買う前に知っておきたいUSB Type-C to Cケーブルを購入する時のポイント | お役立ち記事 | 株式会社オウルテック

買う前に知っておきたいUSB Type-C to Cケーブルを購入する時のポイント

更新日:2024年3月22日
投稿日:2023年12月26日
このコラムは約2分で読めます。

スマートフォンの充電やデータの転送に使用するUSB Type-C to Cケーブル。

USB Type-A to CケーブルやUSB Type-A to Lightningケーブルのように接続機器に挿す端子を確認する必要がなく、コネクター形状も上下の区別がないため、抜き差しをスムーズにできる点が特徴です。

長年Lightning端子だったiPhoneもついにiPhone 15からUSB Type-C端子になるなど、ますます普及が進んでいます。

そんなUSB Type-C to Cケーブルですが、製品によって仕様や性能には違いがあり、その種類は多岐にわたります。

実際、USB Type-C to Cケーブルを購入する際に「どれを購入すれば良いのかわからない」と迷う場面も少なくないかと思います。

そこで本コラムでは、USB Type-C to Cケーブルを購入する時のポイントについて解説します。

何W対応ケーブルか

USB Type-C to Cケーブルを選ぶ時のポイントとして重要なのが、「何Wに対応しているか」です。

USB Type-C to Cケーブルは製品によって対応している電力(W)が異なるので、充電する端末に合わせて選択することが重要です。

例えば、スマートフォンの充電では60W対応のケーブル、ノートパソコンなどの消費電力の大きい端末の場合は100W対応のケーブルがおすすめです。

※充電する端末によって必要な電力は異なります。端末の取扱説明書や製品仕様で、要求される電力数を確認しましょう。また、USB PD(Power Delivery)充電をする際は、接続機器がUSB PD対応である必要があります。

高速データ通信に対応しているか

USB Type-C to Cケーブルは製品によって通信速度が異なります。

スマホ充電用のケーブルの多くは最大480Mbps(USB2.0)対応で高速データ通信に対応していません。

そのため、高速データ通信を行いたい場合はパッケージや仕様に記載の通信速度が5Gbps以上のものを選びましょう。

最大通信速度は製品によって異なりますので、用途に応じて必要な速度を満たしているかご確認下さい。

映像出力に対応しているか

USB Type-C to Cケーブルで映像出力を行う場合は、端末とケーブルが共に「DisplayPort Alternate Mode(ディスプレイポートオルタネートモード)」に対応している必要があります。

USB Type-C to Cケーブルは、通信速度が5Gbps以上のケーブルであればDisplayPort Alternate Mode(ディスプレイポートオルタネートモード)に対応しています。

画質によって必要な通信速度が異なるため、出力したい映像の画質に合わせてケーブルを選びましょう。

※スマートフォンの種類によっては映像出力に対応していない場合があります。ご利用の際は、事前にスマートフォンの仕様をご確認下さい。

壊れにくい製品かどうか

頻繁に抜き差しを行ったり持ち運んだりするケーブルは、耐久性も重要になります。

一般的にUSBケーブルはコネクターの付け根部分が断線しやすいため、この部分が補強されている製品を選ぶと長く使うことができます。

ケーブル内部にナイロンやアラミド等の強靭な繊維が入っている製品や、製品パッケージに記載の「屈曲回数○万回の高耐久」などに注目して製品を選びましょう。

また、頑丈なケーブルはその耐久性ゆえに固くなりがちですが、最近では、高耐久でありながら柔らかく使いやすいケーブルもあります。

おわりに

今回はUSB Type-C to Cケーブルを購入する時のポイントについて解説しました。

USB Type-C規格は今後も続々と増えていくと考えられます。

実際にUSB Type-C to Cケーブルを購入する際は、本コラムの内容をふまえて、使用する目的に合った製品を選んでみてはいかがでしょうか。

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