ゲーミングPC

Ryzen搭載モデルのゲーミングPCおすすめ12選。Intelと徹底比較

この記事を読んで頂ければAMD Ryzenの特徴を知り、CPUの選択に困らないです。
Intel CoreとAMD Ryzenの違いをゲーム性能やコスパ面で解説し、CPU別に向いている作業を説明しています。

Intel Coreとの性能比較をわかりやすくまとめました
AMD Ryzenについてよくある質問もまとめてあり、シリーズや世代の見分けかたについても解説。

CPUの特徴を知ることで、ゲーミングPC選びがスムーズなり、ほしいモデルを売切れなどで見逃すことが少なくなるメリットがあります。

ゲーミングPCおすすめをRyzenのシリーズ別に紹介していますので、参考にしてください。

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RyzenとIntelの違いを徹底比較


Intel Coreシリーズと、AMD RyzenシリーズがゲーミングPCではよく使われます。
それぞれ異なる会社が提供しているCPUですが、会社以外にも違いは多いです。
そんなRyzenとIntelの違いについて解説します。

ゲーム性能

ゲーム性能は、全体的にIntelのほうが高いです。

Intelは、基本的にシングルコア性能が高いCPU。シングルコアが高いと、アプリの起動やWebブラウジング、ゲームが高速化されるようになります。
ネットをサクサク見られるだけでなく、ゲームの起動・ロード・処理が早いのでゲームにはIntelが有利です。

しかし、Ryzenでもゲームができないということはありません。
事実ゲーミングPCに搭載されており、Ryzenはマルチコアに強いためゲーム+αの作業に向いています

動画編集・CG制作などのクリエイティブな作業

動画編集やCG制作などクリエイティブな作業では、Ryzenのほうが高性能です。

Intelはシングルコア性能が高いと述べましたが、マルチコア性能はRyzenより低いです。

マルチコア性能が高い場合、複数アプリの同時実行・エンコード・画像のレンダリング処理などが高速化します。
複雑な処理・並列処理に強いということです。

そのため、クリエイターにはRyzenが人気な傾向があります。
ゲーム動画を作成したり、ゲーム配信をしたりする場合はRyzenのほうが同様の世代でも強いので、Ryzenがおすすめです。

価格帯やコスパ

Intel Core iシリーズとRyzenとでは、価格も異なります。

Ryzenのほうが少し安く、第13世代Core とRyzen 7000を比べると、Intelのほうが高価です。

CPUの価格が異なるので、Intel搭載モデルとRyzen搭載モデルとでは、同じ構成でもRyzen搭載モデルのほうが安くなります。

安いうえにマルチな処理に強いので、Ryzenはコスパがよいです。

Intel Core iシリーズは価格が少し高くなるものの、ゲームに向いているためゲーミングPCとしては有利だと言えます。
Intel Core iシリーズのコスパ自体は、「可もなく不可もなし」です。

ゲーミングPCの種類

Intel Core iシリーズとRyzenとでは、シェア率が異なります。

ゲーミングPCにおいては、Intelのほうがシェア率が高いです。
そのため、市場のゲーミングPCの種類・モデル数はIntel搭載モデルのほうが多くなります。

Ryzenも少なからずあるものの、各メーカーによって取り扱い数はまちまちです。
ドスパラであれば人気機種はIntelモデルとRyzenモデル両方を揃えていますが、ほかのメーカーではどちらかしかないというケースもあります。

Ryzenを選ぶ場合は、ゲーミングPCの選択肢がIntel搭載モデルより少し狭まる可能性があるということを念頭に置いておきましょう。

AMD RyzenとIntel Coreの性能を比較

比べるとIntel Coreが処理能力に長けていて、AMD Ryzenはマルチコアに強い特徴を解説しました。

シリーズごとの性能比較が知りたい人向けに、Ryzen 9シリーズとIntel Core i9シリーズが同程度など比較表にまとめましたので参考にしてください。
ほかにRyzen 7とCore i7、Ryzen 5とCorei5を記載しています。

・Ryzen9 Core i9シリーズ

CPU コア数 スレッド数 TDP 最大周波数
Ryzen 9 7950X 16 32 170W 5.7GHz
Ryzen 9 7900 12 24 65W 5.4GHz
Ryzen 9 5950X 16 32 105W 4.9GHz
Core i9-13900K 24 32 125W 5.8GHz
Core i9-13900 24 32 65W 5.6GHz
Core i9-12900K 16 24 125W 5.2GHz

・Ryzen7 Core i7シリーズ

CPU コア数 スレッド数 TDP 最大周波数
Ryzen 7 7700X 8 16 105W 5.4GHz
Ryzen 7 7700 8 16 65W 5.3GHz
Ryzen 7 5800X 8 16 105W 4.7GHz
Core i7-13700K 16 24 125W 5.4GHz
Core i7-13700 16 24 65W 5.2GHz
Core i7-12700K 12 20 125W 5.0GHz

・Ryzen5 Core i5シリーズ

CPU コア数 スレッド数 TDP 最大周波数
Ryzen 5 7600X 6 12 105W 5.3GHz
Ryzen 5 7600 6 12 65W 5.1GHz
Ryzen 5 5600X 6 12 65W 4.6GHz
Core i5-13600K 14 20 181W 5.1GHz
Core i5-13400 10 16 65W 4.6GHz
Core i5-12600K 10 16 125W 4.9GHz

第13世代Core が優秀なモデルということがわかります。
Ryzenも第5世代の9シリーズですとIntelに引けを取りません。
第12世代のCore より第7世代Ryzen が優れているといえます。

Ryzen はシングルスレッドの性能がよいのでスレッド数が少なくても数値ほど差はないです。

全体的にRyzen はTDP の数値が低いため、CPU の温度が上がりにくい特徴があります。
CPUクーラーなど周辺パーツのコスパを抑えられるため、Ryzen 搭載モデルはIntel Core 搭載モデルに比べると安価です。

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Ryzenモデルを販売しているおすすめBTOメーカー

Ryzen搭載のゲーミングPCを提供しているBTOメーカーは数多くありますが、とくにおすすめのメーカーを3社をピックアップしました。
ドスパラ、ツクモ、パソコンショップセブンは、それぞれに特色あるラインナップとサービスで、カスタマイズの自由度やアフターサービスの質においても高い評価を受けています。
各メーカーの特徴を紹介します。

ドスパラ

ドスパラは、日本国内で広く知られるパソコン専門店の一つであり、とくにゲーミングPCの分野で高い人気を誇ります。
その最大の魅力は、顧客が自由にカスタマイズできる豊富なオプションです。

ドスパラでは、AMD RyzenをはじめとするさまざまなCPU選択肢、グラボ、メモリ、ストレージなど、細かい部品一つひとつを自分のニーズに合わせて選べます
また、ドスパラはそのアフターサービスでも定評があり、購入後のサポート体制も充実しているため、ユーザーの満足度が高いです。

販売数は少ないですが、ゲーミングノートPCにもRyzen搭載モデルがあります。

ツクモ

ツクモは、自作PCユーザーやハイエンドユーザーから高い支持を受けているPC専門店です。
とくに、AMD Ryzenシリーズを搭載したゲーミングPCのラインナップは、その高性能と安定した品質で知られています。

ツクモの強みは、高い専門性と豊富な品揃えです。
店舗では、経験豊富なスタッフが最適なパーツ選びのアドバイスを提供し、ユーザーのニーズに合わせたカスタマイズをサポートしています。

オンラインストアでも、詳細なスペック情報と共にさまざまなパーツが販売されており、自作PCを楽しむための一大プラットフォームです。
ツクモはまた、定期的にセールやキャンペーンを実施しており、コスパに優れた購入チャンスも多いのが魅力といえます。
ツクモで購入したゲーミングPCは、Ryzenのマルチタスキング能力を活かし、長時間のゲームプレイや重い負荷がかかる作業にも耐えうる堅牢な構成が特徴です。

パソコンショップセブン

パソコンショップセブンは、幅広いニーズに応えるカスタマイズが可能です。
とくにAMD Ryzenシリーズを搭載したゲーミングPCの選択肢は多岐にわたり、ユーザーが求めるスペックや予算に応じた最適な構成を選べます。

パソコンショップセブンの特徴は、コスパの高さと、ユーザーの要望に細かく応える柔軟なカスタマイズサービスです。
初心者から上級者までが満足するような、さまざまなパーツのラインナップを取り揃えており、それぞれのパーツに関する詳細な説明とともに、ユーザーが自分に合ったPCを組み立てられるようサポートしています。

また、パソコンショップセブンは、購入後のアフターサポートにも定評があり、万が一のトラブルにも迅速かつ丁寧に対応するため、安心です。

ゲーミングPCおすすめ3選Ryzen5モデル


これから、Ryzen搭載ゲーミングPCのおすすめモデルを各シリーズ別に紹介していきます。
Ryzen5は最も基本的なモデルであり、ゲーミングPCではエントリーグレードに位置するCPUです。
そんなRyzen5のおすすめゲーミングPCを3つ紹介します。

メーカー 製品名 CPU GPU メモリ ストレージ
ドスパラ GALLERIA XA5R-R46 7600搭載 Ryzen 7 7600 GeForce RTX 4060 16GB 1TB NVMe SSD
ツクモ G-GEAR GA5A-D230/B Ryzen 5 5600X Radeon RX 7600 16GB 1TB M.2 NVMe SSD
マウスコンピューター G-Tune DG-A5G6T Ryzen 5 4500 GeForce RTX 4060 Ti 16GB 512GB NVMe SSD

ドスパラ GALLERIA XA5R-R46 7600搭載

メリット
  • 同価格帯の平均よりもコスパが高い
  • 電力消費が低い
  • フルHD画質でのゲームプレイが快適
デメリット
  • 省スペースケースなのでアップグレード性は低い

ドスパラの大人気モデル・GALLERIA R46のRyzen搭載モデルです。
最新世代Ryzen 7 モデルを搭載しており、ミドルクラスのなかでも高性能なRTX 4060を組み合わせています。

性能は非常に高く、ゲームにも作業にも使いやすいゲーミングPCです。
ストレージが最初から1TBありますので、容量に余裕があります。

ケースデザインがシンプルなのも魅力的で、どのような環境に置いても違和感がありません。
見た目にこだわる人にもおすすめです。

メーカー ドスパラ
CPU Ryzen 5 7600
GPU GeForce RTX 4060
メモリ 16GB
ストレージ 1TB NVMe SSD

ツクモ G-GEAR GA5A-D230/B

メリット
  • ほかのゲーミングPCと比較して価格が安め
  • ある程度のアップグレードが可能
  • 消費電力が低い
デメリット
  • Ryzen 5 5600Xは旧世代

Ryzen 5 5600Xを搭載したゲーミングPCです。
世代が1世代前になりますが、構成と比べて安いのが魅力となっています。

グラフィック性能と処理性能が共に高く、特にRyzenを搭載したことによる処理性能の高さが特徴的です。
Ryzen 5は安価なモデルになりますが、Core i5と比べても大きな差はないため、日常使いやゲームにおいて困ることがありません。

ストレージはSSD 1TB、メモリは16GBが標準となっており、グラボはRadeon RX 7600と申し分ないです。
CPUとグラボのバランスが非常によいゲーミングPCといえます。

メーカー ツクモ
CPU Ryzen 5 5600X
GPU Radeon RX 7600
メモリ 16GB
ストレージ 1TB M.2 NVMe SSD

マウスコンピューター G-Tune DG-A5G6T

メリット
  • Wi-Fi 6EとBluetooth 5をサポートしている
  • ゲームや動画編集などのタスクができる
  • コスパが高い
デメリット
  • 最新ゲームをプレイするには物足りない

標準搭載されているストレージは最小限なので、1TBに増設できます。
構成を考えると1TBに増設してもコスパがよいので、増設するのがおすすめです。
1TBの外付けHDDを所持しているなら、そちらを使っても問題ありません。

マウスコンピューターは初心者でもカスタマイズしやすいのが特徴です。
選べるパーツの種類が少ない分、初心者でも迷うことがありません。
HDDも追加搭載できるので、ストレージを強化したい人向きです。

RTX 4060 Tiが搭載されているため、高グラフィックのゲームでも十分快適にプレイできる性能があります。
ボトルネックを起こさないギリギリの構成で、エントリーグレードとミドルクラスの中間のようなモデルです。

ミドルレンジのグラフィック性能が高いゲーミングPCが欲しい人におすすめといえます。

メーカー マウスコンピューター
CPU Ryzen 5 4500
GPU GeForce RTX 4060 Ti
メモリ 16GB
ストレージ 512GB NVMe SSD

ゲーミングPCおすすめ4選Ryzen7モデル


Ryzen7は、RyzenモデルのゲーミングPCのなかでは最も広く使われているCPUです。
性能と価格とのバランスがよいRyzen 7搭載ゲーミングPCのおすすめモデルを4つ紹介します。

メーカー 製品名 CPU GPU メモリ ストレージ
ドスパラ GALLERIA XA7R-R48 7700搭載 Ryzen 7 7700 GeForce RTX 4080 16GB 1TB NVMe SSD
フロンティア FRGAG-B650/SG3 Ryzen 7 7800X3D Radeon RX 7800 XT 32GB 1TB M.2 NVMe SSD
ツクモ G-GEAR GA7A-E231/XB Ryzen 7 7700 GeForce RTX 4070 32GB 1TB M.2 NVMe SSD
セブン ZEFT R52C Ryzen 7 7700 GeForce RTX 4060 16GB 1TB M.2 NVMe SSD

ドスパラ GALLERIA XA7R-R48 7700搭載

メリット
  • 最新規格のDDR5を搭載している
  • DLSSやレイトレーシング、ゲーム配信などで安定した性能
  • Ryzen 7 7700とRTX 4080を搭載し、ゲーム性能が高い
デメリット
  • CPUクーラーの性能が物足りない

Ryzen 7の高性能モデルと、ハイエンドグラボを搭載したミドルハイクラスのゲーミングPCです。
RTX 4080を搭載しており、さまざまなゲームを快適にプレイできます。

ストレージはSSD 1TB、電源も850WのGOLD静音タイプ電源が使われており静かです。
CPUファンは静音パックまんぞくコースが採用されており、各モデルに合わせた高性能かつ高静音性のクーラーが搭載されます。

推奨スペックが高いゲームを高解像度・高FPSで遊んだとしても、CPUの温度が過剰に上昇しません。
ストレスフリーにゲームを楽しめ、Ryzenの性能を活かした配信などもしやすいです。

メーカー ドスパラ
CPU Ryzen 7 7700
GPU GeForce RTX 4080
メモリ 16GB
ストレージ 1TB NVMe SSD

フロンティア FRGAG-B650/SG3

メリット
  • 高性能CPUとGPUの組み合わせ
  • 32GBのDDR5メモリを搭載している
  • 1500Wの電源ユニットを搭載
デメリット
  • 性能に対するコスパがやや低い

第7世代Ryzen 7の高性能モデルと、ハイエンドGPUを搭載した高性能なゲーミングPCです。Intelモデルだとかなり高額になる構成ですが、本機は非常にコスパがよいです。

電源も1,500Wの80Plus PLATINUM 電源を搭載しています。
駆動力が非常に高い電源で、高性能パーツが搭載されていても余裕があるのが魅力です。
このクラスの電源はもう一段階は性能が高いモデルで搭載されることが多いですが、本機に搭載されていることで安定するのが魅力的。

ケースデザインも魅力的で、性別も年齢も関係なく、幅広い人に向けたデザインになっています。

構成・デザイン含め、全体的に非常に完成度が高いゲーミングPCです。

メーカー フロンティア
CPU Ryzen 7 7800X3D
GPU Radeon RX 7800 XT
メモリ 32GB
ストレージ 1TB M.2 NVMe SSD

ツクモ G-GEAR GA7A-E231/XB

メリット
  • CPUとGPUのバランスが非常によい
  • 最新規格のDDR5メモリ搭載で処理能力が高い
  • マザーボードの品質が高い
デメリット
  • サイズが小さいため、アップグレードが難しい

Ryzen 7の高性能モデルとRTX 4070を搭載したミドルクラスゲーミングPCです。
RTX 4070はミドルクラスのなかでも比較的性能が高い部類で、Ryzen 7との相性も抜群といえます。

ストレージはSSD 1TB、電源も750W GOLDと構成が削られている部分がひとつなく、全体的にバランスのよい構成です。

Ryzen 7 7700はシングルスレッドの性能がトップクラスなのでApex LegendsをフルHDで平均144fpsを越えます。
軽量級から中量級のゲームを目的としている人に向いているRyzen搭載のゲーミングPCです。

メーカー ツクモ
CPU Ryzen 7 7700
GPU GeForce RTX 4070
メモリ 32GB
ストレージ 1TB M.2 NVMe SSD

セブン ZEFT R52C

メリット
  • 16GBのDDR5-4800メモリを搭載している
  • 1TB SSD NVMe Gen4のストレージ
  • Ryzen 7 7700で要求の高い作業も可能
デメリット
  • ミドルタワーケースなのでスペースが必要

Ryzen 7の高性能モデルとRTX 4070とを組み合わせたミドルクラスゲーミングPCです。
ゲームにおいて大事な処理性能とグラフィック性能が両方高いため、さまざまなゲームを高解像度・高fpsでプレイできます。

ストレージは抑えられていますが、もちろんカスタマイズ可能です。
外付けHDDを後から購入するより本機購入時にカスタマイズするほうがコスパがよくおすすめ。

本機で魅力的なのは、ストレージ以外およそ非の付け所がない点です。

CPUクーラーは、非常に評判の高いDeepCool製の水冷クーラーが搭載されています。
電源も750W GOLDで、この構成では十分な駆動力を持つパーツです。

BTOメーカーのゲーミングPCには珍しく、DVDドライブも搭載されています。
無線Wi-Fi6も2023年現在最新の形式に対応です。

全体的にバランスが良く、価格も適正ですがセール時には割引率が高いこともあり、セール時のコスパは非常に優秀。
すぐに購入したいわけではないのなら、セール時を狙うのもおすすめです。

メーカー セブン
CPU Ryzen 7 7700
GPU GeForce RTX 4070
メモリ 16GB
ストレージ 1TB M.2 NVMe SSD

ゲーミングPCおすすめ3選Ryzen9モデル


Ryzen 9は、12コア24スレッドの高性能CPUです。
コア数・スレッド数がともに多く、Ryzen本来が持つマルチコア性能がより高くなっています。
ゲーミングPCでは、ハイエンドクラスのモデルに搭載されることが多いです。
Ryzen 9搭載ゲーミングPCのおすすめモデルを3つ紹介していきます。

メーカー 製品名 CPU GPU メモリ ストレージ
ツクモ G-GEAR GA9A-G231/XB Ryzen 9 7900X3D GeForce RTX 4070 32GB 1TB M.2 NVMe SSD
セブン ZEFT R44CT Ryzen 9 7900 GeForce RTX 4070 Ti 16GB 1TB NVMe SSD
ドスパラ GALLERIA ZA9R-R47TS 7900X搭載 Ryzen 9 7900 GeForce RTX 4070 Ti SUPER 16GB 1TB Gen4 SSD

ツクモ G-GEAR GA9A-G231/XB

メリット
  • 高性能マザーボードなので安定している
  • WQHD解像度でのゲームプレイが快適にできる性能
  • 32GBのDDR5メモリとGen4 SSDを搭載
デメリット
  • CPUクーラーの性能が弱い

第5世代Ryzen 9の高性能モデルを搭載し、ハイエンドグラボを組み合わせたゲーミングPCです。

メモリ32GBとストレージSSD 1TBと申し分ないスペックとなっています。
グラボにはRTX 4070を採用しており、さまざまなゲームを快適にプレイ可能です。

電源ユニットには750Wの80PLUS GOLD対応と省エネ。
ゲームにはもちろんですが、Ryzenの高性能CPU搭載なのでクリエイティブ作業にも向いています
ゲームのほかに作業を並行したい人向けです。

メーカー ツクモ
CPU Ryzen 9 7900X3D
GPU GeForce RTX 4070
メモリ 32GB
ストレージ 1TB M.2 NVMe SSD

セブン ZEFT R44CT

メリット
  • 12コア24スレッドで高速な処理能力
  • 16GBのDDR5メモリを搭載している
  • 信頼できるブランドの部品を使用している
デメリット
  • Micro-ATXケースなので拡張性は低い

高性能CPUと高性能GPUを合わせた、非常にわかりやすいハイエンドゲーミングPCです。

メモリの大容量さと、ストレージ構成が目を引きます。
メモリは16GBのため、どのような作業も可能とし3DCG作業を長時間行っても、メモリは余裕です。

ストレージはSSDは1TBと大容量となっています。

CPUファンは240mmの水冷クーラーにカスタマイズ可能です。

電源は850WのSilver Stoner 製のGOLD 電源となっています。

Ryzen搭載でハイエンドなゲーミングPCを探している人におすすめです。

メーカー セブン
CPU Ryzen 9 7900
GPU GeForce RTX 4070 Ti
メモリ 16GB
ストレージ 1TB NVMe SSD

ドスパラ GALLERIA ZA9R-R47TS 7900X搭載

メリット
  • CPUとGPUのバランスが非常によい
  • クリエイター作業に最適のCPU
  • 4K環境でのゲームプレイにも対応可能
デメリット
  • Ryzen 9 7900はゲーム性能が伸び悩む場合がある

ドスパラから発売されている最新世代のRyzen 9 7900が搭載されているハイエンドゲーミングPCです。

GPUには、GeForce RTX 4070 Ti SUPERを搭載しており、グラフィックが重いゲームも問題なくプレイできます。

ストレージが1TBあるので、動画編集などにも向いています。

デザインもシンプルで重厚感があり、エアーフローもよいです。

構成・性能・デザイン全てにこだわったゲーミングPCが欲しい方におすすめ。

メーカー ドスパラ
CPU Ryzen 9 7900
GPU GeForce RTX 4070 Ti SUPER
メモリ 32GB
ストレージ 1TB Gen4 SSD

>>もっとRyzen 9搭載ゲーミングPCをチェックしたい人はこちらをチェック

ノートPCおすすめ2選Ryzenモデル


Ryzen搭載ゲーミングPCを紹介してきました。
全てデスクトップPCでしたが、もちろんRyzenを搭載したゲーミングノートPCもあります。
デスクトップに比べると数が少ないですが、厳選したおすすめのゲーミングノートPCを2つ紹介します。

メーカー 製品名 CPU GPU メモリ ストレージ
Razer Blade 14 RZ09-0482VJH3-R3J1 Ryzen 9 7940HS GeForce RTX 4060 Laptop 16GB 1TB NVMe SSD
Lenovo Legion Pro 5 Gen 8 16型(AMD) Ryzen 5 7645H GeForce RTX 4050 Laptop 32GB 512GB M.2 PCIe-NVMe SSD

Razer Blade 14 RZ09-0482VJH3-R3J1

メリット
  • 高いゲーミングパフォーマンス
  • 厚さ17.99mm、重量約1.84Kgという軽量薄型設計
  • QHD解像度と240Hzのリフレッシュレート
デメリット
  • 高価格帯のため、予算に制限がある人に不向き

Ryzen 9のノートPC向けCPUを搭載したミドルハイクラスゲーミングノートPCです。
GeForce RTX 4060 Laptopは、ミドルクラスの定番グラボなため性能が高く、多くのゲームの推奨スペックを上回ります。
カジュアルにゲームを楽しむだけなら、RTX 4060でも十分快適です。

Apex Legendsなどの人気FPS/TPSゲームを100fps以上でプレイできるスペックがあります。

高性能でありながら価格が高すぎないのも魅力的で、ゲーミングノートPCは同性能のデスクトップPCと比べると若干高くなりがちですが、それを加味しても妥当な価格設定になっています。

ディスプレイのリフレッシュレートは240Hzで、タクティカルFPSなど競技性の高いゲームをプレイする場合に有利になります。
重量が2kg近くあるため持ち運びは大変ですが、家のなかで使うなら不満が出にくいバランス良好なゲーミングPCになっています。

メーカー Razer
CPU Ryzen 9 7490HS
GPU GeForce RTX 4060 Laptop
メモリ 16GB
ストレージ 1TB NVMe SSD

Lenovo Legion Pro 5 Gen 8 16型(AMD)

メリット
  • Ryzen 5000シリーズの最上位モデルを搭載
  • 16GBのDDR5メモリを搭載している
  • 240Hzのリフレッシュレート
デメリット
  • 2.5kgという重量は、持ち運びに少し重い

Ryzen 7 6800Hは、2022年6月に発売されたノートPC向けCPUです。
グラボのコア数が、Ryzen 7 5800Hよりも高くなっています。
ノートPC向けのCPUのなかでは、ハイクラスです。

そこに同じくノートPC向けグラボのなかでは比較的高性能なRTX 3050 Ti Laptopを搭載し、全体的な性能を高めています。
処理性能・グラフィック性能ともに高く、ゲームだけでなく配信やクリエイティブな作業にも十分使用可能です。

クリエイターでも快適に使えるノートPCのなかでは非常に低価格となっています。
冷却性能も高くなっているので、長時間ゲームや作業をしても安心です。

メーカー Lenovo
CPU Ryzen 5 7645H
GPU GeForce RTX 4050 Laptop
メモリ 32GB
ストレージ 512GB M.2 PCIe-NVMe SSD

自作PC向けRyzenのおすすめCPU3選

自作PCでは、コンポーネントを自分で選ぶ楽しみがあります。
自作PCに最適なRyzen CPUを3つ選び、それぞれの特徴と性能を詳しく解説しましたので、参考にしてください。
Ryzen CPUは、ゲームやクリエイティブ作業、日常の使用にも適していますので、幅広いユーザーに向いています。

AMD Ryzen 7 5700X

メリット
  • 最大ブーストクロックは4.6GHz
  • 8コア/16スレッドを搭載している
  • 性能の割にコスパが高い
デメリット
  • 内蔵グラフィックがないため、別途グラボが必要

AMD Ryzen 7 5700Xは、ミドルスペックのゲーミングPCに適しているCPUです。
こちらのCPUは、最大4.6GHzのブーストクロックを誇り、PCI Express 4.0に対応しています。

8コアと16スレッドを備え、36MBのキャッシュと65WのTDPを持つこのCPUは、高いマルチタスク性能です。
内蔵GPU機能はありませんが、GPUを別途用意することで、ゲームや高度なグラフィック作業に必要な性能を発揮できます。

Ryzenシリーズのなかでも性能とコスパのバランスが非常によいため、人気のCPUです。

AMD Ryzen 7 7800X3D

メリット
  • 空冷でも適切に冷却できる
  • 消費電力が低い
  • ゲーム用途に特化している
デメリット
  • ゲーム以外の用途ではイマイチ

Ryzen 7 7800X3Dは、ハイエンドのゲーミングPCに向いているCPUです。
本モデルは、8コアと16スレッドを搭載し、基本クロックは4.2GHz、最大クロックは5.0GHzに達します。

これにより、複数のアプリケーションを同時にスムーズに実行可能です。
また、5nmプロセスルールを採用しており、PCIe 5.0にも対応しているため、最新のGPUやストレージデバイスとの互換性もあります。
特筆すべきは、104MBの巨大なキャッシュメモリを備えている点です。

さらに、Radeon Graphicsを内蔵しており、GPUクロックは2200MHzに達します。
これは、内蔵GPUとしては非常に高性能であり、軽いゲームならばこのCPUだけで快適にプレイ可能です。

AMD Ryzen 5 5600G

メリット
  • AMD Radeon GPUを内蔵している
  • 65Wの低TDPで、エネルギー効率がよい
  • 3.9GHzのベースクロックと4.8GHzのTurboCoreクロック
デメリット
  • パーツによっては、互換性を確認する必要がある

AMDのRyzen 5 5600Gは、その卓越したコスパで注目のCPUです。
こちらのCPUは、ゲームやクリエイティブな作業を快適に行うための強力な基盤があります。

3.9 GHzの基本クロック速度を持ち、最大4.4GHzまでのクロックです。
これにより、複雑なマルチタスクや要求の高いアプリケーションもスムーズに動作します。
また、65Wの低TDPは、効率的なエネルギー消費を意味し、熱が発生しにくいです。

AMD Radeon GPUを搭載しているため、追加のGPUなしでも軽いゲームであればプレイができます。
自作PCを組み立てる際に予算が限られている人におすすめのCPUです。

Ryzen搭載ゲーミングPCに関するよくある質問


Ryzen搭載ゲーミングPCについて紹介してきました。
Intelと比べれば数が少ないですが、選択肢がないわけでは決してありません。
Ryzen搭載ゲーミングPCに関するよくある質問の答えを紹介します。

Ryzenはゲームに不向きって本当?

Ryzenはゲームには不向きだというのはよく言われていることですが、半分正しくて半分間違いです。

Ryzen自体がゲームに向いていないのではなく、Intelと比べればゲーム単体の場合はIntelのほうがよいというだけでRyzenでもゲームを快適に遊べます

Ryzenはゲーム配信・ゲーム動画投稿などに向いているのが特徴です。
ゲームをしながら何かをする、という用途においてはIntelよりRyzenのほうが向いています。

ただ、動画や配信など明確な目的がなければ、Intelのほうがおすすめです。

Ryzenシリーズの型番や世代の見方は?

IntelはCore i7-12700のような命名規則です。
Core i7がシリーズ名と、コア数の目安を示しています。
12700の「12」が世代です。
ここにKなどのアルファベットが付くこともありますが、それは同世代・同シリーズ内の性能の違いを表します。

AMD Ryzenの場合は、Ryzen9 7700Xを例にしますとRyzen9がシリーズ名、7700が世代、最後尾のXが性能を表しています。

数字の頭が7の場合は、第5世代です。
2023年現時点では、これが最新世代となります。

以前のモデルは、3,000~4,000番台は第3世代、5,000番台は第4世代です。

数字の後のアルファベットの性能は、以下のようになります。

  • 何もない:その世代・シリーズの標準
  • X:高性能・高消費電力
  • G:グラフィック搭載CPU
  • T:省電力
  • S:省電力&グラフィック搭載CPU

Ryzen9 7700Xは「第5世代Ryzen9の高性能モデル」ということです。

デスクトップの命名規則に変更はないですが、モバイル向けは2023年の製品から新しい命名規則になります
4桁の数字部分が変わりますが、シリーズ名はそのままです。
2023年製品は千の位が7、2024年製品は8と変わり、百の位はシリーズにより変動、十の位はアーキテクチャの世代を表しています。

デスクトップCPUの命名規則も変更になる可能性がありますので、注意が必要です。

まとめ


Ryzen搭載ゲーミングPCのおすすめモデルについて紹介してきました。
RyzenはIntel Core iシリーズと比べればシェアが低いものの、総合的なモデル数は決して少なくありません。
ドスパラなどRyzenとIntel両方を同一モデルで販売するメーカーもあるため、選択肢は豊富です。

Ryzen 5からRyzen 9まで幅広い性能のCPUがあります。
前述の通り、Xなのか無印なのかという違いもあるため選ぶのは大変です。

今回紹介したゲーミングPCを参考にしながら、自分にとってより重要なのはどの性能なのかを考え、自分に合ったRyzen搭載ゲーミングPCを選びましょう