最新のUSB規格『USB 80Gbps(USB4 Version2.0)』とは?

更新日:2026年1月26日
投稿日:2026年1月21日
コラム番号:T36595
このコラムは約3分で読めます。

スマートフォンやタブレットを始めとする携帯機器が普及し、今や誰もが持っているであろうUSBケーブル。

近年では「早く充電したい!」「すぐにサイズの大きいデータを移したい!」というニーズに応え、高性能なUSBケーブルが増えています。

本コラムでは、最新のUSB規格の『USB 80Gbps(USB4 Version2.0)』についてご紹介いたします。

「USB4」とは?

「USB4™」は、USB-IF(USB Implementers Forum, Inc.)が策定したUSBの規格です。
コネクタの形状はUSB Type-C™(USB-C™)のみです。

超高速データ転送、高出力充電、映像出力を1本でできるため、外付けSSDや8K/4Kディスプレイ、ドッキングステーションなど、高性能な周辺機器とも相性抜群です。

その中でも2019年に『USB 40Gbps(USB4 Version1.0)』(以下『USB 40Gbps』)が登場し、2022年に最新規格の『USB 80Gbps(USB4 Version2.0)』(以下『USB 80Gbps』)が発表されました。

なお、オウルテックでは『USB 80Gbps』の、PD EPR 240W/80Gbps対応 充電&超高速データ転送 USB Type-C to USB Type-Cケーブル「OWL-CB80G01CC10-BK」を取り扱っております。こちらもぜひご覧ください。

高速転送 最大80Gbps/PD240W充電 USB Type-C to USB Type-Cケーブル OWL-CB80G01CC10-BK
https://www.owltech.co.jp/product-top/cat_cable/cat_cable-type-c-type-c/cb80g01cc/



『USB 80Gbps』の特長

ではここから『USB 80Gbps』を使うメリットや『USB 40Gbps』から進化した点について見てみましょう。

超高速データ通信

『USB 80Gbps』は、最大80Gbpsの超高速データ転送に対応しています。
『USB 40Gbps』で最大40Gbpsの高速データ転送に対応していましたが、さらに効率的にデータをやり取りできるようになりました。

また、iPhoneやAndroidなどの一部ハイエンドクラスのスマートフォンが最大5~10Gbpsなので、比較すると8倍から16倍と非常に速いことが分かります。

製品によっては『USB 80Gbps』のオプションを有効にすることで、映像などのデータを最大120Gbpsで転送できるとされています。
これにより、4Kや8Kの動画をよりスムーズに送信できるでしょう。

※グラフの値は理論値です。

給電性能の向上

USB4がUSB Type-Cコネクターの使用を前提としたため、充電機能についてはUSB Power Delivery規格(USB PD)が併せて利用されます。

USB PD対応の機器で使えば最大100W(20V/5A)で、USB PD EPR対応の機器で使えば最大240W(48V/5A)で充電ができます。


ここでの注意点は「USB PD」も「USB PD EPR」も、充電器やスマートフォンなどの機器がすべてそれぞれの規格に対応している必要があるということです。
また、PD対応機器の中でも対応W数が異なるので、急速充電前にはそれぞれの機器が各規格に対応しているか、何Wに対応しているかを必ず確認しましょう。

映像出力に使える

『USB 80Gbps』は「Displayport 2.1」および「PCI Express 4.0」に対応しています。

そのため、USB 80GbpsではDisplayPort信号をトンネリングして伝送することで、8K/60Hzクラスの超高画質な映像を出力することが可能です。
なお、従来の「DP Alt Mode(DisplayPort Alternate Mode)」を利用した映像出力の場合、接続する機器がすべてDP Alt Modeに対応している必要があります。

DP Alt Mode(DisplayPort Alternate Mode)については、こちらのコラムで紹介していますので、こちらもぜひご覧ください。

旧規格との互換性

『USB 80Gbps』には下位互換性、つまり『USB 80Gbps』より古い規格までしか対応していない機器でも使うことができる、ということです。
ただし、データの転送速度や充電のW数などは古い規格に依存します。
たとえば、データ転送の場合『USB2.0』に対応している機器で『USB 80Gbps』ケーブルを接続しても、データ転送速度は最大480Mbpsとなります。

また、充電時も同様に、最大20Wで充電できる機器で『USB 80Gbps』のケーブルを使う場合、100Wや240Wは流れず最大20W充電となり、必要以上に負荷をかけた充電には通常なりません。

USB-IFの認証

では『USB 80Gbps』のケーブルを購入する場合に見るべきポイントはどこでしょうか。
それは、正規認証品であるかです。

購入前に「USB正規認証品」の記載や「USBロゴ」を確認することで、正規認証品かを確認できます。
正規認証品であれば、これまでご紹介した性能をきちんと発揮できる製品です。
「本当に正規認証品かな?」と心配な場合は、販売しているメーカーに問い合わせるのが確実でしょう。

おわりに

USB最新規格の『USB 80Gbps』について解説いたしました。
本コラムのまとめです。

・最大80Gbpsの超高速データ転送が可能
・USB PDに対応する場合は最大100W、USB PD EPRに対応する場合は最大240W
・映像出力に使える
・旧USB規格の機器でも使える
・購入前には正規認証品かどうかを確認する

高性能なパソコンを使う、あるいは頻繁にサイズの大きなデータをやり取りする方は、最新の『USB 80Gbps』製品に注目してみても良いかもしれませんね。

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