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社内表彰や永年勤続の節目を彩る記念品は、功労者に対する単なる贈り物ではなく、「感謝」や「労い」を伝える大切な贈り物です。

そのため受け取った人に喜ばれる実用性に加え、会社への帰属意識や特別感を演出できるアイテム選びが重要になります。

このコラムでは、社内表彰や功労者向けにふさわしい記念品の選び方や工夫、制作時の注意点などをご紹介します。



ノベルティ制作の専門家
ノベルティ事業部法人担当14年・300社以上をお手伝いしてきたノベルティ制作の専門家

永年勤続表彰・功労者表彰とは?最近のトレンドを把握しよう

永年勤続表彰・功労者表彰の目的と企業の取り組み

永年勤続表彰とは、長年にわたり会社に貢献し続けた社員を称える制度であり、5年・10年・20年・30年といった節目に実施されるのが一般的です。
功労者表彰は特定の分野で優れた功績をあげたり、会社組織や事業の発展に貢献した個人や部門などを対象に、勤続年数に関わらず授与されます。

これらの表彰は単なる節目を祝うイベントではなく、社員の努力を見える形で認める大切な機会といえます。
従業員にとっては自分自身の努力が会社に評価される瞬間であり、モチベーションを高める大きな要因となります。
会社にとっては従業員との絆と信頼関係を深めるきっかけとなるほか、会社案内や公式アカウントで制度について触れたり、表彰についてツイートすることで、対外的にも「人材を大切にしている」姿勢をアピールできます。
近年では、従来の永年勤続表彰に加えて、「年間MVP」や相互評価制度(ピアボーナスやサンクスカードなど)を取り入れる企業が増えています。
こうした制度では、社員同士が日々の貢献を認め合う仕組みを導入し、社内表彰を全社的なイベントやお祭りのように盛り上げることで、組織全体のエンゲージメント向上につなげています。

社内表彰の役割の変化と意味

社内表彰制度は現在でも多くの企業で実施されています。
しかし近年、永年勤続表彰の実施状況は減少傾向にあります。
産労総合研究所が2003年に発表した資料では、永年勤続表彰の実施率は81.6%でした。
しかし、独立行政法人労働政策研究・研修機構が2017年に実施した調査では49.5%まで低下しています。
これは、転職に対する意識の変化や、終身雇用を前提としない働き方が一般化したことが背景にあると考えられます。

一方で興味深いデータがあります。
2014年に厚生労働省が発表した「働きやすい・働きがいのある職場づくりに関するアンケート調査」では、72.4%の企業が何らかの社員表彰制度を実施していると回答しています。
つまり、永年勤続表彰は減少していても、表彰制度そのものは、役割を変化させながら多くの企業で継続されているのです。
今日の社内表彰制度は、従来の「継続勤務や貢献を称える」ものから、「企業と社員との絆(エンゲージメント)の強化」や「モチベーション向上」を目的とした制度へと変化していることが読み取れます。

参考:
永年勤続表彰制度に関する調査|産労総合研究所
調査シリーズNo.203 企業における福利厚生施策の実態に関する調査 ―企業/従業員アンケート調査結果―|独立行政法人労働政策研究・研修機構
働きやすい・働きがいのある職場づくりに関するアンケート調査(企業調査)|厚生労働省

表彰される年数の目安と記念品の相場

永年勤続表彰や功労者表彰を実施する際、多くの担当者が気になるのが「いつ表彰するのか」「どのくらいの予算で記念品を用意するべきか」という点でしょう。
ここでは、実際に表彰が行われる勤続年数のタイミングと、記念品の相場について解説します。

永年勤続表彰・功労者表彰の実施方法

永年勤続表彰や功労者表彰は、創立記念日などのイベント開催時に実施されるのが一般的です。

永年勤続表彰は勤続10年を一区切りとして、以降5年ごとあるいは10年ごとに表彰のタイミングが設定されます。
社内表彰の勤続年数が明確になっていることで、社員にとっても自分自身の節目として会社との関係を再確認する機会にもなるでしょう。
表彰の内容は勤続年数に加えて「等級制度」や「ミッショングレード制」などの評価制度に基づいて、役職と個人の貢献度・在籍区分も加味して表彰内容を設定する企業も増えつつあります。

勤続年数と記念品の予算

オウルテックのお客様の傾向をベースに、勤続年数と役職に対応した記念品の予算目安を整理しました。一例として参考にしてください。


































勤続年数/役職 一般社員 主任・係長クラス 課長・部長クラス
10年 5千円~1万円 1万円~1万5千円 1万5千円~2万円
20年 1万円~1万5千円 1万5千円~2万円 2万円~3万円
30年以上 1万5千円~3万円 2万円~4万円 3万円~5万円以上

絶対喜ばれる!失敗しない記念品選びのポイント

永年勤続表彰や功労者表彰での記念品は「感謝」や「ねぎらい」を形にして伝える大切な贈り物です。
社内表彰に使う記念品を選ぶ際には、「実用性」「高級感」「名入れ対応」の3点を押さえる必要があります。

実用性

実用性は永年勤続表彰に限らず、記念品選びのベースとなる重要なポイントです。
せっかく贈っても机の中で眠ってしまうようでは意味がありません。
仕事やプライベートで日常的に使えるアイテムを選ぶと、社員が記念品を見るたびに表彰された喜びを思い出すでしょう。

高級感

永年勤続表彰や功労者表彰は、会社から社員への感謝の気持ちを形にして贈るものです。
そのため、記念品には“格”や“重み”を感じられる高級感が重要なポイントになります。
高級感とは、単に価格の高いものを選ぶのではなく、素材やデザインにこだわった質の良さを意味します。
高級感のある記念品は、受け取る瞬間に「会社が自分を大切に思ってくれている」という実感を与えます。

名入れ

「名入れ」とは、製品に企業名やブランドメッセージなどを印刷することです。
名入れは単なるデザインではなく、会社が社員の貢献を認め、感謝を伝える重要な演出です。
名入れを施すことで、贈り物が特別な意味を持ち、「自分のために用意された記念品」という誇りや喜びを感じてもらうことができます。

記念品の準備・気になるポイントをチェック

ハピネスデンキ株式会社様周年記念包装の例 「デザインが好評で社員が持ち歩いている」とのお声をいただいています。詳しくはリンクをご確認ください。

永年勤続表彰や功労者表彰などの記念品を用意する際に、迷ってしまうのが具体的な名入れの内容やのし(熨斗)がけ、さらに記念品の包装やパッケージをどのようにすればよいかの事前準備です。
記念品準備の気になるポイントをわかりやすく解説します。

名入れ・のしの具体例

記念品を一層特別なものにするのが「名入れ」や「のし」です。

のしとは、もともとはお祝いや感謝の気持ちを表すために贈り物に添える飾りでしたが、現在では水引きなどと一緒に印刷された「のし紙」を利用します。
名入れやのし紙には、以下のような形で言葉をそえます。

<名入れの具体例>































方法 名入れサンプル
シンプルに会社名のみ 「株式会社オウルテック」
記念の意味を込める 「株式会社オウルテック 永年勤続10年記念」
功労者表彰向け 「功労表彰記念 株式会社オウルテック」
「感謝を込めて 株式会社オウルテック」



<のしの具体例>
























方法 表書きサンプル
永年勤続表彰 「永年勤続御祝」
「永年勤続記念」
「勤続◯年記念」 (◯年=10年、20年など)
功労者表彰 「表彰記念」
「功労表彰記念」
「感謝」


のし紙の水引は、慶事用の「紅白蝶結び」が基本(何でも使えるタイプ)です。
表書きは社内表彰なので、「寿」「御礼」などの「一般的なお祝いの言葉は使用しません。

包装・パッケージの具体例

包装やパッケージを工夫することで、永年勤続表彰や功労者表彰の印象をさらに高めることができます。
ここでは、永年勤続表彰におすすめの包装方法をいくつかご紹介します。

<包装・パッケージの具体例>


























包装・パッケージ 内容
化粧箱入り しっかりとした厚紙や高級感のある黒や紺色などの箱に収めることで、見た目にも高級感を演出。名入れやロゴを入れたオリジナル化粧箱にすれば、企業としての“こだわり”も伝わる
のし紙+包装紙仕上げ 「のし紙と包装紙」の組み合わせは、伝統的でフォーマルな印象を演出できるため、表彰式や役員からの授与におすすめ。贈る側の誠意や礼儀を表す最もよく用いられるスタイル。
リボンラッピング・スリーブ包装 若手社員の表彰や女性社員への贈り物には、ややカジュアルでオシャレ感がある「リボンラッピング」も人気

報奨金、賞品と記念品の違い

永年勤続表彰に関する調査データを見ると、勤続年数に応じて十数万円といった高額な金額が相場として示されることがあります。
これは、多くの企業が「報奨金(現金)」や「賞品(旅行券、高額な商品など)」を支給しているためです。

報奨金か賞品かのどちらかを贈る企業、両方を贈る企業、さまざまです。
報奨金や賞品は、社員の功績に対して金銭的な対価として支給される性質が強く、その金額は勤続年数や役職に応じて高くなります。

一方、本コラムで取り上げる記念品は、これらの報奨金や賞品とは異なります。
表彰を祝う記念品であり、表彰式などで贈られるのが一般的です。

報奨金・賞品支給時の税務上の注意点

注意すべき点は、報奨金や賞品は、原則として金額にかかわらず課税対象となることです。
永年勤続表彰などで支給される換金性の高い高額な旅行券や商品券、あるいは10万円を超える現金は、原則として給与所得と見なされ、全額が課税対象として処理する必要があります。

報奨金・賞金が「少額」の場合は、社会通念上の妥当性や公平性から、例外的に福利厚生費として認められ、課税対象外(非課税)となります。
ただ、この少額の明確な基準はありません。

一般的には、非課税として認められるには、以下の要件をすべて満たす必要があります。

<非課税の要件(少額・記念品の目安)>
●勤続年数10年以上の者を表彰の対象とすること
●前回表彰から5年以上経過していること
●記念品等(報奨金や旅行など)の金額が、社会通念上妥当な金額(一般に1万円~5万円程度以内)であること
●商品の性質上、換金性が低く、レクリエーション的なもので、かつ、全従業員を対象として公平に行われる表彰制度に基づくこと

オウルテックのおすすめ表彰記念品

オウルテックのお客様に、人気の記念品トップ3は、モバイルバッテリー、スマホスタンド、PCスタンドです。
記念品の制作では、名入れ・包装・箱入れによって高級感を演出するのが一般的です。
実際、オウルテックのお客様でも、8割以上が箱入れや熨斗のオプションをつけられます。
単価は幅広く3,000円〜8,000円です。
10年以上の永年勤続、業績功労者への記念品の場合は、5,000円以上が多くなる印象です。

モバイルバッテリー

モバイルバッテリーは、外出先でもスマートフォンやタブレットを充電できる便利な実用品です。
ビジネスでも日常生活でも、様々なシーンで役立つので年代を問わず喜ばれる表彰記念品として人気があります。
社員が日常的に使うことで、会社の感謝の気持ちをいつでも身近に感じてもらえる点も魅力です。

スマホスタンド

スマホスタンドは、デスクワークやリモート会議、動画視聴など、あらゆる場面で活躍します。
コンパクトながら機能性が高く、仕事中のスマホ操作を快適にしてくれるため、多くの人に喜ばれます。
日常的に長く使ってもらえる記念品になります。

PCスタンド

PCスタンドは、ノートパソコン使用時の姿勢を改善し、作業効率をアップさせるアイテムです。
実用性と機能性を兼ね備えた記念品として人気が高く、社員の働きやすさを支えるものとして、企業の思いやりが伝わる贈り物です。

まとめ|社員に“ありがとう”を伝える表彰記念品を

永年勤続表彰は、長年にわたって会社を支えてきた社員に感謝の気持ちを伝える大切な節目です。
会社から社員に贈られる記念品は、単なるモノではなく、「あなたとともに歩んできました」という会社からのメッセージを形にした証でもあります。
実用性や高級感、名入れや包装など、細部にまで心を配ることで、社員一人ひとりが「自分のために選ばれた」と感じられる特別な贈り物になります。

記念品を通じて、社員の誇りやモチベーションを高め、前向きな姿勢を育むことができます。
こうした永続勤続表彰、社内表彰、功労者表彰の際には、さまざまな企業様をお手伝いしてきたオウルテックまで、まずはお気軽にお問い合わせください。


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