。内部に熱がこもりやすくなるので、注意が必要です。
さらに、それらは熱を吸収しにくいのもネック。
平らなデスクで使いましょう。
また、冷却台を置く場合は特に、平坦でないと使いにくいです。冷却台の角度調整がうまくいかなかったり、変にがたついたりしかねません。
氷や保冷剤などは使わない
水分が中に入ってしまいかねないので、氷や保冷剤などは使わないようにしてください。
氷は、溶けて水になります。保冷剤は温まることで結露してしまうもの。
それらの水分がパソコンの内部に入り込み、ショートしてしまう可能性があります。
冷却台の代わりとして使わないことはもちろん、冷却台のファンの風を冷風にしようとして併用するのもNGです。
定期的に掃除する
ノートパソコン冷却台は、定期的に掃除しましょう。
掃除しなければ、冷却台の冷却効率が下がります。
冷却台のファンに汚れやホコリがたまり、ファンの動きが鈍くなるのが原因です。
なお、掃除方法は簡単。ブロワーでホコリを吹き飛ばしたり、カバーを開けてピンセットで一つひとつ除去したりするだけです。
【安い】ノートパソコン冷却台おすすめ4選
ここまで、ノートパソコン冷却台の選び方や注意点などについて解説してきました。ここからは、実際におすすめのノートパソコン冷却台を特徴ごとに4つずつ紹介します。
まずは、安いノートパソコン冷却台のなかから、おすすめモデルを4つ紹介していくので、ぜひご参考ください。
FOBELEC ノートパソコン冷却パッド
By: amazon.co.jp
本機は、安いものの機能が豊富です。
まず、風量調整を3段階まで調整できます。風量も決して弱くはなく、調整も可能なので使いやすいです。
続いて、角度調整も4段階で可能。約1700円という安さで、この機能性は魅力的です。
さらに、USBポートが2つあります。ノートパソコンの少ないポート数を占領することなく、むしろ1つ増えるので快適に使えるのが魅力的です。
メーカー | FOBELEC |
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風量調整 | 3段階 |
ファン | 2基 |
角度調整 | 最大30°(4段階) |
寸法(長さ×幅×高さ) | 249×220×27mm |
USB | Type-A |
ELECOM ノートパソコン冷却台 SX-CL22LSV
By: amazon.co.jp
本機は、ファンが1基と数こそ少ないですが、その分大型のファンを搭載しているのが特徴です。
本機に搭載されているのは、20cmの大型ファン。ノートパソコンの冷却台としては、比較的大きいです。
ファン1基とは思えないほど、冷却性能が高いのがいいところ。
さらに、静音性能も比較的高めです。
大型ファンなので、少ない回転数で風量を確保できます。回転数が抑えられるので、静音性能が比較的高いということです。
そのうえ、アルミニウム製の天板を採用しています。天板素材による冷却効果があるのも、静音性能が高い理由のひとつです。。
騒音レベルは、ささやき声と同程度。オフィスでも、深夜の自宅でも問題なく使えます。
メーカー | エレコム |
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風量調整 | 2段階 |
ファン | 1基 |
角度調整 | 4段階 |
寸法 (長さx幅x高さ) | 390 x 290 x 33 |
USB Type | Type-A |
LiANGSTAR ノートパソコン冷却パッド
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本機は、ファンの数が比較的多いです。
ファンが6基搭載されています。2000円台の安い冷却台としては、破格の数です。配置も効果的に冷やせるように工夫されています。
ノートパソコンの底面全体に空気を当てられるため、冷却効率が高いです。
さらに、熱伝導率が高いアルミ素材を採用。メッシュ加工されている面積が広いので、通気性がよく冷却効率が高いです。
そして、機能が豊富なのも本機の魅力のひとつ。
動かすファンを3パターンで変更できます。局所的に風を当てるのか、全体に当てるのかを変更可能。場面によって使い分けられるのが、便利な点です。
たとえば、静かにしたい場面ではファンの稼働数を抑えたり、ゲームプレイ中は全てのファンを稼働させたりできます。
また、背面と側面にそれぞれスマホスタンドを格納。スマホを見ながらノートパソコンで作業がしたい方には、最適です。
メーカー | LiANGSTAR |
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風量調整 | 無段階 |
ファン | 6基 |
角度調整 | 7段階 |
寸法 (長さx幅x高さ) | 255 x 360 x 30 |
USB Type | Type-A |
ミヨシ 2WAY 2FAN ノートPCスタンド スタンダードタイプ(NSF-03)
By: amazon.co.jp
本機は、パンチング板を採用しています。
パンチング板とは、金型を使って穴あけ加工を施した金属の板のことです。メッシュ同様、通気性が向上して熱を逃がす効果があります。
そのうえ、軽くなるというのもメリットのひとつ。
さらに、本機は角度調整の幅が広いです。
6段階で、細かく調整できます。無段階よりは大味にはなるものの、自分好みの角度を探しやすいです。
そして、風量調整は無段階。低価格帯で無段階調整を採用しているのが、大きなメリットです。自由に風量を調整できるので、場面によって冷却効率を重視したり静音性を重視したりと、使い分けられます。
メーカー | ミヨシ |
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風量調整 | 無段階 |
ファン | 2基 |
角度調整 | 6段階 |
寸法 (長さx幅x高さ) | 270 x 370 x 33 |
USB Type | Type-A |
【冷却性能最強】ノートパソコン冷却台おすすめ4選
ここまで、安いノートパソコン冷却台について紹介してきました。安い冷却台にも冷却性能が高い製品はありますが、数は少ないです。
そこで今度は、冷却性能最強のノートパソコン冷却台のおすすめモデルを4つ紹介していきます。
KLIM Wind
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本機は、PCクーラーブランドの冷却台ということで、安心感があります。
特徴的なのは、まず冷却性能の高さです。
毎分1200回転できるファンが、4基搭載されています。回転数が多いので、風量が大きいです。
それが4基も搭載されているため、冷却効率が非常に高くなっています。
さらに、USBポートを2つ搭載。
そして、ケーブルホルダーも完備しています。邪魔になるケーブルをすっきりとまとめておけるので、ケーブルがごちゃごちゃするのが嫌な方におすすめです。
USBポートもそうですが、便利な機能が豊富に搭載されているのも本機の魅力のひとつだと言えます。
また、対応しているノートパソコンのサイズが11インチから19インチと、幅広いです。基本的には、どのようなノートパソコンでも快適に使えます。
メーカー | KLIM |
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風量調整 | なし |
ファン | 4基 |
角度調整 | 1段階 |
寸法 (長さx幅x高さ) | 40.1 x 27.2 x 3.1 |
USB Type | Type-A |
ELECOM SX-CL23LBK
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本機は、風量が大きい14cmファンを2基搭載しているのが特徴です。
最高回転数は、約1300RPM。最大風量は、約58CFMです。ノートパソコン冷却台としては、回転数が高く風量が大きいのが魅力。
さらに、冷却ファンの風量をダイヤルで細かく調整できます。
そのうえ、冷却ファンの回転数を一気に最高まで引き上げる爆風モードを搭載。スイッチ一つで最大回転数にできるのが便利です。
また、吸引式と送風式の2種類のモードを切り替えられます。
底面排気のノートパソコンでも、安心です。
メーカー | ELECOM |
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風量調整 | ダイヤル式 |
ファン | 2基 |
角度調整 | なし |
寸法(長さ×幅×高さ) | 280×45×64mm |
USB | Type-A |
Tuayoo 冷却パッド-K5
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本機は、7cmファンを6基搭載しています。ファンの数が多く、効率よく冷やせるのが特徴です。
ノートパソコンの底面全体に、風を効率よく当てられます。
最大回転数は2600RPM、最大風量は75CFMで冷却効果が非常に高いです。風量調整も無段階で可能なので、場面に応じて効率よく冷却できます。
さらに、角度調整が使いやすいです。
0~30°の間で、5段階調整できます。自分のスタイルや体にぴったりな角度に調整できるので、体の負担を軽減可能。
そして、機能が豊富です。
USBポートを2つ搭載しており、マウスやキーボードなどを接続できます。ほかにも、ずれ落ちを防ぐストッパーや滑り止めなど機能性が豊かです。
メーカー | Tuayoo |
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風量調整 | 無段階 |
ファン | 6基 |
角度調整 | 5段階 |
寸法 (長さx幅x高さ) | 360 x 300 x 32 |
USB Type | Type-A |
KEYNICE ノートパソコン冷却パッド
By: amazon.co.jp
本機は、各種調整機能が非常に便利なのが特徴です。
まず、ファンの回転数調整機能。ボタンで調整できるのが、非常に便利です。ボタン式は、あまり多くないので。本機ならではの魅力だと言えます。
続いて、送風モードの変更機能。
3つの送風モードを搭載しています。どのファンを稼働させるかを、選択可能です。狙った場所のみを冷却しやすく、便利。
ただ、角度調整がスタンド式の2段階なのがネックです。角度なしか、つけるかの二択になります。
とはいえ、下部のスペースがあくのでケーブルを通すなど、便利に使えるのはいいところです。
メーカー | KEYNICE |
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風量調整 | 5段階 (3送風モード) |
ファン | 6基 |
角度調整 | 2段階 |
寸法 (長さx幅x高さ) | 410 x 300 x 3 |
USB Type | Type-A |
【静音】ノートパソコン冷却台おすすめ4選
冷却性能最強のノートパソコン冷却台を紹介しましたが、冷却性能最強の冷却台は音が少し大きいのがネックです。静音性に関しては、犠牲になります。
そこで今度は、ノートパソコン冷却台のなかから、静音性が高いおすすめモデルを4つ紹介するので、ぜひご参考ください。
AOYATE 冷却ファン ノートパソコン用
By: amazon.co.jp
本機の騒音レベルは、25dBです。
紙に鉛筆で文字を書くときの音と、同じレベルになります。時計の秒針の音とも同じです。
つまり、日常的には気にならないレベルだと言えます。
さらに、17インチまで対応可能なのもいいところです。ノートPCは、一般的には大きくても17インチ程度。さまざまなノートPCに合わせやすいです。
そして、冷却性能は必要十分といったところ。非常に高いということはありませんが、作業用としてなら問題がないレベルには温度上昇を抑えてくれます。
ゲームは負荷が高い作品の場合、効果が薄くなるものの、そこまでハイエンドなGPUを使わない場合には十分です。
一般的なRPGやアクションゲームなどを遊ぶ人には、最適だと言えます。
メーカー | AOYATE |
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風量調整 | 無段階 |
ファン | 6基 |
角度調整 | 7段階 |
寸法 (長さx幅x高さ) | 360 x 255 x 27 |
USB Type | Type-A |
quilalatec 【MAMiO】 ノートパソコン 冷却台 冷却ファン
By: amazon.co.jp
本機は、14cmの大型ファンを2基搭載しています。複数のファンを搭載しているノートパソコン冷却台としては、非常に大きいです。
さらに、ファン速度は1000±10%RPM、最大風量は115CFM。大型ファンを2基搭載させていることにより、最大風量が大きく冷却性能が高いです。
そして、静音性能も非常に高くなっています。
騒音レベルは、21dBです。ささやき声よりも静かな程度。木の葉のふれあう音とあまり変わらない静けさです。
静かで、なおかつ冷却性能最強のノートパソコン冷却台が欲しい方には最適だと言えます。
メーカー | quilalatec |
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風量調整 | なし |
ファン | 2基 |
角度調整 | 2段階 |
寸法 (長さx幅x高さ) | 250 x 330 x 24 |
USB Type | Type-A |
Petasonien ノートパソコン冷却パッド
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本機は、フルアルミボディが特徴です。
天板だけでなく、スタンドアームもアルミ製。土台までアルミです。
天板がアルミなので冷却効率がいいのはもちろん、全体的にアルミが使われているため耐久性が高いのが魅力。耐荷重も10kgまでなので、安心です。
そのぶん本体重量がありそうなものですが、約780gと比較的軽くなっています。
携帯性が比較的高いです。
さらに、スタンドの調整幅が非常に広いのも本製品の魅力のひとつだと言えます。
0~180°まで対応しており、非常に広いです。ここまで広く調整できる冷却台は、なかなかありません。
そのうえ、高さも出すことができるので、外付けキーボードとマウスを使うのには適しています。
メーカー | Petasonien |
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風量調整 | 無段階 |
ファン | 2基 |
角度調整 | 最大180° |
寸法 (長さx幅x高さ) | 249 x 220 x 27 |
USB Type | Type-C |
サンワサプライ ノートパソコンクーラー 冷却台
By: amazon.co.jp
本製品には、17cmの大型ファンが1基搭載されています。1基でも大型なので、広範囲に直接風を当てられるのがいいところです。
冷却効果は、高いと言えます。そのうえ風量調整も無段階で行えるので、便利です。
さらに、非常に高い静音性能を誇ります。騒音レベルは、20dBです。
木の葉のふれあう音や、夜の寝室の静けさと同じ騒音レベルになっています。オフィスでも深夜でも、音が気になることはありません。
また、8段階までの角度調整やUSBポート機能、ノートパソコンと接続したままファンをオンオフできる機能など、機能性も豊富です。
非常によくできた静音タイプの冷却台だと言えます。
メーカー | サンワダイレクト |
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風量調整 | 無段階 |
ファン | 1基 |
角度調整 | 8段階 |
寸法 (長さx幅x高さ) | 350 x 255 x 26 |
USB Type | Type-A |
ノートパソコン冷却台のよくある質問
ここまで、ノートパソコン冷却台の必要性やおすすめ製品などについて幅広く解説してきました。最後に、ノートパソコン冷却台のよくある質問への回答を紹介します。
わからないことや不安なことがある方は、ぜひご参考ください。
ノートパソコン冷却台は自作できる?
簡単なものなら、自作可能です。
たとえば、このような作り方があります。
アルミ素材のかごを逆さにして置き、かごのなかに小型扇風機を入れてください。こうすれば、簡易的な冷却台になります。
ただし、市販品ほど効果が高くありません。
本格的な冷却台も自作可能ですが、難しいです。
たとえば3Dプリンターなどで樹脂製パーツを作り、そこに冷却ファンを設置。電源を供給できるように簡単な電子工作も行うなどすれば、本格的な冷却台が作れます。
ただ、知識と技術が必要です。
ノートパソコンの冷却台は意味ない?
意味がないとは言えません。
たしかに、「冷却」という言葉から想像できるほどの冷却効果は得られないことが多いです。
短時間でキンキンに冷えるということは、決してありません。
冷却台は、長時間使って熱を抑える役割を果たします。長時間使用時の発熱を何℃か抑える程度ですが、それでもないよりは快適です。
ノートパソコン冷却台には、そうして温度をいくらか抑えるという意味があります。
ノートパソコンの冷却台は100均でも買える?
冷却台と言えるほどのものは、100均にはありません。
ただ、セリアやダイソーなど一部の100均には、放熱スタンドが販売されていることがあります。
これは、ノートパソコンの底面をデスク天板から浮かせて、熱を逃がしやすくするものです。
このような簡易的に放熱しやすくする製品はありますが、冷却台はありません。
ノートパソコンの冷却はアルミ板でも効果がある?
アルミ板に乗せるだけでも、ある程度の冷却効果は見込めます。
アルミは、熱伝導率が高いです。木製のデスクの天板に置くより、熱を逃がしやすくなります。
そのため、冷却台は天板にアルミを使った製品が多いです。
つまり、ファンがなくてもアルミ板だけである程度の効果は得られるということになります。
ただし、ファンがある冷却台ほどの高い効果は得られません。あくまでも、1℃か2℃ほど温度上昇を抑える程度です。
ノートパソコン冷却台のまとめ
本記事では、ノートパソコン冷却台のおすすめ製品などについて紹介してきました。
冷却台は単純な製品ですが、製品ごとにさまざまな違いがあります。使っているノートパソコンとの相性もあるので、しっかりと吟味して選ぶことが大切です。
本記事で紹介した選び方やおすすめモデルを参考にしつつ、自分に合ったノートパソコン冷却台を選びましょう。