周年記念品のお祝いで贈るプレゼントの選び方|贈る側・受け取る側のマナー | お役立ち記事 | 株式会社オウルテック

周年記念品のお祝いで贈るプレゼントの選び方|贈る側・受け取る側のマナー

更新日:2024年3月22日
投稿日:2024年2月6日
このコラムは約9分で読めます。

周年記念は、企業や団体にとって重要なイベントの一つです。記念品を贈ることは、企業の長年の成果を祝うだけでなく、関係者への感謝の気持ちやこれまでの実績を示す機会でもあります。

本記事では、「周年の記念品」について、周年記念を迎え記念品を贈る側のマナーや記念品の選び方、反対に、周年記念の知らせと周年記念品を受け取る側のマナーやお祝いとして贈るプレゼント(記念品をいただいたときのお返しのプレゼント)の選び方などについて解説。それぞれの立場にあったポイントを具体的な事例や文例を交えながら紹介します。

記念品選びやお祝いの品は、単なる贈り物ではなく、企業のイメージを左右するものです。喜んで使ってもらえるものを選び、相手の記憶に残る記念品にしましょう。

【贈る側】周年記念の意味と効果

周年記念品は、会社の歴史を祝う大切な贈り物です。また、マーケティングの視点からもブランディングを強化する効果があります。記念品を制作して贈る意味や効果について見ていきましょう。

取引先へのブランディング効果

10年、20年、30年といった節目の年は企業にとって特別な意味を持ちます。これらの周年は、過去の成功の積み重ねと困難を乗り越えた証として、記念行事やイベントを通じて企業の歩みを振り返る大切な機会です。

特に、取引先や業界に向けて記念品を贈ることは、自社の長い歴史と実力をアピールし、ブランディングを強化する絶好のチャンスとなります。周年記念品は企業の節目を祝うだけでなく、新たな未来に向けた一歩になるべく、取引先との関係強化にも寄与します。

周年記念は、記念品を通じて企業のアイデンティティを伝え、信頼と評価を高める機会でもあるのです。

社員の帰属意識やモチベーションを高める

周年記念のイベントや、社名やロゴを入れたオリジナルの周年記念品を制作して贈ることで、社員の帰属意識を高めたり、モチベーションを上げるよい機会になるでしょう。

企業の歴史と成長を祝う周年記念は、対外的な効果だけでなく、社員一人ひとりの努力を称え団結力を高める重要な役割を果たすのです。

【贈る側】周年記念の選び方・制作のポイント

周年記念品を選ぶ際には「名入れ」「実用性」「企業イメージ」の3つがポイントです。どのような製品が適しているのか具体的に紹介します。

企業ロゴや社名をさりげなく入れる

周年記念品に企業ロゴや社名を入れることで、その記念品に特別感を与えると同時に、企業のブランドを目にする機会を増やす効果をもたらします。

社名やロゴのデザインが成功すれば、記念品の価値を高めるだけでなく、受け取る人に好印象を与え企業に対する印象も高めます。ポイントは以下2つです。


  • ロゴや社名があまりにも目立つと、広告のように感じられ、逆に使ってもらえなくなる可能性があります。社名やロゴはさりげなく、洗練されたデザインで配置するのが重要です。


  • 社名やロゴを記念品に印刷する際は、大きさ・色味などの細かい調整を行う必要があります。依頼するノベルティ制作会社の対応力によって、記念品(ノベルティ)の仕上がりが違ってきます。相談できる・経験豊富・サンプルチェックができるといった視点で、慎重に選びましょう。



▼製品選び・デザイン~製作~納品まで|一貫体制で記念品制作ができるのはこちら▼
お客様に寄り添う~オリジナルノベルティを制作ならオウルテック

実用的な記念品が◎相場は3,000円~

周年記念に贈る記念品では、普段から日常的に使ってもらえる実用性のある製品を選びましょう。そうすることで、より多くの人に社名やロゴを目にしてもらう機会が増え、ブランディング効果が高まります。

仕事でノートPCやスマートフォン、タブレットの使用が当たり前になった現代では、これらに関する記念品が喜ばれ人気になっています。


  • モバイルバッテリー

  • ワイヤレスイヤホン

  • スマホスタンド

  • 充電器

  • 防水スマホケース



実用的でありながら品質や安全性にもこだわった製品は、周年記念の記念品として大切な要素になります。

モバイルバッテリーなどの安全性については、PSEマーク(※)などの安全基準を満たしていることを目安にしましょう。信頼性の高いプレゼントは、贈る企業の信頼性を高めるでしょう。

周年記念品にかける相場は、製品代+名入れ(印刷代)+包装代なども含めて、1つあたり3,000円〜5,000円前後とされています。

※参考:PSEマークとは?マークがついていると何がわかる?ひし形と丸形の違いなども解説

企業イメージに合うものを

記念品選びで最も重要なのは、「企業イメージに合うもの」を選ぶことです。

たとえば、最先端を意識したビジネス展開をする企業なら、従来の記念品でよく選ばれた花瓶や食器などよりも、ワイヤレスイヤホンのような先進的な製品が適しているでしょう。

一方で、伝統や歴史を大切にする老舗企業には、高級ボールペンなどのクラシックな製品がふさわしいといえるかもしれません。

名入れされた製品と企業のイメージが合致していることで、より高いブランディング効果や宣伝効果を狙えます。

【贈る側】周年記念の記念品におすすめのノベルティ

周年記念品に最適なノベルティ製品を解説します。本章では「取引先や顧客」と「社員向け」と分けて紹介していますが、取引先と社員に同じ記念品を贈る企業も多いです。それぞれの製品の特徴などを参考に、自社の希望にあった記念品を選びましょう。

取引先や顧客に贈る記念品

取引先や顧客に贈る記念品は、ビジネスシーンでの実用性や便利さを重視することがポイントです。

モバイルバッテリー
移動時や出張時に役立つモバイルバッテリーは記念品(ノベルティ)の一番人気です。常にカバンに入れて持ち歩いてもらえるため宣伝効果も高く、社名やロゴの印刷が映えるのも特徴です。

▼ノベルティ制作例:モバイルバッテリーはこちら▼
オリジナルのモバイルバッテリー 名入れ記念品の制作事例


ノートPCスタンド・スマホスタンド
パソコンやスマホでの作業中に目線が高くなることで、長時間のデスクワークにおいても楽な姿勢で身体の負担を軽減してくれます。ふとしたときに目にする社名やロゴが、企業イメージアピールにもつながるでしょう。

▼ノベルティ制作例:スマホスタンド・ノートPCスタンドはこちら▼
オリジナルのスマホスタンド 名入れ記念品の制作事例
オリジナルのノートPCスタンド 名入れ記念品の制作事例


ワイヤレスイヤホン
Web会議での使用に最適で喜ばれる記念品のひとつです。有線のイヤホンを持っている方は多いですが、ワンランク上ともいえるワイヤレスイヤホンを記念品にすれば特別感を演出できるでしょう。

▼ノベルティ制作例:ワイヤレスイヤホンはこちら▼
名入れが映える、オリジナルのワイヤレスイヤホン制作事例


複数ポート充電器
複数のデバイスを同時に充電できる複数ポート充電器は実用性が高く、世代や好みを選ばず誰もが受け取ってすぐに使える記念品といえます。

▼ノベルティ制作例:複数ポート充電器はこちら▼
名入れしてオリジナルの複数ポート充電器が制作できる

社員に贈る記念品

社員に贈る周年記念品は、感謝と慰労の意を込める意味から、仕事とプライベートの両方で役立つアイテムを選ぶことがおすすめです。

モバイルバッテリー
モバイルバッテリーは顧客向けだけでなく、社員向けの記念品としても最適です。顧客向け・社員向けを分けずに同じ記念品を贈りたい場合におすすめの記念品です。

▼ノベルティ制作例:モバイルバッテリーはこちら▼
社員にも喜ばれる記念品のオリジナルモバイルバッテリーの制作事例


ワイヤレススピーカー
マイク付きの製品であれば在宅勤務時にも使用可能。プライベート時には音楽や映画を楽しむことに使えます。上顧客への記念品としてもおすすめです。

▼ノベルティ制作例:ワイヤレススピーカーはこちら▼
格調高いオリジナル記念品ならワイヤレススピーカー


防水スマホケース
水気やホコリが多い場所や、雨の日の屋外でのスマートフォンの使用時に役立ちます。建設現場や倉庫など、常に現場でスマートフォンを使用するような会社に最適の記念品です。スマートフォンよりもタブレットを使う機会が多い会社では、防水タブレットケースもおすすめでしょう。

▼ノベルティ制作例:スマートフォン防水ケースはこちら▼
防水・防塵機能のついた名入れ可能な防水スマホケース

防水トートバッグ
ノートPCや重要書類を安心して入れられるため重宝するでしょう。雨の日の営業や出先で使うだけでなく、プライベートでのジムウェアやアウトドア活動にも活用できます。

▼防水・防塵で安心して持ち運べる防水バッグはこちら▼
サコッシュ~トートまで選べる防水バッグ

【贈る側】周年記念の記念品を贈るときのマナー

周年記念の記念品を贈る際のマナーを考えてみましょう。マナーに気を配ることは相手を尊重する気持ちにつながります。受け取る人にとって記念品が良い記憶につながるよう、渡すときにも十分に心配りをしましょう。

受け取る側のことを考える

記念品を贈る際は、受け取る側のことを考えて品物を選ぶことが、マナーのひとつといえます。受け取る側の立場も意識した記念品選びを行いましょう。ポイントは以下の通りです。


  • 受け取る側が電車で帰宅することが想定される場合、重いものやかさばるものは避ける方が親切でしょう。

  • 趣味や好みが強い記念品は、受け取る側の好みに合わないと使わない可能性が高いため、記念品としてはあまりおすすめしません。

  • 予算の範囲内で高品質なものを選ぶことで、受け取る側への敬意を示すことができます。安価で質の低いものは、相手を見下しているように受け取られることもあるため注意が必要です。



感謝の言葉、挨拶文を添える

記念品を手渡しする際には、感謝の言葉を添えることが大切です。

同じ記念品を渡す場合でも、感謝の言葉の有無で贈られる側の印象は大きく変わります。社内で一貫性を持たせるためにも、感謝の言葉や挨拶文の例文を事前に共有し、全ての社員が同じ姿勢で感謝を伝えられるようにすることが重要です。

配送する場合でも、挨拶文を同封することで心遣いを示します。メッセージを添えることで、記念品を受け取る人に対して、心からの感謝と敬意を表現することができます。

周年記念品を贈るときの例文

拝啓
〇〇の候(季節の挨拶)、貴社におかれましては、ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。

おかげさまで、弊社は来る●月▲日に〇〇周年を迎えることになりました。

これもひとえに関係各社をはじめとする皆様のご支援とご指導の賜物と深く感謝申し上げます。

これからも皆様のご期待にそえるよう、社員一同今まで以上に努力する所存でございます。より一層のご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

末筆ではございますが、皆様のますますのご健勝をお祈り申し上げます。
敬具

【受け取る側】周年記念品のお祝い・お返しにおすすめのお祝い品

周年記念の知らせを受けたり記念品を受け取ったりした際には、お祝いの気持ちを伝える品を贈るのが一般的です。

周年記念にはお祝いの品・お返しの品を贈る?相場は?

取引先の企業が周年記念を迎えることが知らされた場合や、発注元や個人的な付き合いが深く事前に知っているときは、周年記念へのお祝いの品を贈るのが一般的です。

もし、周年記念のお祝いを贈る前に記念品を受け取った場合には、速やかにお返し(お祝い)の品を贈るということが多いでしょう。

企業として取引先などに贈るお祝いの品の相場は、1〜2万円前後とされています。お祝いの気持ちとともに、今後の取引への投資のひとつとしてとらえお祝いの品を贈りましょう。

周年記念のお祝いにおすすめの品・相場

周年記念を迎える会社に対するお祝いとして贈る品には、「華やかさ」や「特別感」がポイントになります。かける費用の相場は、2万円前後とされています。

鉢植えの花
蘭などの鉢植えの花は、華やかな点と、「根付く(植木の根が付く=会社が地域などに根付いて発展する)」といった意味合いからもお祝いの品として喜ばれます。リボンを付けて特別感を演出しましょう。

周年記念パーティーがある場合は、スタンドフラワーを贈るのもよいでしょう。

観葉植物
オフィスや店舗に飾ることができる観葉植物は長く楽しめ、働く環境を穏やかで爽やかにしてくれます。ポトス、パキラ、アレカヤシなどがオフィスで人気です。

お酒・お菓子
リモートワークが多く鉢植えの花や観葉植物が適さないような場合は、高級ワインや大吟醸(高級な日本酒)など特別感のあるお酒もお祝いにふさわしい品です。小規模の会社へ贈る場合は、社員全員で分け合える個包装されたお菓子も喜ばれるでしょう。

贈る相手や会社の環境などに合ったお祝いの品を選び、祝福の気持ちを伝えましょう。

周年記念をもらったお返しにおすすめの品・相場

周年記念の記念品を予期せずに受け取った際、「お返しを兼ねたお祝いの品」として贈るのに適する品には、花束、お菓子、ドリップコーヒーギフトなどがあります。金額の目安は、1万円前後が適切とされます。

花束
花束は周年記念などの特別な日を華やかに彩り、人々の記憶に残る印象を与えられるため、お祝い事にぴったりです。
贈る先に花瓶があるか分からないようなケースでは、給水スポンジに水を補充するだけで花が維持できる「フラワーアレンジメント」がおすすめです。

お菓子
お祝いとしてもお礼の品としても無難でありながら、喜ばれるのがお菓子です。「お祝い」の熨斗を付けることで、正式なお祝いの品として贈ることが可能です。

ドリップコーヒーギフト
規模が小さい会社へ贈る場合は、社員の多くが楽しめるドリップコーヒーのギフトもよいでしょう。周年記念の会話をしながら、ほっとするひと時を楽しんでもらえるでしょう。

【受け取る側】周年記念品を受け取る側のマナー|お祝いのメッセージを贈る

周年記念の案内を受けたときの大切なマナーとして挙げられるのが、お祝いのメッセージを贈ることです。周年記念品を受け取ったときのお礼(お祝い)メッセージを文例とともに紹介します。

周年記念へのお祝いのメッセージは必ず贈ろう

周年記念へのお祝いのメッセージはマナーとしてとても大切です。周年記念を迎える企業の担当者や経営陣にも非常に喜ばれるため、なんらかの形でメッセージを贈ることをおすすめします。

周年記念日を知っている場合や、周年記念のお祝いのイベントがある場合には、特別感があり記念としても残せる「電報」を使うのがおすすめです。

周年記念を知らずに周年記念品を受け取ったときにも、必ずお祝いのメッセージを贈りましょう。

お祝いの気持ちと、日ごろの取引やお付き合いへの感謝を表す心温まる言葉を贈ることで、関係性がより深まります。

事前のお祝いとして贈るメッセージ

会社の周年記念には、祝福を込めた電報メッセージが最適です。電報では、会社の歴史と業績をたたえ、未来への期待と祝福を表現します。会社へ贈るメッセージの文例をご紹介します。

周年記念お祝いの例文①
創立〇〇周年を迎えられ心よりお祝い申し上げます。これまでの輝かしい歩みと、これからの更なる飛躍に敬意を表し、貴社の未来がさらに繁栄し、新たな成果を築かれることを願っております。

周年記念お祝いの例文②
創立〇〇周年、誠におめでとうございます。長きにわたり業界に貢献されてきた功績に敬意を表すとともに、今後のさらなるご発展とご活躍を心よりお祈りしております。

周年記念品をもらったときのお礼のメッセージ

周年記念を知らずに周年記念品を受け取った際にも、お礼の手紙を贈りましょう。お祝いの気持ちとともに、記念品を受け取った感謝の気持ちを具体的に伝えるのがポイントです。

また、後からでもお祝いの品を贈る際には、添え状として手紙を同封することで、より一層気持ちが伝わります。
周年記念品を受け取ったときのお礼(お祝い)の例文

拝啓
〇〇の候(季節の挨拶)、貴社におかれましては、ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。

貴社におかれましては、〇〇周年を迎えられたとのことに、心よりお祝い申し上げます。

また、〇〇周年にあたり、貴社からすばらしい(立派な、洗練された、素敵な など)記念の品を頂戴しましたことに心より御礼申し上げます。

===
(状況で変える部分)
・お贈りいただきました[記念品名]のおかげで、オフィスに活気があふれまして(癒しがもたらされまして)、改めまして深く感謝申し上げます。

・お贈りいただきました[記念品名]に社員一同喜んでおりまして、ここに深く感謝申し上げます。

(お礼の品を贈る場合に追加する一文)
貴社の〇〇周年記念にあたり、心ばかりとなりますがお祝いの品を贈らせていただきたく、お納めいただけますと幸いでございます。
===

今後も変わらぬご指導とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
本来であれば、直接お伺いしてご挨拶差し上げるところですが、書中をもちまして御礼とお祝いを申し上げます。

敬具

周年記念品は感謝を伝え未来を構築すること

周年記念は企業にとって大切な節目であり、それを祝うための記念品は企業の歴史や価値観を周知させ、関係者との絆を強める重要な役割を担います。

周年記念の知らせや、周年記念品を受け取った側は、相手への敬意を込めたお祝の品やお祝のメッセージを贈ることで、つながりを強めることができるでしょう。

周年記念を迎える側、周年記念をお祝いする側とも、適切なマナーを守り日頃からの感謝の気持ちを込めた対応で、新しい発展的な未来につなげていきましょう。

個人のお客様
製品のご使用方法・製品不具合
お問い合わせ
法人様用
お問い合わせフォーム
お問い合わせ
メディア・広報様用
お問い合わせフォーム
お問い合わせ