ゲーミングPC

【2023年】GTX 1660 Ti搭載のおすすめゲーミングPC6選|グラボの選び方も解説

一般的なゲーミングPCは「性能を限界まで高めたヘビーユーザー向けハイスペックマシン」というイメージがありますが、必ずしも高性能である必要はありません。

現在でも最も人気の高いゲーミングPCは、エントリークラスやミドルクラスの「人気タイトルを気軽に楽しむライトユーザー向け」のモデルです。

本記事では、FPSゲームを始めたいビギナーにおすすめのGTX 1660 Tiを搭載したゲーミングPCをご紹介します。

GTX 1660 Tiは、ローモデルのグラボで、4K画像+240FPS以上の環境でプレイするといった「ヘビーユーザー」には力不足です。RTXシリーズと違い、レイトレーシングによるリアルな表現が難しく、「水面や鏡の映り込み」などの高負荷な処理を苦手としています。

そこまでの性能は必要なく人気タイトルを気軽に楽しみたい方や、サブPCとして探している方向けに最適なマシンを紹介します。

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GTX 1660 Tiの特徴・メリット

GTX 1660 Tiは、2019年2月にリリースされたローエンドのグラボです。

リリース当初は、ミドルクラスとして期待されていましたが、性能や価格面でローエンドモデルとして扱われています。

現行モデルのRTXシリーズに搭載されている、レイトレーシングやDLSS機能を廃止した廉価版として一定の役割を持ったグラボです。

RTXシリーズとは、役割が異なり、フルHD環境で高い性能を発揮します。

ライトユーザー向けのグラボ

GTX 1660 Tiは、ライトユーザー向けのグラボです。

安価に購入できる点、フルHD環境で最適なパフォーマンスを発揮する点からエントリークラスのゲーミングPCに多く採用されました。

GTX 1660 SUPERが登場するまでは、ライトユーザー向けゲーミングPCのほとんどに搭載。

2023年現在では、グラフィック性能こそローエンドですが、環境によっては現行モデルに匹敵するゲーミング性能を有しています。

RTXシリーズは、性能の向上に比例して価格が高くなっており、フルHD環境でのゲームプレイをメインに考えているユーザーは選択肢に入るグラボです。

フルHD環境ではRTX 3050に匹敵

GTX 1660 Tiは、ローエンドなモデルですが、十分に高いゲーミング性能を発揮します。

WQHD環境以上では、性能を上手く発揮できませんが、フルHD環境では現行モデルのRTX 3050に匹敵。RTX 後継モデルの2060と比べても、性能差は10%程度しか違いがありません。

一方、RTX 3050はレイトレーシングやDLSS機能を有しており、グラフィック性能はGTX 1660 Tiよりも高いモデルです。

しかし、GTX 1660 Tiをこれから購入しようと考えている方のほとんどは、高グラフィックでのプレイが中心ではないため、大きな問題とは言えません。

ローエンドモデルとして安価に入手できる

GTX 1660 Tiの最大のメリットは、優れたコスパです。

新品でも4万円台、中古市場では2万円台前半から購入できます。

現行モデルの多くが中古市場でも5万円前後で取引されている点を考えると、フルHD環境でプレイするユーザーには大きなメリット。

一方で、GTX 1660 TiのライバルモデルであるGTX 1660 SUPERとの比較も必要です。定価ベースでは、GTX 1660 Tiとほとんど変わらない性能で、さらに安く購入できるGTX 1660 SUPERは大きな脅威でした。

現在、エントリークラスのゲーミングPCは、GTX 1660 TiからGTX 1660 SUPERに載せ替えられている点からも分かります。

しかし、中古市場においては価格がほぼないため、GTX 1660 Tiを選ぶメリットが大きいです。

GTX 1660 Tiの特徴・メリット

ここまでGTX 1660 Tiの特徴・メリットを解説しました。

GTX 1660 Tiは、フルHD環境で高いゲーミング性能を発揮する、コスパに優れたモデルです。

以下では、おすすめのGTX 1660 Tiモデル3選をご紹介します。

ASUS TUF Gaming GTX 1660 Ti EVO

TUF Gaming GTX 1660 Ti EVOは、ASUSから販売されている耐久性に優れたモデルです。

IP5Xの防塵性能を誇り、時間経過によるパフォーマンス低下を改善。

防護バッグプレートやほこり防止ファンの採用により、長く安定して性能を発揮できるように作られています。

コンパクトなデザインながら、強力なレンダリング能力を有し、最新のシャーシにも搭載可能です。

 

玄人志向 NVIDIA GeForce GTX 1660Ti

玄人志向 NVIDIA GeForce GTX 1660Tiは、メーカー保証3年が付いた安心のモデルです。

3年保証は、高い品質と耐久性の証。

ゲームプレイにおいて、重要な役割を果たすグラボだからこそ、安定して高いゲーミング性能を発揮できるモデルがおすすめです。

90mmのファンを2基搭載。大型ヒートシンクとともに、優れた放熱性を発揮します。

非常に人気が高く、中古市場でも程度のよいモデルが多く販売されているため、入手しやすい点も魅力です。

MSI GeForce GTX 1660 Ti AERO

MSI GeForce GTX 1660 Ti AEROは、MSIから販売されているモデルです。

新品でも安価に購入できるメリットがあり、静音性にも優れています。

分散型と従来型のファンブレードを採用。

分散型は、カーブを描くブレードで、気流を加速させます。従来型は、安定したエアフローを供給する、放熱性にすぐれたモデルです。

低負荷時にはファンを停止させ、静音性を高めています。

新品で、安価にGTX 1660 Tiを購入したい方におすすめです。

GeForce GTX 1660 Ti のスペック

GTX 1660Tiのスペックを表にまとめます。
比較として同GTXシリーズの「GTX 1660 SUPER」、上位機種のRTXシリーズから「RTX 2060」と、2023年1月現在最上位である「RTX 4090」を比較として掲載しました。

GTX 1660 Ti GTX 1660 SUPER RTX 2060 RTX 4090
CUDAコア数 1536 1408 1920 16384
RTコア数 30 128
Tensorコア数 240 512
ベースクロック 1500Mhz 1530MHz 1365MHz 2230GHz
ブーストクロック 1770Mhz 1785MHz 1680MHz 2520MHz
GPUメモリ 6GB GDDR6 6GB GDDR6 6GB GDDR6 24GB GDDR6X
メモリバス帯域幅 288GB/s 336GB/s 336GB/s 1008GB/s
TDP 120W 125W 160W 450W

GTXシリーズとRTXシリーズの大きな違いは「RTコア」と「Tensorコア」の有無です。この違いにより、GTXシリーズのグラボではレイトレーシングやDLSSの恩恵が受けられません。

重量級タイトルを高画質+高FPSで快適にプレイするなら、RTXシリーズの選択が賢明です。

GTXシリーズは、低コストで人気タイトルを気軽に楽しむユーザーや、ライトユーザー向けのグラボといえます。

リアルタイムレイトレーシング(DXR)性能は低い

GTX 1660 Tiは、現行のRTXシリーズと異なり、RTコアやTensorコアがないためリアルタイムレイトレーシング(DXR)の性能は低いです。

Tensorコアを活用したアンチエイリアス技術のDLSSも非対応になっており、最新重量級タイトルのフレームレート向上による安定性にも難があります。

レイトレーシングは、RTX30シリーズに入り、本格的に活用ができるようになった機能です。GTX 1660 Tiでは基本的に性能が足りず、使用できないと考えましょう。

一方、GTX 1660 Tiは、フルHD環境ならば現役として活躍できるグラボです。

レイトレーシングやDLSS機能をなくしている分、安価に入手できるので、コストを抑えたいユーザーにとっても選びやすいモデルになっています。

GTX 1660 Ti のベンチマーク

今回は「3D Mark Fire Strike」と「3D Mark Time Spy」を使用し、測定しました。

以下では、比較としてRTX 2060、GTX 1070とGTX 1060 6Gを使い測定した結果をまとめます。

まずDirectX 11のベンチマークソフト「3D Mark Fire Strike」を使用し、フルHD(1920×1080)とWQHD(2560×1440)で測定しました。

GTX 1660 Tiは、GTX 1060 6Gより約21%スコアが向上しています。


こちらがDirectX 12「3D Mark Time Spy」のスコアになります。解像度はWQHD(2560×1440)です。

わずかですが、GTX 1070よりもスコアが上昇しています。GTX 1660 TiはDirectX 12に対して最適化されているといえるでしょう。

Apex Legends

低設定 高設定 高設定+録画&配信
189.4fps 120.5fps 108.7fps

録画には「GeForce Shadow Play」を使用しました。録画有りのほうが数値として上がっていますが、ランダムに数値を抜き出しているので少し偏った結果となっています。本来なら若干数値は下がるはずです。

結果として低設定なら144fpsを超えているので、かなり負荷のかかる設定でのプレイにこだわらなければ充分ストレスなくプレイできます。高設定だと少しカクつきが出る場面もありますが、一応120fpsでのスコアをだしているのでプレイは可能です。

残念ながら240fpsでのプレイは低設定でも厳しいので、どうしても高フレームレートでプレイしたい場合は上位機種のRTXシリーズの購入を検討してみましょう。

フォートナイト

最大 最小 平均
低画質 347fps 140fps 244fps
最高画質 118fps 83fps 102fps

画面解像度はそれぞれフルHD(1920×1080)で測定しています。

比較的軽量なので最高画質でも平均102fpsを出しており、グラフィックス品質を最大にしても60fps以上のフレームレートを維持できるので快適なプレイが可能です。

低画質でフレームレートを優先した場合最大で347fpsという数値を叩き出しており、測定している間もほぼ150fps以上をキープしていました。

120Hzや144Hzの高いリフレッシュレートのモニター性能をフル活用できます。

FF14

フルHD WQHD
fps 102.3fps 67.2fps
スコア 15135 10064

上の表はいずれも最高品質でのスコアとなっております。フレームレートを見る限りWQHDでも60fpsを上回る性能を出しており、ストレスなく快適なプレイが可能です。

補足として、次シリーズのFF15のベンチマークはかなり重い部類に入るのですが、GTX 1660 TiならフルHDで70fpsを出せました。

国産の人気ソフト「ファイナルファンタジー」シリーズは十分に楽しめますが、さらに上のプレイを目指すのであれば上位機種の購入を検討しましょう。

モンスターハンターワールド:アイスボーン

低設定 高設定 最高設定
フルHD(1920×1080) 122fps 69fps 52fps
WQHD(2560×1440) 106fps 45fps 33fps

こちらはソロプレイの数値となるので、4人でのマルチプレイの場合人数分のエフェクトが加わり、さらにフレームレートは下がります。重量級タイトルなだけあってフルHDの場合、最高設定での快適プレイは厳しいです。

GTX 16シリーズはFidelityFX CAS + Upscalingを有効にすればフレームレートを伸ばせます。その結果が以下になります。

最高設定 最高設定
+FidelityFX CAS
フルHD(1920×1080) 52fps 69fps
WQHD(2560×1440) 33fps 46fps

最高設定の数値のみですが、フルHDだと60fps以上のスコアを出せます。WQHDでも若干上昇しますが、60fpsには届かないようです。

ほどほどの設定でプレイするなら、GTX 1660 Tiは充分にプレイを楽しめます。

GTX 1660 Ti を搭載したおすすめゲーミングPC6選

ここからは、GTX 1660 Tiを搭載したゲーミングPCを紹介していきます。

GTX 1660 Ti搭載PCの数は少なくなっており、一部のショップでのみいくつか取り扱いされている状態です。

以下では、新品で入手可能なゲーミングPCを紹介しますので、購入の参考にしてください。

マウスコンピューター EVA01 エヴァンゲリオンコラボレーションモデル

こちらの商品は、マウスコンピューター製「G-Tune E5」をベースにしたエヴァンゲリオンコラボレーションモデルです。

CPUにCore i7-9750Hを使用し、ストレージにはNVMe接続の1TB SSDを搭載しています。

モニターにはリフレッシュレート144HzのフルHD IPSノングレア液晶パネルを採用しており、性能的には解像度よりも人気タイトルをリフレッシュレート優先で楽しみたい方向けのモデルです。

全体的に年齢を問わない落ち着いたデザインに仕上がっており、キーボードのWindowsキーに「NERV」のロゴやEnterキーに「ロンギヌスの槍」がプリントされているなど細かい箇所にこだわりが見られます。

メーカー マウスコンピューター
CPU Core i7-9750H
グラボ(GPU) GTX 1660 Ti
メモリ 16GB
ストレージ SSD:1TB

ストーム TS-I7700GTX66TIMIJ

CPUにはCore i7-11700が使用され、500GB SSDのストレージが搭載されています。使用しているOSはWindows 10 HOME 64bitです。

両サイドが透明なガラスなので、内部をLEDで光らせるようにした場合、視覚的にも楽しめます。

本体サイズは幅194mm×奥行435mm×高さ307mmとフルタワーケースよりも小さく、場所を取らないのでデスク下のスペースに設置できます。

製品の保証は、1年保証センドバックサービス。初期不良期間は2週間で、無償修理保証期間は購入日から1年間です。

メーカー ストーム
CPU Core i7-11700
グラボ(GPU) GTX 1660 Ti
メモリ 32GB
ストレージ SSD:500GB

ASUS ROG Strix G10DK (G10DK-R56G1660TEC)

ROG Strix G10DKは、CPUにAMD Ryzen 5 5600Gを採用した、エントリークラスのゲーミングPCです。

メモリは16GB、ストレージは512GB SSDが搭載。スタイリッシュな外観は、機能性とデザインを両立しています。

特徴的なフロントの切れ込みはお好みの色や発光パターンを設定可能。発光機能のあるキーボードを使用すれば視覚的にも楽しめます。

マルチスレッド性能に優れたRyzen 5 5600GとGTX 1660 Tiの組合せで、安価でありながらゲーム配信といったクリエイティブな作業もストレスなく行えるモデルです。

ゲーミングPCらしいデザインのモデルが欲しい方におすすめ。

メーカー ASUS
CPU Ryzen 5 5600G
グラボ(GPU) GTX 1660 Ti
メモリ 16GB
ストレージ SSD:512GB

ASUS G15DK-R7G1660TW11E

CPUにRyzen 7 3700Xを使用し、高速ストレージNVMe SSD 512GBを搭載したスタイリッシュなゲーミングPCです。

ゲーミング用にふさわしくヘッドフォン用のフックや持ち運びに便利なハンドルがついており、細部までこだわったシャーシデザインが特徴的

OSには最新のWindows 11 Home 64bitがインストールされており、Armoury CrateというCPUやグラフィックス機能を自分好みにカスタマイズできるアプリがプリインストールされています。

こちらも「破損理由問わず」の無料の日本国内保証である「購入日より12ヵ月間の日本国内保証+12ヵ月間のASUSのあんしん保証」がついているので、初心者の方にも安心です。

メーカー ASUS
CPU Ryzen 7 3700X
グラボ(GPU) GTX 1660 Ti
メモリ 16GB
ストレージ SSD:512GB HDD:1TB

Dell ALIENWARE AURORA R13 フルカスタマイズ

こちらの商品はCPUのほか、メモリやストレージの構成などの内部パーツを自由に選択可能なゲーミングPCとなっています。グラボも例外ではなく、標準のGTX 1660 TiのほかRTX 3060や3070・3080などユーザーの好みで選択可能です。

冷却システムもスタンダードの空冷から水冷に変更可能で、空冷の場合はソリッドサイドパネル、水冷の場合はクリアパネルを選択できます。

OSはWindows11「Pro」「Home」が選択可能で、どちらも日本語または英語のどちらかを選べます。

本体サイズは幅225mm×奥行529mm×高さ510mmとかなり大きなケースで設置場所を考慮する必要がありますが、ゲームだけでなく在宅ワークのクオリティを高めてくれる製品です。

メーカー Dell
CPU Core i5-12400F
グラボ(GPU) GTX 1660 Ti
メモリ 16GB
ストレージ SSD:512GB

Dell XPS デスクトップ

XPS デスクトップは、ビジネスユースにも活躍するDellのエントリークラスモデルです。

CPUはCore i7-12700、メモリは16GB、ストレージは512GB SSD/1TB HDDを搭載。処理性能の高いCore i7-12700を採用し、ゲーム用途だけでなく、表計算を始めとしたビジネスユース・クリエイティブユースに活躍します。

ストレージも十分な容量があり、ゲームはSSDへ、ビジネス関連のソフトはHDDへインストールと使い勝手のよいモデルです。

XPSデスクトップは、ツール不要で取り外し可能なサイドパネルや、内部パーツを簡単にアップグレードできる設計を採用。対応グラボの豊富さや最大32GBのメモリに対応しています。

即納モデルなので、すぐにPCが必要な方にもおすすめ。

メーカー Dell
CPU Core i7-12700
グラボ(GPU) GTX 1660 Ti
メモリ 16GB
ストレージ SSD:512GB HDD:1TB

GTX 1660 Tiを搭載したゲーミングPCの比較一覧表

ここまで紹介してきたゲーミングPCを一覧表にしました。
搭載メモリやストレージ容量なども記載しているので、購入の参考になれば幸いです。

メーカー 商品名 CPU GPU メモリ ストレージ
マウスコンピューター EVA01
Core i7-9750H GTX 1660 Ti 16GB SSD:1TB
ストーム TS-I7700GTX66TIMIJ
Core i7-11700 GTX 1660 Ti 16GB SSD:500GB
ASUS ROG Strix G10DK
Ryzen 5 5600G GTX 1660 Ti 16GB SSD:512GB
ASUS G15DK-R7G1660TW11E
Ryzen 7 3700X GTX 1660 Ti 16GB SSD:512GB HDD:1TB
Dell ALIENWARE AURORA R13
Core i5-12400F GTX 1660 Ti 16GB SSD:512GB
Dell XPS デスクトップ
Core i7-12700 GTX 1660 Ti 16GB SSD:512GB HDD:1TB

現行モデルとどちらを選ぶべきか

ここまで、GTX 1660 Tiの特徴・メリットやおすすめのゲーミングPCを紹介しました。

GTX 1660 Tiは、フルHD環境で高いゲーミング性能を発揮し、コスパにも優れたモデルです。

一方で、美しいグラフィックが求められる最新のタイトルでは、性能不足を感じる場面もあります。

以下では、現行モデルとどちらを選ぶべきかの判断について解説。

どちらを購入するか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

GTX 1660 Tiをコスパ面以外で選ぶメリットは少ない

前提として、コスパ面を考慮しなければ、今からGTX 1660 Tiを選ぶメリットは少ないです。

フルHD環境でのプレイがメインの場合でも、RTXシリーズは高いゲーミング性能を発揮します。将来性を考えても、GTX 1660 Tiを価格面以外であえて選ぶ理由はあまりありません。

GTX 1660 Tiは安価にフルHD環境での快適なプレイを楽しめる点が、最大の魅力です。

また、BTOメーカーがすでに取り扱いを終了している点も考慮する必要があります。

フルHD環境で安くゲームを楽しむ

コスパ面でも大きなライバルになるのが、GTX 1660 SUPERの存在です。

GTX 1660 SUPERは、GTX 1660 Tiとほとんど変わらない性能でありながら、より価格を抑えたモデル。

2023年現在、ほとんどのエントリークラスのゲーミングPCは、GTX 1660 SUPERを採用しています。

これから安価なゲーミングPCを購入したい方は、GTX 1660 SUPER搭載のモデルがおすすめです。

GTX 1660 SUPER搭載モデルについて詳しく知りたい方はこちらをチェックしてください。

>>【2023年】GTX 1660 SUPERを搭載したゲーミングPCのおすすめ5選

高いグラフィックやゲームをストレスなく楽しむ

美しいグラフィックや最新タイトルをストレスなく楽しみたい方は、RTX30シリーズがおすすめです。

WQHD環境や4K環境では、GTX 1660 Tiの性能不足を感じる場面も多いため、将来的にも活躍するRTX 3060以上のグラボを選びましょう。

RTX 3060はエントリー~ミドルクラスのグラボですが、コスパとゲーミング性能を両立しています。

フルHD環境においても、高いfpsでゲームをプレイできるので、FPSタイトルを快適にプレイしたい方にもおすすめです。

RTX 3060搭載モデルについて詳しく知りたい方はこちらをチェックしてください。

>>【2023年】RTX 3060搭載のゲーミングPCおすすめ9選!コスパのよいモデルを紹介

 まとめ

GTX 1660 Tiを搭載したゲーミングPCは、ライトユーザー向けのエントリークラスと位置づけられています。

最新タイトルは要求されるスペックも高いので、高画質+最高設定で極みを目指すヘビーユーザーには今回のPCは不向きです。高グラフィックでのプレイを楽しみたい方は、RTX30シリーズを選びましょう。

今回のGTX 1660 Ti搭載マシンのユーザー層は以下になります。

  • ゲーミングPCを初購入の方
  • 人気タイトルをライトに遊びたい方
  • サブPCとして、クリエイトや配信を楽しみたい方

中古ショップやメルカリでも入手可能ですが、初めて購入するならメーカー保証がついた新品の購入をおすすめします。

今回紹介した商品が、これからの楽しいゲームライフの一助になれば幸いです。