ドラゴンズドグマ2は、カプコンの人気オープンワールドアクションRPGの2作目。1作目が大好評で、長い間続編が待ち望まれていましたが、2024年にとうとう続編が登場しました。
前作よりマップが4倍近く広くなり、自由度もボリュームも増大。そのうえNPCと一緒に冒険できるポーンシステムなど、独自の練り込まれたシステムもあり、非常に魅力が多いゲームです。
ただ、ドラゴンズドグマ2をPCで遊ぶ場合、求められるスペックが少々高めになっています。推奨スペックと選び方を理解していなければ、ゲーミングPCを買ったもののドラゴンズドグマ2が思ったように動かないということになりかねません。
そこで本記事では、ドラゴンズドグマ2におすすめのゲーミングPCについて解説していきます。
>>今すぐドラゴンズドグマ2におすすめのゲーミングPCについて知りたい方は、コチラ
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ドラゴンズドグマ2はどんなゲーム?ゲーミングPCは必要?
2024年にカプコンから発売された『ドラゴンズドグマ2』は、前作から約10年ぶりに登場した待望のアクションRPGです。
王道ファンタジーの世界観に、広大なオープンワールド、そして自由度の高いバトルや冒険が融合した、まさに「プレイヤーが主人公になれる」ゲームとなっています。
ここからは、「どんなゲームなのか?」をわかりやすく解説しつつ、「ゲーミングPCは必要なのか?」という疑問にもお答えします。
広大なオープンワールドとアクション性が魅力
『ドラゴンズドグマ2』最大の特徴は、広がり続ける世界を自由に探索できるオープンワールドです。
前作に比べて地形も複雑かつダイナミックに進化しており、崖をよじ登ったり、敵の背中にしがみついて戦ったりと、アクション性が非常に高いのが魅力となっています。
プレイヤーは「覚者(かくしゃ)」と呼ばれる存在となり、「ポーン」というAI仲間とチームを組んで冒険にでます。
このポーンは自分好みに育成できるだけでなく、ほかのプレイヤーの世界に貸し出すことで報酬も得られるというユニークなシステムです。
さらに、戦闘はリアルタイムで展開され、職業(ジョブ)によって立ち回りが大きく変わるのもポイントとなっています。
高グラフィックで遊ぶならゲーミングPCがおすすめ
『ドラゴンズドグマ2』は、美麗なグラフィックと広大なマップが魅力な一方で、PCスペックへの要求はやや高めです。
最新のグラフィック技術「レイトレーシング」や「DLSS(AIによる画質アップスケーリング)」なども搭載されており、高画質で遊ぶならゲーミングPCがあると断然快適となります。
もちろん、ミドルスペックのPCでも設定を落とせば十分遊べますが、「風の動き」「火の魔法のきらめき」「巨大モンスターの肌の質感」など、細かな表現をしっかり楽しむならハイスペックマシンの導入がおすすめです。
加えて、ロード時間もSSD搭載ゲーミングPCならかなり短縮され、加えてシームレスに広がる世界をストレスなく駆け回るには、読み込みの速さも重要となります。
ドラゴンズドグマ2のゲーミングPCのスペック
ドラゴンズドグマ2を快適に遊べるゲーミングPCを購入したい場合、どれほどのスペックが必要なのかを知らなければいけません。要求スペックを知らなければ、どの程度のゲーミングPCを購入すればいいのかわからないためです。
そこでまずは、ドラゴンズドグマ2のゲーミングPCの必要スペックと推奨スペック、当サイトおすすめのスペックについて解説していきます。
ドラゴンズドグマ2の必要スペック
CPU | Core i5-10600/AMD Ryzen 5 3600 |
---|---|
GPU | GeForce GTX 1070/AMD Radeon RX 5500 XT with 8GB VRAM |
メモリ | 16GB |
必要スペックというのは、フルHDで30fps程度が出せるスペックの目安です。30fpsは現代的には、カクつきが気になる程度のフレームレートとなっています。
フレームレートというのは、1秒間に画面に表示される画像の枚数を示す値のことです。fps(フレーム・パー・セカンド)で表されます。
1秒に表示される画像の枚数が多ければ多いほど、映像の動きが滑らかになるのがポイントです。パラパラ漫画と同じで、同じ動きを表現するにも枚数が多いほうが中間の動きを多く表示できるので、滑らかになるという仕組み。
昔のようなローポリゴンであれば30fpsでも気になりませんが、現代的な高クオリティな3Dモデリングで30fpsの場合、カクついて見えてしまうのが難点です。
つまり、必要スペックをギリギリ満たす程度のゲーミングPCでは、起動して遊べるものの快適とは言えないレベルだということ。
また、GPUに関しては必要スペックでも少し基準が高いです。GTX 1070は、世代が3つ前のGTX 10シリーズのハイエンドクラスにあたります。現代に置き換えればRTX 4070と同等の立ち位置です。
実際の性能としては、RTX 3060より少し低い程度。2024年時点で搭載されるGPUで言えば、RTX 4050以上であればまったく問題がありません。
とはいえ、必要最低限の要求スペックとしては若干高めだということは、覚えておきましょう。
ドラゴンズドグマ2の推奨スペック
CPU | Core i7-10700/AMD Ryzen 5 3600X |
---|---|
GPU | GeForce RTX 2080/AMD Radeon RX 6700 |
メモリ | 16GB |
推奨スペックは、フルHDで60fps程度で快適にプレイできるスペックの目安です。ドラゴンズドグマ2のような一人プレイ用のゲームでは、60fps以上であれば十分なフレームレートだと言えます。144fpsが高フレームレートの基準だと言われていますが、それはFPSやTPSの場合です。
もちろん、アクションRPGなので戦闘をより快適に進めるには、より高いフレームレートを目指すのがおすすめ。
ドラゴンズドグマ2の推奨スペックで特徴的なのは、やはりGPUのスペックの高さです。
RTX 20シリーズのハイエンドクラスで、現行モデルで言うところのRTX 4080と同等の立ち位置のGPUが指定されています。性能としては、RTX 4060と同等です。
RTX 4060は、20万円台のゲーミングPCによく搭載されるミドルクラスのGPU。ゲームのメーカー公式推奨スペックとしては、高性能な部類です。
【当サイトおすすめ!】ドラゴンズドグマ2のおすすめスペック
CPU | Core i5-13700F以上/Ryzen 5 7535HS以上 |
---|---|
GPU | GeForce RTX 4060以上 |
メモリ | 16GB以上 |
これは、当サイトおすすめのドラゴンズドグマ2向けゲーミングPCのスペックです。
推奨スペックを2024年時点での現行モデルに置き換えた形になります。とはいえ、それぞれが推奨スペックで指定されているモデルよりも性能が高いです。
そのため、推奨スペックギリギリでは60fpsで安定しない場面でも、比較的安定します。この程度のスペックであれば、予算を抑えられるのがよいところです。
Core i7搭載モデルであれば20万円を超えますが、Core i5搭載モデルであれば17万円前後から選択肢があります。
このスペックを基準として、予算やほかの用途とも相談しながらドラゴンズドグマ2を遊ぶためのゲーミングPCを選びましょう。
ドラゴンズドグマ2におすすめなゲーミングPCの選び方
ドラゴンズドグマ2のおすすめスペックを解説しましたが、推奨スペック以外にもチェックするべきポイントがいくつかあります。そこで今度は、ドラゴンズドグマ2におすすめのゲーミングPCの選び方について解説していくので、ぜひ参考にしてください。
ゲーム性能で選ぶ
ゲーミングPCの用途がドラゴンズドグマ2をはじめとするゲームメインなのであれば、ゲーム性能で選ぶのがおすすめです。
ゲーム性能で選ぶというのはどういうことか。
たとえば、先述の当サイトおすすめスペックはゲーム性能重視の構成になっています。RTX 4060と合わせるのであれば、CPUはCore i7-14700Fなどが定番です。どちらも最新世代のミドルクラスモデルであり、この組み合わせなら作業性能もゲーム性能も両方高められます。
とはいえ、クリエイティブな作業に使わない場合には、CPUがオーバースペック気味です。
ゲーム性能を重視するのなら、Core i5-13400やCore i5-14400シリーズなどと組み合わせることにより、予算を抑えられます。
さらに、ほかのゲームも快適に遊びたい場合やドラゴンズドグマ2を高解像度で遊びたい場合には、GPUの性能をより高くするのがおすすめです。RTX 4080にすれば、4Kでも快適に遊べるようになります。
その場合、CPUはGPUの性能を引き出せなくなるボトルネックが起きないように、最低でもCore i7-14700F以上が必要ですが、Core i9と組み合わせる必要はありません。
このように、GPUを基準にしてゲーム性能をメインで考え、ほかの性能は必要十分に留めることで予算を抑えながらゲームに最適なゲーミングPCを探しやすくなります。
作業性能で選ぶ
ドラゴンズドグマ2だけでなく、動画編集などクリエイティブな作業にも使いたい場合は、作業性能も重視して選びましょう。
作業性能を大きく左右するパーツは、CPUです。
CPUは、メイン演算装置のこと。パソコンの頭脳とも呼ばれ、各パーツの動作の制御やPCのデータ処理を担当しています。CPUの性能次第でデータ処理効率や速度が変わり、作業時の快適性も大幅に変わるということです。
性能が低ければ、そもそもできない作業もあります。動画編集などのクリエイティブな作業が、その最たる例です。
2024年時点の現行モデルであれば、作業向け性能が高いのはCore i5-14400F以上になります。これよりも性能が低いと、クリエイティブな作業には使いにくいです。
Core i5-14400Fを基準にして、行いたい作業の内容によって性能を上げていきましょう。たとえば、配信がしたい場合はCore i7-14700F以上がおすすめです。Core i5-14400Fは動画エンコード処理は得意ですが、配信の処理となると少し重くなることがあります。
このように、作業内容から必要なCPUのスペックで選ぶのがおすすめです。
メモリの容量で選ぶ
メモリも、ゲーミングPCを選ぶうえで重要な項目です。
メモリというのは、PCが処理するデータを一時的に保管しておくための領域のこと。メモリが大きくなればなるほど、データの処理効率は高くなります。ある程度のメモリの容量が無ければ処理できないデータもあるので、注意が必要です。
メモリは、基本的には大きければ大きいほどよいとされています。
ただ、むやみに大きくしてもただ予算を圧迫してしまうだけです。必要なメモリ容量を割り出し、そのメモリ容量を搭載しているゲーミングPCを選びましょう。
用途ごとに必要なメモリの目安は、以下の通りです。
- ドラゴンズドグマ2:16GB以上
- エクセルなどの事務作業:8GBから16GB
- 動画編集:最低16GB
- イラスト制作:最低16GB
- ゲーム配信:32GB以上
- Vtuber配信:最低32GB
基本的には、16GBから32GBあれば困りません。16GB以上であれば、動画編集もイラスト制作も可能です。
もちろん、内容にもよります。高解像度な長い動画を作るとなると、32GB以上必要なケースもあるので一概には言えません。
あくまでも、目安のひとつとして参考にしてください。
ストレージ容量で選ぶ
ストレージというのは、PCにインストールしたデータの保管庫のことです。
SSDとHDDの二種類があります。
SSDは、データの読み書き速度が早いです。OSの起動、ゲームの起動およびロード、各アプリでストレージを参照する動作が高速になります。各アプリでストレージを参照する動作というのは、たとえば動画のエンコードをして保存する処理などのことです。
高性能ですが、価格がHDDより高くなります。
一方HDDは、SSDより安価なのが魅力です。安く大容量ストレージを搭載できるため、サブストレージとして人気があります。
基本的には、SSDがおすすめです。HDDは、予算を抑えて容量を増やしたい場合にサブとして付けるのがおすすめ。たとえば1TBのSSDを追加するとなると数万円かかることがありますが、1TBのHDDであれば数千円で追加できます。
このように、予算と相談しながらストレージの種類と容量を工夫するのがおすすめです。
なお、ドラゴンズドグマ2だけでなく、昨今のゲームは容量が大きい傾向があります。
そのため、ゲームをプレイする方には1TB以上の容量がおすすめです。普段遣いだけでは500GBでもすぐに埋まることはありませんが、ゲームをインストールすると500GBは思っているよりもすぐに埋まります。
ドラゴンズドグマ2以外の用途で選ぶ
ドラゴンズドグマ2だけを遊ぶのなら、本記事で紹介したおすすめスペックを満たしていればまったく問題ありません。ドラゴンズドグマ2で遊びながら、普段遣いも快適になります。
ただ、ほかに遊びたいゲームにより重い作品がある場合や、クリエイティブな作業にも使いたい場合には先述のおすすめスペックだけでは足りません。それぞれの用途に合わせて、ゲーミングPCを選ぶのが重要です。
ドラゴンズドグマ2が快適に遊べるからとほかの用途を考えずに購入しても、後から「やっぱり足りなかった」と後悔しかねません。
基本的には、自分が想定している用途のなかで最も要求スペックが高いものに合わせるのがおすすめです。そうすれば、ほかの用途にも問題なく使えるゲーミングPCが手に入ります。
【一覧表】ドラゴンズドグマ2のおすすめゲーミングPC
【高コスパなおすすめゲーミングPC一覧表】
メーカー名 | モデル名 | CPU | GPU | メモリ | ストレージ |
---|---|---|---|---|---|
マウスコンピューター | ![]() |
Core i5-14400F | GeForce RTX 4060 | 16GB | 1TB NVMe M.2 SSD |
マウスコンピューター | ![]() |
AMD Ryzen 7 5700X | GeForce RTX4060 Ti | 16GB | 1TB |
サイコム | ![]() |
Core i5-14400F | GeForce RTX 4060 8GB | 16GB | 1TB NVMe M.2 SSD |
フロンティア | ![]() |
Core i5-14400F | GeForce RTX 4060 Ti | 32GB | 1TB NVMe M.2 SSD |
フロンティア | ![]() |
Core i7-14700F | NVIDIA GeForce RTX 4060 Ti | 32GB | 1TB |
フロンティア | ![]() |
Core i7-14700F | NVIDIA GeForce RTX 5080 | 32GB | 2TB |
【ハイスペックなおすすめゲーミングPC一覧表】
メーカー名 | モデル名 | CPU | GPU | メモリ | ストレージ |
---|---|---|---|---|---|
ドスパラ | ![]() |
Core i7-14700F | GeForce RTX 4070 Ti SUPER 16GB | 32GB | 1TB |
マウスコンピューター | ![]() G-Tune FZ-A9G90 |
AMD Ryzen 9 7900X | GeForce RTX 4090 | 64GB | 2TB |
マウスコンピューター | ![]() G TUNE FG-A9ATX |
AMD Ryzen 9 9950X | AMD Radeon RX 7900 XTX | 64GB | 2TB |
【おすすめゲーミングノートPC一覧表】
メーカー名 | モデル名 | CPU | GPU | メモリ | ストレージ |
---|---|---|---|---|---|
HP | ![]() スプリームモデル |
Core Ultra 9 | NVIDIA GeForce RTX 4070 | 32GB | 2TB |
マウスコンピューター | ![]() |
Core i9 14900HX | GeForce RTX 4070 Laptop GPU | 32GB | 1TB |
ASUS | ![]() |
AMD Ryzen 9 8945HS | NVIDIA GeForce RTX 4070 | 32GB | 1TB |
【高コスパ】ドラゴンズドグマ2のおすすめゲーミングPC6選
ここまで、ドラゴンズドグマ2におすすめのゲーミングPCの選び方などについて解説してきました。ここからは、実際にドラゴンズドグマ2におすすめのゲーミングPCを紹介していきます。合計12モデル紹介しますが、まずは高コスパなおすすめゲーミングPCを解説するので、コスパを気にする方はぜひ参考にしてください。
マウスコンピューター G-Tune DG-I5G60(ホワイト)
By: mouse-jp.co.jp
- 普段遣いや事務作業に使いやすい
- ドラゴンズドグマ2をフルHDで快適に遊べる
- 幅広いゲームを快適にプレイできる
- 白ケースを採用
- 通気孔付近は黒い
本機は、全体の構成バランスが良好な高コスパゲーミングPCです。
CPUとGPUには、Core i5-14400FとRTX 4060を採用しています。
CPUはエントリークラスですが、作業性能が高いです。普段遣いはもちろん、事務作業や軽めの動画編集・画像編集など幅広い用途で快適に使えます。ゲーム以外にもPCを使う目的がある方には、最適です。
さらに、ゲーム性能が高いのが魅力的。ドラゴンズドグマ2をフルHD60fps付近で安定して遊べるだけでなく、Apexなどの軽いゲームでは144fps以上で遊べます。
作業性能とゲーム性能のバランスが非常によく、全体的によくできた構成です。
そして、白いケースを採用しています。近年は白デスクを構築する方が男女ともに増加傾向にあり、需要が高いデザインです。白いゲーミングPCでドラゴンズドグマ2を遊びたい方には、最適なモデルだと言えます。
また、黒いほうがよいという方には同じ構成でケースだけ黒のブラックモデルもあるので、安心です。デザインが選べるのは、BTOゲーミングPCブランドでは比較的珍しく、ここも本機の大きな魅力のひとつだと言えます。
CPU | Core i5-14400F |
---|---|
GPU | GeForce RTX 4060 |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 1TB NVMe M.2 SSD |
マウスコンピューターNEXTGEAR JG-A7G6T
- 高性能な構成と冷却性能
- 3年間のセンドバック修理保証と、24時間365日の電話サポート
- 優れたコスパ
- ケースの内部がそこまで広くない
- カスタマイズ性の制限
マウスコンピューターの「NEXTGEAR JG-A7G6T」は、AMD Ryzen 7 5700XとGeForce RTX 4060 Tiを搭載した、バランス重視のゲーミングPCです。
フルHDはもちろん、WQHD解像度でも快適にプレイ可能で、eスポーツ系からAAAタイトルまでしっかり対応しています。
1TBの高速SSDと16GBメモリを備え、ロードも作業もサクサク動き、さらにホワイトモデルは6基のRGBファン付きで、見た目も華やかです。
CPU | AMD Ryzen 7 5700X |
---|---|
GPU | GeForce RTX4060 Ti |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 1TB |
サイコム G-Master Velox II Intel Edition
By: sycom.co.jp
- 構成のバランスが良好
- 動画編集などに強い性能
- 静音性が高いケースを採用
- ダウングレードができない
本機は、サイコムとしては少々珍しい初期構成重視のゲーミングPCです。
初期構成から、バランスが非常によくなっています。何も変えずとも、魅力的な構成です。CPUはマルチコア性能が高いCore i5-14400Fで、動画編集などにも使えます。
GPUはゲーム性能が高く、ドラゴンズドグマ2などの重めのゲームでも60fps以上で安定してプレイ可能です。Apexなどの軽いゲームなら、144fps以上を目指せます。設定を落とせば、200fps以上でのプレイも可能です。
さらに、静音性が高い「Fractal Design POP Silent White TG Clear」というケースを採用しています。瀝青製の吸音性能が高く劣化しにくい吸音フォームを採用しており、内部のノイズが外に漏れるのを抑制。そのうえ、3基のケースファンをフロントに搭載し、高性能なCPUクーラーを組みあわせることで冷却性能も確保しています。
そして、初期構成では約18万7000円と安価なのが魅力的です。同価格帯のゲーミングPCのなかでは、群を抜いて各部の性能がよくなっています。
ダウングレードができないものの、BTOメーカーでは珍しいCore i5-14500やCore i5-14600KFに変更できるなど、カスタマイズの幅自体は広いです。初期構成で購入してもよし、カスタマイズして個性を出すもよし、非常に楽しめるゲーミングPCとなっています。
CPU | Core i5-14400F |
---|---|
GPU | GeForce RTX 4060 8GB |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 1TB NVMe M.2 SSD |
フロンティア FRGHLB760/SG1
- 動画編集にも使える処理性能
- 大容量メモリを搭載しており非常に快適
- 幅広いゲームを快適に遊べる
- 幅広いインターフェース
- 各部の性能が高い分価格は高い
本機は、値段の割には各部の性能が高いのが魅力のゲーミングPCです。
CPUとGPUは、Core i5-14400FとRTX 4060 Tiの構成。これまでも解説してきた通り、動画編集に使える処理性能の高さとドラゴンズドグマ2をはじめとするゲームを高フレームレートで安定して遊べるゲーム性能を兼ね備える構成です。バランスがよく、作業にもゲームにも快適に使えます。
さらに、メモリが32GBなのがよいところです。動画編集に強いCPUを搭載しているものの、動画編集などの重めの作業はメモリの消費が激しいのがネックになります。
ところが、32GBであればまったく問題ありません。CPUの処理性能を最大限活かせます。
そして、水冷CPUクーラーを搭載。
一般的な空冷クーラーがファンの送風のみに頼るのに対し、水冷クーラーは冷却液の力を使って冷却します。冷却液が熱を奪いながら循環し、蓄えた熱をラジエーターという金属部品に集め、ラジエーターをファンで冷やす仕組みです。この方式により高い冷却性能が期待できるだけでなく、ファンの回転数が少なくなることによる静音効果も得られます。
また、インターフェース類が豊富です。Type-A 2.0端子を4つ背面に搭載、ライン入力端子やウーファー出力端子、PS/2端子まであります。フロントにもType-A端子とType-C端子があり、非常に便利です。
ほかにも、高性能メモリを搭載しているなど各部の性能を高めています。
CPUとGPUだけで見れば多少割高に感じるものの、全体的に見れば高性能かつ高機能で約23万円という価格は安いです。ドラゴンズドグマ2で遊べるゲーミングPCのなかでも、特にコスパが高い部類だと言えます。
CPU | Core i5-14400F |
---|---|
GPU | GeForce RTX 4060 Ti |
メモリ | 32GB |
ストレージ | 1TB NVMe M.2 SSD |
フロンティア FRGKB760/C/NTK
- 最新世代の高性能CPU搭載
- メモリ・ストレージも充実
- 静音性と冷却性能に配慮
- ケースがやや地味
- 拡張性はミニタワー相応
フロンティアの「FRGKB760/C/NTK」は、最新のCore i7-14700FとRTX 4060 Tiを搭載した、パワフルなゲーミングPCです。
32GBメモリと高速な1TB SSDで、ゲームや動画編集、配信などもスムーズにこなせます。
750WのGOLD電源と静音仕様の空冷クーラーを採用しており、長時間使っても安定して静かなのが特徴です。
さらに、コンパクトでスタイリッシュなケースは省スペースにもぴったり。性能・静音・デザインをバランスよく備えた一台となっています。
CPU | Core i7-14700F |
---|---|
GPU | NVIDIA GeForce RTX 4060 Ti |
メモリ | 32GB |
ストレージ | 1TB |
フロンティア FRGHLB760/SG3
- 高速かつ大容量のストレージ
- 冷却性能がとにかく優秀
- ビジュアルも映えるデザイン
- 内容サイズが大きく設置スペースが必要
- 消費電力が大きめ
フロンティアの「FRGHLB760/SG3」は、最新ゲームやクリエイティブ作業を快適にこなすための高性能ゲーミングPCです。
第14世代Intel Core i7-14700FとGeForce RTX 4070 Ti SUPERを搭載し、32GBメモリと2TBの高速Gen4 NVMe SSDにより、処理速度とストレージ容量の両面で優れたパフォーマンスを発揮します。
冷却面では、水冷CPUクーラーと最大7基のファンによる効率的なエアフロー設計が施され、長時間の高負荷作業でも安定した動作を可能にしているのもポイントです。
さらに、RGBライティングを備えた強化ガラスパネルのケースは、視覚的な魅力も兼ね備えています。高性能とデザイン性を両立した一台となっています。
CPU | Core i7-14700F |
---|---|
GPU | NVIDIA GeForce RTX 5080 |
メモリ | 32GB |
ストレージ | 2TB |
【ハイスペック】ドラゴンズドグマ2のおすすめゲーミングPC3選
ここまで、ドラゴンズドグマ2のおすすめゲーミングPCのなかから、高コスパなモデルを6つ紹介してきました。構成が似通ってくるものの、それぞれに個性があります。メモリ容量を重視するならFRGHLB760/SG1、カスタマイズ性ならVeloxなどそれぞれ異なる選び方が可能です。
ただ、より高解像度・高フレームレートでドラゴンズドグマ2を遊びたい場合には、より高性能なゲーミングPCが必要になります。
そこで今度は、ドラゴンズドグマ2のおすすめゲーミングPCのなかから、ハイスペックモデルを3つ厳選して紹介するので、ぜひ参考にしてください。
ドスパラ GALLERIA XA7C-R47TS(マイクラ同梱パック版)
- 高性能なCPUとGPUの組み合わせ
- 大容量メモリと高速ストレージ
- PC Game PassとMinecraft同梱
- フルHD環境ではオーバースペック
- 拡張性に制限がある
「GALLERIA XA7C-R47TS」は、高性能を求めるゲーマーやクリエイター向けのハイスペックゲーミングPCです。
Intel Core i7-14700FとNVIDIA GeForce RTX 4070 Ti SUPERを搭載し、最新のゲームタイトルも高解像度・高フレームレートで快適にプレイ可能となっています。
64GBのDDR5メモリと2TBのGen4 SSDにより、ゲーム起動やファイル処理も驚くほどスムーズです。
さらに、「Minecraft: Java & Bedrock Edition for PC」と「PC Game Pass」も同梱されており、購入直後からさまざまな人気タイトルを楽しめます。
冷却性能や拡張性にも優れており、長期間の使用にも安心な一台です。
CPU | Core i7-14700F |
---|---|
GPU | GeForce RTX 4070 Ti SUPER 16GB |
メモリ | 32GB |
ストレージ | 1TB |
マウスコンピューター G-Tune FZ-A9G90
- 重負荷作業も快適にこなせる
- 大容量メモリと高速ストレージ
- 優れた冷却性能と静音性
- 大型の筐体サイズ
- 無線機能の非搭載
「G-Tune FZ-A9G90」は、マウスコンピューターが提供するハイエンドゲーミングPCです。
AMD Ryzen 9 7900X(12コア24スレッド、最大5.6GHz)とNVIDIA GeForce RTX 4090(24GB GDDR6X)を搭載し、最新のゲームや高負荷なクリエイティブ作業も快適にこなせます。
64GBのDDR5メモリ(最大128GBまで拡張可能)と2TBのNVMe Gen4 SSDにより、高速なデータ処理と大容量のストレージを可能にしているのも特徴です。
冷却性能にも優れ、360mmラジエーターの水冷CPUクーラーを採用し、1200Wの80PLUS PLATINUM認証電源を搭載しています。
豊富なUSBポート(USB 3.2 Gen2×1、USB 3.1 Gen1×3など)や2.5GBASE-T対応のLANポートも備え、拡張性と接続性にも優れています。高性能を求めるゲーマーやクリエイターに最適な一台です。
CPU | AMD Ryzen 9 7900X |
---|---|
GPU | GeForce RTX 4090 |
メモリ | 64GB |
ストレージ | 2TB |
マウスコンピューター G TUNE FG-A9ATX
- 4K解像度でも高フレームレートでのゲームプレイが可能
- 高品質な冷却・電源構成
- 64GBのDDR5メモリと2TBのNVMe Gen4 SSDを搭載
- 高額な値段設定
- カスタマイズも比較的高額
「G-Tune FG-A9ATX」は、マウスコンピューターが提供するハイエンドゲーミングPCで、最新のAMD Ryzen 9 9950X(16コア32スレッド)とAMD Radeon RX 7900 XTX(24GB GDDR6)を搭載し、4K解像度のゲームや高負荷なクリエイティブ作業も快適にこなせます。
64GBのDDR5メモリと2TBのNVMe Gen4 SSDにより、高速なデータ処理と大容量のストレージを可能にしているのが特徴です。
冷却性能にも優れ、360mmラジエーターの水冷CPUクーラーと120mmの大型リアファンを装備し、効率的なエアフローを確保できます。
また、Wi-Fi 6EやBluetooth 5に対応し、最新の無線通信環境も整っており、メンテナンス性とデザイン性を両立しているのもポイントです。
CPU | AMD Ryzen 9 9950X |
---|---|
GPU | AMD Radeon RX 7900 XTX |
メモリ | 64GB |
ストレージ | 2TB |
【ノートPC】ドラゴンズドグマ2のおすすめゲーミングノートPC3選
ここまで、ドラゴンズドグマ2におすすめのゲーミングPCをデスクトップ型に絞って紹介してきました。デスクトップ型のほうが快適に動かしやすいとはいえ、ドラゴンズドグマ2はノートPCでもプレイ可能です。
そこで今度は、ドラゴンズドグマ2におすすめのゲーミングノートPCを3つ厳選して紹介します。
HP OMEN Transcend 14 スプリームモデル
By:hp.com
- 高性能なスペック
- 高品質なOLEDディスプレイ
- 優れた携帯性と冷却性能
- 光沢ディスプレイのため映り込みの可能性も
- 高負荷時は冷却ファンの音が大きくなることも
「HP OMEN Transcend 14 スプリームモデル」は、軽くて持ち運びやすい14インチのゲーミングノートパソコンです。
最新のインテル Core Ultra 9 185HとNVIDIA GeForce RTX 4070を搭載し、ゲームや動画編集などの重たい作業もスムーズにこなせます。
ディスプレイは2.8Kの有機EL(OLED)で、色が鮮やかで動きもなめらかなのも特徴です。
32GBのメモリと2TBの高速SSDで、非常に多くのゲームやデータを保存できます。
重さは約1.63kgと軽く、Wi-Fi 6Eや顔認証にも対応しており、学校や外出先でも快適に使えます。
CPU | Core Ultra 9 |
---|---|
GPU | NVIDIA GeForce RTX 4070 |
メモリ | 32GB |
ストレージ | 2TB |
マウスコンピューター G-Tune E5-I9G70BK-A
- 最新のゲームや動画編集などの高負荷作業も快適
- 高解像度・高リフレッシュレートのディスプレイ
- Thunderbolt 4や複数のUSBポートを備えている
- バッテリー駆動時間が短い
- ファンの動作音が大きくなりやすい
「G-Tune E5-I9G70BK-A」は、最新のインテル Core i9-14900HXプロセッサーとNVIDIA GeForce RTX 4070 Laptop GPUを搭載し、最新のゲームや動画編集などの重たい作業もスムーズにこなせます。
64GBの高速DDR5メモリと2TBの高速SSDにより、アプリの起動やデータの読み書きも非常に速いです。
15.3インチの画面は高解像度(2560×1600)で、リフレッシュレート240Hzに対応しており、映像がなめらかに表示されます。
Wi-Fi 6EやBluetooth 5にも対応し、最新の無線通信環境も整っており、3年間の修理保証と24時間365日の電話サポートが付いているため、安心して使用できます。
CPU | Core i9 14900HX |
---|---|
GPU | GeForce RTX 4070 Laptop GPU |
メモリ | 32GB |
ストレージ | 1TB |
ASUS ROG Zephyrus G14 GA403UI
By:asus.com
- 高性能なCPUとGPUの搭載
- 高品質なOLEDディスプレイ
- 約1.5kgの軽量ボディとコンパクトなサイズ
- バッテリー駆動時間が短い
- ディスプレイの輝度がやや控えめ
「ASUS ROG Zephyrus G14 GA403UI」は、14インチの軽量ゲーミングノートパソコンで、重さ約1.5kgと持ち運びに便利です。
最新のAMD Ryzen 9 8945HSとNVIDIA GeForce RTX 4070を搭載し、最新ゲームや動画編集もスムーズに行えます。
高解像度の有機ELディスプレイ(2.8K、120Hz)により、映像が鮮やかで滑らかに表示されるのも特徴です。
32GBのメモリと1TBの高速SSDを備え、アプリの起動やデータ保存も快適となっています。
バッテリーは約11時間持ち、学校や外出先でも安心して使えて、高性能と携帯性を兼ね備えた一台です。
CPU | AMD Ryzen 9 8945HS |
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GPU | NVIDIA GeForce RTX 4070 |
メモリ | 32GB |
ストレージ | 1TB |
ドラゴンズドグマ2のゲーミングPCを軽量化してフレームレートを上げる方法
ここまで、ドラゴンズドグマ2におすすめのゲーミングPCを12モデル紹介してきました。これまで解説してきた通り、ドラゴンズドグマ2は比較的重めのゲームです。少しでもフレームレートを上げるために、ドラゴンズドグマ2プレイ時のゲーミングPCの挙動の軽量化を図るのがおすすめ。
そこで今度は、ドラゴンズドグマ2のゲーミングPCの軽量化方法を紹介します。
演出面のクオリティを下げる
ドラゴンズドグマ2でゲーミングPCを軽量化し、フレームレートを上げるには演出面の品質を下げるのがおすすめです。
- テクスチャフィルタリング
- メッシュ品質
- テクスチャ品質
- 草木のモデル品質
- 影品質
- 特定箇所のエフェクト品質
これらが、映像演出に関わる項目になります。高に設定すると映像がより綺麗になりますが、フレームレートは下がりかねません。十分なフレームレートがあれば下げる必要はないものの、フレームレートが著しく下がるのなら、これらの品質を下げるのがおすすめです。
影の品質やエフェクトの品質は特に、どのようなゲームでも重くなる原因になっています。ここを一段階下げるだけでも、フレームレートが向上する可能性が高いです。
垂直同期をオフにする
垂直同期をオフにすると、フレームレートが上がることがあります。
垂直同期というのは、ゲームのフレームレートとモニターのリフレッシュレートを同期させる機能です。同期されずに二つの間に著しい差がでると、画面にヒビが入ったような映像の乱れが発生することがあります。
そのため、気軽には切れないものの、PCが出せるフレームレートとモニターのリフレッシュレートの差が小さい環境であれば、オフにしても大きな問題はありません。
また、垂直同期を行うためにフレームレートが著しく下がることがあります。その状態では、スタッタリングという映像がカクつく現象が発生しがちです。
フレームレートが下がって不具合が発生するくらいならば、オフにするほうがメリットが大きいと言えます。
【非推奨】NPCを間引く
何をしてもドラゴンズドグマ2をプレイ中にゲーミングPCが重いと感じる場合、NPCを間引くという方法もあります。
ドラゴンズドグマ2は、目に入るNPC全員を倒せるのが特徴です。そのうえ、倒されたNPCは自動では復活しません。復活させる手順を踏まない限りは、死んだままです。
NPCの多さも重くなる原因のひとつなので、間引くことで動作は軽減されます。
ただし、この方法はゲーム体験に大きな影響を及ぼすため、決しておすすめはできません。
あくまでも、どうしてもダメだった場合の最終手段として覚えておく程度に留めるのがおすすめです。
ドラゴンズドグマ2をゲーミングPCで遊ぶべき3つの理由
『ドラゴンズドグマ2』は、前作を超えるスケールと没入感となっており、舞台は広大で緻密に作り込まれたファンタジーの世界なのが魅力です。
この壮大な冒険を真に堪能するには、家庭用ゲーム機だけでなく、ゲーミングPCでのプレイが断然おすすめとなっています。
高性能なPCであれば、グラフィックの美しさや動きのなめらかさ、拡張性の高さが格段に向上し、より深く世界観に没頭できるのです。
ここからは、ゲーミングPCで『ドラゴンズドグマ2』をプレイすべき理由を、わかりやすく3つに分けてご紹介します。
MOD導入でさらに遊べる
PC版では、MOD(モッド)と呼ばれるユーザー制作の拡張データを導入することで、ゲーム体験が格段に広がります。
MODを使えば、ゲーム本来の仕様にとらわれず、自分だけの世界を作り上げることが可能です。
たとえば、キャラクターの外見をお気に入りのアニメ風に変更するなど、ゲーム内のインターフェース(UI)を使いやすくカスタマイズできます。
また、新たな武器や防具の追加、敵の強さを調整するMOD、さらにはファンが制作したオリジナルのクエストやシナリオを追加できるものまで存在します。
こうしたMODを活用すれば、クリア後も飽きることなく、何度でも新鮮な気持ちで冒険に挑めるのがPC版の大きな魅力です。
高画質なグラフィックが楽しめる
ゲーミングPCで『ドラゴンズドグマ2』をプレイする最大のメリットのひとつは、家庭用ゲーム機を大きく上回るグラフィック性能です。
ゲーミングPCでは、より高い解像度とフレームレート(1秒間の映像枚数)で、視覚的な美しさと動きのなめらかさが段違いとなっています。
たとえば、4Kの超高精細な映像でのプレイや、60fps以上のスムーズな動作が可能となり、フィールドの風景やキャラクターの細かい動きまで、まるで現実のように感じられます。
とくに、NVIDIAのRTX 4070 Ti SUPER以上のGPU(グラフィックボード)を搭載したPCでは、4K解像度かつ60fpsの安定したプレイ環境を確保でき、戦闘中の激しいエフェクトや広大なマップの表示も快適です。
美しいグラフィックに包まれながら、没入感たっぷりの冒険を思う存分楽しめるのが、ゲーミングPCならではの魅力なのです。
レイトレーシング機能を楽しめる
レイトレーシングは、現実的な光の反射や影の描写をゲーム内で再現する革新的な技術です。
具体的には、光が物体に当たり、反射や屈折、影の落ち方をリアルにシミュレーションすることで、ゲームの映像を格段に美しく、より立体的に見せることができます。
ゲーミングPCでは、このレイトレーシング機能を十分に活用でき、『ドラゴンズドグマ2』の幻想的で美しい世界をさらに魅力的に演出します。
特に、日差しが差し込む森林や、火を使った戦闘シーンなどでは、光と影のコントラストが強調され、まるで映画の中にいるような感覚を味わえるのです。
ただし、レイトレーシング機能を快適に楽しむためには、RTX 4080以上の高性能なGPUを搭載したPCが推奨されます。
ドラゴンズドグマ2のゲーミングPCに関するよくある質問
本記事では、ドラゴンズドグマ2のゲーミングPCのおすすめモデルや軽量化方法などについて紹介してきました。最後に、ドラゴンズドグマ2のゲーミングPCに関するよくある質問の答えについて、紹介します。疑問点がある方は、ぜひ参考にしてください。
ドラゴンズドグマ2はPCとPS5のどっちがいい?
ドラゴンズドグマ2はPC版とPS5版のどちらがいいのかについては、一概には言えません。
MODを入れて遊びたい場合や、高性能なPCを使ってよりフレームレートと解像度を高めたい場合にはPC版がおすすめです。MODは、PCでしか入れられません。PC版で高性能なゲーミングPCを使えば、100fps以上にもできます。フルHDだけでなく、WQHDや4Kでのプレイも可能です。
ただ、PS5のほうが気軽に遊べます。
両方未所持の場合でも、PS5のほうが圧倒的に安いです。ドラゴンズドグマ2をPS5より快適に遊ぶには、最低でも20万円程度の予算が必要になります。
より高クオリティで自由に遊びたい場合はPC版、より気軽に遊びたい場合はPS5版のドラゴンズドグマ2を購入するのがおすすめです。
ドラゴンズドグマ2はSteamDeckに対応している?
ドラゴンズドグマ2は、SteamDeckには対応していません。
厳密に言えば完全に非対応ではないものの、快適には遊べないということです。
SteamDeckでは、ドラゴンズドグマ2の推奨スペックを満たせません。街などの負荷が高い場所では、頻繁にフリーズする可能性があります。要求スペックを満たしていないため、設定を下げても対策できません。
ドラゴンズドグマ2をSteamで遊ぶ場合には、必ず推奨スペック以上のゲーミングPCを使うようにしましょう。
ドラゴンズドグマ2の各エディションの違いは?
ドラゴンズドグマ2の通常版とデラックスエディションの違いは、特典です。
通常版では、はじめての戦いの備え「別注武器4種セット」のみが予約特典として付属していました。予約特典なので、期限を過ぎた2024年5月時点では、通常版に特典はありません。
一方デラックス・エディションは、「はじめての旅安心パック」というDLCが付属します。内容は、以下の通りです。
- キャンプセット「探検家の野営具一式」
- カスタムサウンド「ドラゴンズドグマ サウンドセット」
- ハーピー呼び寄せアイテム「希鳥寄せの狼煙」
- プレゼントアイテム「寵愛のペンダント」
- ポーン性格変化アイテム「リム粉の惑い香」
- 脱獄アイテム「牢獄の簡易鍵」
- キャラクリエイトチケット「転身の秘術」
- 組成アイテム「竜の鼓動」
- 異界交流ポイント「1500リム」
サウンドセット以外、総じて、ドラゴンズドグマ2の世界の旅を楽にするアイテムになっています。序盤が非常に楽になるので、少しでも楽に進めたい方はデラックスエディションがおすすめです。
また、サウンドセットは、ゲーム内の一部BGMとSEを初代ドラゴンズドグマの音に変更できる機能を追加するDLC。前作の音に愛着がある方には、おすすめです。
なお、各DLCは個別購入もできます。
ドラゴンズドグマ2はグラボなしでも遊べる?
『ドラゴンズドグマ2』は内蔵グラフィックでも動作しますが、グラフィックが非常に美しいため、専用のグラフィックボード(グラボ)を搭載したPCでのプレイを強くおすすめします。
グラボなしでプレイすると、画質が低下し、フレームレートが安定しないため、ゲームがカクつくことがあります。
特にオープンワールドの広大な景色や迫力ある戦闘シーンを楽しむためには、高性能なグラフィックボードが重要です。
まとめ
本記事では、ドラゴンズドグマ2のおすすめゲーミングPCについて紹介してきました。
ドラゴンズドグマ2は要求スペックが高めで、重めのゲームです。快適に遊ぶには、ミドルクラス以上のゲーム性能を持つゲーミングPCが必要になります。決して安い買い物ではないので、後悔しないように慎重に選ぶことが大切です。
自分好みのゲーミングPCがあれば、ドラゴンズドグマ2をより快適に楽しめます。もちろん、ほかのゲームや作業も同様です。本記事で紹介したおすすめモデルと選び方などを参考にして、自分に最適なゲーミングPCを探しましょう。