ゲーミングPC

【2024最新】安いデスクトップゲーミングPCおすすめ12選|選び方も解説

ゲーミングPCは、性能ばかりを追い求めると予算が膨れ上がっていきます。

予算が限られている場合、安いゲーミングPCから比較的自分に合う性能と特徴を持つモデルを探すのが大切です。ゲーミングノートPCと比べると、デスクトップゲーミングPCは安いモデルの選択肢も多い傾向があります。

そのため、予算が限られていても、自分に合うモデルを比較的探しやすいです。

とはいえ、選ぶ際のポイントや実際のモデルを知らなければ、選ぶのは難しくなります。

そこで本記事では、安いデスクトップゲーミングPCを選ぶ際のポイントと、実際のおすすめモデルを紹介していくので、ぜひご参考ください。

>>安いデスクトップゲーミングPCのおすすめ10選をすぐに見たい方はここをタップ

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安いデスクトップゲーミングPCを選ぶ際のポイント

まずは、安いデスクトップゲーミングPCを選ぶ際のポイントを紹介します。スペックの見方だけでなく、安いデスクトップゲーミングを選ぶ際に知っておくべき心づもりまで簡単に解説するので、選び方がよくわからない方はぜひご参考ください。

CPUの処理性能で選ぶ

CPUの処理性能は、非常に重要です。

CPUは、PC内のさまざまなデータの処理を行います。各パーツの制御も行っているため、CPUが無ければPCは動きません。CPUの処理性能によって、PCの動作の快適性が大きく左右されます。

CPUの性能を判断する際は、「コア数/スレッド数」をチェックしましょう。

コアとスレッドというのは、どちらもデータの処理単位のことです。基本的には、1コアにつき1つの処理を行います。8コアであれば、8つの処理を同時に行えるということです。

ただ、実際には1つのコアで複数の処理ができるCPUがあります。その「実際の処理単位」がスレッドです。

8コア16スレッドの場合、8つのコアで16の処理が同時にできます。

つまり、コアは「物理的なコア」であり、スレッドは「仮想的なコア」ということです。

スレッド数が多いと、「マルチスレッド性能が高い」ということになるのがポイント。マルチスレッドというのは、同時処理を指す言葉。動画編集や配信作業、複数アプリを使ったさまざまな作業などで重要な性能です。

ただ、マルチスレッド性能だけが高くてもよくありません。複数の処理を並行して進められても、それぞれの処理が遅ければ結局効率は悪くなります。

シングルスレッド性能と呼ばれる「物理のコア数」に左右される性能も高いCPUのほうが、トータルの性能は高いです。

GPUの性能で選ぶ

GPUは、グラフィック処理を担当するパーツです。

ゲームや画像はもちろん、PCの映像の処理も担当しています。

そのため、GPUがなければPCの映像をモニターに表示できません。ゲーミングPCやクリエイターPC以外では、CPUに内蔵されているGPUが使われます。

ただ、ゲームやクリエイティブな作業をする場合には性能が足りないので、個別にGPUを搭載しているということです。

GPUの性能を判断するには、人気ゲームのフレームレートを目安にするのがおすすめ。ベンチマークという目安もありますが、少々わかりにくいので最初は気にしなくても問題ありません。

フレームレートというのは、1秒間に画面に表示される画像の枚数のことです。

画像枚数が多くなればなるほど、映像の動きがより滑らかになります。パラパラ漫画やアニメーションと同じです。

動きが滑らかになることでFPSやTPSなどの競技系のゲームでは、敵の動きをより追いやすくなり、有利になります。

RPGなどの一人用のゲームでも、映像演出がより大迫力になったりキャラクターの動きがより可愛くなったりするのでフレームレートは重要です。

ただし、フレームレートは公式には記載されていません。

そのため、気になるゲーミングPCがあれば、GPUの型番で検索してフレームレートの目安を調べるのがおすすめです。

なお、本記事で解説するゲーミングPCのGPUに関しては、記事中で初出しの際にフレームレートの目安などを詳しく解説します。

メモリ容量で選ぶ

メモリの容量も、非常に重要です。基本的には、大きければ大きいほうがよいとされています。

メモリは、PCが処理するデータを一時的に置いておくための領域です。よく、作業机に例えられます。机が大きいほど、より多くの素材を並べて効率よく工作ができ、大きな素材を使った工作もしやすくなるものです。

それと同じように、メモリが大きいほど効率よくデータの処理ができます。そもそも、メモリの容量が不足していると処理できないデータもあるので、容量の大きさは重要です。

ゲームの場合、16GBあれば困ることはなかなかありません。少し重めのゲームでも、16GBで動くようになっています。8GBでは動かないゲームがあったり動いても快適とは言えないゲームがあったりするので、気をつけましょう。

そのうえ、BTOメーカーであれば、16GBより容量が小さいメモリを搭載したモデルが存在しないため、16GBが最低ラインです。

配信や動画編集などをするなら、32GB以上あったほうがいいとされています。

ただ、ここは予算とも相談して決めるべきです。安いデスクトップゲーミングPCを購入したい場合は、ひとまず16GBのモデルを購入するのもおすすめ。

もし32GB以上が必要だということになっても、そのときにカスタマイズできます。メモリの増設はほかのパーツのカスタマイズより比較的簡単なので、今すぐ大容量PCが必要ということでもなければ、後からカスタマイズするのも選択肢のひとつとしておすすめです。

ストレージ容量で選ぶ

ストレージは、PCにインストールしたデータを保存しておく倉庫のような領域です。

ストレージには、SSDとHDDの大きく分けて二種類があります。

SSDは、HDDより高価です。その分、データ転送速度が速くなります。読み書きが速いので、ゲームのロードやPCの起動、各アプリの動作などが速くなるのがよいところです。

そのうえ、耐衝撃性に優れています。消費電力も少なく、性能面ではさまざまな面でHDDよりも使いやすいです。

そのため、基本的にはSSDをおすすめします。

一方HDDは、安いのがメリットです。

メインストレージはSSDにして、サブストレージでHDDを使うのがおすすめ。頻繁には使わないソフトやデータをHDDに保管して、頻繁に使うものはSSDに保管しておくと快適になります。

また、容量についてはなるべく1TB以上が望ましいです。

ゲームをインストールする場合、500GB程度ではすぐに埋まってしまいます。特にメインストレージは、OSなどプリインストールされているものが多く、出荷時点で消費されているのがネックです。

もちろん、ゲームに限らず、画像ファイルや映像ファイルなどを扱う場合にも、500GBではすぐに足りなくなります。

予算の都合で1TB以上のSSDを搭載できない場合は、500GBのSSDを搭載しているモデルに500GB以上のHDDをサブとして追加するのがおすすめです。こうすることで、比較的安くストレージ容量を増大させられます。

また、足りなくなってから外付けSSDやHDDを使うのもおすすめです。

近年は、大容量の外付けSSDも増えてきています。USBメモリ型のSSDも多く、扱いやすくなっているので外付けSSDもおすすめです。

予算の限界金額内で選ぶ

安いデスクトップゲーミングPCを選ぶ際には、予算の限界金額内で選ぶのがおすすめです。

限界金額をあらかじめ設定しておき、その金額内で自分の求める性能に最も近いモデルを探しましょう。

こうすることにより、「安いだけで性能がいまいちなPC」を買う心配が無くなります。どれだけ安くても、自分がしたいゲームや作業の要求スペックに届かなかったら、本末転倒です。

安物買いの銭失いにならないよう、予算はしっかりと決めておき、その限界金額内で性能を比較しながら吟味して購入するモデルを選びましょう。

安いデスクトップゲーミングPCのおすすめメーカー

ここまで、安いデスクトップゲーミングPCを選ぶ際のポイントについて紹介してきました。選び方としてもうひとつ、メーカーから選ぶという方法もあります。メーカーによっては安いモデルがないということもあり、逆に安いモデルが多いということもあるためです。

そこで今度は、安いデスクトップゲーミングPCを購入するうえでおすすめのメーカーを4社、紹介していきます。

ドスパラ

ドスパラは、BTOパソコンメーカーでも大手のメーカーです。

ラインナップが豊富で、初心者向けから上級者向けまで幅広い性能のゲーミングPCを取り揃えています。デスクトップゲーミングPCはもちろん、ゲーミングノートPCのラインナップも用意されているのがいいところです。

さらに、出荷の速さが業界でもトップクラスです。製品の企画・パーツの輸入・販売までのすべてを自社で対応しているうえに、国内で生産しているため注文を受けてから製造・検品・出荷までの時間のロスがありません。

人気モデルの多くが翌日出荷モデルになっているので、なるべく早くゲーミングPCを手に入れたい方には最適です。

そして、初心者向けのサポートも充実しています。24時間対応の電話サポート、LINEやチャットを使ったオンラインサポートなど幅広い方法で問い合わせができるのも、いいところです。わからないことがあったりトラブルがあったりした際に、すぐに答えが得られます。

>>ドスパラ公式サイト

>>ドスパラのゲーミングPCについて詳しく知りたい方はコチラ

フロンティア

フロンティアは、セール時の安さが業界でも随一のBTOゲーミングPCメーカーです。

期間限定セールを頻繁に行っており、セール時の割引率が高い傾向があります。人気のゲーミングPCを数万円引きで購入できることもあるので、安いデスクトップゲーミングPCが欲しい方には特におすすめです。

安いのがいいけど性能も妥協したくないという場合には、セール時を狙うと高性能なゲーミングPCを比較的安く手に入れられるので、おすすめ。セール情報はSNSなどで告知されるので、チェックしましょう。

さらに、電源パーツの品質が高いことでも定評があります。国産の信頼性の高い電源部品を組み込んでおり、価格が安いのに耐久性が高いです。5年間で3パーセント台という非常に低い故障率で、安心して長く使えます。

安いデスクトップゲーミングPCは壊れやすい傾向がありますが、フロンティアは安くても壊れにくいので、安いモデルを長く使いたい方には特におすすめのメーカーです。

>>フロンティア公式サイト

>>フロンティアのゲーミングPCについて詳しく知りたい方はコチラ

TSUKUMO

TSUKUMOは、ヤマダ電機グループのBTOパソコンメーカーです。

G-GEAREというゲーミングPCのシリーズを展開しており、初心者向けから上級者向けまで幅広いモデルを販売しています。初心者向けの安いデスクトップゲーミングPCのラインナップの充実度も高く、安いモデルを探している方におすすめです。

さらに、TSUKUMOは期間限定セールのお得度が業界でも随一。通常は30万円以上するハイエンドのゲーミングPCが、セール時には二十万円台になることがあります。人気モデルも割引されるため、安さというよりコスパを重視したい方はセール時に人気モデルを狙うのもおすすめです。

また、実店舗での販売もあります。通販のほうが自由にカスタマイズできるものの、店員と相談しながら購入したい方には店舗購入もおすすめです。

>>TSUKUMO公式サイト

>>TSUKUMOのゲーミングPCについて詳しく知りたい方はコチラ

STORM

By: stormst.com

STORMは、コスパが高いモデルが豊富に揃っているBTOゲーミングPCメーカーです。

以前はフルカスタマイズを売りにしていましたが、フルカスタマイズを廃止した代わりにコスパの高さを売りにするようになりました。実際に、性能に対して値段が安いモデルが多いです。

そのうえ、フルカスタマイズ時代の名残か、扱うパーツの信頼性も高い傾向があります。

信頼性と性能が高いゲーミングPCを安く手に入れたいという方、コスパ重視の方におすすめのBTOメーカーです。

>>STORM公式サイト

>>STORMのゲーミングPCについて詳しく知りたい方はコチラ

【安さ重視】安いデスクトップゲーミングPCのおすすめモデル5選

ここまで、安いデスクトップゲーミングPCの選び方などについて解説しました。今度は、安いデスクトップゲーミングPCのおすすめモデルを5つ、紹介します。コスパよりも単純な安さを重視したい方、エントリークラスで探したい方はぜひご参考ください。

メーカー名 モデル名 CPU GPU メモリ ストレージ 価格
ドスパラ GALLERIA RM5R-R35 Ryzen 5 4500 GeForce RTX 3050 8GB 16GB 500GB NVMe SSD 122,980円
ドスパラ GALLERIA RM5R-G50 Ryzen 5 4500 GeForce GTX 1650 4GB 16GB 500GB NVMe SSD 107,980円
ドスパラ GALLERIA RM5C-G50 Core i5-14400F GeForce GTX 1650 4GB 16GB 500GB NVMe SSD 141,980円
TSUKUMO クリエイターPC WA7A-E222 Ryzen 7 5700X GeForce GTX 1650 16GB 1TB NVMe M.2 SSD 139,800円
ark arkhive Gaming Custom GC-A5R66m Ryzen 5 5600 Radeon RX 6600 8GB 16GB 1TB SSD 108,000円

ドスパラ GALLERIA RM5R-R35

メリット
  • WQHDで60fpsが出せる
  • あらゆるゲームを快適に遊べる
  • 高コスパのエントリークラス
デメリット
  • 作業には使いやすいがゲーム適性は低めのCPU

本機は、フルHDで100fps前後またはWQHDで60fps付近で使うのに適したゲーミングPCです。

CPUには、Ryzen 5 4500が採用されています。6コア12スレッドで、マルチスレッド性能が高いのが特徴のCPUです。作業適性が高く、動画編集などもフルHDの動画であれば十分使えます。一般的な事務作業レベルでは、ストレスフリーです。

さらに、GPUにはRTX 3050が採用されています。

AI技術を使ってフレームレートを引き上げるDLSSという機能に対応。低価格帯としては、フレームレートを維持しやすいGPUです。

DLSS機能を使えば、パルワールドのような3DゲームでもWQHDで平均60fps以上のフレームレートが出せます。エントリークラスとしては、非常に高性能です。

フルHDでは、Apexなどの軽いゲームであれば設定を下げずに80fps前後、設定を下げれば100fps前後出せます。WQHDでもDLSSを使わず60fpsが出せるので、使いやすいです。

そして、CPUの性能もDLSSを使うのに適していますし、WQHDに引き上げても性能が不足しません。全体的にバランスがよく、日常使いからライトなゲーム用途まで幅広く使えるゲーミングPCです。

CPU Ryzen 5 4500
GPU GeForce RTX 3050 8GB
メモリ 16GB
ストレージ 500GB NVMe SSD
価格 122,980円

ドスパラ GALLERIA RM5R-G50 4500搭載

メリット
  • 2Dゲームを遊ぶのに最適
  • 軽い3Dゲームなら高フレームレートが出せる
  • 圧倒的な安さ
デメリット
  • ストレージ容量が小さい

本機は、ドスパラで最も安いデスクトップゲーミングPCです。

CPUには、Ryzen 5 4500を採用しています。先述の通り、マルチスレッド性能が高く作業適性が高めのCPUです。一方でゲーム適性はやや低いものの、GTX 1650との組み合わせであればまったく問題がありません。

GPUには、GTX 1650が採用されています。現行で使われるGPUのなかでは、最も性能が低いです。

ただ、非常に使いやすいGPUでもあります。

FPSやTPSのような画質設定を下げる人が多いゲームでは、高フレームレートを出しやすいです。フォートナイトのパフォーマンス優先モードでは、144fps付近が出せます。

人気の競技系ゲームを144fps程度で遊べるGPUとしては最安値で、それを搭載した本機もまた最安値です。そのうえ、2DゲームなどGPU負荷が低めのゲームであれば、設定を下げずとも問題なく快適に遊べます。

これだけの性能を備えながら、価格は10万7,980円と非常に安いです。

最も安いデスクトップゲーミングPCが欲しい方には、最適なモデルだと言えます。

CPU Ryzen 5 4500
GPU GeForce GTX 1650 4GB
メモリ 16GB
ストレージ 500GB NVMe SSD
価格 107,980円

ドスパラ GALLERIA RM5C-G50

メリット
  • 同価格帯では随一の作業適性
  • 動画編集などでも十分使える
  • ゲーム適性が高くGPUの性能を引き出しやすい
デメリット
  • 安さを追求するならRM5R-G50に劣る

本機は、先述のRM5R-G50のCPUをIntel製の最新モデルに変更した、安いデスクトップゲーミングPCです。

CPUには、Core i5-14400Fを採用しています。最新世代のIntel製エントリークラスCPUですが、その性能は折り紙付きです。10コア16スレッドで、処理性能が高いのが特徴。

コア数とスレッド数の両方が多く、ゲーム向けのシングルスレッド性能も、作業向けのマルチスレッド性能も高いです。

そのため、GPUの性能を引き出しやすく、RM5R-G50よりもフレームレートの伸びが良くなります。

そのうえ、動画編集などクリエイティブな作業への適性も高いです。よほど重い作業でもない限りは、十分快適に対応可能。

ゲームにも作業にも使えて、なおかつ安いデスクトップゲーミングPCを探している方には、特におすすめのモデルです。

CPU Core i5-14400F
GPU GeForce GTX 1650 4GB
メモリ 16GB
ストレージ 500GB NVMe SSD
価格 141,980円

TSUKUMO クリエイターPC WA7A-E222

メリット
  • 省電力性が高い
  • 設定を下げれば高フレームレートを狙える
  • ストレージ容量が同価格帯では大きい
デメリット
  • CPUの処理性能はやや劣る

本機は、扱いやすさが特徴の安いデスクトップゲーミングPCです。

CPUには、AMD Ryzen 7 5700Xが採用されています。8コア16スレッドで、マルチスレッド性能が高いCPUです。ゲーム適性はそれほど高くはないものの、価格と性能のバランスは良好。作業に関しては、事務作業だけでなく動画編集などにも十分使用可能です。

Ryzen 7 5700Xは処理性能は世代が二つ前のCore i5にやや劣るものの、現行機に使われるCPUとしては決して悪くありません。

さらに、省電力性が高いのが魅力的です。発熱もしにくく、さまざまな部分に対するコストが減らせます。本機の安さに一役買っている部分です。

そして、ゲームにおいてはGTX 1650を搭載しているため、設定を下げれば軽いゲームで100fpsから144fpsまでの高フレームレートを十分に狙えます。安いデスクトップゲーミングPCとしては、バランスの優れた性能です。

また、ストレージ容量が同価格帯のモデル群のなかでは大きくなっています。

さまざまな面から扱いやすいと言えるモデルです。

CPU Ryzen 7 5700X
GPU GeForce GTX 1650
メモリ 16GB
ストレージ 1TB NVMe M.2 SSD
価格 139,800円

ark arkhive Gaming Custom GC-A5R66M

メリット
  • 同価格帯でトップクラスのゲーム性能
  • 置き場所に困らないミニタワー
  • 最安値クラス
デメリット
  • 拡張性が低い

本機は、最安値クラスのデスクトップゲーミングPCです。

そのうえ、安いだけではない魅力が豊富にあります。

まず、CPUにはRyzen 5 5600を採用。

6コア12スレッドのマルチスレッド性能が高いCPUで、エントリークラスとしては十分な性能です。作業適性はそれなりで、ゲーム適性が比較的高いのが特徴になっています。

GPUは、RTX 4060という最新ミドルクラスモデルまで対応可能です。予算を抑えながら、性能が高いGPUを搭載できます。

さらに、GPUにはRadeon RX 6600を採用。

約10万円の安いデスクトップゲーミングPCというと、GTX 1650などビデオメモリが4GBのモデルが多いです。そのなかで、本機はビデオメモリを8GB搭載しています。

ビデオメモリというのは、GPUに搭載されている映像処理専用のメモリのことです。これが高いほうが、映像処理がスムーズに行えるようになり、処理落ちなどが発生しにくくなります。

この恩恵か、ApexではフルHDの高設定でも144fpsを超える高フレームレートが出せるのが魅力です。設定を下げれば、200fps以上も出せます。

そして、本機は置き場所に困らないミニタワーケースを採用。小さいため、デスク脇に置いておいても邪魔になりません。ワゴンなどにも乗せやすく、模様替えの際に移動させるのも楽です。

また、10万8,000円という価格でストレージが1TBなのがいいところ。そのうえメーカーがCrucial製で、性能・信頼性ともに高いです。

業界で最も安いと言えるデスクトップゲーミングPCが欲しい方や、カスタマイズにはこだわらないから高性能かつ安いゲーミングPCが欲しい方におすすめのモデルとなっています。

CPU Ryzen 5 5600
GPU Radeon RX 6600 8GB
メモリ 16GB
ストレージ 1TB SSD
価格 108,000円

【コスパ重視】安いデスクトップゲーミングPCのおすすめモデル7選

ここまで、安いデスクトップゲーミングPCを「安さ」に重点を置いておすすめしてきました。

ただ、値段はそれなりにするものの、「性能と比べて安いデスクトップゲーミングPC」も市場には多いです。そこで今度は、コスパ重視で安いデスクトップゲーミングPCを探している方におすすめのモデルを7つ、紹介していきます。

メーカー名 モデル名 CPU GPU メモリ ストレージ 価格
マウスコンピューター G-Tune DG-A5G60 Ryzen 5 4500 GeForce RTX 4060 16GB 1TB NVMe M.2 SSD 169,800円
フロンティア FRGKLB760M/SG1 Core i5-14400F Radeon RX 7600 16GB 1TB NVMe M.2 SSD 160,900円
フロンティア FRGKB760/B Core i5-13400F GeForce RTX 3060 8GB 16GB 1TB NVMe SSD 164,800円
TSUKUMO G-GEAR ミニGI5J-C241BN/CP1 Core i5-14400F GeForce RTX 4060 16GB 1TB NVMe SSD 174,980円
STORM MG-PSK1134F46 Core i5-13400F GeForce RTX 4060 8GB 32GB 1TB NVMe SSD 159,800円
セブン ZEFT R57A Ryzen 5 7600 GeForce RTX 4060 16GB 1TB NVMe SSD 186,780円
レノボ Legion Tower 5i Gen8 Core i5-14400F GeForce RTX 4060 16GB 512GB NVMe SSD 151,690円

マウスコンピューター G-Tune DG-A5G60

メリット
  • フルHDで設定を下げず144fps以上が出せる
  • 設定によっては200fps以上も出せる
  • WQHDでも十分快適に使えて便利
デメリット
  • 作業性能は高くはない

本機は、ゲーム性能の高さと比べて安いデスクトップゲーミングPCです。

GPUに、RTX 4060という最新世代のミドルクラスモデルが採用されています。

Apexなどの軽いゲームでは、設定を下げず144fps以上が安定的に出せるのがいいところです。作品と設定によっては、200fps設定も優に超えます。WQHDでも、フレームレートが下がりにくいので、フルHDまたはWQHDで使うのに適しているGPUです。

さらに、作業性能に関してはRTX 4060搭載モデルのなかでは低めではあるものの、価格を考えれば十分だと言えます。

事務作業はもちろん、動画編集もある程度までは快適です。エンコード処理もスムーズなので、ストレスなく作業できます。

また、本機はケースも魅力的です。エアフロー性能が特に高いのがいいところ。底面に大型の吸気口があり、サイドパネルと底面から外気をしっかりと取り込みます。

GPUやCPUなどの発熱しがちなパーツに直接空気を当てられるのが、いいところです。

そのうえ、底面の大型吸気口にはマグネット式のフィルターが搭載されています。取り付けには若干の慣れが必要ですが、水洗いできるのが便利です。ホコリや汚れが内部に入りにくく、メンテナンスも簡単にできます。

CPU Ryzen 5 4500
GPU GeForce RTX 4060
メモリ 16GB
ストレージ 1TB NVMe M.2 SSD
価格 169,800円

フロンティア FRGKLB760M/SG1

メリット
  • 動画編集にも使いやすい処理性能
  • フレームレート上限を超えられる
  • フルHDで144fps以上を出しやすい
  • スタイリッシュなケースデザイン
デメリット
  • 注文時にGPUの変更ができない

本機は、作業性能とゲーム性能の両方が高く安いデスクトップゲーミングPCです。

CPUには、Core i5-14400Fを採用しています。10コア16スレッドで、処理性能が高いモデルです。ゲーム性能と作業性能の両方が高く、ミドルクラスでも性能が高めのRTX 4060 Tiと組み合わせることも可能。エントリークラスとしては、非常に高性能な部類です。

そのうえ、エンコード処理が得意という特徴があります。そのため、動画編集に使いやすいです。もちろん、動画編集作業も快適です。

さらに、GPUにはRadeon RX7600を採用しています。

フルHDで設定を下げずとも、144fpsを出しやすいのが特徴です。FPSやTPSなどで、高フレームレートを狙いたい方には特におすすめ。

そんなRadeon RX7600には、フレーム生成機能が搭載されています。これは、ゲーム側で設定されているフレームレートの上限を擬似的に超えられる機能です。見た目では上限を超えたフレームレートが出ているように見えるため、よりゲームを有利に進められます。

そして、ケースデザインも魅力的です。他社製品と比べるとロゴが小さく、スタイリッシュ。サイドパネルは透明なので、内部のLEDなどを透過します。

そのうえ、トップにはメッシュ構造になっており、通気性も高いです。デザイン・性能ともに良好なケースだと言えます。

さまざまな部分のクオリティが高い割には、安いデスクトップゲーミングPCです。

CPU Core i5-14400F
GPU Radeon RX 7600
メモリ 16GB
ストレージ 1TB NVMe M.2 SSD
価格 160,900円

フロンティア FRGKB760/B

メリット
  • 動画編集などにも使える処理性能
  • フルHDで100fps以上が狙える
  • FF14で144fpsが出せる
  • WQHDでも80fpsから100fpsで遊べる
デメリット
  • ゲーム性能単体で見れば割高

本機は、ゲーム性能だけでなく作業性能も重視したい方におすすめの安いデスクトップゲーミングPCです。

CPUには、処理性能が高いCore i5-14400Fが採用されています。エンコード処理が得意で、スムーズな動画編集作業が可能です。多少重めの作業でも、快適にこなせるだけの性能があります。

よほど要求スペックが高い作業をする方でもなければ、使っていてストレスを感じることがありません。

さらに、GPUにはRTX 3060を採用しています。

少々重めのゲームでも、フルHDで100fps程度が出せるのがいいところです。FF14など軽い場面も重い場面も混在するオンラインゲームでは、144fps程度が狙えます。

FPSやTPSでも144fps前後を十分狙えるので、旧モデルとしては使い勝手がいいGPUです。

このように、作業性能とゲーム性能を総合的に見れば、高コスパだと言えます。

ただ、ゲーム性能単体で見れば少々割高です。同価格帯でRTX 4060を搭載するモデルもあるなかで、旧世代のGPUを搭載しているのがネックになります。

そのため、ゲーム性能単体ではなく作業性能も重視する方におすすめです。

CPU Core i5-13400F
GPU GeForce RTX 3060 8GB
メモリ 16GB
ストレージ 1TB NVMe SSD
価格 164,800円

TSUKUMO G-GEAR ミニGI5J-C241BN/CP1

メリット
  • 作業性能とゲーム性能が共に高い
  • 静音性が高いクーラー
  • 小型で置き場所に困らない
デメリット
  • 拡張性が低い

本機は、TSUKUMOのミニタワーデスクトップゲーミングPCです。

Core i5-14400FとRTX 4060を組み合わせており、作業性能とゲーム性能の両方が高いのが魅力的。動画編集などのクリエイティブな作業にも使いやすく、さまざまなゲームで144fps以上を出しやすいです。

作業もゲームも両方快適にしたいという方には、特におすすめ。

さらに、静音性が高いクーラーを採用しています。ID-COOLING製サイドフロー式CPUクーラーが搭載されており、冷却性能が高いうえに空冷クーラーとしては静かなのがいいところです。ファンのサイズもミニタワーとしては大きめで、長時間ゲームを遊んでも熱がこもりにくくなっています。

そして、小型なので置き場所に困りません。拡張性が低いというデメリットはありますが、この値段で小型かつ高性能なのは大きなメリットです。

CPU Core i5-14400F
GPU GeForce RTX 4060
メモリ 16GB
ストレージ 1TB NVMe SSD
価格 174,980円

STORM MG-PSK1134F46

メリット
  • 動画編集にも十分使える処理性能
  • フルHD144fps以上が出せるゲーム性能
  • 大容量メモリで圧倒的コスパ
デメリット
  • 静音性はそれほど高くない

本機は、全体的に高性能かつ安いデスクトップゲーミングPCです。

CPUには、Core i5-13400Fを採用しています。世代がひとつ前ではありますが、10コア16スレッドの高性能CPUです。

シングルスレッド性能とマルチスレッド性能の両方が高く、ゲーム適性も作業適性もあります。作業に関しては、動画編集にも十分使える性能です。内容にもよりますが、配信にも使えます。

さらに、GPUにはRTX 4060を搭載。ApexなどのFPS/TPSでは、フルHD最高画質設定でも144fps以上が出せます。設定を落とせば、200fps以上で安定させることも可能です。

そして、32GBの大容量メモリを搭載しています。これまで紹介してきたモデルにもあるように、10万円台の価格では16GBが一般的です。

エントリークラスとミドルクラスを合わせたような本機の構成で、約16万円の価格にも関わらず32GBのメモリを搭載しているのは非常に魅力的。

動画編集や配信などをしても、メモリが不足することは基本的にありません。

また、ケースの通気性が高いのも本機の特徴のひとつです。フロントパネルにはメッシュ加工がされており、天面にも排気口があります。

ファンによって風を取り込み、背面と天面から熱された空気を効率よく排出する仕組みです。

このため静音性は高くありませんが、冷却性能は高いのがいいところ。

これだけの性能で16万円という価格は、非常に安いと言えます。20万円以上してもおかしくない性能のゲーミングPCを安く手に入れたい方に、おすすめです。

CPU Core i5-13400F
GPU GeForce RTX 4060 8GB
メモリ 32GB
ストレージ 1TB NVMe SSD
価格 159,800円

セブン ZEFT R57A

メリット
  • フルHDで144fps以上で安定する
  • 電源容量に余裕がある
  • 優れたデザイン
  • セール時のコスパが圧倒的に高い
デメリット
  • 作業適性は低め

本機は、Ryzen 5 7600とRTX 4060を組み合わせた安いデスクトップゲーミングPCです。

Ryzen 5 7600は、ゲーム性能が高めのCPU。RTX 4060などミドルクラスのGPUでも、性能を活かせます。CPUの使用率が高くなる2Dゲームとの相性も、いいです。

一方で、作業適性はエントリークラスCPUのなかでは比較的低めになっています。Ryzen 5 7600は6コア12スレッドで、Core i5-13400などと比べるとコア数が少ないのが、ネックです。

ただ、RTX 4060との組み合わせによりゲーム性能は折り紙付き。フルHDで144fps以上で安定します。タイトルや設定によっては、200fps以上も目指せるのがいいところです。

クリエイティブな作業をせず、普段使いとゲーム用として使うのであればコスパが高いと言えます。

さらに、電源容量に余裕があるため、後からCPUをCore i5-13400などに変更することも十分可能です。用途が増えるなどして性能に不満が出てきたら、そのときにカスタマイズできます。

また、本機は頻繁にセール対象になるのも大きな魅力です。定価から数万円割引されることがあるので、本機をなるべく安く購入したいのであれば、セール時を狙いましょう。

CPU Ryzen 5 7600
GPU GeForce RTX 4060
メモリ 16GB
ストレージ 1TBNVMe SSD
価格 186,780円

レノボ Legion Tower 5i Gen 8

メリット
  • 動画編集にも使える処理性能
  • フルHDで144fps以上が狙えるゲーム性能
  • メッシュを使った高効率なエアフロー
デメリット
  • ストレージ容量が小さめ

本機は、Core i5-14400FとRTX 4060を組み合わせたミドルクラスの安いデスクトップゲーミングPCです。

Core i5-14400Fはエントリークラスに位置づけられていますが、前世代のミドルクラスと同等以上の性能があります。先述の通り、エンコードが得意なのが特徴です。動画編集をストレスフリーで行えるので、動画編集をする機会がある方には最適。

もちろん、ほかの作業も快適になります。ゲームだけでなく、仕事やクリエイティブな趣味にも使いたい方におすすめです。

さらに、RTX 4060の性能もフルに引き出せます。フルHDで144fps以上で安定的に動作するので、FPSやTPSなどに最適です。ソロのゲームでも、フルHDで高フレームレートで遊んだりWQHDで綺麗な画面を楽しんだりできます。フレームレート重視でも解像度重視でも、使いやすいです。

そして、本機にはメッシュ加工が施されたケースが採用されています。

フロントパネルは全面メッシュ加工で、ケースファンによって効果的に空気の取り込みが可能です。トップにも広範囲のメッシュがあり、背面とトップから内部の熱された空気を効率よく排気できます。

高性能なだけでなく、高機能なケースを採用して約15万円というのが本機の最も大きな魅力です。非常に高コスパで、安いデスクトップゲーミングPCだと言えます。

CPU Core i5-14400F
GPU GeForce RTX 4060
メモリ 16GB
ストレージ 512GB NVMe SSD
価格 151,690

安いデスクトップ型ゲーミングPCに関するよくある質問

ここまで、安いデスクトップ型ゲーミングPCのおすすめモデルを紹介してきました。安さ重視でもコスパ重視でも、魅力的なモデルが多いです。

最後に、そんな安いデスクトップ型ゲーミングPCに関するよくある質問の答えについて、簡単に解説していきます。

ゲーミングPCは5万以下で買える?

ゲーミングPCは、5万以下で購入できません。

以前はゲーミングPCの価格の下限が今よりも低かったものの、それでも5万円というのはありませんでした。ゲーミングPCの価格相場は年々高くなりつつあり、2024年時点では安くても10万円というのが一般的です。

そのため、安いデスクトップ型ゲーミングPCを狙うとしても、予算は最低10万円台だと考えておきましょう。

ゲーミングPCはデスクトップとノートのどっちが安い?

一般的には、デスクトップ型のほうが安いです。

ゲーミングノートPCは、価格に対して性能が若干劣る傾向があります。ノートPCはサイズの関係上、デスクトップ型と同じパーツを搭載できません。CPUとGPUは特に大型なので、ノートPC用のパーツが搭載されます。

ノートPC用のパーツは、デスクトップ型よりも性能が少し下がるので注意が必要です。ほかにも小型化のための工夫などによって、コストがかかっています。

これが、一般的にデスクトップ型ゲーミングPCのほうが安いと言われている理由です。

ただ、近年はゲーミングノートPCのコスパが向上してきています。最安値を比べるとたしかにデスクトップ型のほうが安いですが、コスパに関しては下手なデスクトップ型よりも高いゲーミングノートPCも少なくありません。

こうして差が縮まりつつあるため、デスクトップ型とノートのどちらがいいかについては、安さよりも用途などで選ぶのがおすすめです。用途が合わなければ、どれだけ安くても無駄になりかねません。

基本的に、持ち運ぶ場合にはノートがおすすめですが、持ち運ばない場合はデスクトップ型のほうがおすすめです。

ゲーミングPCはセットのほうが安いの?

ゲーミングPCは、セットのほうが安いとは限りません。

セットになっている分、単純な価格は単体より高くなります。とはいえ、セットに含まれる周辺機器を全て単品で購入するよりは安いです。

そのため、コスパが高いと評価できます。

ただ、セットでお得だからという理由だけで購入するのはおすすめしません。セットには人気の周辺機器が付くことが多いですが、キーボードとマウスは特に好みによって評価が大きく分かれる機器です。

セットに含まれている周辺機器が自分に合わなかった場合は、損になります。セット品を検討する場合は、必ずその周辺機器が自分に合うかどうかを見極めましょう。

また、セットになるようなゲーミングPCはミドルクラスが多いです。当然、セットも20万円を超えます。

そのうえ、セットに含まれるキーボードは比較的コスパが悪いモデルが多いです。

基本的には、「セット品の周辺機器に魅力を感じなければセットは割高」だと考えておきましょう。

中古と新品どちらを購入すべき?

基本的に、ゲーミングPCは新品購入がおすすめです。

PCには、寿命があります。ゲーミングPCの寿命は3年から5年程度です。性能や使い方、環境などによっても変わるものの、少なくとも十数年と使い続けられるものではないことは確か。

中古品は清掃などがされているとしても、パーツの交換まではされていないことが多いです。何年使っていたものなのかが明記されないことも多く、安さに飛びついても長く使えないということがあります。

お金をためて数カ月後に新品を買うものの、ひとまず中古でもいいからつなぎとして欲しいという場合以外では、あまりおすすめしません。

まとめ

本記事では、安いデスクトップ型ゲーミングPCについて紹介してきました。

安いデスクトップ型ゲーミングPCといっても、モデル数は豊富です。各メーカーにエントリークラスは数モデルあり、どれも高コスパな傾向があります。

今回紹介したモデルを基準にして考えれば、単純な安さを求める場合の予算は10万円程度から。コスパを求めるのであれば、15万円前後を見ておくのがおすすめです。

予算と相談しながら、自分に最適な安いデスクトップ型ゲーミングPCを探しましょう。