ノートパソコンはデスクトップ型と比べてコンパクトであるため、持ち運びやすく置き場所を取らない点が魅力です。
一方で、デスクトップ型よりも排熱性能が低めで、熱がこもりやすいという弱点があります。ゲーミングノートパソコンでは、負荷のかかる作業を行うことが多いため、特に熱を発しやすいのが難点です。
そんなゲーミングノートパソコンの熱対策として、ノートパソコン冷却台という製品があります。
本記事では、そんな冷却台の効果と必要性について紹介したうえで、効果が高い冷却台のおすすめモデルについて紹介します。
「ゲーミングノートパソコンが常に熱くて悩んでいる」という方は、ぜひ最後まで読んでください。
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おすすめゲーミングノートパソコン冷却台TOP10一覧
| ランキング | 1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | 6位 | 7位 | 8位 | 9位 | 10位 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 商品名 | ノートパソコン冷却パッド |
冷却パッド-K5 |
ノートパソコン冷却パッド |
OWL-GNOTECOOLER |
ノートパソコンクーラー 冷却台 |
GQ012a |
SX-CL23LBK |
SX-CL22LSV |
GH-PCFF1 |
PCGEAR PC-SCRGB-K 01-0045 OHM |
| メーカー | Kungix | Tuayoo | LiANGSTAR | オウルテック | サンワダイレクト | quilalatec | ELECOM | ELECOM | グリーンハウス | オーム電機 |
| 風量調整 | なし | なし | 無段階 | 6段階 | 無段階 | なし | ダイヤル式 | 2段階 | なし | 3段階 |
| ファン | 6基 | 6基 | 6基 | 6基 | 1基 | 2基 | 2基 | 1基 | 1基 | 6基 |
| 角度調整 | 4段階 | 5段階 | 7段階 | 6段階 | 8段階 | 2段階 | なし | 4段階 | 3段階 | 7段階 |
| 寸法(長さ×幅×高さ) | 370mm × 260mm × 25mm | 360mm x 300mm x 32mm | 255mm x 360mm x 30mm | 410mm x 295mm x 40mm | 350mm x 255mm x 26mm | 250mm × 330mm × 24mm | 405mm x 280mm x 64mm | 390mm x 290mm x 33mm | 350mm x 260mm x 32mm | 426mm x 280mm x 30mm |
| USB | Type-A | Type-A | Type-A | Type-A | Type-A | Type-A | Type-A | Type-A | Type-A | Type-A |
冷却台とは?効果と種類を解説
ノートパソコン冷却台とは、ノートパソコンを上に乗せて底面の温度上昇を抑えるための製品です。まずは、そんな冷却台の効果と必要性、種類について解説していきます。
ノートパソコン冷却台の効果と必要性

By: サンワダイレクト
ノートパソコン冷却台は、機器の熱対策に非常に有効です。
実験結果では、冷却台を使用することで表面温度が9℃も抑制され、内部パーツへの高い冷却効果が期待できます。
ノートパソコンのCPUは、高負荷時に70℃〜80℃を超えると、処理能力が低下し、熱暴走による故障のリスクが高まります。
特に、ゲームなど処理負荷が高い作業では顕著です。
デスクトップPCと異なり、ノートパソコンは大型冷却機構を搭載できず、パーツが密接しているため、熱干渉が起こり冷却効率が低いという構造的な弱点があります。
この冷却効率の低さを冷却台で補うことができ、ノートパソコンを快適に、長く使い続けるために、冷却台は必要不可欠なアイテムといえます。
ノートパソコンの冷却台の種類
| 送風式 | 吸引式 |
|---|---|
|
|
ノートパソコンの冷却台は、主に送風式と吸引式があります。
送風式(クーラーパッド)は、ファンで底面から冷風を送り、ノートPC全体を冷却します。
角度調節機能付きが多く、作業姿勢の改善にも役立ちますが、大型で重い傾向があるので注意が必要です。
一方、吸引式は、排気口に直接取り付けて内部の熱を強制的に吸い出すため、非常に高い冷却効果が期待できます。
小型で携帯性に優れますが、ノートPCの排気口の形状に合ったものを選ぶことが必要です。
高い冷却効果を求めるなら送風式や併用を、携帯性を重視するなら吸引式や薄型送風式を選ぶのがおすすめとなります。
ノートパソコン冷却台の選び方

ノートパソコン冷却台の効果と必要性、種類について解説してきました。今度は、実際にノートパソコン冷却台を購入する際にチェックしたい選び方について紹介します。
静音性で選ぶ
PCに熱がこもると内蔵ファンの回転数が上がり、騒音が大きくなります。
冷却台を使用することで温度上昇が抑えられ、結果として内蔵ファンの音が静かになるのが大きなメリットです。
しかし、冷却台自体がうるさいと静音効果は得られません。
そのため、静音性の高い冷却台を選ぶことが重要です。
一般的に、20dBから25dB前後の騒音レベルであれば、不快感がなく集中して作業できるとされます。
また、静音性にこだわる際は、製品仕様の騒音レベルをチェックしましょう。
選ぶ場合は、音の大きさが25dB以下を目安にするのがおすすめです。
静音性を売りにしている製品には、この記載があることが多いので、必ずチェックしましょう。
素材で選ぶ
ノートパソコン冷却台の素材は、アルミと樹脂素材が一般的です。
樹脂素材は、プラスチックのこと。熱伝導率が低い素材なので、樹脂素材の冷却台にノートパソコンを乗せても、素材自体から受ける冷却効果がありません。
冷却性能をファンのみに頼るので、どうしても騒音レベルは高くなりがち。冷却効果と静音性を期待する方には不向きです。
ただ、軽くて安い製品が多いので、持ち運びには向いています。
一方アルミ素材は、熱伝導率が高いのが魅力です。ノートパソコン底面から、熱を効率よく吸収して逃がせます。
そのため、冷却性能が高いのがいいところです。
基本的には、アルミ素材を選ぶのがおすすめ。プラスチックは、持ち運び用として考えておきましょう。
本体の構造で選ぶ
本体のメッシュ構造とは、空気の通り道となる孔が開いた編み目のような作りを指し、高い通気性が特徴です。
この構造により、熱がこもった空気が効率よく逃げ、冷却効率が向上します。
また、ファンの風がノートPCに直接当たりやすくなるため、ファンによる冷却効果も高まります。
さらに大きなメリットとして、ファンを動かさずに電源をオフの状態でも、デスクに直置きするよりもメッシュ構造の冷却台に乗せておく方が、熱がこもりにくいという点があります。
特にアルミ製のメッシュ構造の冷却台は、熱伝導率の高さも相まって、より優れた放熱効果が期待でき、常時PCの熱対策に役立つので覚えておきましょう。
角度調整があるものを選ぶ
ノートパソコン冷却台は、角度調整が可能な製品がおすすめです。
角度を調整することで、作業が快適になります。
ノートパソコンは、モニターの位置が低いです。このままの状態で使うと、首や肩がこりやすくなります。
モニターは、目線の高さに合わせるのがおすすめです。目線の高さとモニターの上辺の位置が合うのが、体への負担が小さいモニター配置だとされています。
冷却台に角度調整機能があると、このモニター配置にしやすくなるのが大きなメリット。
さらに、内蔵キーボードが打ちやすくなるのも角度調整のメリットのひとつです。
人間の手をデスクに自然に落としたとき、手首には少し角度が生まれます。
そのため、ノートパソコンの水平な角度は、手首にとって不自然な形です。角度調整によってそれを少しでも自然な形に近づけられれば、キーボードが打ちやすくなります。
また、手首にとって自然な状態でタイピングできるため、タイピング時の手首への負担も軽減されるのもいいところです。
パソコンのサイズに合うものを選ぶ
冷却台は、ファンの位置が重要です。
ファンが適切な位置にあることで、熱を効率よく除去できます。
たとえば冷却台が大きすぎて、一部のファンがノートパソコンに当たらない位置に来てしまえば、元も子もありません。
逆に小さすぎても、風に当たる面積が狭くなり、冷却効果が下がります。
使うノートパソコンのサイズと、冷却台が対応しているサイズをしっかりと確認しましょう。
風量の大きさで選ぶ
ノートパソコンの冷却台を選ぶ際は、風量が大事です。
風量(CFM)により、冷却効果が変わります。風量が大きければ、それだけ風を当てられるため、冷却効果が高くなるということです。
CFMというのは、風量の大きさを表す単位のこと。
冷却台がどれだけの風量をノートパソコンに当てられるかの指標になるので、チェックしておきましょう。
ファンの数で選ぶ
ノートパソコン冷却台は、ファンの数で選ぶのも大切です。
ファンの数により、冷却性能が変わります。ファンの数が多いほうが、それだけ送風できる風量も大きくなる仕組みです。
もちろん、ファンが少なくても風量が大きい製品はあります。
ただ、ファンが多いほうが、「さまざまな場所に風を当てられる」というメリットがあります。
このメリットのほうが、風量の大小よりも大きいです。局所的に大きな風量の空気を当てるよりも全体に風が均等に当たるほうが、より熱が逃げやすくなります。
ファンの配置で選ぶ
ファンの数だけでなく、配置も大事です。
パソコンの吸気口の位置に、ファンがあると冷却効果が高くなります。吸気口にファンの風が当たると、内部に風を送り込むことが可能です。
底面を冷やすだけでなく、内部を直接冷やせます。
そのため、吸気口の位置にファンが来る配置かどうか見ておきましょう。
風量調整やUSBポートなど機能性で選ぶ
ノートパソコン冷却台の付加機能として重要なのが、風量調整機能とUSBポート機能です。
風量調整機能があれば、熱がこもっているときは風量を上げて高い冷却性能を確保し、落ち着いているときは風量を下げて静音性を維持するという両立が可能になります。
また、冷却台の電源供給でノートPCのUSBポートが一つ埋まる問題を解消するのが、USBポート(ハブ)機能です。
この機能が搭載されていれば、周辺機器を接続するポート不足を防ぎ、利便性が向上するため、ポート数が少ないノートPCを使用している場合は、特に確認をおすすめします。
ノートパソコン冷却台おすすめランキングTOP10
ノートPCを快適に使えるようにする冷却台のおすすめランキングを紹介します。
どのモデルも使い勝手がよいですが、さまざまなサイズやデザインなどがあるため、こちらのランキングを参考にしてください。
1位 Kungix ノートパソコン冷却パッド

By:amazon.co.jp
- 強力で安定した冷却性能
- 優れた静音性と機能性の両立
- 利便性を高めるUSBハブ機能
- 携帯性が低い
- タイピング用の角度に注意
ノートパソコンの「熱暴走」と「騒音」を一掃する決定版ともいえるのが、本商品です。
こちらは、6つの強力ファンと高熱伝導メッシュ構造で、ノートPCの温度を劇的に急降下させます。
さらに、25dB級の静音設計なので、内蔵ファンの音に悩まされることなく、集中して作業が可能です。
無段階の風量調整や、ポート不足を解消する便利なUSBハブ機能も搭載。
冷却性能、静音性、機能性の全てを兼ね備えた最強モデルで、快適なPC環境を手に入れましょう。
| メーカー | Kungix |
|---|---|
| 風量調整 | なし |
| ファン | 6基 |
| 角度調整 | 4段階 |
| 寸法 (長さx幅x高さ) | 370mm×260mm×25mm |
| USB Type | Type-A |
2位 Tuayoo 冷却パッド-K5

By: amazon.co.jp
- 冷却効果が抜群
- 角度調整が5段階
- USBポートが2つある
- 大きいので持ち運びには不向き
本機は、7cmファンを6基搭載しています。ファンの数が多く、効率よく冷やせるのが特徴です。
ノートパソコンの底面全体に、風を効率よく当てられます。最大回転数は2600RPM、最大風量は75CFMで冷却効果が非常に高いです。風量調整も無段階で可能なので、場面に応じて効率よく冷却できます。
さらに、0~30°の間で角度を5段階調整できるのも魅力。自分のスタイルや体にぴったりな角度に調整できるので、体の負担を軽減可能です。
また、USBポートを2つ搭載しており、マウスやキーボードなどを接続できます。ほかにも、ずれ落ちを防ぐストッパーや滑り止めなど機能が豊富です。
| メーカー | Tuayoo |
|---|---|
| 風量調整 | 無段階 |
| ファン | 6基 |
| 角度調整 | 5段階 |
| 寸法 (長さx幅x高さ) | 360mm x 300mm x 32mm |
| USB Type | Type-A |
3位 LiANGSTAR ノートパソコン冷却パッド

By: amazon.co.jp
- 7段階の高さ調整機能ができる
- 静音設計により、冷却時の騒音が少ない
- 6つのファンで冷却性能が高い
- 大きめのサイズと重量がある
本機は、ファンの数が6基とノートパソコン冷却台のなかでも特に多いのが特徴です。
ファンの配置も効果的に冷やせるように工夫されており、ノートパソコンの底面全体に空気を当てて効率よくノートパソコンを冷やせます。
さらに、熱伝導率が高いアルミ素材を採用しており、メッシュ加工されている面積も広いため、通気性に優れているのもメリットです。
加えて、動かすファンを3パターンで変更できるのも本機の魅力のひとつ。静かにしたい場面ではファンの稼働数を抑えたり、ゲームプレイ中は全てのファンを稼働させたりするなど、場面によって使い分けられます。
また、背面と側面にそれぞれスマホスタンドを格納できるため、スマホを見ながらノートパソコンで作業がしたい方には最適です。
| メーカー | LiANGSTAR |
|---|---|
| 風量調整 | 無段階 |
| ファン | 6基 |
| 角度調整 | 7段階 |
| 寸法 (長さx幅x高さ) | 255mm x 360mm x 30mm |
| USB Type | Type-A |
4位 オウルテック OWL-GNOTECOOLER

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- 高度なRGBイルミネーションが搭載している
- 高さ調整機能とスマホスタンドの付属している
- 6つのファンによる優れた冷却効果
- 静音性は少し物足りない
オウルテックの17インチまでのノートPCに対応している冷却台です。
こちらの製品には6つのファンが搭載されており、冷却効果が非常に高く、長時間の使用で発生する熱をしっかりと抑えることができます。
ファンの動作状況は液晶ディスプレイに表示され、7色のRGBイルミネーションで光るデザインがゲーム環境をより華やかに演出するので、ゲーマーから非常に人気です。
また、ファンの動作パターンを調整する機能があり、すべてのファンや小型ファン、大型ファンのみを稼働させるといったモード切替もできます。
静音設計もなされており、冷却パッドとしては比較的静かな約25dBAで、オフィスや自宅でも周囲を気にせず使用可能です。
| メーカー | オウルテック |
|---|---|
| 風量調整 | 6段階 |
| ファン | 6基 |
| 角度調整 | 6段階 |
| 寸法 (長さx幅x高さ) | 410mm x 295mm x 40mm |
| USB Type | Type-A |
5位 サンワサプライ ノートパソコンクーラー 冷却台

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- 静音性が優れている
- 8段階の角度調整可能
- 大型ファンなので直接冷やせる
- ファンが1基なので調整が難しい
本製品には、17cmの大型ファンが1基搭載されています。1基でも大型なので、広範囲に直接風を当てられるのがメリットです。そのうえ、風量調整も無段階でできます。
さらに、騒音レベルは20dBと非常に高い静音性能を誇るのも魅力。木の葉のふれあう音や、夜の寝室の静けさと同じ騒音レベルになっています。オフィスでも深夜でも、音が気になることはありません。
また、8段階までの角度調整やUSBポート機能、ノートパソコンと接続したままファンをオンオフできる機能など、機能性も豊富です。
| メーカー | サンワダイレクト |
|---|---|
| 風量調整 | 無段階 |
| ファン | 1基 |
| 角度調整 | 8段階 |
| 寸法 (長さx幅x高さ) | 350mm x 255mm x 26mm |
| USB Type | Type-A |
6位 quilalatec 【MAMiO】 ノートパソコン 冷却台 冷却ファン

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- 冷却性能が非常に高い
- コンパクトで軽い
- 価格もお手頃
- USB部分が突起しており危ない
本機は、14cmの大型ファンを2基搭載しています。複数のファンを搭載しているノートパソコン冷却台としては、非常に大きいです。
さらに、ファン速度は1000±10%RPM、最大風量は115CFM。大型ファンを2基搭載させていることにより、最大風量が大きく冷却性能が高いです。
そして、騒音レベルは21dBと静音性能も非常に高くなっています。ささやき声よりも静かな程度で、木の葉のふれあう音とあまり変わらない静けさです。
| メーカー | quilalatec |
|---|---|
| 風量調整 | なし |
| ファン | 2基 |
| 角度調整 | 2段階 |
| 寸法 (長さx幅x高さ) | 250mm x 330mm x 24mm |
| USB Type | Type-A |
7位 ELECOM SX-CL23LBK

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- 風力以上の冷却性能
- ダイヤル式で直感的に操作できる
- 爆風モード搭載
- 台に比べて脚が小さい
本機は、風量が大きい14cmファンを2基搭載しているのが特徴です。最高回転数は約1300RPMで、最大風量は約58CFM。ノートパソコン冷却台としては、回転数が高く風量が大きいのが魅力です。
さらに、冷却ファンの風量をダイヤルで細かく調整できます。
そのうえ、冷却ファンの回転数を一気に最高まで引き上げる爆風モードを搭載。スイッチ一つで最大回転数にできるのが便利です。
また、吸引式と送風式の2種類のモードに切り替えられるため、底面排気のノートパソコンを使用中の方にもおすすめとなっています。
| メーカー | ELECOM |
|---|---|
| 風量調整 | ダイヤル式 |
| ファン | 2基 |
| 角度調整 | なし |
| 寸法(長さ×幅×高さ) | 405mm × 280mm × 64mm |
| USB | Type-A |
8位 ELECOM ノートパソコン冷却台 SX-CL22LSV

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- 省スペースで使いやすい
- USBポートが安定している
- 角度調整が4段階でわかりやすい
- 強風に設定すると音が気になる
本機はファンが1基しか搭載されていませんが、比較的大型のファンを搭載しているのが特徴です。ファンの大きさは20cmで、ファン1基とは思えないほど冷却性能が高いのが魅力。
さらに、ファンが大型であることから、ほかの製品よりも少ない回転数で風量を確保できます。そのため、ファンの回転音が比較的静かで、静音性に優れているのもメリットです。
加えて、天板には冷却効果の高いアルミニウムを採用しており、効率よくゲーミングノートパソコンを冷却できます。
| メーカー | エレコム |
|---|---|
| 風量調整 | 2段階 |
| ファン | 1基 |
| 角度調整 | 4段階 |
| 寸法 (長さx幅x高さ) | 390mm x 290mm x 33mm |
| USB Type | Type-A |
9位 グリーンハウス ノートPCクーラー GH-PCFF1

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- 静音設計で約23.8dBAの低騒音
- ほかのデバイスと同時に使用できる
- 放熱性の高い金属プレート搭載
- 高さ調整が3段階のみで、細かい調整ができない
グリーンハウスのコンパクトなノートPCに適している冷却台です。
こちらの製品の冷却パネルには放熱性の高い金属プレートを採用しており、内部の熱を効果的に逃がす仕組みが整っています。
また、120mmの大型ファンを搭載しており、11~16インチの幅広いサイズに対応しつつ、静音性と冷却性能を両立しています。
静かなファンの動作音は約23.8dBAで、日常の作業環境でも気にならないレベルです。
さらにUSB給電で簡単に使用でき、ノートパソコンのUSBポートを占有しないポートも備えているため、ほかのデバイスと一緒に使用しても困ることがありません。
11インチのコンパクトなノートPCから使えるため、小さめなノートPCを持っているユーザーにおすすめです。
| メーカー | グリーンハウス |
|---|---|
| 風量調整 | なし |
| ファン | 1基 |
| 角度調整 | 3段階 |
| 寸法 (長さx幅x高さ) | 350mm x 260mm x 32mm |
| USB Type | Type-A |
10位 オーム電機 PCGEAR PC-SCRGB-K 01-0045 OHM

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- 6基のファンによる強力な冷却性能
- 7段階の角度調整機能ができる
- 約32dBの低騒音
- ライトのオンオフができない
オーム電機のハイエンドゲーミングPCに向いている冷却台です。
こちらの製品は、6基の60mmファンを搭載した高性能な冷却スタンドで、ノートPCの効率的な冷却に特化しています。
冷却性能に加え、静音設計も施されており、約32dBという騒音レベルで、作業環境を邪魔しない静かさが魅力です。
さらに、風量調節が3段階で可能で、4つの送風モードも備えているため、ユーザーの好みに応じて設定を変更できる柔軟性があります。
RGBライトも12種類搭載されており、見た目のインパクトも抜群です。色やパターンの切り替えができ、特にゲーミング環境の美観を引き立てます。
また、このクーラーは11.6~17インチのノートパソコンに対応しており、多くのモデルで使用可能です。
| メーカー | オーム電機 |
|---|---|
| 風量調整 | 3段階 |
| ファン | 6基 |
| 角度調整 | 7段階 |
| 寸法 (長さx幅x高さ) | 426mm x 280mm x 30mm |
| USB Type | Type-A |
ノートパソコン冷却台の注意点

ここまで、ノートパソコンの冷却台の必要性について解説し、選び方について紹介しました。冷却台は非常に便利ですが、一部に注意しなければならない点もあります。
そこで今度は、ノートパソコン冷却台の注意点について解説するので、ぜひご参考ください。
底面排気の場合は逆効果になる
底面排気のノートパソコンで送風式の冷却台を使うと、逆効果になります。
排気口がふさがってしまい、熱された空気が逃げ場を失ってしまうのが理由です。
逃げ場を失った空気は、内部に留まろうとします。熱された空気が内部にとどまり、パーツをさらに熱してしまうので逆効果です。
必ず、排気口が底面にないことを確認したうえで、送風式の冷却台を使いましょう。
なお、吸引式の場合は逆効果になりません。送風式と吸引式に切り替えられるタイプなら、排気口から直接熱された空気を吸えるので、おすすめです。
平らなデスクの上で使う
ノートパソコン冷却台は、平らなデスクの上で使いましょう。
理由は、排気効率を上げることです。
クッション、ソファ、膝の上などに置いて作業をしていると、排気口がふさがります。内部に熱がこもりやすくなるので、注意が必要です。
さらに、それらは熱を吸収しにくいのもネック。
平らなデスクで使いましょう。
また、冷却台を置く場合は特に、平坦でないと使いにくいです。冷却台の角度調整がうまくいかなかったり、変にがたついたりしかねません。
氷や保冷剤などは使わない
水分がなかに入ってしまいかねないので、氷や保冷剤などは使わないようにしてください。
氷は、溶けて水になります。保冷剤は温まることで結露してしまうもの。
それらの水分がパソコンの内部に入り込み、ショートしてしまう可能性があります。
冷却台の代わりとして使わないことはもちろん、冷却台のファンの風を冷風にしようとして併用するのもNGです。
定期的に掃除する
ノートパソコン冷却台は、定期的に掃除しましょう。
掃除しなければ、冷却台の冷却効率が下がります。
冷却台のファンに汚れやホコリがたまり、ファンの動きが鈍くなるのが原因です。
なお、掃除方法は簡単。ブロワーでホコリを吹き飛ばしたり、カバーを開けてピンセットで一つひとつ除去したりするだけです。
ノートパソコン冷却台のよくある質問

ここまで、ノートパソコン冷却台の必要性やおすすめ製品などについて幅広く解説してきました。最後に、ノートパソコン冷却台のよくある質問への回答を紹介します。
わからないことや不安なことがある方は、ぜひご参考ください。
ノートパソコン冷却台は自作できる?
簡単なものなら、自作可能です。
たとえば、このような作り方があります。
アルミ素材のかごを逆さにして置き、かごのなかに小型扇風機を入れてください。こうすれば、簡易的な冷却台になります。
ただし、市販品ほど効果が高くありません。
本格的な冷却台も自作可能ですが、難しいです。
たとえば3Dプリンターなどで樹脂製パーツを作り、そこに冷却ファンを設置。電源を供給できるように簡単な電子工作も行うなどすれば、本格的な冷却台が作れます。
ただ、知識と技術が必要です。
ノートパソコンの冷却台は意味ない?
意味がないとは言えません。
たしかに、「冷却」という言葉から想像できるほどの冷却効果は得られないことが多いです。
短時間でキンキンに冷えるということは、決してありません。
冷却台は、長時間使って熱を抑える役割を果たします。長時間使用時の発熱を何℃か抑える程度ですが、それでもないよりは快適です。
ノートパソコン冷却台には、そうして温度をいくらか抑えるという意味があります。
ノートパソコンの冷却台は100均でも買える?
冷却台と言えるほどのものは、100均にはありません。
ただ、セリアやダイソーなど一部の100均には、放熱スタンドが販売されていることがあります。
これは、ノートパソコンの底面をデスク天板から浮かせて、熱を逃がしやすくする製品です。
このような簡易的に放熱しやすくする製品はありますが、冷却台はありません。
ノートパソコンの冷却はアルミ板でも効果がある?
アルミ板に乗せるだけでも、ある程度の冷却効果は見込めます。
アルミは、熱伝導率が高いです。木製のデスクの天板に置くより、熱を逃がしやすくなります。
そのため、冷却台は天板にアルミを使った製品が多いです。
つまり、ファンがなくてもアルミ板だけである程度の効果は得られるということになります。
ただし、ファンがある冷却台ほどの高い効果は得られません。あくまでも、1℃か2℃ほど温度上昇を抑える程度です。
ノートパソコン冷却台のまとめ

本記事では、ノートパソコン冷却台のおすすめ製品などについて紹介してきました。
冷却台は単純な製品ですが、製品ごとにさまざまな違いがあります。使っているノートパソコンとの相性もあるので、しっかりと吟味して選ぶことが大切です。
なお、当メディアが最もおすすめするノートパソコン冷却台は、『LiANGSTAR ノートパソコン冷却パッド』です。
本記事で紹介した選び方やおすすめモデルを参考にしつつ、自分に合ったノートパソコン冷却台を選びましょう。

ノートパソコンクーラー 冷却台
GH-PCFF1
PCGEAR PC-SCRGB-K 01-0045 OHM