ゲーミングPC

【2025年】安いゲーミングモニターおすすめ15選!コスパ最強モデルを解像度別に紹介

一般的なモニターよりも性能が高く、ブレのない滑らかな映像を映し出せるゲーミングモニター。

さまざまなメーカーが多種多様なゲーミングモニターを販売しており、性能や価格はピンキリです。性能も解像度、リフレッシュレートなど見るべきところが多数あります。

そのため、安くて性能のよいゲーミングモニターが欲しいけれど、どれを選べばよいのかわからないという方も多いです。

そこで本記事では、安いゲーミングモニターのおすすめモデルを15個紹介していきます。

安いゲーミングモニターの選び方やおすすめメーカーなども解説していくので、ぜひご参考ください。

>>すぐに安いゲーミングモニターのおすすめをチェックしたい方はここをタップ

本記事は「コンテンツ制作ポリシー」に則って制作されています。
また、本記事にはプロモーションが含まれます。

  1. おすすめの安いゲーミングモニターの一覧表
  2. 【フルHD】安いゲーミングモニターおすすめモデル5選
    1. 【24インチ湾曲】Z-Edge UG24
    2. 【21.5インチ】Acer Nitro G221QHbmiix
    3. 【23.8インチ】JAPANNEXT JN-Ei238G180F
    4. 【23.8インチ】MSI PRO-MP2412
    5. 【24インチ】Minifire MFG24F4M
  3. 【WQHD】安いゲーミングモニターおすすめモデル5選
    1. 【27インチ】JAPANNEXT JN-27IPS165WQHDR
    2. 【27インチ】グリーンハウス GH-ELCG27WB-WH
    3. 【27インチ】Acer SA272UEwmiipx
    4. 【27インチ湾曲】KTC H27S17
    5. 【24インチ】KOORUI G2421V
  4. 【4K】おすすめの安いゲーミングモニター5選
    1. 【27インチ】JAPANNEXT JN-i27G120U-C6
    2. 【28インチ】JAPANNEXT JN-i283U
    3. 【31.5インチ】JAPANNEXT JN-315V160UR
    4. 【27インチ】Dell S2725QC-A
    5. 【27インチ】Acer Nitro VG272KV3bmiipx
  5. 安いゲーミングモニターのおすすめの選び方
    1. 安さだけで選ぶのは危険
    2. モニターのリフレッシュレートで選ぶ
    3. 解像度とパネルサイズで選ぶ
    4. パネルの種類で選ぶ
    5. 用途で選ぶ
  6. 安いゲーミングモニターのおすすめメーカー
    1. JAPANNEXT(ジャパンネクスト)
    2. ASUS(エイスース)
    3. Acer(エイサー)
  7. 安いゲーミングモニターに関するQ&A
    1. ゲーミングモニターと普通のモニターの違いは?
    2. 安いゲーミングモニターはSwitch/PS5/PS4と兼用できる?
    3. 安いゲーミングモニターは中古じゃダメ?
    4. SwitchやPS4/PS5は安いゲーミングモニターで十分?
  8. まとめ

おすすめの安いゲーミングモニターの一覧表

【フルHD 安いゲーミングモニターおすすめモデル一覧表】

モデル名 Z-Edge UG24 Acer Nitro ゲーミングモニター 21.5インチAcer Nitro G221QHbmiix JAPANNEXT JN-Ei238G180F MSI PRO-MP2412 Minifire MFG24F4M
画面サイズ 24インチ 21.5インチ 23.8インチ 23.8インチ 24インチ
パネル VA VA IPS VVA VA
最大リフレッシュレート 180Hz 100Hz 180Hz 100Hz 160Hz
応答速度 1ms 1ms 1ms 1ms 1ms

【WQHD 安いゲーミングモニターおすすめモデル一覧表】

モデル名 JAPANNEXT 27インチ WQHD(2560x1440)解像度 IPSパネル搭載 165Hz対応ゲーミングモニターJAPANNEXT JN-27IPS165WQHDR グリーンハウス 27インチ ゲーミングモニターグリーンハウス GH-ELCG27WB-WH Acer モニター SA272UEwmiipx 27インチAcer SA272UEwmiipx KTC H27S17 KOORUI G2421V
画面サイズ 27インチ 27インチ 27インチ 27インチ 23.8インチ
パネル IPS IPS IPS VA IPS
最大リフレッシュレート 165Hz 180Hz 100Hz 180Hz 180Hz
応答速度 1ms 1ms 1ms 1ms 1ms

【4K 安いゲーミングモニターおすすめモデル一覧表】

モデル名 JAPANNEXT JN-i27G120U-C6 JAPANNEXT JN-i283U JAPANNEXT 31.5インチ ゲーミングモニター JN-315V160URJAPANNEXT JN-315V 160UR Dell S2725QC-A Acer ゲーミングモニター Nitro VG272KV3bmiipx 27インチAcer Nitro VG272KV3bmiipx
画面サイズ 27インチ 28インチ 31.5インチ 27インチ 27インチ
パネル IPS IPS VA IPS IPS
最大リフレッシュレート 120Hz 75Hz 160Hz 120Hz 160Hz
応答速度 1ms 2ms 1ms 4ms 0.5ms

【フルHD】安いゲーミングモニターおすすめモデル5選

安いゲーミングモニターを解像度別に紹介していきます。まずは、フルHDの安いゲーミングモニターのおすすめモデルを5つ紹介していくので、フルHDで十分という方や安さを重視したい方はぜひご参照ください。

【24インチ湾曲】Z-Edge UG24

メリット
  • 1万円台でVAパネル搭載の圧倒的高コスパ
  • 色性能が高い
  • リフレッシュレートが180Hzと高い
  • 画面の端まで視界に収めやすい湾曲型
デメリット
  • 湾曲型にしてはサイズが小さい

Z-Edge UG24は、VAパネル搭載の24インチゲーミングモニターです。

1万円台の安いゲーミングモニターで、VAパネルを搭載しているのは非常に珍しく、それだけでも本機には大きな価値があると言えます。

VAパネルの利点は、コントラスト比が高く色性能が高いことです。簡単に言えば、黒をより深く表現でき、数多くの色を再現できるということ。ゲームの映像をよりリアルに感じられるだけでなく、イラスト制作や画像編集などで正確な色味が知りたいときにも役立ちます。

さらに、リフレッシュレートが安いゲーミングモニターでは少し高い180Hzなのも魅力的です。1秒間に画面に表示される画像の枚数が多いので、敵の動きをより読みやすくなります。

画面サイズ 24インチ
パネル VA
最大リフレッシュレート 180Hz
応答速度 1ms

【21.5インチ】Acer Nitro G221QHbmiix

Acer Nitro ゲーミングモニター 21.5インチ

メリット
  • 低価格でもVAパネルを搭載
  • 省スペースで環境を選ばずに置ける
  • 3000:1の高コントラスト比
デメリット
  • DisplayPortがない

Acer Nitro G221QHbmiixは、21.5インチのVAパネル搭載ゲーミングモニターです。

1万円台の安いモニターとしては珍しく、VAパネルを搭載しているのが特徴的。3000:1の高コントラストで、画面が色鮮やかに見えます。ゲームがより臨場感を持つだけでなく、映像コンテンツの試聴がより楽しくなったり作業がより快適になったりするのが魅力です。

さらに、21.5インチというサイズ感も絶妙。フルHDで文字やアイコンが小さく見えることなく、画面が24インチよりも綺麗に見えます。置き場所も選ばず、どのような環境でも使いやすいです。

ただ、DisplayPortがないことには注意が必要。複数モニター環境の一員として導入を考えている場合、本機をHDMI、もう一方をDisplayPortで接続するのがおすすめです。

画面サイズ 21.5インチ
パネル VA
最大リフレッシュレート 100Hz
応答速度 1ms

【23.8インチ】JAPANNEXT JN-Ei238G180F

メリット
  • sRGB:100%の色域の広さ
  • 180Hzの高リフレッシュレート
  • HDMI×2、DisplayPort×1、イヤホン端子も完備
デメリット
  • スタンド機能がチルト(上下角度調整)のみ

JN-Ei238G180Fは、23.8インチのIPSパネル搭載ゲーミングモニターです。

安いゲーミングモニターとしては標準的なサイズとパネルの種類ですが、最大リフレッシュレートは比較的高めになっています。180Hzもあれば、FPSでも十分有利に戦えるので、FPSプレイヤーにとって使いやすいです。

さらに、sRGB 100%の色域の広さも魅力的。

色域というのは、ある規格で定められた色の範囲のことです。sRGB 100%とは、sRGB規格で定められた色をすべて表現できるということ。

色の再現性が高いため、ゲームはもちろん、動画編集などのクリエイティブな作業にも使いやすいです。

画面サイズ 23.8インチ
パネル IPS
最大リフレッシュレート 180Hz
応答速度 1ms

【23.8インチ】MSI PRO-MP2412

メリット
  • VAパネルの高コントラスト
  • 23.8インチという程よいサイズ感
  • 付属スタンドの使い勝手がよい
デメリット
  • FPSには少し足りないリフレッシュレート

MSI PRO-MP2412は、作業をメインとしつつゲームも楽しみたいという方におすすめの安いゲーミングモニターです。

まず、VAパネルを搭載しているため、コントラスト比が4000:1と非常に高いのがよいところ。

一般的なVAパネル搭載モニターは3000:1ですが、本機は4000:1とさらに高いです。

画面の明暗のコントラストがハッキリとして、色の再現性が高いので、画像編集やイラスト制作、動画編集などを行う方には最適だと言えます。

さらに、付属スタンドがワンタッチで取り付けられるうえにスマホスタンドを搭載しているなど、使い勝手が良く、モニターアームがなくても便利なのがよいところです。

ただ、リフレッシュレートはFPSで基準とされる140には満たないので、注意が必要。あくまでもゲームは息抜きとして楽しみたい、という方におすすめの安いゲーミングモニターです。

画面サイズ 23.8インチ
パネル VA
最大リフレッシュレート 100Hz
応答速度 1ms

【24インチ】Minifire MFG24F4M

メリット
  • 4000:1の高コントラスト比による鮮明な映像
  • 160Hzの高リフレッシュレート
  • 性能に対して非常に安い
デメリット
  • スピーカーが搭載されていない
  • 設定ボタンが背面にあり操作しにくい

Minifire MFG24F4Mは、1万円台で購入できるVAパネル搭載高性能ゲーミングモニターです。

VAパネルによる4000:1の高コントラスト比で、ゲームの映像がより鮮明に臨場感を伴って楽しめるようになります。

もちろん、画像編集やイラスト制作などの作業も映像鑑賞も非常に快適です。色域はsRGB100%に相当し、sRGB規格で定められた色の範囲を全て表現できます。

また、安いVAモニターはゲーム性能が抑えられていることが多いですが、本機は160Hzの最大リフレッシュレートと1msの応答速度があり、十分高性能です。ゲームも作業もどちらも思い切り楽しみたいという方におすすめの安いゲーミングモニターだと言えます。

画面サイズ 24インチ
パネル VA
最大リフレッシュレート 160Hz
応答速度 1ms

【WQHD】安いゲーミングモニターおすすめモデル5選

フルHDより上の解像度として、WQHD(2560×1440)があります。WQHDのメリットは、フルHDより広い作業領域と画面の綺麗さ、4KよりPCへの負荷が少ないことです。

そのうえ、モニターのサイズも4Kより小さく、置き場所にも困りにくいのが魅力的。

今度は、そんなWQHD解像度を持つ安いゲーミングモニターのおすすめモデルを5つ紹介していきます。

【27インチ】JAPANNEXT JN-27IPS165WQHDR

JAPANNEXT 27インチ WQHD(2560x1440)解像度 IPSパネル搭載 165Hz対応ゲーミングモニター

メリット
  • sRGB:100%/DCI-P3:91%の色域の広さ
  • PS5とのWQHD@120Hz接続に対応
  • ポート類が豊富
デメリット
  • 付属のスタンドの機能がチルトのみ

JN-27IPSG165WQHDRは、高性能で安いWQHDゲーミングモニターです。

リフレッシュレートは165Hzで、応答速度は1ms。RTX4070以上のGPUを搭載しているゲーミングPCをを所持している方であれば、性能をフルに活かせます。FPSも格ゲーも、もちろんソロプレイのゲームも非常に快適です。

さらに、sRGB 100%、DCI-P3 91%の高色域が魅力的。DCI-P3はsRGBよりも厳しい規格ですが、それでも91%をカバーできるのはこの価格帯のWQHDモニターでは少しめずらしいと言えます。

ゲームが楽しく、作業もしやすい万能なWQHDモニターです。

画面サイズ 27インチ
パネル IPS
最大リフレッシュレート 165Hz
応答速度 1ms

【27インチ】グリーンハウス GH-ELCG27WB-WH

グリーンハウス 27インチ ゲーミングモニター

メリット
  • リフレッシュレート180Hzと高性能かつ比較的安い
  • ポートが充実している
  • 画面機能が充実している
デメリット
  • スピーカー非搭載
  • 付属のケーブルが少し短い

GH-ELCG27WB-WHは、最大リフレッシュレート180Hzの高性能で安いWQHDモニターです。

3万円台前半のWQHDモニターとして考えると、180Hzという最大リフレッシュレートは比較的高性能。高性能なゲーミングPCの性能を十分に活かせるので、高いゲーミングPCを持っている方にこそおすすめの製品です。

さらに、ポートが充実しているのも魅力的。DisplayPortとHDMIが2つずつ備えられています。複数機器の接続に非常に便利です。切り替えも簡単にできます。

そして、画面機能も充実。楽しみたいコンテンツに合わせてモードを切り替えられる機能や、暗い部分に明るく補正をかける機能などがあります。

画面サイズ 27インチ
パネル IPS(AHVA)
最大リフレッシュレート 180Hz
応答速度 1ms

【27インチ】Acer SA272UEwmiipx

Acer モニター SA272UEwmiipx 27インチ

メリット
  • 厚み7.2mmの超薄型で置き場所に困らない
  • sRGB:100%の高色域
  • WQHDで2万円台前半という低価格
デメリット
  • FPSには少し不足感のあるリフレッシュレート
  • 内蔵スピーカーはおまけ程度の性能

Acer SA272UEwmiipxは、FPSやTPS以外のゲームに適している安いWQHDゲーミングモニターです。

リフレッシュレートが最大100Hzなので、144Hz以上が求められるFPSなどには若干不向き。向いているのは、一人プレイ用のアクションゲームやアクションRPGなどです。ELDENRING NIGHTREIGNなどには向いていると言えます。

さらに、sRGB 100%の色性能が魅力的。作業用のWQHDモニターとしても、十分活躍します。ゲームをライトに楽しみながら、作業や映像コンテンツ視聴の快適性を高めたい方におすすめの安いWQHDゲーミングモニターです。

ただ、内蔵スピーカーは1Wというおまけ程度の性能なので注意しましょう。内蔵スピーカーを使うのは、おすすめしません。

画面サイズ 27インチ
パネル IPS
最大リフレッシュレート 100Hz
応答速度 1ms

【27インチ湾曲】KTC H27S17

メリット
  • 2万円程度で手に入る格安湾曲型VAモニター
  • sRGB:132%の圧倒的な色性能の高さ
  • 2系統のHDMI・DPを搭載している
デメリット
  • ケーブルマネジメントがしにくい
  • 3ピン電源コードが少し扱いにくい

KTC H27S17は、2万円程度という価格で手に入る安い湾曲型VAゲーミングモニターです。

この値段で湾曲型かつVAパネルを搭載しているWQHDモニターは、非常に貴重。27インチという画面なので、湾曲型でも圧迫感はありません。それでいて、画面全体を視界におさめやすいという湾曲型モニターのメリットを実感できます。

さらに、色性能が非常に高いのが魅力的。

sRGb 132%で、ほかの厳しい規格でも100%以上のカバー率があります。ゲームの映像によりリアリティが生まれるのはもちろん、イラスト制作や画像編集などの作業もしやすくなるので、作業用・ゲーム用・兼用いずれの用途でもおすすめです。

画面サイズ ‎27インチ
パネル VA
最大リフレッシュレート 180Hz
応答速度 1ms

【24インチ】KOORUI G2421V

メリット
  • 約24インチで置き場所を選ばない
  • 27インチWQHDモニターより画面が綺麗に見える
  • 最大リフレッシュレート180Hzのゲーム性能の高さ
デメリット
  • 27インチモニターよりアイコンと文字が小さくなる

KOORUI G2421Vは、23.8インチと比較的小さいWQHDゲーミングモニターです。

サイズが小さいことによって、27インチ以上のWQHDモニターより画面が綺麗に見えます。これは、多くのドットが小さい画面に収まるよう1ドットのサイズが小さくなるのが理由です。

一方、同じ理由からアイコンと文字が少し小さくなってしまうことには、注意が必要。

また、最大リフレッシュレートが180Hzと高く、FPSなどの競技性の高いゲームに向いているというメリットもあります。そのうえ光と影の明暗表現を豊かにするHDR400に対応しており、映像のリアリティも高いのがよいところです。

幅広い用途・ゲームに活用できるWQHDゲーミングモニターだと言えます。

画面サイズ 23.8インチ
パネル IPS
最大リフレッシュレート 180Hz
応答速度 1ms

【4K】おすすめの安いゲーミングモニター5選

4Kのゲーミングモニターといえば10万円を超える製品があり、高価格帯が主流。とはいえ、4Kモニターのなかにも比較的安いゲーミングモニターがあります。

そこで今度は、そんな4Kで比較的安いゲーミングモニターを5つ紹介していくので、ぜひご参照ください。

【27インチ】JAPANNEXT JN-i27G120U-C6

メリット
  • 120Hzと4Kとしては必要十分なリフレッシュレート
  • 27インチという扱いやすいサイズ
  • Type-C 65W給電に対応している
デメリット
  • 文字やアイコンが小さく表示される
  • スタンドの高さ調整ができない

JN-i27G120U-C6は、Amazon限定販売の安い4Kゲーミングモニターです。

リフレッシュレートが120Hzと4K解像度のモニターとしては必要十分で、さまざまなゲームを快適に遊べます。応答速度が速いため、音ゲーなどでも遅延を感じにくいです。

さらに、Type-C 65W給電に対応しています。ノートパソコンやコンシューマーゲーム機などを、電源アダプターなしで使えるのが魅力的です。電源アダプターとケーブルをひとつ減らせるので、デスク周りがスッキリします。

一方、27インチというサイズ感はメリットとデメリットの両方が大きいです。置き場所に困らないサイズ感であり、画面が綺麗に見えるのがメリット。

デメリットは、文字やアイコンが小さく表示されることです。画面サイズに対して情報量が多くなるので、一部のソフトウェアではUIに違和感を覚える可能性があります。

ただ、4万円以下という価格帯でこの性能の4Kモニターが手に入るのは、非常に魅力的。用途や好みが合えば、最高の選択肢だと言えます。

画面サイズ 27インチ
パネル IPS
最大リフレッシュレート 120Hz
応答速度 1ms

【28インチ】JAPANNEXT JN-i283U

メリット
  • 小さすぎず大きくはない程よいサイズ
  • sRGB:100%の高い色性能で作業向き
  • 2万9980円という圧倒的な安さ
デメリット
  • FPSなど競技性の高いゲームには不向き

JN-i283Uは、非常に安い4Kゲーミングモニターです。値段は2万9980円と、4Kモニターのなかでは最安値クラス。

その分リフレッシュレートが75Hz、応答速度が2msとゲーム性能は控えめですが、FPSやTPSをしない場合は十分です。対戦ゲームではなく一人用ゲームや協力ゲームを多く遊ぶ方には、最適だと言えます。

さらに、作業性能が高いです。sRGB 100%と色域が広いため、イラスト制作や動画編集などの作業が快適になります。

画面サイズ 28インチ
パネル IPS
最大リフレッシュレート 75Hz
応答速度 2ms

【31.5インチ】JAPANNEXT JN-315V160UR

JAPANNEXT 31.5インチ ゲーミングモニター JN-315V160UR

 

メリット
  • 黒が美しいくっきりとしたコントラスト
  • 4Kで160Hzの高いゲーム性能
  • PBP/PIPが便利
デメリット
  • 高コスパだが値段自体は高い

JAPANNEXT JN-315V160URは、4Kで160Hzの高いゲーム性能を持ったゲーミングモニターです。

性能を活かすにはハイスペックなゲーミングPCが必要ですが、所持している場合はFPSなどを4Kで遊んでも十分戦えるようになります。解像度の高さとリフレッシュレートを両立させたい方には、おすすめです。

さらに、VAパネル特有のコントラスト比の高さから、動画視聴や映画鑑賞などにも使えます。色域もsRGB 99%と広めなので、写真編集などにも対応可能です。

そして、PBP/PIPなどの作業向けの機能が便利。

PIPはメインの入力ソースの画面に、異なる入力ソースの画面をワイプ表示できる機能です。

PBPは、2つの入力ソースの画面を左右に同時表示できる機能のこと。複数機器を使って作業をする場合に、便利な機能です。

画面サイズ 31.5インチ
パネル VA
最大リフレッシュレート 160Hz
応答速度 1ms

【27インチ】Dell S2725QC-A

メリット
  • コントラスト比がIPSモニターとしては高め
  • sRGB 99%の高色域
  • Type-C 65W給電に対応
  • 5Wと比較的高出力な内蔵スピーカー
デメリット
  • 応答速度が遅め
  • 文字やアイコンが小さい

Dell S2725QC-Aは、作業にもゲームにも使いやすい安い4Kゲーミングモニターです。

sRGB 99%の高色域で、画像編集や動画編集、イラスト制作などに適しています。映像コンテンツの視聴やゲームも、もちろん快適です。より臨場感のある映像が楽しめます。

さらに、Type-C 65W給電に対応。作業用のノートパソコンなどをType-Cケーブル一本で接続して使えるので、非常に便利です。

また、ゲーム性能に関してはリフレッシュレートが120Hzと十分高いのがよいところ。動きの滑らかさに不満を抱くことは、基本的にはありません。

ただし、応答速度は最大で4msとゲーミングモニターとしては遅いので、注意が必要です

画面サイズ 27インチ
パネル IPS
最大リフレッシュレート 120Hz
応答速度 4ms

【27インチ】Acer Nitro VG272KV3bmiipx

Acer ゲーミングモニター Nitro VG272KV3bmiipx 27インチ

メリット
  • 応答速度が高速
  • DCI-P3:95%の高色域
  • HDR400に対応しており光の表現が自然
デメリット
  • スタンドがチルト調整しかできない
  • 文字やアイコンが小さい

Acer Nitro VG272KV3bmiipxは、ゲーム性能が高いのが特徴の4Kゲーミングモニターです。

リフレッシュレートは、最大160Hz。4Kモニターとしては比較的高い部類で、高性能なゲーミングPCを持っている方でも安心して使えます。

応答速度は、0.5ms。ゲーミングモニターは1ms程度が多く、それよりも高速なのがよいところです。残像感やブレは、視認できないレベルにまで抑えられています。

そのうえ、DCI-P3 95%の高色域。ゲームや動画視聴はもちろん、正確な色表現が求められる画像編集やイラスト制作などの作業にも使えます。

さらに、HDR400にも対応。輝度性能が最低400ニトであることを示します。明るいシーンでより明るく見え、ディティールの再現性が高いのが魅力的です。

画面サイズ 27インチ
パネル IPS
最大リフレッシュレート 160Hz
応答速度 0.5ms

安いゲーミングモニターのおすすめの選び方

安いゲーミングモニターの選び方

安いゲーミングモニターのおすすめモデルについて、紹介してきました。魅力的なモニターが多く、おすすめモデルを参考にしても、そのなかから自分で選ぶという作業は必須です。

そこで今度は、安いゲーミングモニターのおすすめの選び方について解説していきます。

安さだけで選ぶのは危険

まず大前提として、安いということだけでゲーミングモニターを選ぶのは危険だということを意識しましょう。

安いゲーミングモニターは数多く販売されていますが、非常に安いモデルのなかにはゲームに使うのには適していない性能の製品もあります。

結局、購入したものの自分の要望や用途に合わず、安物買いの銭失いになりかねません。

そうならないために、予算内で価格と性能のバランスを考慮して、購入するゲーミングモニターを選びましょう。

モニターのリフレッシュレートで選ぶ

安いゲーミングモニターに限らず、リフレッシュレートをチェックするのは大切です。

リフレッシュレートというのは、1秒間に画面に表示できる画像の枚数を示しています。PC側ではフレームレートと呼んでいるものです。

この値が高くなれば、映像が滑らかになります。FPSなどの対人ゲームでは、映像が滑らかになることで敵の動きをより正確に捉えられるようになるため、試合を有利に運ぶことが可能です。

一人用のゲームでも、キャラクターの動きがより生き生きとして見えたり、背景の動きがよりリアルになったりします。

対人ゲームに使うのであれば、120Hz以上が有利になる目安です。上位層は当たり前のように120Hz以上でプレイしているため、強くなるにはここが最低ラインだと言えます。

解像度とパネルサイズで選ぶ

ゲーミングモニターは、解像度とパネルサイズで選ぶのも大切です。

解像度は、画面内に表示できるピクセルの数を示す値のこと。フルHD(1920×1080p)などと表現されます。

解像度が高くなればピクセル数が増えるので、より細かい描写が可能です。4Kテレビで「毛穴まで見える」という表現がよく使われますが、それはピクセル数が増えたことによる恩恵だと言えます。

そのうえ、画面の表示領域が広がるのがよいところです。ゲームや映像コンテンツにより臨場感が生まれるだけでなく、作業もより快適になります。

ただ、解像度はパネルサイズとバランスを取ることが大切です。

理由は、解像度に合わせたサイズを選ばないと、文字やアイコンが小さくて見えにくいということになる可能性があるため。

解像度が高くなれば、画面内のピクセル数が増えます。

多くのピクセルを小さい画面に収める場合、ピクセルひとつひとつのサイズを小さくしなければなりません。

その結果、文字やアイコンが小さくなります。

一方、パネルサイズに対して解像度が低すぎる場合は、ピクセルが大きくなり、画面が荒く見えるので注意しましょう。

以下は、解像度とパネルサイズの適したバランスの目安です。

  • フルHD:21.5インチ~24インチ
  • WQHD:26インチ~30インチ
  • 4K:30インチ以上

パネルの種類で選ぶ

パネルはサイズもですが、種類も重要です。

ゲーミングモニターによく使われるパネルの種類と、特徴は以下の通り。

パネルの種類 メリット デメリット
TN 安く応答速度が速い 色性能が低め
IPS 一般的な価格帯で色性能が高め
応答速度が速い種類もある
コントラスト比は高くない
VA コントラスト比が高く色性能が高い 価格が高め
有機EL 薄型軽量な製品が多い
色域が広く発色が鮮やか
価格が高い

2025年時点で最も一般的なのは、IPSパネルです。

IPSパネルには応答速度が遅いというデメリットがありましたが、近年はFAST IPSという応答速度が速い種類のパネルが一般的なので、デメリットはあまりありません。

さらに、コントラスト比を高めたIPS BLACKなども登場しており、種類が豊富です。

また、安いゲーミングモニターには、IPSがよく使われます。安い製品を狙う場合はIPSが最もおすすめですが、予算と用途に応じてVAなども考慮に入れるのがおすすめです。

用途で選ぶ

安いゲーミングモニターは、用途で選ぶのもおすすめです。

用途によって、最適な製品が異なります。

たとえばゲームしかしない場合は、ゲーム性能だけを重視して選ぶのがおすすめです。ゲーム性能と作業性能を両立させた製品は価格帯が少し上がるため、ゲーム性能のみを重視することで用途に合わせながら予算を下げられます。

一方、作業にも使いたい場合は、二画面の同時表示機能など作業向きの機能があるかをチェックするのがおすすめです。安いゲーミングモニターにも、そうした便利な機能を備えた製品があります。

また、作業に関しては内容によってチェックするべきポイントが変わるので、注意しましょう。

たとえば、イラスト制作や画像編集などを行う場合には、色性能の高さやコントラスト比などが重要です。

安いゲーミングモニターのおすすめメーカー

ゲーミングモニター

安いゲーミングモニターを多く販売しているメーカーと、そうではないメーカーがあります。メーカー選びでも、安いゲーミングモニターを選びやすくなるので、メーカーから入るのもおすすめです。

そこで今度は、安いゲーミングモニターのおすすめメーカーについて紹介していきます。

JAPANNEXT(ジャパンネクスト)

JAPANNEXTは、新進気鋭の日本企業です。

性能と機能の充実度に対して値段が安いゲーミングモニターや作業用モニターを多く販売しているので、安いゲーミングモニターを探している方にはおすすめ。

特徴的なのは、作業向きの機能の充実度が高いこと。モニターにキーボードとマウスを接続することで、2台のPC間で同じセットを使い回せるKVM機能などの便利な機能を搭載している製品が多くあります。

ゲーム用と作業用を兼用したい場合には、特におすすめのメーカーです。

ASUS(エイスース)

ASUSは、台湾発のPCCパーツメーカーです。

独自のゲーミングPC、携帯型ゲーミングPCなども多数販売しています。パーツも多く販売しているため、自作PCを趣味とする方の間では、知らない人がいないほどの有名メーカーです。

ASUSのゲーミングモニターは、ローコストモデルからハイエンドモデルまで幅が広いのが特徴。どの価格帯の製品も高品質で、複数の種類があります。

Acer(エイサー)

Acerは、パソコン本体や液晶ディスプレイを主力にしています。ゲーミングモニターのメーカーとしては、トップクラスの知名度を誇る定番のメーカーです。

専用ソフトウェアを付属させないなど、使用感や性能にそれほど大きな影響を及ぼさない程度のコストカットを積極的に行っています。

作業向きの機能などもカットされており、完全にゲーム用として製品展開をしているのもASUSの大きな特徴です。

そのため、ゲーム性能に対して値段が安い製品が多いのが利点。

ゲーム特化の安いゲーミングモニターを探している方には、最適なメーカーです。

安いゲーミングモニターに関するQ&A

ゲーミングモニター

ここまで、安いゲーミングモニターについて、さまざまな角度から紹介してきました。最後に、そんな安いゲーミングモニターに関するよくある疑問の答えを解説していきます。わからないことがある方は、ぜひご参考ください。

ゲーミングモニターと普通のモニターの違いは?

ゲーミングモニターと普通のモニターの違いは、主にリフレッシュレートと応答速度です。

ゲームでは、視点が頻繁に移動し、キャラクターが縦横無尽に動き回ります。

そのため、ブレのない滑らかな映像にしなければなりません。キャラクターや背景の動きを滑らかにし、残像感を減らすために高リフレッシュレート・高応答速度にしています。

一方、普通のモニターはリフレッシュレートや応答速度を高める方向ではなく、作業向けのオーバーレイ機能などを充実させる方向で、性能と機能を高めている製品が多いです。

ゲーム用と作業用でモニターを分けている人も多いですが、その理由は前述の機能と性能の違いにあります。

安いゲーミングモニターはSwitch/PS5/PS4と兼用できる?

安いゲーミングモニターでも、Switch/Switch2/PS5/PS4などのコンシューマー機と兼用できます。HDMIで接続すれば、コンシューマー機の映像を安いゲーミングモニターに出力可能です。

フレームレートや解像度などが十分であれば、Switch2の4K表示や120fps表示、PS5の120Hz表示などにも対応できます。

安いゲーミングモニターは中古じゃダメ?

安いゲーミングモニターは中古でも問題ありませんが、なるべく新品を買うのがおすすめです。

中古の場合、高性能なモニターが比較的安く手に入るのが大きなメリット。

ただし、大きく値下がりするのは型落ち品が多いです。性能が現代の基準とは少し違うため、新品で安いゲーミングモニターを買うほうがかえって高性能になることがあります。

さらに、中古の場合は保証がつかなかったり耐用年数が短かったりするというデメリットもあるので、慎重に選ぶことが大切です。

SwitchやPS4/PS5は安いゲーミングモニターで十分?

Switch/PS5/PS4などのコンシューマー機は、基本的には安いゲーミングモニターで十分です。

Switch2やPS5を4Kで遊びたい場合は少々高めになりますが、4Kモニターのなかでも比較的安いモデルでまったく問題がありません。

4Kで遊ばない場合であれば、フルHDの安いゲーミングモニターで十分です。それでも120Hz出力に対応していたり、モデルによってはType-C給電にも対応していたりする製品があります。

性能が不足することがありませんし、機能も不足感がありません。

まとめ

本記事では、安いゲーミングモニターのおすすめモデルを15個紹介してきました。

安いゲーミングモニターと一口に言っても、求める解像度や性能によって価格帯は変わります。本記事ではそれぞれの解像度で比較的安い製品を紹介してきましたが、選び方の項目でも述べたように、安さだけで選ぶのはおすすめしません。

作業とゲームで兼用したいのか、ゲームに特化させたいのか、用途に応じて選ぶのがおすすめです。

自分の用途と予算とを照らし合わせて、低価格で最大限のメリットが得られる安いゲーミングモニターを探しましょう。