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フルタワーのPCケースおすすめ20選!安いモデルや静音モデルと水冷搭載可能モデルまでご紹介

ゲーミングPCの自作を考える際、最も重要な部分の一つがPCケースの選択です。
とくに、フルタワーのPCケースはその大きさと拡張性から多くのエンスージアストに支持されています。

しかし、どのモデルを選ぶべきか迷っている人も多いです。
こちらの記事では、フルタワーのPCケースのおすすめ20選を紹介します。

安いモデルから静音モデル、さらには水冷搭載可能なモデルまで、ガジェットハックが厳選しました。
これからPC自作を考えている人はもちろん、次のアップグレードを検討している人にも役立つ情報を提供します。

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  1. フルタワーPCケースとは
  2. フルタワーPCケースの選び方
    1. 機能性で選ぶ
    2. 拡張性で選ぶ
    3. デザインで選ぶ
  3. フルタワーPCケースを販売しているおすすめメーカー
    1. Thermaltake(サーマルテイク)
    2. Fractal Design(フルクタルデザイン)
    3. COOLER MASTER(クーラーマスター)
  4. 安いフルタワーPCケースおすすめ5選
    1. サーマルテイク(Thermaltake) Core V71 TG CA-1B6-00F1WN-04
    2. フルクタルデザイン(Fractal Design) Pop XL Air RGB TG FD-C-POR1X-01
    3. シルバーストーン(SilverStone) SST-PM01B-RGB
    4. サーマルテイク(Thermaltake) Core P6 TG Black
    5. クーガー(COUGAR) PANZER MAX
  5. 静音性が高いフルタワーPCケースおすすめ5選
    1. フルクタルデザイン(Fractal Design) Define 7 XL Solid FD-C-DEF7X-01
    2. フルクタルデザイン(Fractal Design) Torrent Solid FD-C-TOR1A-05
    3. コルセア(CORSAIR) iCUE 7000X RGB Tempered Glass
    4. クーラーマスター(COOLER MASTER) COSMOS C700P Black Edition
    5. ファンテックス(FANTECHS) Enthoo Luxe 2 PH-ES719LTG_DBK01_JP
  6. 水冷式を搭載できるフルタワーPCケースおすすめ5選
    1. コルセア(CORSAIR) 7000D AIRFLOW
    2. サーマルテイク(Thermaltake) TT Premium The Tower 900
    3. エイスース(ASUS) TUF GAMING GT501
    4. クーガー(COUGAR) PANZER MAX
    5. シルバーストーン(SilverStone) Temjin TJ04-E
  7. おしゃれなフルタワーPCケース5選
    1. サーマルテイク(Thermaltake)  VIEW 51 TG ARGB
    2. エイスース(ASUS) ROG Hyperion GR701
    3. シャークーン(Sharkoon) ELITE SHARK CA700
    4. フルクタルデザイン(Fractal Design) Torrent TG FD-C-TOR1A
    5. クーラーマスター(COOLER MASTER) HAF 700 EVO
  8. フルタワーPCケースに関するQ&A
    1. フルタワーケースの大きさや重量はどのくらい?
    2. フルタワーPCケースのメリットは?
    3. フルタワーPCケースで最大の容量はどのくらい?
  9. まとめ

フルタワーPCケースとは


フルタワーPCケースはPCケースのなかで1番大きいサイズです。
ハイスペックなパーツを搭載できるため、ハイエンドモデルを組み立てる時に用いられています

ほかのケースと比べるとカスタマイズ性が非常に高いだけでなく、価格帯もほかのサイズと比べると高くなっています。
ミドルサイズと比べると需要がない分、シンプルなデザインが多いです。

ハイエンドモデルを組み立てる前提なため、パーツに負荷がかかるので静音性と冷却性が課題
冷却性は、CPUクーラーを水冷式や大型のものにすることで補えますが、静音性をパーツで補うのは困難といえます。

フルタワーPCケースは、カスタマイズ性に優れているため、選び方が重要です。

フルタワーPCケースの選び方


フルタワーPCケースの選び方はさまざまありますが、そのなかから重要な項目を3つ紹介します。
何を重視するのかを決めておくことで、選びやすいです。

容積があるため、大きいパーツも搭載可能ですが、モデルによって違います。
使用頻度や今後アップグレードを考えているなど、組み立て後のことを考えて選ぶのがおすすめです。

選び方を大きく3つに分けましたので、参考にしてください。

機能性で選ぶ

冷却性能や静音性から選ぶ方法です。
エアフローを重視し音が漏れても冷却性をとるのか、エアフローは劣るが、音が漏れにくい静音性を重視するのかは、使い方によって変わります。

ケースを静音重視のものにし、パーツは冷却性能を重視したモデルを搭載するなどの工夫が必要です。
ほかにもインターフェースの位置もケースごとに違いがあり、配線のしやすさが変わります
パネルの開閉のしやすさも重要です。

ドライバーレスなどのケースはカスタマイズ性に優れているという特徴があります。
搭載するパーツで冷却性能は補うことが可能ですが、静音性は困難です。

拡張性で選ぶ

搭載できるパーツのサイズもケースによりさまざまです。
フルタワーであれば、ATXのマザーボードを搭載できますが、E-ATXはモデルによっては搭載できません。

グラボやCPUクーラーの搭載可能サイズにも違いがあります。
ドライブベイの数もモデルにより違うため、組み立てたい目的から逆算するのがよいです。

ほかにも、デュアルシステムという電源を2つ搭載できるケースがあったり、ケースファンの設置台数もモデルによって違ったりします。
搭載したいパーツを先に決めておくのがおすすめです。

デザインで選ぶ

フルタワーPCケースは、ミドルタイプと比べると数が少ないですが、レパートリーは豊富です。
シンプルなデザインから光るデザインまであるため、好みのデザインを選びましょう。

好みのデザインを選ぶことで、丁寧に扱うため故障のリスクが減ります
デザインは搭載パーツにより変えることもできますが、ベースはPCケースのデザインです。

自らの手で塗装などを施すのは、おすすめできません
メーカー保証も受けられなくなり、失敗してしまうと性能も損なう可能性があります。
画像や動画を入念にチェックしてデザインを確認してから購入するのがおすすめです。

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フルタワーPCケースを販売しているおすすめメーカー


フルタワーPCケースを販売しているメーカーからおすすめを厳選しました。
有名なメーカーばかりで、間違いのないPCケースを選べます

Thermaltake(サーマルテイク)

サーマルテイクは1999年1月に台湾で設立されたPCパーツメーカーです。
独特なデザインで自作PC市場では有名なメーカーです。

PCケースだけでなく、CPUクーラーや電源ユニットなどのパーツはもちろん、デバイスやアクセサリーまで扱っています。
フルタワーPCケースは黒が基調の落ち着いたデザインのものが多いです。

「オープンフレーム」という囲われていないPCケースもあるため、幅広い自作PCを組み立てられます。
世界的に人気のメーカーで注目を浴びています。

Fractal Design(フルクタルデザイン)

2010年に日本上陸したスウェーデンのPCパーツメーカーです。
スカンジナビアデザインという北欧独特のデザインのPCケースを販売しており、日本でも人気です。

PCケースのほかにも電源ユニットやCPUクーラー、アクセサリーも扱っています。
独特のデザインはもちろんですが、静音性を重視しているメーカーなため、フルタワーPCケースのなかで注目のメーカーです。

検査はすべてスウェーデンの本社で行うこだわりを見せており、安心して購入できます。

COOLER MASTER(クーラーマスター)

設立が1992年からと古くから親しまれている台湾のPCハードウェアメーカーです。
ヨーロッパやアメリカにも拠点を持っており、世界的に注目されています。

PCパーツだけでなく、アクセサリーやデバイスまで幅広い商品を扱っており、BTOメーカーでも使われることが多いです。
フルタワーPCケースはLEDを搭載しているモデルが多く、ゲーミングPCらしいデザインを組み立てたい人に向いています。

PCケースファンやCPUクーラーの冷却性が非常に優秀なため、冷却性能を重視している人はパーツまでクーラーマスターで揃えるのもおすすめです。

安いフルタワーPCケースおすすめ5選

フルタワーPCケースは高価格帯なため、できる限り安いモデルを選びたい人向けに厳選しました。
ケースには予算をかけず内部パーツを充実させるのもフルタワーPCケースならではの選び方といえます。

サーマルテイク(Thermaltake) Core V71 TG CA-1B6-00F1WN-04

サーマルテイクのフルタワーPCケースです。
サイドに4mmの強化ガラスを採用しており、内部を見られるデザインで、搭載するパーツにより雰囲気が変わります。

最大9基のケースファンを取り付け可能で、冷却性が優秀です。
5.25インチベイもあり、グラボも大きなサイズまで搭載できますが、コスパが非常に優れています。
大きなデメリットがないため、初心者の人におすすめです。

タイプ フルタワー型
サイズ(幅x高さx奥行) 230x583x560mm
対応マザーボード E-ATX/ATX/MicroATX
ドライブベイ 5.25インチ×2/3.5or2.5インチ×8
対応グラボ 最大480mm
価格 25,145円(税込)

フルクタルデザイン(Fractal Design) Pop XL Air RGB TG FD-C-POR1X-01

フルクタルデザインのフルタワーPCケースです。
白いデザインになっており、LEDケースファンが映えます。

水冷式のCPUクーラーは装着しづらい欠点がありますが、冷却性の高いケースなため、空冷式で十分です。
ドライブベイの豊富さの評判がよいため、複数ストレージや光学ドライブを搭載したい人に向いています。

フルタワーPCケースには珍しく2万を切るコスパのよさに注目です。

タイプ フルタワー型
サイズ(幅x高さx奥行) 230x520x522mm
対応マザーボード E-ATX/ATX/MicroATX/Mini-ITX
ドライブベイ 5.25インチ×2/3.5or2.5インチ×3/2.5インチ×2
対応グラボ 最大455mm
価格 18,982円(税込)

シルバーストーン(SilverStone) SST-PM01B-RGB

シルバーストーンのフルタワーPCケースです。
RGBファンが派手に光っており、デザイン性が目立ちます。

対応しているマザーボードやドライブベイが少し物足りないですが、ほかのスペックは堅実です。
搭載可能なグラボやラジエターサイズも大きく、カスタマイズ性もあります。

シルバーストーンという有名メーカーで2万を切るコスパのよさは見逃せないです。

タイプ フルタワー型
サイズ(幅x高さx奥行) 220x571x560mm
対応マザーボード ATX/MicroATX
ドライブベイ 3.5or2.5インチ×4/2.5インチ×5
対応グラボ 最大419mm
価格 19,324円(税込)

サーマルテイク(Thermaltake) Core P6 TG Black

サーマルテイクの変幻自在なフルタワーPCケースです。
パネルの構成によっては、オープンフレームのPCケースに変わります

フロント、サイド、トップが強化ガラスを採用しており、内部を見られるデザインです。
強化ガラスの使用枚数が多いため、重いというデメリットがあります。

拡張性が豊富で、カスタマイズ性も高いため、アップグレードを考えている人向きです。
静音性はないため、オープンフレームで使用して冷却性に特化するのもおすすめといえます。

タイプ フルタワー型
サイズ(幅x高さx奥行) 255x565x530mm
対応マザーボード ATX/MicroATX/Mini-ITX
ドライブベイ 3.5or2.5インチ×4/2.5インチ×2
対応グラボ 最大400mm
価格 23,577円(税込)

クーガー(COUGAR) PANZER MAX

クーガーのメンテナンス性が優れているフルタワーPCケースです。
対応しているマザーボードの種類が豊富で、さまざまなスペックに対応できます。

水冷式のCPUクーラーの取り付けがしづらい欠点がありますが、そのほかに大きな欠点はありません。

キーボードトレイやヘッドセットフックなどの細かい気遣いがあるPCケースです。
アクリル板を使用しているため、軽量になっており、持ち運びも楽にできます。

タイプ フルタワー型
サイズ(幅x高さx奥行) 266x612x556mm
対応マザーボード XL-ATX/E-ATX/ATX/MicroATX/Mini-ITX
ドライブベイ 5.25インチ×2/3.5インチ×2/2.5インチ×4
対応グラボ 最大390mm
価格 24,222円(税込)

静音性が高いフルタワーPCケースおすすめ5選

フルタワーPCはハイエンドなモデルが多いため、冷却性能が一定以上必要です。
冷却性を上げると静音性に欠けるため、最大の課題である静音性を重視したPCケースを紹介します。

フルクタルデザイン(Fractal Design) Define 7 XL Solid FD-C-DEF7X-01

フルクタルデザインの静音性が優秀なフルタワーPCケースです。
静音性に特化したスチールパネルを使用しています。

ほかにも防振ゴム付きのHDDトレイや防音素材を使用しており、静音性は抜群です。

E-ATXのマザーボードや5.25インチドライブベイも搭載可能で、フルタワーPCケースとしてのカスタマイズ性にも優れています。
シンプルなデザインになっており、万人に受け入れられるPCケースです。

タイプ フルタワー型
サイズ(幅x高さx奥行) 240x566x604mm
対応マザーボード EE-ATX/E-ATX/ATX/MicroATX/Mini-ITX
ドライブベイ 5.25インチ×2/3.5or2.5インチ×6/2.5インチ×2
対応グラボ 最大549mm

フルクタルデザイン(Fractal Design) Torrent Solid FD-C-TOR1A-05

フルクタルデザインのエアフローに特化したフルタワーPCケースです。
冷却性に優れていますが、フルタワーPCケースとしては静音性も優れています。

フロントに180mmのケースファンが標準搭載しており、エアフローが非常に優秀なため、CPUクーラーは空冷式がおすすめです。
水冷式にしてしまうと、フロントファンの効果がイマイチになってしまいます。

E-ATXまでマザーボードが対応しており、カスタマイズ性も高いです。
配線をキレイにするマジックテープ式のケーブルタイが採用されています。

タイプ フルタワー型
サイズ(幅x高さx奥行) 242x530x544mm
対応マザーボード E-ATX/ATX/MicroATX/Mini-ITX
ドライブベイ 3.5インチ×2/2.5インチ×4
対応グラボ 最大461mm

コルセア(CORSAIR) iCUE 7000X RGB Tempered Glass

コルセアの白いフルタワーPCケースです。
ケース自体の静音性は普通ですが、最大120mmファンを12基搭載できます。

重量があるケースになっているため、数多くのファンを起動させてもビビリ音がありません。
ドライブベイも豊富になっており、カスタマイズ性も優秀です。

ラジエターも360mmを同時に3基搭載可能で、水冷式にも対応できます。
自由度の高いフルタワーPCケースになっており、自作プランにこだわっている人におすすめです。

タイプ フルタワー型
サイズ(幅x高さx奥行) 248x600x550mm
対応マザーボード E-ATX/ATX/MicroATX/Mini-ITX
ドライブベイ 3.5or2.5インチ×6/2.5インチ×3
対応グラボ 最大450mm

クーラーマスター(COOLER MASTER) COSMOS C700P Black Edition

クーラーマスターの曲面強化ガラスを使用しているフルタワーPCケースです。
フロントパネルに吸音材が貼ってあり、フロントからの音を軽減しています。

重量感があるモデルになっており、ファンなどの振動によるビビリ音はないです。
E-ATXや5.25インチのドライブベイも搭載可能な拡張性に優れています。

ほかにもチムニーレイアウトやインバートレイアウトにも対応可能な自由度。
自作PCに慣れている玄人から初心者まで幅広い人におすすめです。

タイプ フルタワー型
サイズ(幅x高さx奥行) 306x651x639mm
対応マザーボード E-ATX/ATX/MicroATX/Mini-ITX
ドライブベイ 5.25インチ×1/3.5or2.5インチ×4/2.5インチ×4
対応グラボ 最大490mm

ファンテックス(FANTECHS) Enthoo Luxe 2 PH-ES719LTG_DBK01_JP

ファンテックスのデュアルシステムが可能なフルタワーPCケースです。

サイドパネルに隙間ができないようにスポンジで目張りしてあるため、音漏れは気になりません。
すべてのパネルに吸音材を貼ってあるわけではなく、冷却性も確保しているバランスがよいPCケースです。

シンプルなデザインで、ドライブベイとCPUクーラーのバランス次第で、さまざまなスペックのPCを組み立てられます。
ARGBコントローラーの色が豊富なため、自分好みに光らせることが可能です。

タイプ フルタワー型
サイズ(幅x高さx奥行) 240x570x595mm
対応マザーボード E-ATX/ATX/MicroATX/Mini-ITX
ドライブベイ 3.5or2.5インチ×4/2.5インチ×3
対応グラボ 最大503mm

水冷式を搭載できるフルタワーPCケースおすすめ5選

水冷式のCPUクーラーを搭載できるフルタワーPCケースを紹介します。
ハイエンドモデルを組み立てるためには、水冷式クーラーは重要です。
価格よりも冷却性を重視する人におすすめのPCケースになっています。

コルセア(CORSAIR) 7000D AIRFLOW

コルセアの最も野心的なビルドを組み立てるためのフルタワーATXケースです。
エアーフローを最適化したスチールフロントパネルを採用しており、最大の吸気量を確保し、高い冷却性能を期待できます。

また、CORSAIR RapidRoute ケーブル管理システムを採用しており、内部のケーブルを綺麗に整理することが可能です。
本ケースは360mmのラジエーターを最大で同時に3つ収納することができるため、大型の水冷式クーラーの取り付けも問題ありません。

このような特徴を持つCORSAIR 7000D AIRFLOWは、高い冷却性能を求めるユーザーや、カスタマイズを楽しみたいユーザーにおすすめです。

タイプ フルタワー型
サイズ(幅x高さx奥行) 248x600x550mm
対応マザーボード E-ATX/ATX/MicroATX/Mini-ITX
ドライブベイ 3.5or2.5インチ×6/2.5インチ×4
対応グラボ 最大450mm

サーマルテイク(Thermaltake) TT Premium The Tower 900

サーマルテイクの非常に背の高い夢のようなフルタワーPCケースです。
こちらのフルタワーPCケースは、そのユニークなデザインと機能性で注目を集めています。

まず、ショーケースのようなデザインが採用されており、前面および両側面に5mm厚の強化ガラスパネルが搭載されているため、内部パーツを鑑賞可能です。
PCの美学を楽しめます。
そして、水冷式のCPUクーラーに関して焦点を当てると、このケースはデュアルループの水冷システムを構築することが可能です。

ケースの両側面には最大560mmサイズの水冷ラジエータを搭載可能で、リザーバータンク搭載用のブラケットも2つ装備されています。
水冷式のCPUクーラーを使用したいユーザーにおすすめのフルタワーPCケースです。

タイプ フルタワー型
サイズ(幅x高さx奥行) 423x752x483mm
対応マザーボード E-ATX/ATX/MicroATX/Mini-ITX
ドライブベイ 5.25インチ×1/3.5or2.5インチ×6/2.5インチ×2
対応グラボ 最大400mm

エイスース(ASUS) TUF GAMING GT501

ASUSのカスタマイズのTUFゲーミングスパッタパターンを持つ金属製のフロントパネルと、PCの内部を見せる4mmの厚さのスモーク強化ガラスサイドパネルが採用されたフルタワーPCケースです。

効率的な冷却のために3つの120mm Aura Sync RGBイルミネーションファンと1つの140mmリアPWMファンを装備しています。
さらに、最大7つのファン取り付けポイントがあり、冷却のカスタマイズが可能です。

フロントマウントとトップマウントの両方で360mmの水冷ラジエーターをサポートし、さらに背面には140mmのラジエーター用のスペースもあります。
水冷式のCPUクーラーに関心を持っている人にとって、非常に魅力的なPCケースです。

タイプ フルタワー型
サイズ(幅x高さx奥行) 240x570x595mm
対応マザーボード E-ATX/ATX/MicroATX/Mini-ITX
ドライブベイ 3.5or2.5インチ×4/2.5インチ×3
対応グラボ 最大503mm

クーガー(COUGAR) PANZER MAX

COUGARのフルタワーPCケース、PANZER MAXは、ゲーマーやPC愛好者にとって魅力的です。
本ケースは、その名の通り、戦車のような頑丈さと機能性を持っています。

とくに、水冷式のCPUクーラーに関しての対応力は注目すべき点です。
前面・天面のメッシュパネルはワンプッシュで簡単に着脱が可能で、サイドパネルもネジを使用せずにワンタッチで開閉できるハンドル方式を採用しています。

さらに、このケースの最大の特徴として、水冷と空冷の搭載が可能です。
空冷の場合、ケースファンを最大8基まで搭載できます。
水冷の場合、ラジエーターは120mmから360mmまでのサイズを全て搭載可能です。

タイプ フルタワー型
サイズ(幅x高さx奥行) 266x612x556mm
対応マザーボード E-ATX/ATX/MicroATX/Mini-ITX
ドライブベイ 5.25インチ×2/3.5インチ×2/3.5or2.5インチ×6
対応グラボ 最大390mm

シルバーストーン(SilverStone) Temjin TJ04-E

シルバーストーンのアルミニウムを削りだした高級感のあるフロントパネルが特徴的なPCケースです。
そのデザインは、シンプルでありながらも洗練されており、フロントには5.25インチのベイが4基搭載できます。

冷却に関しては、アルミニウムフィンを実装したHDDヒートシンクが付属しており、マグネット式のダストフィルターも搭載されているため、取り外しも簡単です。
また、背面には静音仕様の排気ファンが1基、サイドとトップには吸気ファンが搭載されています。

注目すべきは、このケースが水冷式のCPUクーラーにも対応している点です。
最大240mmサイズの水冷ラジエーターを取り付けられます。
これにより、高性能なゲームや作業を行う際に排熱を気にしなくて大丈夫です。

タイプ フルタワー型
サイズ(幅x高さx奥行) 214x489x489mm
対応マザーボード ATX/MicroATX
ドライブベイ 5.25インチ×4/3.5インチ×9/2.5インチ×6
対応グラボ 最大431mm

おしゃれなフルタワーPCケース5選

デザインの評判がよい優秀なモデルを厳選しました。
フルタワーPCケースはシンプルなモデルが多いため、デザイン性を重視したい人には向いていませんでしたが、最近はデザインが豊富です。

サーマルテイク(Thermaltake)  VIEW 51 TG ARGB

サーマルテイクのARGBファンが映えるフルタワーPCケースです。
前面に200mmARGBケースファンが標準搭載しており、ゲーミングPCらしいデザインになっています。

フロント、トップ、サイドの3面に強化ガラスを採用しており、内部を見せるデザインです。
本格水冷式のCPUクーラーも組み立てやすい作りになっているため、好みのゲーミングPCに仕上げられます。

グラボを垂直配置にも対応しているため、デザインだけでなくカスタマイズ性も優秀なモデルです。

タイプ フルタワー型
サイズ(幅x高さx奥行) 315x550x525mm
対応マザーボード E-ATX/ATX/MicroATX/Mini-ITX
ドライブベイ 3.5or2.5インチ×2/2.5インチ×2
対応グラボ 最大440mm

エイスース(ASUS) ROG Hyperion GR701

ASUSの2023年3月に販売された最新のフルタワーPCケースです。
全体的に黒で統一されていますが、フロントのダイヤモンド型が非常に映えます。

ハンドルにも兼用が可能で、持ち運びやすい設計です。
アルミ合金によるフレームで、耐久性と軽量化を兼ね備えています。

420mmのラジエターにも対応可能なため、冷却性能も優秀です。
デザインだけでなく、冷却性やカスタマイズ性にも優れているフルタワーPCケースといえます。

タイプ フルタワー型
サイズ(幅x高さx奥行) 268x639x659mm
対応マザーボード E-ATX/ATX/MicroATX/Mini-ITX
ドライブベイ 3.5or2.5インチ×2/2.5インチ×5
対応グラボ 最大460mm

シャークーン(Sharkoon) ELITE SHARK CA700

シャークーンの斬新なデザインのフルタワーPCケースです。
独特なデザインになっており、拡張性や冷却性はほかのケースと比べると劣ります。

ケースの傾斜角度を4段階に調節可能なロボットのようなデザインです。
ARGBファンが5基標準搭載しており、ファンを交換しなくても非常に映えます。
搭載可能なグラボは最大475mmです。

CPUクーラーの対応可能サイズが165mmまでと少し物足りない気がします。
機能性よりもデザイン性を重視する人におすすめです。

タイプ フルタワー型
サイズ(幅x高さx奥行) 250x670x632mm
対応マザーボード ATX/MicroATX/Mini-ITX
ドライブベイ 3.5インチ×2/2.5インチ×6
対応グラボ 最大475mm

フルクタルデザイン(Fractal Design) Torrent TG FD-C-TOR1A

フルクタルデザインの独特なオープングリルデザインのフルタワーPCケースです。
サイドパネルに強化ガラスを採用しており、内部が見られます。

パーツを黒一色にしても、RGB搭載モデルにしてもキレイに仕上がるデザインです。
搭載するパーツ次第で好みのデザインにできます

冷却性や拡張性も優秀で、140mmの大型ファンを搭載しているため、低速運転で静音性も確保可能。
ほとんどのパネルをドライバーフリーで外せるカスタマイズ性も優れているフルタワーPCケースです。

タイプ フルタワー型
サイズ(幅x高さx奥行) 242x530x544mm
対応マザーボード E-ATX/ATX/MicroATX/Mini-ITX
ドライブベイ 3.5インチ×2/2.5インチ×4
対応グラボ 最大461mm

クーラーマスター(COOLER MASTER) HAF 700 EVO

クーラーマスターのフロントRGBが非常に映えるフルタワーPCケースです。
フロントのRGBが映えますが、ソフトで消すことも可能なため、落ち着いたデザインにも変更できます。

サイドパネルには強化ガラスを採用しており、内部が見られるため、パーツによってデザインの変更も可能です。
フロントとトップがメッシュパネルになっているため、エアフローが優れています。

さまざまなサイズのマザーボードに対応しており、グラボの垂直配置に対応可能です。
デザインと冷却性を求めている人に向いています。

タイプ フルタワー型
サイズ(幅x高さx奥行) 291x626x666mm
対応マザーボード E-ATX/ATX/MicroATX/Mini-ITX
ドライブベイ 3.5or2.5インチ×12
対応グラボ 最大490mm

フルタワーPCケースに関するQ&A


フルタワーPCケースを選ぶ際にでてくる疑問を集めました。
PCケースを選ぶ際に疑問をもったままですと、後悔してしまう恐れがあります。
特にフルタワーPCケースは高価格なため、疑問を解消してから購入するのがおすすめです。

フルタワーケースの大きさや重量はどのくらい?

フルタワーのPCケースの大きさは「約高さ55cm~奥行55cm~幅25cm~」です。
何cm以上がフルタワーなどの定義はないため、目安の大きさになっています。

重量は、ケースのみで10kg~25kgくらいになっており、かなり重いです。
メーカーによっては、ミドルタワーくらいの大きさでもフルタワーと記載してあったり、フルタワーと同じくらいでもミドルタワーと記載してあったりします。

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フルタワーPCケースのメリットは?

最大のメリットは大きさです。
搭載するパーツの選択幅があるため、目的に合ったスペックにできます

容量に余裕があるとカスタマイズ性もあり、作業がしやすいです。
ケース内にスキマができることでエアフローが確保できるため、冷却性も期待できます。

しかし、場所を取ることや価格が高いなどのデメリットもあるため、使用用途に沿って決めるのがおすすめです。

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フルタワーPCケースで最大の容量はどのくらい?

容量が70L前後からフルタワーと呼ばれています。

現在販売中で最大のサイズはサーマイルテイクの「The Tower 900」。
サイズが「幅423mmx高さ752mmx奥行483mm」容量が153.6L
です。

搭載するストレージ容量にもよりますが、HDDを10台以上搭載できるため、最大容量は10TB以上になります。
グラボはRTX 4090を問題なく搭載できるサイズです。

大きいPCケースはカスタマイズ性が高いため、自由度もあり組み立てるのが楽しくなります。

まとめ


PCケースのなかでも1番大きいフルタワーPCケースを紹介しました。
フルタワーPCケースは拡張性やカスタマイズ性が高いため、ハイエンドモデルを組み立てられます。

さまざまな種類のフルタワーPCケースのなかから低価格帯、静音性、デザイン性の3つの項目からおすすめを厳選しました。

フルタワーPCケースは、ほかのサイズと比べると高価格なため、失敗しないように下調べが必須です。
コチラの記事を読んで後悔のしないフルタワーPCケースを選びましょう。