年々厳しさを増す日本の夏。
外出時の暑さ対策としてハンディファンを持ち歩く方も増えています。
手軽に使えるアイテムである一方、使い方を間違えると熱中症や故障などのトラブルにつながる可能性があります。
本コラムではハンディファンの「快適に使う方法」と「危険な使い方」を簡単にご紹介いたします。
また、より詳しい使い方や保管方法は、こちらのコラムも合わせてご覧ください。
ハンディファンの正しい使い方とNGな使い方
ハンディファンの正しい保管の仕方
ハンディファンをもっと快適に使う3つのポイント
ハンディファンは、あるモノを一緒に使うことで体感温度を下げやすくなります。
この項目では3つのアイテムをご紹介します。
濡れタオルとハンディファンは相性◎
ハンディファンと相性が良いのは、軽く濡らしたタオルです。
首に濡れタオルを巻いてから風を送ると、水分が蒸発する際の「気化熱」を利用して体温を効率よく下げることができます。
加えて、首には頸動脈という太い血管が通っているため、全身のほてりを冷ましやすくなります。
また、首以外に脇の下へ濡れタオルを当てて送風するのもおすすめです。
ハンディファン×冷感グッズで気分も爽快!
ボディシートやネッククーラー、氷のうなどの冷感グッズを併用するのもおすすめです。
ひんやり感がアップし、爽快感を得られるのでぜひお試しください。
ただし、身体を冷やしすぎると体調を崩す要因になるため、適度に使うことも大切なポイントです。
日傘と合体?!ハンディファン用クリップ
「暑さも嫌だけど日差しも避けたい……」
そんな方へ、ハンディファン用の日傘クリップもあります。
日傘にハンディファンを固定することで片手が空き、ストレスフリーでお使いいただけます。
また、ハンディファンへ直射日光が当たるのを防ぐことができるため、日傘を使う機会が多い方におすすめなグッズです。
その2 実は危ない!?危険な使い方
ハンディファンは便利である一方で、やってはいけないNG行為もあります。
NG行為をすると熱中症になる危険性や、故障・発火などのリスクが高まるので要注意です。
ハンディファンが熱中症の原因に?!
ハンディファンはあくまで風を送る製品であり、空気そのものを冷やす機能はありません。
そのため、猛暑日や炎天下でハンディファンを使うと、熱い風を直接浴びてしまい、かえって熱中症のリスクが高くなります。
使用中に風が温かく感じる場合は、ハンディファンの使用を止めて、涼しい日陰や冷房の効いた屋内に移動しましょう。
また、日傘や帽子を身に着けたり、水分補給をこまめにしたりすることも大切です。
ベビーカーに取り付けて使う際も、温風が赤ちゃんに直接当たらないよう、ハンドルや日よけのカバー上部に取り付けるなど注意が必要です。
炎天下や直射日光のもとでの使用は避ける
ハンディファンにはバッテリーが内蔵されています。
直射日光が当たり続けたり炎天下で使用したりすると、バッテリーの温度が上昇し、発火の原因となるおそれがあります。
また、車内やバッグの中など熱が籠りやすい環境で、ハンディファンを充電するのもNGです。
このような場面で重要なのは、ハンディファンの「動作使用温度」が何°Cかということです。
購入前にチェックするポイントとして押さえておきましょう。
水分がハンディファンに付かないようにする
濡らしたタオルや冷感グッズと併用する際は、ハンディファン本体や端子に水分が付かないようにしましょう。
こちらも故障や発火の原因となるおそれがあります。
また、雨水、海水、飲み物などの水分がつかないように注意しましょう。
保冷剤をハンディファンの背面にセットして使うのもNGです。
その理由は、ハンディファンが風を取り込むことができなくなったり、保冷剤の水分が本体に付着してしまったりするためです。
保冷剤を使う場合は、ハンディファン本体ではなく、身体の火照った場所に当てて風を送る使い方がおすすめです。
落下などの強い衝撃を加えない
ハンディファンは精密機器です。
落下や強い圧力がかかると、内部のバッテリーが損傷し、故障や発火の原因となります。
もし落としてしまった場合は使用を中止するのをおすすめします。
ハンディファンにストラップホールがある製品では、ショルダーストラップやハンドストラップを装着することで、落下防止にもつながります。
髪の毛やアクセサリーを巻き込む危険性も…
ペルチェ冷却機能(触れると冷たさを感じる部分)が搭載されたハンディファンは、身体に直接当てることで冷涼感を得ることができます。
その他にもハンディファンを顔に近づけて使用するシーンがあるかもしれません。
その際、髪の毛、ピアスやイヤリング、ネックレス、衣類などが羽根に巻き込まれる危険性があります。
特に電車内や近くに人がいるシーンでは、周りの人が被害を受ける可能性があります。
そのため、ハンディファンを使う前に周りへの影響がないかをよく確認し、安全な距離から風を当てましょう。
おわりに
ハンディファンの「快適な使い方」と「危険な使い方」について解説いたしました。
本コラムのまとめです。
・ハンディファンの快適な使い方
∟濡れタオルと組み合わせる
∟冷感グッズと併用する
∟日傘用ハンディファンクリップでハンズフリー
・ハンディファンの危険な使い方
∟温かい風を当てる
∟炎天下や直射日光のもとで使う
∟水分がハンディファンに付く
∟落とす・圧力をかけるなどの強い衝撃を加える
∟髪やアクセサリー、服の裾を巻き込む
ハンディファンは扇子やうちわよりも簡単に涼しさを得られる、便利な暑さ対策グッズです。
しかし、安全に使うためには正しい知識も欠かせません。
ぜひ本コラムを参考に、暑さ対策と安全対策の両方を意識しながら、快適な夏をお過ごしください。



