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【2026年】マザーボードおすすめ13選|コスパ最強のゲーミングPC向けモデルなどを紹介

パソコンの自作を考えている人なら、マザーボードの選び方について悩んだ経験がある人は少なくありません。

昨今のメーカー製パソコンの低価格化により「安く自作パソコンを組み立てよう」と考える人は少なくなっていますが、本気でゲームや創作活動をしたいユーザーにはまだまだ尽きることのない悩みです。

マザーボードにはチップセットからソケット形状・サイズなど数多くの選択肢があり、ユーザーが好きなものを選べるというメリットは逆にデメリットにもなっています。

この記事では、マザーボードの基本的な選び方や用途別のおすすめマザーボードを紹介していくので、ぜひ最後まで読んでみてください。

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マザーボードとは?

マザーボードとは、パソコン内部を構成する基盤のなかで最も大きなパーツで、CPUを始めグラボ・メモリなどを取り付けるための土台となる重要なパーツです。

どのマザーボードを選択するかによって取り付け可能なパーツの種類や数が変わってくるので、なるべく最新のもので拡張性の高いものを選ぶのが賢明といえます。そうすれば後でパーツの追加や交換などがしやすくなり、最新パーツとの互換性などをあまり気にせずパーツの選択が可能です。

メモリやグラボなどのパーツと違いマザーボードの交換は手間がかかるので、選ぶ時は用途や拡張性・耐久性などを考えて購入することをおすすめします。

マザーボードの選び方

マザーボードはパソコンを構成する重要なパーツのなかでも不可欠なもので、どのマザーボードを選択するかによって購入するパーツが決まります。マザーボードひとつでパソコンが決まると言っても過言ではありません。

マザーボードの種類によって搭載可能なCPUやメモリ容量・数量が違ってくるので、どんな用途でどのくらいの性能を持つマシンを組みたいのかをあらかじめ決めておく必要があります。

  • チップセット
  • CPU
  • オーバークロックの可否
  • メモリスロット数
  • サイズ
  • 用途
  • インターフェース

選択肢は多くあるので、ここからは順を追って解説していきます。

対応メモリ(DDR5 or DDR4)で選ぶ

「DDR5」と「DDR4」のどちらを選ぶべきかは、「将来性」と「コスト」のバランスで決まります。

最新の性能や将来的なパーツ交換を見据えるなら、断然「DDR5」対応ボードがおすすめです。

DDR4よりもデータ転送速度が飛躍的に向上しており、特に動画編集や最新のゲームでその恩恵を受けられます。

一方で、予算を抑えてコスパ重視で組むなら「DDR4」対応ボードが有力な選択肢です。

メモリ本体の価格が安く、一般的な事務作業や軽めのゲームなら性能差を感じることはほぼありません。

ただし、Intelの最新世代やAMDのRyzen 7000番台以降はDDR5専用のモデルも多いため、使用するCPUとの組み合わせには注意しましょう。

搭載しているチップセットで選ぶ

搭載するCPUのメーカーにより、大きく分けてintel製とAMD製の2種類があります。そこからさらに細かい種類がありますが、基本的な見分け方を以下に掲載しました。

intel製CPUチップセット
H 低負荷。エントリーモデル
B 主にビジネス用途
Z ゲーミングや動画編集・クリエイティブ向けハイエンドモデル
X 最上位モデル。専門性の高い作業に最適
AMD製CPUチップセット
A 低負荷・自作初心者向け
B Ryzen対応のミドルレンジモデル。負荷のかかる作業やビジネス利用に最適
X ゲーミングや動画編集・クリエイティブ向けハイエンドモデル

高性能なパソコンを組みたいなら、intel製は「Z○○○」のシリーズ、AMD製なら「X○○○」のシリーズを選択します。特にハイエンドなものでは「Core Xプロセッサー」対応のものがあり、CPU型番の末尾にXXやXEのついたCPUを搭載できるものも…。

頭文字の後ろについている数字は、チップセットの拡張性を表しています。数字によってPCIeの種類やレーン数が異なるため、サポートしているCPUやメモリの種類まで大きく異なります。

逆に「初めての自作を楽しみたい」や「ライトに使いたい」などの場合は、低負荷・自作初心者向けのシリーズがおすすめです。

CPUソケットの種類で選ぶ

CPUを取り付けるソケットも大きく分けてintel製とAMD製の大きく2種類あり、そこからさらにいくつかの種類に分かれます。種類によって切り欠きなどの場所が違っていたり、取り付け方が変わったりしているので、互換性はありません。

ソケットの名称の数字はピン数を表わしており、例として「LGA 1700」の場合だとピン数が1700本ということです。この数字が大きいほど世代が新しいものとは限らず、マザーボード側のCPUソケットとCPUのソケットが同じでも、必ず動作するという保証はありません。

ノートパソコンの場合、モバイル用のCPUやソケット形状になるので規格や名称も違ったものになります。

intel製Core iシリーズCPU

intel製Core iシリーズのものは世代によってソケット形状が決まっています。旧世代のものは最近のゲームタイトルを遊ぶことは不可能に近いので、中古品を購入する場合は避けておいたほうが無難です。

Socket478 旧世代のソケット形状。Celeron Dやpentium 4
LGA775 Celeron D・pentium 4・pentium D・Pentium Dual Core
Celeron Dual Core・Core 2 Duo・Core 2 Quad
LGA1156 第1世代CPU。Pentium G6960、i3-530、i5-660、i5-750、i7-870
LGA1155 第2世代 ・第3世代CPU
LGA1150 第4世代・第5世代CPU。
LGA1151 第6世代・第7世代CPU。
LGA1151 第8世代・第9世代CPU。第6世代・第7世代CPUとの互換性なし。
LGA1200 第10世代・第11世代CPU。
LGA1700 第12世代・第13世代CPU。

CPUソケットは外観だけでは判別しづらいものもあるので、マザーボードの仕様書や搭載されているチップセットを調べるとわかります。

間違ったCPUを強引に取り付けると、ピンの破損に繋がるので注意してください。

intel製 Xeon CPU

サーバーやワークステーション向けのパソコンに採用されているCPUで、マザーボードによってはCPUを複数取り付けられる製品もあります。

Xeonのソケット形状は数多くあり、そのなかでも代表的なソケット形状を掲載しました。

LGA2011 Core i7(3800/3900/4800/4900)
Xeon E5 (1600/2600/4600)
Xeon E5 (1600/2600/4600) v2
LGA2011-1 Xeon E7 (2800/4800/8800) v2
Xeon E7 (2800/4800/8800) v3
Xeon E7 v4
LGA1356 Intel Core i7 (9xx 番台)
Intel Celeron (P1053)
Intel Xeon (35xx, 36xx, 55xx, 56xx 番台)
LGA2011-v3 Core i7 (5800/5900/6800/6900)
Xeon E5 v3
Xeon E5 v4

一部のソケットはCore iシリーズCPUも搭載可能ですが、Xeon対応マザーボードは一般のものより高額です。一般のマザーボードよりは耐久性が高いので、メインは業務用途向けといえます。

AMD製 RyzenシリーズCPU

AMD製のCPUソケットは、古いものを除いてAM4とMA5の2種類です。CPUにメモリーコントローラーが内蔵されている関係で、「CPUがソケットに取り付け可能」なら動作しますが、チップセットが対応していなければ動作しません。

ソケットAM4はCPU側にピンが付いていましたが、AM5ではソケット側にピンが付いており、互換性はないので注意してください。

AM4 第1世代Zen(Ryzen1000・Ryzen2000G)
第2世代Zen+(Ryzen2000・Ryzen3000G)
第3世代Zen2(Ryzen3000・Ryzen4000G)
第4世代Zen3(Ryzen5000・Ryzen5000G)
AM5 第5世代Zen4(Ryzen7000)

余談ですが、AMD製CPUには内蔵GPUがあり、AMD製グラボとセットで使用すれば「デュアルグラフィックス」という機能が使えます。AMD製CPUのマザーボード購入を考えているなら、AMD製グラボとセットで購入するのがおすすめです。

AMD製 Ryzen Threadripper CPU

あまり馴染みのない名前のCPUですが、AMD製サーバー・ワークステーション向けのCPUがこの「Ryzen Threadripper」シリーズです。

一部のハイエンドクリエイター向けのパソコンにも採用されており、高額ですが高い耐久性と安定性を要求される現場で使用されています。

TR4 第1世代Zen(Ryzen1000) X399
TR4 第2世代Zen+(Ryzen2000) X399
sTRX4 第3世代Zen2(Ryzen3000) TRX40
sWRX8 第4世代Zen3(Ryzen5000) WRX80

表の右側は対応チップセットです。

特殊な用途で使用されるため一般の店舗では販売されていませんが、業務用ならではの安定性や耐久性があるため映像制作の現場などで活躍しています。

オーバークロックの可否で選ぶ

オーバークロックとは、ユーザーが設定を変更してCPUの動作周波数を意図的に上げることです。ゲーミング用途では少しでも速く動作させて、相手よりも有利な状態でスコアアップする方法としてしばしば利用されています。

マザーボードによっては、オーバークロックを容易にするための設定やインターフェースが用意されているものがあり、簡単な電圧設定や動作倍率の変更でクロック周波数の変更が可能です。

ハイエンド志向でアプリやゲームソフトの処理速度を少しでも上げたい人は、購入するマザーボードの「オーバークロック機能の可否」を確認してください。

メモリスロット数で選ぶ

搭載するメモリが大きいほど、ゲーミングやクリエイティブ作業が快適になります。搭載予定のメモリ数を決めているなら、それを可能にするために充分なメモリスロットがある製品の選択が必要です。

後からメモリを増設したくなった時にも「空きスロット」があれば増設できますが、ない場合は交換しなければなりません。

将来メモリの増設を予定しているなら、スロット数の多い製品を選択するのが賢明です。メモリスロットは2本か4本のものが多く、なかには6本以上の製品もあり、ハイスペックマシンの自作を考えているならスロット数の多いものを選択してください。

サイズ(フォームファクタ)で選ぶ

マザーボードの大きさは接続端子の数や拡張性にかかわるので、サイズ選びも重要な要素です。

一般的には大きいほど性能や拡張性が高いものが多く、搭載メモリ数・ソケット数も多くなるため、スペックの高いマシンを自作するならサイズの大きい製品を選択します。

サイズは大きく分けて次の4種類があるので、目的や用途・使用するPCケースのサイズを考慮して選択してください。

ATX

一般的に「自作パソコン」といえばこのATXのサイズがよく使われています。

フォームファクタという構造規格を標準化したことで多くのパーツに互換性を持ち、マザーボードの主流規格となっているATX。接続端子の種類も豊富で拡張性もあるため、高性能なマシンを組みたいユーザーにおすすめのサイズです。

CPU電源回路も最適化されており、大型のグラボや電源を搭載できます。また、対応ケースも豊富であることからイメージ通りの自作PCを構築することが容易です。

最大サイズ 244mm x 305mm
最大拡張スロット 7基
メモリスロット 4~8
PCケース ミドルタワー、フルタワー

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MicroATX

あまり場所を取らないPCケースを使用して組み立てるなら、このMicroATXを選択するのが最適です。

コンパクトなマシンを作るのに適していますが、ATXよりも拡張性や接続端子が少ないので、ハイスペックマシンの組み立てには向いていません。ATX用のケースにも搭載は可能なので、ケース内のエアフローを考慮したいならMicroATXマザーボードの選択もアリです。

卓上サイズのケースも多く、Intel製12世代CPUを主軸としたコンパクトな自作PCを組みたい人にもおすすめとなっています。

最大サイズ 244mm x 244mm
最大拡張スロット 4基
メモリスロット 2~4
PCケース ミドルタワー、ミニタワー

Mini-ITX

机やリビングの片隅に置けるくらいのコンパクトなパソコンが作りたいなら、このMini-ITXサイズのマザーボードが最適です。

拡張スロットとメモリスロットが少ないことから、ハイスペックPCの構築には不向きといえます。しかし、近年はMini-ITXに対応したケースが多く販売されているため、冷却性能と処理能力を兼ね備えた卓上マシンの構築が可能です。

エントリーモデルからミドルスペックの範囲であれば十分収まるサイズなので、処理が軽いゲームをメインに遊ぶ人であればゲーミングPCとして十分機能します。

最大サイズ 170mm x 170mm
最大拡張スロット 1基
メモリスロット 2
PCケース ミニタワー、コンパクト

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Extended ATX

ATXよりも大きく、ワークステーションやサーバーで使用するために拡張性を高めたのがこのExtended ATXサイズです。モデルによっては複数のCPUが搭載可能で、大型のグラボも余裕をもって取り付けできます。

サイズが大きいため、大型のクーラーや場所を取る水冷式のCPUクーラーの搭載も可能です。

オーバークロック可能なチップを搭載し、拡張ベイやSATAの数もATXから大幅に増強されています。最高峰のゲーミングPCを構築できるほか、専門性の高い作業をする人に最適です。

最大サイズ 305mm x 330mm
最大拡張スロット 7基
メモリスロット 4~8
PCケース フルタワー

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用途で選ぶ

最近は低価格なモデルが多く販売されており、以前と比べて安価で購入できるようになりました。しかし「自作したマシンで何がしたいのか?」を明確にしておかないと、無駄に高いものを選んでしまう恐れがあります。

逆に「安いが使用目的に不向き」なものを選んでしまい、安物買いの銭失いになることも…。

ここからはマザーボードの選び方を用途別に解説していきます。

ゲーミング

FPSゲームのようなパソコンに高い負荷のかかる用途には、ハイエンドマザーボードに分類されるモデルがおすすめです。

オーバークロック機能に加え、グラボを複数搭載可能なマルチGPUなどの利点を活かせば、重量級タイトルの重い処理を高速かつ快適におこなえます。

ゲーミング用と謳っているモデルには基盤上のパーツの冷却が最適化されており、効率的に発生した熱を逃がし長時間の高負荷に耐えられるので安心です。

クリエイティブ

動画編集や3DCGの製作にはCPUやグラボ・メモリに高い負荷がかかります。それに加えて、映像制作に必要なサウンドボードの取り付けや周辺機器の追加など「高負荷かつ高い拡張性」が必要です。

クリエイティブ用途なら拡張ポートの高速化やレーン数増加に対応した「ハイエンドモデルのチップセット」が必要になります。

intel製なら「Z」で始まるシリーズ、AMD製は「X399以外のXシリーズ」がハイエンドモデルに該当。intel製にはウルトラハイエンドモデルに当たる「Core Xプロセッサー」対応の製品もあるので、クリエイティブ用途ならこれらのマザーボードを選択してください。

ネットサーフィンや動画視聴

Webサイトの閲覧や動画視聴・ビジネス用ソフトの利用などが目的なら、エントリーモデルやミドルクラスの製品を選択するのがおすすめです。

このあたりのモデルなら価格と性能のバランスがとれた製品が多く、幅広い用途で使えるので「自作にかかるコストを抑えたい」人に最適なモデルになります。

intel製なら「H」型番のモデル、AMD製は「A」や「B」の型番がおすすめなので「普段使いのパソコンが作りたい」人は検討してみてください。

ワークステーションやサーバー

大規模な3DCGデータの製作や、金融機関・インフラ関係で使用されるサーバーやワークステーション用マシンを作るためのモデルです。

一般向けやゲーミング・クリエイティブ向けに販売されているモデルよりも入手が難しく価格も高額ですが、止まることを許されない過酷な現場や、高い安定性・耐久性を必要とされる環境で使用されます。

intel製なら「Xeon」、AMD製は「Ryzen Threadripper」のCPUが搭載可能なモデルで、Extended ATXサイズの製品が多いのも特徴です。

インターフェースで選ぶ

使用したいCPUや利用したいチップセットが決まれば、ほかにも取り付けたいパーツも使用できるかどうかを確認してマザーボードを選択します。

ストレージ容量やメモリの増設・グラフィック機能強化のためのマルチGPU・USBインターフェースカードの追加などは、長く使用していくうえで必要不可欠です。

インターフェース周辺は「拡張カードの増設」でカバーできるものも一部ありますが、USBメモリでファームウェア更新機能・マルチGPU使用のためのPCIe x16スロット増設は後から拡張できません

今後「増設や拡張を計画している」なら、それを踏まえたうえで購入するモデルを選択してください。

PCI Express

PCI Expressはグラボやサウンドボードに使用されるデータ伝送速度の速いインターフェースで、マザーボード上で「一定の間隔で並列している」接続端子です。

PCI Expressはレーン数によってx1〜x16までいくつかの種類があり、一般的にはレーン数が大きいほど高速で「PCI Express x16」は高性能グラボの接続に使用されます。

高性能拡張ボードを使用するなら、数字の大きいモデルの選択がおすすめです。

Serial ATA(SATA)

Serial ATAはマザーボードに光学ドライブやHDD・SSDを接続するためのインターフェースで、その数が多いほどドライブやストレージ容量の増設がしやすくなります。

転送速度によってSATA3.0GやSATA6.0Gなどの種類もあり、なかには10GB/sなどの高速データ転送に対応したものもあるので、端子数やデータ伝送速度を考慮したモデル選択も必要です。

マザーボードのおすすめメーカー

メーカー 特徴・強み おすすめのユーザー
ASUS 圧倒的なシェアと安定性、BIOSの使いやすさが随一 初心者からハイエンド層まで全方位
ASRock 高いコスパと、ユニークな独自機能 予算重視派、こだわりのある自作ファン
GIGABYTE 耐久性に優れ、物理的な保護設計が強み 長期間安定して使い続けたい人
MSI ゲーミング機能が充実、デザイン性が高く白モデルも豊富 ゲーマー、PCの見た目を重視する人

マザーボード選びでは、信頼性の高い大手4メーカーの特徴を把握することが大切です。

最大手のASUSは、初心者でも扱いやすいBIOS設定と、配線を隠す「BTF」シリーズなどの革新性が魅力の万能メーカーです。

対するASRockは、高い電源回路性能を維持しつつ価格を抑えたコスパの良さが光り、実力を重視する自作ファンに選ばれています。

耐久性重視なら、スロット補強や湿気対策に長けた「Ultra Durable」設計のGIGABYTEが最適です。

また、デザイン性を追求するなら、白モデルの展開が豊富で着脱が容易な構造を持つMSIが人気となっています。

予算や重視するポイント(安定性、価格、耐久性、外観)に合わせて選びましょう。

ゲーミング向けマザーボードおすすめ5選|Intel用

ここからはゲーミング用途向けのおすすめマザーボードを、メーカー別に紹介していきます。

本章では、Intel用ソケットに対応した人気の高い製品をラインナップしました。

誰よりも強くオリジナリティのあるマシンを作れるのが自作のメリットなので、以下に紹介するモデルを吟味して自分の目的や用途・予算に合ったものを選んでみてください。

メーカー 商品名 チップセット 対応ソケット 対応メモリ 拡張スロット フォームファクタ
ASRock W480 CREATOR LGA1200
W480 LGA1200 4 x DDR4(最大128GB) PCIe 3.0 x16 ×3
PCIe 2.0 x1 ×2
ATX
ASUS PRIME H670-PLUS D4
H670 LGA1700 4 x DDR4(最大128GB) PCIe 4.0 x16 ×1
PCIe 4.0 x16(x4) ×1
PCIe 3.0 x16(x4) ×1
PCIe 3.0 x1 ×2
ATX
GIGABYTE Z790 AORUS ELITE MB5928
Z790 LGA1700 4 x DDR5 DIMM (最大128GB) PCIe 5.0 x16×3 ATX
ASUS ROG STRIX Z790-I GAMING WIFI
Z790 LGA1700 2 x DDR5-7600 DIMM (最大64GB) PCIe 5.0 x16×1 Mini-ITX
MSI Z790 GAMING PLUS
Z790 LGA1700 4 x DDR5(最大256GB) PCIe 5.0 x16 ×1
PCIe 4.0 x16(x4) ×1
PCIe 3.0 x16(x1) ×1
PCIe 3.0 x1 ×1
ATX

ASRock W480 CREATOR LGA1200

メリット
  • TB3ポートを2基搭載
  • 10GbEの超高速LAN
  • ECCメモリ対応で高信頼
デメリット
  • 最新CPUは使用不可
  • ゲーム向け機能は少なめ

ASRockの「W480 CREATOR」は、その名の通り動画編集やグラフィックデザインに携わるプロフェッショナル向けに設計された、LGA1200ソケット(第10・11世代Intel Coreプロセッサ)対応のマザーボードです。

最大の特徴は、圧倒的なデータ転送速度を誇る「Thunderbolt 3」を2ポート標準搭載している点。

外付けHDDや液タブ、高解像度モニターとの高速接続が可能で、制作ワークフローを劇的に効率化します。

また、10GbE(10ギガビットイーサネット)を搭載しており、大容量の動画ファイルもネットワーク経由で瞬時に転送可能です。

メモリスロットを4基備え、ECCメモリにも対応するため、長時間のレンダリング作業でも高い信頼性を発揮します。

チップセット W480
対応ソケット LGA1200
対応メモリ 4 x DDR4(最大128GB)
拡張スロット PCIe 3.0 x16 ×3
PCIe 2.0 x1 ×2
フォームファクタ ATX

ASUS PRIME H670-PLUS D4

メリット
  • 高速なデータ転送と拡張性に優れている
  • 包括的な冷却機能がある
  • USBなどの接続オプションが豊富
デメリット
  • 新しいDDR5メモリには対応していない
  • CPUの倍率変更不可

ASUSの最新のテクノロジーと高い拡張性を備えたマザーボードです。こちらのマザーボードは、第12世代インテルプロセッサー(LGA 1700ソケット)に対応しており、最新の自作PCに向いています。

さらに、PCIe 4.0スロット、3つのM.2スロット、Realtek 2.5Gb Ethernet、Thunderbolt 4を搭載しており、ゲーミングPCに最適です。

冷却機能としては、VRMヒートシンク、M.2ヒートシンク、PCHヒートシンク、ハイブリッドファンヘッダー、Fan Xpert 2+など、包括的な冷却ソリューションが搭載されています。

これにより、高負荷時でも安定したパフォーマンスが維持可能です。高い拡張性と安定したパフォーマンスは、ゲームやプロフェッショナルな作業にも向いています。

チップセット H670
対応ソケット LGA1700
対応メモリ 3 x DDR4 DIMM(最大64GB)
拡張スロット PCIe 5.0 x16×3、PCIe 3.0 x1×2
フォームファクタ ATX

GIGABYTE Z790 AORUS ELITE MB5928

メリット
  • PCIe 5.0スロットにより、将来性がある
  • 高負荷でも長時間の安定動作が可能
  • PCIe4.0 x4 NVMeスロットを4基搭載
デメリット
  • 高度な機能が初心者には設定が複雑
  • サイズが大きく干渉注意

GIGABYTEの高性能なゲーミングPCを組み立てたい人に向いているマザーボードです。

こちらのマザーボードは、第12世代および13世代のIntel Coreプロセッサーに対応しており、LGA 1700ソケットを採用しています。

注目すべきは、超高速通信が可能なPCIe 5.0スロットの搭載です。これにより、将来的にGPUの性能をフルに活用する環境への移行が可能になります。

また、PCIe 4.0との互換性もあり、現行のグラボも利用可能です。

もう一つの特徴は、16+1+2の電源フェーズ(SPS)による高負荷時でも長時間の安定動作ができます。

さらに、従来のDDR4に比べて帯域幅が36%向上したDDR5メモリを搭載しており、高速なCPUとメモリのポテンシャルを十分に発揮可能です。

チップセット Z790
対応ソケット LGA1700
対応メモリ 4 x DDR5 DIMM (最大128GB)
拡張スロット PCIe 5.0 x16×3
フォームファクタ ATX

ASUS ROG STRIX Z790-I GAMING WIFI

メリット
  • 10+1基の電源ソリューションにより、高い安定性と耐久性
  • USB 3.2 Gen 2×2 Type-Cなどの最新の高速接続オプションがある
  • Intel Wi-Fi 6EとIntel 2.5 Gb Ethernetの両立
デメリット
  • AIオーバークロックや冷却機能などの高度な機能が難しい
  • 配線の取り回しが困難

ASUSのROG STRIX Z790-I GAMING WIFIは、小型のMini-ITXサイズながら電源設計や外部コントローラーなど細かな部分が高品質にまとまったマザーボードです。

Intel第13世代CPUに対応したZ790チップセット搭載マザーの本製品。コンパクトサイズながら、105A対応Dr.MOSで構成された11フェーズのVRM電源を搭載しています。

小型でパワフルな設計に基盤が負けないように、10層PCB基板と高耐久コンデンサを採用。長時間のゲームプレイや作業にも余裕を持って耐えられる設計です。

また、音量調整やOCをワンボタンで設定できる外部コントローラー「ROG STRIX HIVE」を付属。オーディオやUSBなどのI/Oポートも備えているため、簡易的な周辺機器へと早変わりします。

Wi-Fi 6Eや2.5Gbイーサネットなど2023年のマザーボードに必要不可欠な機能も完備していることから、小型PCの自作における最適解にもなり得ます。小型が故に絶縁テープといったノイズ対策が必要になることもありますが、高性能にまとまったマザーボードです。

チップセット Z790
対応ソケット LGA1700
対応メモリ 2 x DDR5-7600 DIMM (最大64GB)
拡張スロット PCIe 5.0 x16×1
フォームファクタ Mini-ITX

MSI Z790 GAMING PLUS

メリット
  • Z790で最高クラスのコスパ
  • DDR5・PCIe5.0対応
  • 故障箇所がわかるLED搭載
デメリット
  • ヒートシンクがやや簡素
  • 背面USB端子が少なめ

MSIの「Z790 GAMING PLUS」は、第12・13・14世代のIntel Coreプロセッサに対応した、コスパに優れるゲーミングマザーボードです。

最大の特徴は、最新規格である「DDR5メモリ」と「PCIe 5.0」への対応です。

これにより、次世代の超高速ストレージやグラボの性能をフルに引き出すことが可能となっています。

また、14+1+1フェーズの強力な電源回路(Dr.MOS)を搭載しており、i7やi9といったハイエンドCPUを搭載しても、長時間のゲームプレイにおいて極めて安定した動作を可能にします。

さらに、4基のM.2スロットすべてに冷却用のヒートシンクを備え、2.5G有線LANやWi-Fi 6Eといった高速通信機能も充実しているのもポイントです。

チップセット Z790
対応ソケット LGA1700
対応メモリ 4 x DDR5(最大256GB)
拡張スロット PCIe 5.0 x16 ×1
PCIe 4.0 x16(x4) ×1
PCIe 3.0 x16(x1) ×1
PCIe 3.0 x1 ×1
フォームファクタ ATX

ゲーミング向けマザーボードおすすめ5選|AMD用

本章では、AMD用ソケットに対応した人気の高い製品を紹介します。

全サイズのフォームファクタを網羅しているため、それぞれの特徴や拡張性の目安など、使用用途に合ったマザーボードを選んでみてください。

メーカー 商品名 チップセット 対応ソケット 対応メモリ 拡張スロット フォームファクタ
ASRock TUF GAMING B650-PLUS AMD B650 AM5 4 x DDR5(最大256GB) PCIe 4.0 x16 ×1
PCIe 4.0 x16 (x4モード) ×1
PCIe 4.0 x1 ×2
ATX
ASUS MPG X670E CARBON WIFI AMD X670 AM5 4 x DDR5 DIMM (最大128GB / 6600MHz OC) 2 x PCIe 5.0/4.0/3.0 x16
1 x PCIe 4.0/3.0 x16
ATX
GIGABYTE A620M H MB6172
AMD A620 AM5 2 x DDR5 DIMM (最大96GB) 1 x PCIe 3.0 x16
1 x PCIe 3.0 x1
MicroATX
ASRock B650M PG Riptide WiFi
AMD B650 AM5 4 x DDR5 DIMM (最大128GB) 2 x PCIe 4.0 x16
2 x PCIe 3.0 x1
MicroATX
GIGABYTE B550I AORUS PRO AX Rev.1.x
AMD B550 AM4 2 x DDR4 DIMM (最大64GB) 1 x PCIe 4.0 x16 Mini-ITX

ASUS TUF GAMING B650-PLUS

メリット
  • 軍用級部品の圧倒的耐久性
  • BIOS設定が直感的で簡単
  • 豊富な高速USBポート
デメリット
  • 起動が遅く感じる場合あり
  • PCIe5.0のグラボ非対応

ASUSの「TUF GAMING B650-PLUS」は、AMDの最新プラットフォームであるSocket AM5を採用し、Ryzen 7000/8000/9000シリーズに対応する高耐久マザーボードです。

本製品の最大の魅力は、ミリタリーグレードの堅牢な設計です。

12+2+2フェーズの強力な電源回路と大型ヒートシンクを搭載し、高負荷なゲームプレイや動画編集時でも安定した電力を供給します。

また、次世代規格のPCIe 5.0 M.2スロットを備えており、将来的な超高速ストレージの導入にも対応しているのもポイントです。

チップセット AMD B650
対応ソケット AM5
対応メモリ 4 x DDR5(最大256GB)
拡張スロット PCIe 4.0 x16 ×1
PCIe 4.0 x16 (x4モード) ×1
PCIe 4.0 x1 ×2
フォームファクタ ATX

MSI MPG X670E CARBON WIFI

メリット
  • ダイレクトタッチ ヒートパイプによる優れた冷却性能
  • 2.5G LAN、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.2による高速ネットワーク接続
  • グラボのサイズに困らない
デメリット
  • Socket AM5に対応しているため、Ryzen 7000シリーズ限定
  • 消費電力が大きい

MPG X670E CARBON WIFIは、ハイエンド構成を想定した構成と高い冷却性能を持つマザーボードです。

VRMは18+2+1フェーズ構成となっており、MOSFETに採用されているCPUフェーズは90Aのものが採用されています。18フェーズにおける負荷率は非常に低いことから、発熱も非常に小さく抑えられた構成です。

また、VRAMとI/Oシールドカバーまでを取り囲むように設計されている拡張ヒートシンクは、放熱面積を広げた大型のものを採用。M.2周辺のヒートシンクも堅牢であることから、グラボやPCIe 5.0といった熱を持つパーツを効率的に冷却します。

x16形状の拡張スロットが3基搭載されており、分厚いハイエンドグラボでもx16スロットが潰れないというのも利点。3スロットまでのグラボであれば2段目のスロットが空くため、グラボのサイズで頭を抱えるという心配がありません。

Ryzen 7000に対応したマザーボードとして、高い冷却性能と拡張性を必要とする人におすすめです。

チップセット AMD X670
対応ソケット AM5
対応メモリ 4 x DDR5 DIMM (最大128GB / 6600MHz OC)
拡張スロット 2 x PCIe 5.0/4.0/3.0 x16
1 x PCIe 4.0/3.0 x16
フォームファクタ ATX

GIGABYTE A620M H MB6172

メリット
  • 5+2+2フェーズ・デジタル電源設計
  • DDR5 EXPO & XMPの高速メモリ対応
  • 最大6000MHzのオーバークロックも可能
デメリット
  • Micro-ATXなのでATXと比べると拡張性は少ない
  • 拡張性が極めて低い

GIGABYTEのA620チップセット搭載のMicro-ATXマザーボードです。

本モデルは、AMD Ryzen 7000シリーズプロセッサーに対応しており、自作PC初心者から経験者まで幅広く対応するスタンダードモデルです。

さらに、5+2+2フェーズのデジタル電源設計を採用し、高負荷時でも安定した電力供給が可能です。

また、デュアルチャネルDDR5スロットを搭載し、最大5200MHzのメモリクロック速度に対応しています。

AMD EXPOおよびIntel XMPに対応しているため、最大6000MHzのオーバークロックも可能です。

さらに、このマザーボードには、PCIe 4.0 x4 NVMeスロットが搭載されており、高速SSDに対応しています。

コンパクトなサイズにもかかわらず、高性能な機能を備えており、自作PCのベースとしておすすめです。

チップセット AMD A620
対応ソケット AM5
対応メモリ 2 x DDR5 DIMM (最大96GB)
拡張スロット 1 x PCIe 3.0 x16/1 x PCIe 3.0 x1
フォームファクタ MicroATX

ASRock B650M PG Riptide WiFi

メリット
  • DDR5メモリに対応しており高速なメモリ性能
  • 8層のPCB基板を採用しているため、信号の安定性と耐久性がある
  • 特別に設計されたゲーミングポートにより、ゲームプレイの応答性が向上している
デメリット
  • 初心者には設定が難しい
  • 背面のUSBポートが少なめ

B650M PG Riptide WiFiは、上位パーツをMicroATXサイズで運用できるマザーボードです。

MicroATXサイズでありながら、2基のPCIe x16ポートの間に3スロット分の余裕がある本製品。分厚いグラボを搭載できるため、コンパクトサイズのミドルスペックPCが構築可能です。

M.2スロット2基と必要最低限ではありますが、PCIe拡張スロットを4基搭載したWi-Fiモデルは唯一無二。Wi-Fi設定はUEFIで簡単にオンオフの切り替えができるため、一通り設定項目を確認することをおすすめします。

また、電力制限の設定も分かりやすく、初心者でも迷わない工夫が施されています。

Ryzen 7000シリーズと拡張性を備えながら、コンパクトに自作PCを組みたいと考えている人におすすめのマザーボードです。

チップセット AMD B650
対応ソケット AM5
対応メモリ 4 x DDR5 DIMM (最大128GB)
拡張スロット 2 x PCIe 4.0 x16
2 x PCIe 3.0 x1
フォームファクタ MicroATX

GIGABYTE B550I AORUS PRO AX Rev.1.x

メリット
  • 大型ヒートシンクと放熱性裏面ベースプレートによる効率的な冷却
  • 優れたサウンド体験ができる高品質オーディオ搭載
  • 同等の製品と比べるとコスパが優れている
デメリット
  • Mini-ITXのため、拡張性に限界がある
  • 内部Type-C端子なし

B550I AORUS PRO AX Rev.1.xは、狭い面積ながら優れたVRM性能とOC耐性を備えたマザーボードです。

Mini-ITXサイズの本製品は、メモリスロット2基と、PCIeスロット1基と拡張性は限定的。フロントパネル用のUSB Type-C端子がないことから、必要に応じて端子を変更する必要があります。

しかし、VRM周辺のヒートシンクと、合計8個搭載したCPU用MOSFETにより、冷却性能と動作の安定性は十分です。同価格帯のMini-ITXマザーボードのなかでも動作面の品質が非常に高いことから、エントリータイプのゲーミングPCとして機能させることもできます。

シンプルですが、過不足のない構成なので扱いやすいMini-ITXマザーボードです。

チップセット AMD B550
対応ソケット AM4
対応メモリ 2 x DDR4 DIMM (最大64GB)
拡張スロット 1 x PCIe 4.0 x16
フォームファクタ Mini-ITX

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クリエイター向けマザーボードおすすめ3選

パソコンを自作する目的として「BTOパソコンよりも自由度が高く、高性能で価格を抑えたマシン」が欲しいと考える人は少なくありません。

特に大規模な3DCGを扱うアトリエや映像制作会社などのクリエイティブ業界では、独自のニーズを追求した高性能マシンが常に求められているので、ハイスペックなクリエイター向けマザーボードの需要は今なお増加中です。

ここからは、主な代表メーカーから販売されている「クリエイター向けマザーボード」を紹介していきます。

メーカー 商品名 チップセット 対応ソケット 対応メモリ 拡張スロット フォームファクタ
ASUS PRIME B760M-A
B760 LGA1700 DDR5 x 4(最大128GB) PCIe 4.0 x16 ×1
PCIe 4.0 x16 (x4動作) ×1
PCIe 4.0 x16 (x1動作) ×1
Micro-ATX
GIGABYTE X870E AORUS ELITE WIFI7 AMD X870E AM5 DDR5 x 4(最大256GB) PCIe 5.0 x16 ×1
PCIe 4.0 x16 (x4動作) ×1
PCIe 3.0 x16 (x4動作) ×1
ATX
MSI PRO Z890-S WIFI PZ Z890 LGA1851 DDR5 x 4(最大256GB) PCIe 5.0 x16 ×1
PCIe 4.0 x16 (x4動作) ×2
PCIe 3.0 x16 (x1動作) ×1
ATX

ASUS PRIME B760M-A

メリット
  • 安価で小型PC構築に最適
  • メモリスロット4基で増設可
  • 映像出力端子が豊富
デメリット
  • 拡張スロットが少ない
  • 上位CPUの限界走行に不向き

ASUSの「PRIME B760M-A」は、第12・13・14世代のIntel Coreプロセッサに対応した、Micro-ATX規格の定番マザーボードです。

最大の特徴は、ミニタワーケースに収まるコンパクトなサイズながら、実用性に優れた高い拡張性を備えている点です。

メモリスロットを4基搭載しているため、将来的なメモリ増設も容易となっています。

また、PCIe 4.0対応のM.2スロットを2基備え、うち1基には専用のヒートシンクを標準装備しているため、高速なNVMe SSDも熱による速度低下を抑えて安定運用できるのもポイントです。

さらに、映像出力端子としてHDMIとDisplayPortを複数備えており、グラボなしの構成でもマルチモニター環境を構築可能となっています。

チップセット B760
対応ソケット LGA1700
対応メモリ DDR5 x 4(最大128GB)
拡張スロット PCIe 4.0 x16 ×1
PCIe 4.0 x16 (x4動作) ×1
PCIe 4.0 x16 (x1動作) ×1
フォームファクタ Micro-ATX

GIGABYTE X870E AORUS ELITE WIFI7

メリット
  • 超高速USB4を標準搭載
  • 工具不要のパーツ着脱機構
  • 極めて堅牢な電源回路
デメリット
  • M.2スロット間の隙間が狭い
  • 上位チップで価格が高い

GIGABYTEの「X870E AORUS ELITE WIFI7」は、AMD Ryzen 9000シリーズに最適化された、最新かつ最上位クラスのチップセットを搭載したマザーボードです。

最大の特徴は、次世代規格への圧倒的な対応力です。

最新のWi-Fi 7を搭載し、従来の規格を遥かに凌ぐ超高速・低遅延なワイヤレス通信を可能にしています。

さらに、USB4ポートを標準装備しており、最大40Gbpsの高速データ転送や映像出力が可能です。

電源回路も16+2+2フェーズと極めて堅牢で、ハイエンドCPUの性能を限界まで引き出しつつ、大型ヒートシンクにより熱を効率よく逃がします。

チップセット AMD X870E
対応ソケット AM5
対応メモリ DDR5 x 4(最大256GB)
拡張スロット PCIe 5.0 x16 ×1
PCIe 4.0 x16 (x4動作) ×1
PCIe 3.0 x16 (x4動作) ×1
フォームファクタ ATX

MSI PRO Z890-S WIFI PZ

メリット
  • 裏配線で内部が究極に綺麗
  • 最新のWi-Fi 7に対応
  • ケーブルなしで冷却効率向上
デメリット
  • 専用の対応ケースが必須
  • ケースの選択肢が限定される

MSIの「PRO Z890-S WIFI PZ」は、Intelの最新CPU「Core Ultra 200S」シリーズに対応し、配線の美しさを極限まで追求した最新世代のマザーボードです。

最大の特徴は、MSIの裏配線ソリューション「Project Zero(PZ)」を採用している点です。電源コネクタやファンヘッダーなどの接続端子をすべて基板の背面に配置することで、ケース正面からケーブルがほとんど見えない、究極にクリーンなPC構築を可能にします。

機能面でも妥協はなく、最新のWi-Fi 7やThunderbolt 4ポートを搭載し、次世代の高速通信規格をフルカバーしています。

チップセット Z890
対応ソケット LGA1851
対応メモリ DDR5 x 4(最大256GB)
拡張スロット PCIe 5.0 x16 ×1
PCIe 4.0 x16 (x4動作) ×2
PCIe 3.0 x16 (x1動作) ×1
フォームファクタ ATX

マザーボードに関するよくある質問

マザーボード選びは、多くの疑問を生むプロセスです。

性能、互換性、価格など、考慮すべき要素は数多くあります。

こちらでは、マザーボードに関してよく寄せられる質問に答えていきますので参考にしてください。

マザーボードの寿命はどのくらい?

マザーボードの寿命は、一般的には5年から10年とされていますが、これは使用状況や環境に大きく依存します。

マザーボードの耐久性は、製造品質、使用されるコンポーネントの種類、そして日常の使用方法によって異なるため、寿命は目安です。

高品質なマザーボードは、耐熱性や耐久性の高い素材を使用しており、長期間にわたって安定した性能になっています。

対して、安価なモデルでは、コンポーネントの劣化が早い場合が多いです。

高品質なマザーボードでもゲームや高負荷のアプリケーションを頻繁に使用する場合、マザーボードにかかるストレスが増加し、寿命が短くなることがあります。

寿命を延ばすには、適切な冷却と電源管理です。

最終的に、マザーボードの寿命は、購入時の品質だけでなく、その後のメンテナンスと使用方法に大きく左右されます。

マザーボードで有名な日本メーカーはあるの?

マザーボードの市場は、多くの国際的なブランドによって支配されています。

日本国産のマザーボードを単品で販売しているメーカーはほぼありません。

しかし、富士通やNECなどのパソコン内部のマザーボードはメーカーで製造していることが多いため、実質は国産のマザーボードです。

パソコンは、国際的なモデルがベースになっており、それを日本語化や日本向けにするとコストがかかってしまうというのが一つの理由で日本メーカーは製造しなくなりました。

このような理由により、ゲーミング向けのマザーボードは、ASUS、GIGABYTE、MSIなどの台湾や中国のメーカーが市場の大部分を占めています

ノートパソコンにもマザーボードはあるの?

ノートパソコンにもマザーボードは存在します。

マザーボードは、パソコンの「心臓部」とも言える重要なコンポーネントであり、ノートパソコンの設計においても中核を成す部品です。

しかし、デスクトップPCのマザーボードと比較すると、いくつかの重要な違いがあります。

ノートパソコンのマザーボードは、コンパクトな設計が必要なため、サイズが小さく、特定のモデルに合わせた独自の形状です。

ほかにも、CPUやグラボなどの主要なコンポーネントがしばしば統合されており、省スペース化が図られているため、アップグレードの自由度は制限されます。

カスタマイズ性が低い傾向になっており、交換やアップグレードが難しいです。

そのため、購入時のスペック選択が重要になります。

まとめ

マザーボードの選択は、パソコンを組み立てる過程で特に重要です。モデルによって搭載できるCPUやメモリ・グラボの数・接続できるストレージ数が決まってくるので、自分がどんな目的で組み立てるのかを今一度考えてマザーボードを選択してください。

用途によっては、わざわざ自作せず「低価格なメーカー製パソコン」を選択したほうがよい場合もあります。

CPUのメーカー・最大搭載メモリ・チップセット・PCIeスロット数・フォームファクタなど、選択肢は多くあるので、自分の納得のいくモデルを選択してください。

この記事があなたのオンリーワンの自作マシン作成の一助になれば幸いです。