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白いPCケースおすすめ15選|おしゃれな自作PCケースを紹介

PCを自作したり、既製品のケースを入れ替えたりする人が近年増えています。ケースにこだわることにより、好みのデザインのPCになるのが大きなメリットです。

ただ、白いPCケースは比較的数が少ないのが難点。既製品のゲーミングPCとなると、特に少なくなります。

そのうえ、PCケースはさまざまな種類があり、選び方が難しいです。

そこで今回は、白いPCケースの選び方、おすすめ製品などについて紹介していきます。

>>すぐに白いPCケースのおすすめをチェックしたい方はここをタップ
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  1. 白いPCケースおすすめ5選|フルタワー型
    1. コルセア iCUE 7000X RGB Tempered Glass CC-9011227-WW
    2. Fractal Design Torrent White TG
    3. ASUS GR701 ROG HYPERION WHITE EDITION
    4. Fractal Design Pop XL Air RGB White TG Clear Tint
    5. コルセア 7000D Airflow Tempered Glass CC-9011219-WW
  2. 白いPCケースおすすめ5選|ミドルタワー型
    1. NZXT H6 Flow White
    2. CORSAIR 3500X Tempered Glass
    3. MSI MPG GUNGNIR 110R WHITE
    4. オウルテック OWL-PC4502-WH
    5. Cooler Master MasterBox 600 White Lite
  3. 白いPCケースおすすめ5選|ミニタワー型・キューブ型・スリム型
    1. ZALMAN P10 White
    2. エイスース Prime AP201 MicroATX Case
    3. シルバーストーンSST-SG16W
    4. サーマルテイク S100 TG Snow Edition CA-1Q9-00S6WN-00
    5. Fractal Design Ridge PCIe 4.0 White FD-C-RID1N
  4. 白いゲーミングPCを紹介
    1. ドスパラ GALLERIA XGR7M-R35-WL Ryzen 7 5700X搭載
    2. マウスコンピューター NEXTGEAR HD-A7G60
    3. ストーム S2-144FB56Ti16
    4. セブン ZEFT Z56Z
    5. フロンティア FRMFGB760/A
  5. 白いPCケースの魅力
  6. 白いPCケースの選び方
    1. ケースのサイズで選ぶ
    2. マザーボードの規格に合う物を選ぶ
    3. ファンの最大搭載数で選ぶ
    4. エアフローで選ぶ
    5. 拡張性で選ぶ
  7. 白いPCケースのおすすめメーカー
    1. Corsair(コルセア)
    2. NZXT
    3. COOLER MASTER(クーラーマスター)
  8. 白いケースのPCは自作と既製品どちらがよいの?
  9. 白いPCケースの注意点
    1. 汚れやすい
    2. デザインを重視しすぎてしまう
    3. 塗装はおすすめできない
    4. 白いPCケースが黄ばんでしまった時の対処法はある?
  10. まとめ

白いPCケースおすすめ5選|フルタワー型

ここまで、白いPCケースの選び方やおすすめメーカーなどを紹介してきました。ここからは、実際におすすめの白いPCケースを紹介していきます。

まずは、フルタワー型の白いCPUケースのなかからおすすめ製品を5つまで厳選して紹介するので、ぜひご参考ください。

コルセア iCUE 7000X RGB Tempered Glass CC-9011227-WW

メリット
  • フロントに3連ファンを搭載しておりエアフローが良好
  • 全マザーボード規格に対応できる
  • サイズが大きいので水冷式に最適
デメリット
  • 耐久性に優れている分、非常に重い
  • PCケースとしては高価な部類

本製品は、コルセアのフルタワー型CPUケースです。

サイドパネルは強化ガラスを採用しており、内部が見られるようになっています。それでいて割れにくく、安全性が高いです。

さらに、ケースファンの設置数が多いのが魅力的。フロント3基・リア1基とフルタワーのなかでも比較的多いので、冷却性能を高められます。この設計によってエアフローが集中し、効率よく吸気と排気を行えるのも本製品の大きなメリットです。

そして、水冷ラジエーターを設置するスペースにも余裕があります。360mmのラジエーターなら同時に3基、420mmのラジエーターなら同時に2基設置可能です。

また、内部スペースが非常に広いので、冷却ファンを多数搭載させたり高性能なパーツを搭載させたりしやすくなっています。そのうえ、内部のデコレーションも十分可能です。

メーカー コルセア
タイプ フルタワー型
サイズ(幅×高さ×奥行) 248×600×550mm
対応マザーボード E-ATX/ATX/MicroATX/Mini-ITX
ドライブベイ 3.5or2.5インチ×6 / 2.5インチ×3
対応グラボ 最大450mm

Fractal Design Torrent White TG

メリット
  • 最高レベルの冷却効果を発揮できる設計
  • 全マザーボード規格に対応できる
  • 標準で5基の大型ケースファンを搭載
デメリット
  • 重量が重め
  • PCケースとしては高価な部類

本製品は、Fractal Designから販売されているのフルタワー型PCケースです。

フロントのグリルデザインが特徴的。180mmの大型ファンが2基標準搭載されており、グリルデザインと相まって非常に高いエアフロー効果を得られます。

強化ガラスパネルを採用したホワイトデザインは、内部のパーツを魅せるドレスアップ効果も抜群。広々とした内部構造でE-ATXはもちろん、サーバー用のSSI-EEB/SSI-CEBマザーボードや大型水冷ラジエーターにも対応し、拡張性も高いのが魅力です。

さらに、ケーブルマネジメントを考慮した設計により、組みやすさと美しい配線を両立。ダストフィルターをはじめ各部のメンテナンスフリーな設計は、PCをきれいに保ち、常にハイパフォーマンスを発揮する助けとなります。

高冷却性能とスタイリッシュなデザインを求める自作ユーザーにおすすめのケースとなっています。

メーカー Fractal Design
タイプ フルタワー型
サイズ(幅×高さ×奥行) 242x530x544mm
対応マザーボード ATX/MicroATX/E-ATX/Mini-ITX/SSI-CEB/SSI-EEB
ドライブベイ 3.5×2/2.5インチ×4
対応グラボ 最大461mm

ASUS GR701 ROG HYPERION WHITE EDITION

メリット
  • 唯一無二の外観で非常に高い拡張性を持つ
  • 全マザーボード規格に対応できる
  • アルミ合金フレームによる高い剛性
デメリット
  • 一般的なフルタワーケースと比べると価格が高い
  • ケース重量が約21kgあり重い

本製品は、アルミ合金フレームによる高い剛性・拡張性をもつAUSUのゲーミングPCケースです。

最大で420mmの大型ラジエーターを2基搭載することができます。
簡易水冷はもちろん、GPUを水冷化したいという方も余裕をもって設置ができるサイズとなっています。

また、フルタワーの中でも比較的大きいサイズであるため、拡張性が非常に高く、E-ATXはもちろん大型のCPUクーラーやGPUをせっちすることができます。
また、サイドガラスパネルも工具いらずで開閉ができるため、メンテナンス性が非常に高くなっています。

ケースのデザインは箱型でなく、唯一無二のデザインとなっており、CNC切削加工されたアルミフレームが高級感と重厚さを演出しています。
内部にあるRGBパネルは、さりげなくROGブランドを主張しており、SSDの目隠しとしても使えるため、イルミネーションを楽しみたい方にはおもしろいパーツとなっています。

唯一無二のデザインで、拡張性の高いゲーミングPCケースが欲しい方におすすめです。

メーカー ASUS
タイプ フルタワー型
サイズ(幅×高さ×奥行) 268×639×659mm
対応マザーボード E-ATX/ATX/MicroATX/Mini-ITX
ドライブベイ 2.5インチ×5/3.5or2.5インチ共用×2
対応グラボ 最大460mm

Fractal Design Pop XL Air RGB White TG Clear Tint

メリット
  • シンプルなデザインが魅力
  • E-ATX規格に対応できる
  • 内部スペースが広く配線しやすい
デメリット
  • シンプルなゆえに少しの汚れでも目立つ

本製品は、シンプルなデザインが特徴の白いPCケースです。

吸気性の高いメッシュパネルを採用しており、内部のRGBファンがうっすらと見えるのがおしゃれです。さらに、余計な装飾がなく白一色で統一されているため、どんなインテリアの部屋にも合わせやすいのが嬉しいポイント。

内部や裏配線スペースが広いため、配線がしやすく内部をすっきりと見せられます。

白くてシンプルなデザインのケースを探している方に最適のPCケースです。

メーカー フラクタルデザイン
タイプ フルタワー型
サイズ(幅×高さ×奥行) 230×520×522mm
対応マザーボード E-ATX/ATX/MicroATX/Mini-ITX
ドライブベイ 5.25インチ×2/2.5インチ×4
対応グラボ 最大455mm

コルセア 7000D Airflow Tempered Glass CC-9011219-WW

メリット
  • 強化ガラスのサイドパネル以外はメッシュパネルで統一されている
  • 全マザーボード規格に対応できる
  • サイズが大きいので水冷式にも使える
デメリット
    • 裏配線スペースが狭い

本製品は、メッシュパネルが特徴的な白いPCケースです。

左サイドパネルには強化ガラスが採用されていますが、ほかのパネルにはメッシュ加工が施されています。特徴的なのは、フロントだけでなくトップもメッシュ加工になっていることです。

この加工により、吸気と排気がしやすいのが特徴。ケース内部が全体的によく冷える構造です。

さらに、配線隠しがしやすい構造になっています。配線を通すガイドが複数用意されているため、どのようなレイアウトでもケーブル類を効果的に隠せるのがよいところです。

メーカー コルセア
タイプ フルタワー型
サイズ(幅×高さ×奥行) 248×600×550mm
対応マザーボード E-ATX/ATX/MicroATX/Mini-ITX
ドライブベイ 3.5or2.5×6/2.5インチ×4
対応グラボ 最大450mm

白いPCケースおすすめ5選|ミドルタワー型

ミドルタワー型は、PCケースのなかでも特に製品数が多く人気があるタイプです。白いPCケースの種類も比較的豊富。今回は、それらのなかから特におすすめの白いPCケースを5つ厳選して、紹介していきます。

NZXT H6 Flow White

メリット
  • 電源をマザーボードの裏側に設置できる
  • 内部が見やすいピラーレス構造を採用
  • 見せたいものを設置する空間と隠したいものを設置する空間がはっきりとわかれている
デメリット
  • 吸気ファンの位置が特徴的

NZXT H6 Flow Whiteは、内部を魅せる能力が高いPCケースです。

フロントパネルと左サイドパネルには、ウルトラクリア強化ガラスが採用されています。側面だけではなく、正面からも内部を見せられるのは嬉しいポイント、

さらに、マザーボードやグラボを設置するショーケース空間と電源やストレージを設置する裏側空間がわかれており、見せたい部分だけ前面に押し出せるため非常に見栄えがよいゲーミングPCに仕上げられます。

メーカー NZXT
タイプ ミドルタワー型
サイズ(幅×高さ×奥行) 287×435×415mm
対応マザーボード ATX/MicroATX/Mini-ITX
ドライブベイ 3.5インチ×1/2.5インチ×2
対応グラボ 最大365mm

CORSAIR 3500X Tempered Glass

メリット
  • 内部が綺麗に見えるピラーレスタイプ
  • 最大360mmの水冷用ラジエーターに対応
デメリット
  • フロントサイドからの吸気なので、置き場所に注意が必要
  • 使用するパーツが黒いと非常に目立つ

コルセアのピラーレスタイプのゲーミングPCケースです。

ピラーレスタイプのPCケースはフロント部に吸気用のファンがなく、正面から見ても横から見ても綺麗に内部が見えます。その反面、フロントサイドからの吸気になるため、壁際に寄せられないので置き場所に注意が必要です。

フロント部がすっきりしているため、一般的なPCケースよりも内部を広く使えるので拡張性は抜群。360mmの水冷用ラジエーターやハイエンドの大型グラボも難なく搭載できます。

メーカー CORSAIR
タイプ ミドルタワー型
サイズ(幅×高×奥行) 240×506×460mm
対応マザーボード E-ATX/ATX/MicroATX/Mini-ITX
ドライブベイ 3.5インチ×2/2.5インチ×2
対応グラボ 最大410mm

MSI MPG GUNGNIR 110R WHITE

メリット
  • フロントに3連ファンを搭載しておりエアフローが良好
  • 内部パーツもmsi製品で統一できる
  • 全体的に性能が高く、ハイエンドゲーミングPCにも使える
デメリット
  • フロントファンの掃除がしにくい

MSIのミドルタワー型PCケースです。

左サイドパネルに強化ガラスを採用。多くの白いPCケースと同様に、サイドパネルから内部が見えるようになっています。

トップには、メッシュ加工。フロントの上下には通気口があり、通気性が高いのが特徴の白いPCケースです。

さらに、ARGBケースファンが付属しています。これを搭載すれば、フロントからファンの半分が見えるというデザインも魅力的です。光を透過するようになっているので、夜の部屋によく映えます。

そして、ドライブベイや対応可能なGPUも非常に豊富。全体的にクオリティが高いPCケースです。

メーカー MSI
タイプ ミドルタワー型
サイズ(幅×高さ×奥行) 215×450×430mm
対応マザーボード ATX/MicroATX/Mini-ITX
ドライブベイ 3.5インチ×2/2.5インチ×2
対応グラボ 最大340mm

オウルテック OWL-PC4502-WH

メリット
  • 黒い部分がない純白のPCケース
  • 最大430mmのグラボを搭載可能
  • ツールレス設計で扱いやすい
デメリット
  • 白一色なので汚れが目立ちやすい

本製品は、オウルテックの白いPCケースです。

左サイドパネルに強化ガラスを採用するよくあるデザインですが、特徴的なのは白さ。白いPCケースはグレーなど差し色を使っている製品が多いなかで、本製品は差し色が一切ない真っ白なデザインです。

純白のPCケースが欲しい方には、非常におすすめ。

さらに、トップは通気性が良好なメッシュタイプと魅せるPCに仕上げられるガラスパネルの2種類が付属。用途や好みに合わせて自由に選択できます。

そして、豊富なドライブベイや最大430mmのグラボに対応しているのも見逃せないポイント。ミドルタワーケースでハイスペックなPCも組めます。

デザイン面だけでなく、性能面からもおすすめのPCケースです。

メーカー オウルテック
タイプ ミドルタワー型
サイズ(幅×高さ×奥行) 235×505×490mm
対応マザーボード ATX/MicroATX/Mini-ITX
ドライブベイ 3.5インチ×2/2.5インチ×2
対応グラボ 最大430mm

Cooler Master MasterBox 600 White Lite

メリット
  • メッシュフロントパネルによる優れた冷却性能
  • 大型のGPUやCPUクーラーも設置できる高い拡張性能
  • 背面コネクタマザーボードに対応しており配線をすっきり見せられる
デメリット
  • Liteモデルにはケースファンが付属していないため別途購入する必要がある

Cooler Masterの「MasterBox 600 White Lite」は、背面コネクターデザインのマザーボードに対応したミドルタワー型PCケースです。

マザーボードトレイの背面には33~35mmのケーブル管理スペースが確保されており、内部をすっきりと整理できます。

フロントパネルは通気性の高いメッシュ仕様で、最大140mmファンを3基搭載可能。これにより、優れたエアフローを実現し、システムの冷却性能を向上させます。

さらに、最大420mmの水冷ラジエーターや全高170mmのCPUクーラー、最大410mmのグラフィックカードに対応するなど、拡張性にも優れています。

USB 3.2 Gen 2 Type-Cポートを搭載し、最新デバイスとの接続も容易です。ホワイトの外装と強化ガラスのサイドパネルが、洗練されたデザインを演出します。

メーカー クーラーマスター
タイプ ミドルタワー型
サイズ(幅×高さ×奥行) 230×474×481mm
対応マザーボード E-ATX/ATX/MicroATX/Mini-ITX
ドライブベイ 3.5インチ×2/2.5インチ×2
対応グラボ 最大410mm

白いPCケースおすすめ5選|ミニタワー型・キューブ型・スリム型

フルタワーとミドルタワーの白いPCケースを紹介してきましたが、今度はミニタワーなど小さいPCケースのなかから白いモデルを厳選して紹介していきます。小さいケースでの自作は比較的難しく、ラインナップも少ないですが、魅力的な製品は多いです。

普段使い向けに白いPCを作りたい方は、ぜひご参考ください。

ZALMAN P10 White

メリット
  • コンパクトサイズのピラーレスPCケース
  • フロントとサイドパネルはツールレスで脱着可能
  • マグネット式のダストフィルター装備でメンテナンスがしやすい
デメリット
  • パーツが黒いと目立つ

コンパクトサイズでピラーレス構造を採用したPCケースです。

正面から見ても綺麗に内部が見えるピラーレス構造なので、インテリアとしても非常に映えます。コンパクトなミニタワーなので、デスクの上に置きやすい点も魅力。

また、ピラーレス構造を採用することにより、ミニタワーながら拡張性が高くなっています。特にグラボは最大384mmまで搭載できるので、ミドルタワー並の拡張が可能です。

メーカー ZALMAN
タイプ ミニタワー型
サイズ(幅×高さ×奥行) 216×422×418mm
対応マザーボード MicroATX/Mini-ITX
ドライブベイ 3.5or2.5インチ共用×2/3.5インチ×1
対応グラボ 最大384mm

エイスース Prime AP201 MicroATX Case

メリット
  • 全面メッシュパネルで通気性が抜群
  • コンパクトなので置き場所に融通が利く
デメリット
  • メッシュの目が細かいので黒っぽく見えてしまう場合がある
  • ハイエンドモデルには不向き

本製品は、ASUSのキューブ型PCケースです。

シルバーと白とを合わせているのが、ポイント。

さらにサイドパネルとフロントパネルには、全面にメッシュ加工が施されています。アンプやスピーカーのようなスタイリッシュなデザインです。そのうえ通気性が高く、機能的なのが魅力。

PC内部の構造はメッシュの隙間からわずかに見える程度で、どのようなデザインのパーツでも合うのも本製品のよいところです。

そしてキューブ型なので、小さい割には大型のGPUやCPUクーラーも搭載できるだけの内部スペースがあります。省スペースかつ高性能なPCが組みたい方には、特におすすめです。

また、ケーブルガイドが多数搭載されています。配線をしっかり隠せる白いPCケースが欲しい方にも、非常におすすめです。

メーカー エイスース
タイプ キューブ型
サイズ(幅×高さ×奥行) 205×350×460mm
対応マザーボード MicroATX/Mini-ITX
ドライブベイ 2.5or3.5インチ×3/2.5インチ×1
対応グラボ 最大338mm

シルバーストーンSST-SG16W

メリット
  • デザイン性能高い吸気穴
  • 小型なので置き場所に困らない
デメリット
  • 内部スペースの余裕が少ない
  • ハイエンドモデルには不向き

本製品は、シルバーストーンの白いキューブ型PCケースです。

全てのパネルにメッシュ加工が施されているのが、特徴的。ドット柄の模様のように見えるので、デザイン的にもかわいいです。

さらに、トップにはフィルターが取り付けられています。メッシュ加工による通気性の良さと、ホコリの侵入しにくさを両立しているのが魅力です。

そして、エアフローもしっかり考えられています。倒立設計を採用することにより、空気の流れにひねりが加わり、空気を効果的に巡回させられるのが魅力。冷却性能が高いので、安心してPCを運用できます。

ただ、内部スペースにそこまでの余裕がなく大型パーツを搭載させるのは難しいため、エントリークラスのゲーミングPCまたはビジネス用PCとして使うのがおすすめです。

メーカー シルバーストーン
タイプ キューブ型
サイズ(幅×高さ×奥行) 200×232×280mm
対応マザーボード Mini-ITX/Mini-DTX
ドライブベイ 2.5or3.5インチ×1/2.5インチ×1
対応グラボ 最大275mm

サーマルテイク S100 TG Snow Edition CA-1Q9-00S6WN-00

メリット
  • シンプルなデザインなのでインテリアとマッチしやすい
  • ミニタワーながら水冷式に対応している
デメリット
  • サイドのガラスパネルの透明度がやや低い

本製品は、サーマルテイクの白いミニタワー型PCケースです。

左サイドパネルには、強化ガラスを採用。透明度は若干低めになっているのが特徴です。これにより、内部のほこりや汚れが見えにくいのがよいところ。

そのうえ、パンチング加工がされています。大き目の穴が複数空いているため、通気性が高いです。

さらに、トップパネルにはメッシュ加工が施されているうえに、防塵フィルターも搭載されています。

これらの加工により通気性が高く、冷却性能に優れているのが魅力です。

そして、コンパクトながら高い拡張性を誇っています。330mmのGPUに165mmの空冷ファンを組み合わせられるので、ゲーミングPCとしても使いやすいPCケースです。

メーカー サーマルテイク
タイプ ミニタワー型
サイズ(幅×高さ×奥行) 220×411×441mm
対応マザーボード MicroATX/Mini-ITX
ドライブベイ 2.5or3.5インチ×2/2.5インチ×2
対応グラボ 最大330mm

Fractal Design Ridge PCIe 4.0 White FD-C-RID1N

メリット
  • スリムタイプなので狭い場所にも設置できる
  • 大型GPUや水冷CPUクーラーなどハイエンド級のパーツを搭載できる
  • 洗練されたデザインでインテリアとしても活躍
デメリット
  • 使用できるマザーボードが限られる

本製品は、Fractal Designの白いスリム型PCケースです。

シンプルで無駄を排したデザインでありながらも、洗練された美しさをもつ本機は、インテリアの一部に溶け込む自然なデザインとなっています。
縦置き・横置きの両方に対応しているため、インテリアやスペース次第でお好みの配置ができるのも魅力的です。

また、非常に薄型であるながら、内部は最大335mmまでのGPUを搭載可能で、水冷CPUクーラーにも対応
ゲーミングPCとして組んでも十分なスペックを格納できる優れたケースといえます。

加えて、効率的なエアフロー設計とダストフィルターにより、コンパクトながら安定した冷却性能を提供します。

ザイン性と機能性を兼ね備えた省スペースのケースを探している方に最適なPCケースです。

メーカー Fractal Design
タイプ スリム型
サイズ(幅×高さ×奥行) 374×110×395mm
対応マザーボード Mini-ITX
ドライブベイ 2.5インチ×4
対応グラボ 最大335mm

白いゲーミングPCを紹介

ここまで白いPCケースのおすすめ製品を紹介してきましたが、BTOメーカーでは白いPCケースを使ったゲーミングPCも販売されています。今回はそんな既製品の白いゲーミングPCのおすすめモデルを2つ簡単に紹介するので、ぜひご参考ください。

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ドスパラ GALLERIA XGR7M-R35-WL Ryzen 7 5700X搭載

メリット
  • 10万円台で購入できるモデル
  • 曲線と直線を掛け合わせたデザイン
  • 使いやすいインターフェース
デメリット
  • 重たいタイトルはスペックが厳しい

CPUにRyzen 7 5700X、グラボにGeForce RTX 3050を搭載したエントリーモデルで、初めてのゲーミングPCとしておすすめの1台です。

曲線と直線を掛け合わせたデザインはインテリアとしても魅力的といえ、どこに設置しても独特の存在感を放ちます。

また、使いやすさも考慮されたインターフェースも高い評価を受けているポイントで、ななめ45°のコンソールパネルなのでアクセスしやすいです。

軽いゲームタイトルなら画質にこだわらなければ100FPS以上も出せますが、重たいゲームタイトルはスペック的に厳しい場面もあるので注意してください。

ほかにもメンテナンスがしやすいクイックケアシステムも導入しており、日常的な手入れも簡単です。

メーカー ドスパラ
CPU Ryzen 7 5700X
グラボ GeForce RTX 3050
メモリ 16GB
ストレージ 1TB NVMe SSD

マウスコンピューター NEXTGEAR HD-A7G60

メリット
  • コスパ重視のフルタワーモデル
  • ガラスサイドパネルで内部が映える
  • 拡張性が高い
デメリット
  • オンラインと直営店でしか買えない

CPUに Ryzen 7 9700X、グラボに GeForce RTX 5060とコスパ重視のフルタワーモデルで、拡張性も高いので将来的にスペック不足を感じたときも安心です。

フロント部分はメッシュになっているので潤沢なエアフローを確保できるのに加えて、PCケース内に熱がこもりにくい設計なので安定したパフォーマンスを発揮します。

ガラスサイドパネルを標準装備しているのも大きなポイントといえ、お気に入りのカラーで彩ったり、ドレスアップパーツを組み込んだりの楽しみ方も可能です。

本体を床に置いたときにも電源スイッチやUSB端子などのインターフェースが天面フロント側に来るので、外部デバイスのアクセスがしやすいといえます。

いろいろな部分でユーザーが使いやすい設計がされているため、利便性や拡張性なども優れているモデルです。

メーカー マウスコンピューター
CPU Ryzen 7 9700X
グラボ GeForce RTX 5060
メモリ 16GB
ストレージ 1TB NVMe SSD

ストーム S2-144FB56Ti16

メリット
  • 270°ガラスパネルのPCケースなので内部が映える
  • さまざまなゲームを快適に遊べるスペック
  • 標準でメモリが32GB搭載されている
デメリット
  • サイド吸気なので、置き場所に注意が必要

270°ガラスケースを採用しているピラーレスタイプのPCケースで、使用されているPCパーツがよく見えるのが特徴です。

搭載されているCPUはCore i5-14400F、グラボはGeForce RTX 5060 Tiでバランスに優れているため、フルHDで60fpsがターゲットであれば、ほとんどのゲームで達成できます。

また、長時間の継続使用を前提として大型空冷式クーラーが搭載されており、使用中に熱がこもってパフォーマンスが落ちない点も魅力です。

ピラーレスタイプで白いPCは、使用しているパーツが黒いと非常に目立つのですが、本機はパーツまで白で統一されているため、まとまりのある見た目を楽しめます。

メーカー ストーム
CPU Core i5-14400F
グラボ GeForce RTX 5060 Ti
メモリ 32GB
ストレージ 1TB NVMe SSD

セブン ZEFT Z56Z

メリット
  • 通気性がよく熱がこもりにくい
  • 内部スペースが広くてメンテナンスもしやすい
  • 清掃のしやすいマグネット式のフィルターを採用している
デメリット
    • ガラス面がやや小さい

スタイリッシュなPCケースを採用したモデルであり、左サイドにガラスパネルが採用されているのでドレスアップパーツなども映えます。

全メッシュのフロントパネルで通気性がよく、長時間使っても熱がこもらずに高いパフォーマンスを維持できます。

また、内部スペースについても十分な広さがあるので、将来的にカスタマイズを検討したときにも最大330mmのグラボが搭載できます。

標準構成でCPUにCore Ultra 5-245KF、グラボに GeForce RTX 5060 Tiを搭載しており、幅広い使用目的で求められるスペックを満たしているモデルです。

メーカー セブン
CPU Core Ultra 5-245KF
グラボ GeForce RTX 5060 Ti
メモリ 32GB
ストレージ 1TB Gen4 SSD

フロンティア FRMFGB760/A

メリット
  • msiとのコラボモデルでPCケースから内部のパーツまで全てmsi製品で統一されている
  • さまざまなゲームを快適に遊べるスペック
デメリット
    • 高解像度環境では性能不足を感じる場合がある
    • 標準構成ではストレージが500GBと少なめ

フロンティアのエントリークラスモデルで、PCパーツメーカーのmsiとのコラボゲーミングPCです。

PCケースや内部パーツが全てmsi製品なので、ただ白いケースを採用しただけのゲーミングPCでは味わえない統一感があります。

CPUはIntel Core i5-14400F、グラボはGeForce RTX 4060 Ti 16GBを搭載していますので、さまざまなゲームを楽しめるゲーミングPCとして活躍してくれます。

ただし、標準構成ではストレージが500GBしかないので、余裕があればカスタマイズで増設しておきましょう。

メーカー フロンティア
CPU Core i5-14400F
グラボ GeForce RTX 4060 Ti 16GB
メモリ 16GB
ストレージ 500GB SSD

白いPCケースの魅力

白いPCケースの魅力は、さまざまです。

  • 清潔感がある
  • かわいらしいデザイン
  • 光るパーツが映えやすい
  • ホコリが目立たない

白いPCケース最大の魅力は、やはりデザインです。黒いケースと比べて、清潔感があります。無骨な印象にもなりにくく、インテリアと馴染みやすいのもよいところです。

白いPCケースはかわいらしいデザインのPCが作れるため女性人気が特に高いですが、男女ともに使いやすいデザインだと言えます。

さらに、光るパーツが映えやすいです。白とカラフルなRGBライトとのコントラストがハッキリするので、光らせたい方にもおすすめ。

そして、ホコリが目立ちません。PCケースは頻繁に拭き掃除をしなければ、上部などにすぐにホコリがたまります。

ホコリが気になる方にも、白いPCケースは非常におすすめです。

白いPCケースの選び方

白いPCケースの選び方

白いPCケースは非常に魅力的です。そのうえ、ほかのパーツの組み換えよりもハードルは低め。中身をそのまま移植すればよいだけなので、簡単です。

ただ、ケースは選び方が難しいのがネック。そこで今度は、白いPCケースの選び方について解説していきます。

ケースのサイズで選ぶ

PCケースのサイズは、大きく分けて「フルタワー」「ミドルタワー」「ミニタワー」の3種類があります。

そこからさらに細かく分類し、以下の5種類とするのが一般的です。

  • フルタワー
  • ミドルタワー
  • ミニタワー
  • スリム型
  • キューブ型

フルタワーは、最も大きいタイプ。GPUなどのパーツは、高性能なものほどサイズが大きくなる傾向があります。そのため、フルタワーは高性能なPCを作りたい方や拡張性を高くしたい方、内部をデコレーションしたい方におすすめです。

ミドルタワーは、一般的なサイズ感のPCケース。最も流通数が多いです。大きさも十分あり、さまざまなパーツを搭載させて高性能なPCを作れます。

ミニタワー型は、小さいのが特徴。高性能PCを作るのには向いていませんが、ミドルクラスの性能のPCを作るのには比較的向いています。FPSやTPSなどを144fpsで遊びたい方や、PCの置き場所があまり広くない方におすすめです。

スリム型は、ビジネス向けのPCでよく使われます。薄型なため、GPUを搭載させるのには向いていません。内蔵グラフィックを搭載させた高性能なCPUと大容量メモリなどを搭載させて、ビジネス用に特化させるのに向いています。

キューブ型は、ミニタワーの一種という扱いになっています。小さく、四角いキューブのような形状をしているのが特徴です。小さい割には搭載できるパーツの種類が多く、使い勝手がよいのがメリット。

ただ、価格帯がほかのケースに比べると高いことと、製品数が少ないことがデメリットです。

マザーボードの規格に合う物を選ぶ

マザーボードは、簡単に言えばPCの各パーツを取り付ける基盤のような部品です。マザーボードの種類によって、搭載できるパーツの種類が変わります。

さらに、PCケースの種類によって対応しているマザーボードの規格が異なるのが特徴です。搭載させたいマザーボードの規格に合うものを選ばなければ、組み立てができません。

マザーボードの規格として最も採用率が高いのは、以下の3つです。

  • ATX
  • microATX
  • Mini-ITX

また、規格ごとに基板サイズが変わります。規格と基板サイズを参照しながら、合うPCケースを選ぶのが大切です。

規格 サイズ
XL-ATX 325mm×244mm
E-ATX 305mm×330mm
ATX 305mm×244mm
Micro-ATX 244mm×244mm
Flex-ATX 244mm×191mm
Mini-DTX 203mm×170mm
Mini-ITX 170mm×170mm

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ファンの最大搭載数で選ぶ

ケースファンの搭載数は、冷却性能の重要な指標です。ファンの数を増やすほどに、外気取込みの性能も高くなります。

そのため、ファンの最大搭載数でPCケースを選ぶのもおすすめです。

ケースファンは、直径が120mmと140mmのモデルが主流となっています。ATX規格のタワー型であれば、フロントに2~3基、トップに2~3基、リアに1基の構成が多いです。

また、近年は一体型水冷クーラーも人気があります。一体型水冷クーラーを使用する場合は、ラジエーターはトップに取り付けるのが一般的です。

そのため、一体型水冷クーラーを搭載させたい場合は、搭載数だけでなく上面の仕様にも気を配りましょう。

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エアフローで選ぶ

PCの冷却性能には、ファンの数だけでなくエアフローも大きく関わっています。エアフローというのは、言葉の通り「空気の流れ」のことです。

PCケースにおいては、外気を吸引してPC内部を冷やし、熱を吸った空気を外に排出する一連の流れを指します。熱を吸った空気を効果的に排出しなければ、熱がPCケース内部にこもってしまい、熱暴走を引き起こしかねません。

そのため、エアフローを意識してPCケースを選ぶことは非常に重要です。

PCケースによって、エアフロー作りに対する工夫が施されている場合もあります。どのような形状なのか、どのような工夫をしているのかをしっかりチェックしましょう。そして、実際の空気の流れをイメージしながら選ぶのがおすすめです。

拡張性で選ぶ

PCは十分な拡張性があれば、後からメモリやストレージなどの増設が可能です。

この拡張性の高さを決める要因は多岐にわたります。マザーボード、PCケースなどが最たる例です。

PCケースにおいては、サイズ選びが重要になります。大きなPCケースほど、拡張性は高いです。

あとは、マザーボードの拡張スロットの数も重視してパーツ選びをすれば、拡張性は自然と高くなります。前述のように、マザーボードとPCケースはある程度連動して選ばなければならないため、拡張性を重視するならば最初から拡張性が高い規格とサイズの製品を選んでおきましょう。

白いPCケースのおすすめメーカー

PCケースは、さまざまなメーカーが生産・販売を行っています。メーカーによって異なる特色があるので、こだわる場合はメーカーから選ぶのもおすすめです。そこで今度は、白いPCケースを販売している有名メーカーを3つ紹介していきます。

Corsair(コルセア)

コルセアは、1994年設立のPCパーツ・周辺機器メーカーです。1998年にはメモリ開発にも参入し、古くからコンピューター産業を支えています。

近年は、キーボードなどゲーミングガジェットに力を入れているのが特徴です。PCケースも、ゲーミングPCに適した変わったデザインやRGBユニットを搭載させられる製品などが多い傾向があります。

さらに、PCパーツを扱うメーカーなので、全てをコルセアで統一することも可能です。メーカー統一でPCを組んでみたい方には、特におすすめのメーカーだと言えます。

ケースファンは特に性能がよく、冷却性能・静音性能共に高いです。

NZXT

NZXTは、2004年に設立されたアメリカのPCハードウェアメーカーです。PCケースが特に有名で人気がありますが、マザーボードや電源ユニットなども多数販売しています。アクセサリー類も豊富なので、NZXTで統一可能です。

さらに、PCケースのラインナップが特に豊富。黒いモデルだけでなく、白いPCケースも多数扱っています。デザイン性も高く、値段も比較的抑えられており高コスパ。

そして、配線隠しに使えるケーブルバーが搭載されているPCケースが多いです。よりデザイン性を高めたい方には、特におすすめのメーカーだと言えます。

COOLER MASTER(クーラーマスター)

COOLER MASTERは、台湾で1992年に設立されたハードウェアメーカーです。主力製品は、CPUクーラー。簡易水冷式CPUクーラーは、特に高い人気を誇ります。

PCケースも、採用率が高いです。BTOメーカーでもCOOLER MASTER製が使われることが多く、定番中の定番だと言えます。

魅力的なのは、大型クーラーや水冷クーラーの搭載に向いている製品が多い点です。簡易水冷式をスッキリとおさめられる構造なので、水冷クーラーを搭載させたい方にはおすすめ。

さらに、エアフロー効率がよいのもCOOLER MASTERの特徴です。冷却性能を高めつつ、高性能パーツを搭載するのに向いています。

白いケースのPCは自作と既製品どちらがよいの?

デザイン・性能共に好みのゲーミングPCが見つかれば、既製品がおすすめです。

好みのゲーミングPCが見つからず、自作の知識があるなら自作がおすすめ。初心者の方は、PCケースだけ交換するのがおすすめです。

自作は知識が必要なので、初心者がいきなり手を出すのはあまりおすすめしません。PCケースの交換だけなら比較的簡単なので、まずはそこから始めましょう。

ただ、互換性があるかどうか調べるのを忘れないようにしてください。互換性がないPCケースを購入すると、無駄になってしまいます。

また、自作PCの組み立て代行サービスを利用するのもひとつの手です。代行サービスであれば、プロがしっかりと組み立てを行うため初心者でも安心。

自身の知識量とスキル、こだわりなどを基準に自作か既製品かを選びましょう。

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白いPCケースの注意点

ここまでおすすめの白いPCケースなどについて、紹介してきました。

ただ、白いPCケースを取り扱う際には少し注意すべき点があります。デザインがよいため見落としがちになる点もあるので、しっかりとチェックすることが大切です。今回は、そんな白いPCケースの注意点を3つ紹介します。

汚れやすい

白いPCケースは、汚れが目立ちやすいです。

たとえばPCデスクで食事をした際の液はねなどが、よく付着します。気づかずに放置していると掃除が大変になるので、注意してください。

さらに、白いPCケースは経年劣化による黄ばみも発生します。特にアクリルやプラスチックは黄ばみやすいので、それらが使われているPCケースでは注意してください。

黄ばみが気になるなら、アルミ製・スチール製のケースがおすすめです。

日焼けでも黄ばみが発生するので、直射日光を避けるのも大切。

そして、パーツ交換を頻繁に行う方はねじ付近の塗装が剥げてしまう恐れがあるので注意しましょう。塗装剥がれは、黒いPCケースよりも目立ちます。

ただ、黒いPCケースよりも表面の汚れは気になりにくいです。

また、PCケースの色や種類に関係なく、定期的な掃除が大切。黒いPCケースでも、あまり掃除していなければ汚れが気になってしまいます。

しっかりと掃除をしていれば、汚れという点では黒いPCケースとあまり変わりません。

デザインを重視しすぎてしまう

白いPCケースを選ぶ方は、デザインにこだわりがある方が多い傾向があります。デザインにこだわるあまり、機能面をないがしろにしてしまう場合があるので注意しましょう。

マザーボードの規格をチェックするのはもちろん、搭載可能なラジエーターの大きさやファンの数などもチェックする必要があります。ほかにもメンテナンスがしやすい設計かどうか、エアフローが考えられている設計なのかが重要です。

目指すスペックを決め、搭載させるパーツを絞ってから、その範囲内でデザインにこだわるのがおすすめ。

デザインばかり気にして機能をないがしろにするのは、PCとしては本末転倒です。どちらも両立させるように意識しながら、パーツとPCケースを選びましょう。

塗装はおすすめできない

黒いPCケースを塗装して白いPCケースにするという方法がありますが、あまりおすすめしません。

塗装は、初心者にはハードルが高いです。材質や温度、表面の加工などにより適切な塗料が変わります。塗料だけでなく、塗り方まで変わってくるので非常に難しいです。

プラモデルなどの塗装経験が豊富な方ならば一度経験してみるのもよいですが、塗装自体に不慣れな方はやめておくのが無難。どうしても塗装したい場合は、一度PCケースと同じ材質のもので練習してみましょう。

白いPCケースが黄ばんでしまった時の対処法はある?

黄ばみの原因が汚れである場合は、清掃で対処できます。

100均で売っているメラミンスポンジに洗剤を軽くつけてこすれば、ほとんどの場合はきれいになります。ただ、このとき水や洗剤をつけすぎないように気をつけましょう。

PCケースの清掃とはいえ、中身は精密機器です。水は天敵なので、細心の注意を払うようにしましょう。

黄ばみの原因が経年劣化や日焼けの場合は、残念ながら落とせません。おすすめはしませんが、塗装などで対処するしかありません。

まとめ

本記事では、おすすめの白いPCケースについて紹介してきました。

白いPCケースはデザイン性が高く、さまざまな部屋に合わせやすいです。清潔感があり、黒で固めるよりも部屋が開放的な雰囲気になるのが魅力。スタイリッシュなデザインが好きな方、かわいいデザインが好きな方だけでなく、ミニマルなデザインが好きな方にもおすすめです。

ただ、デザイン偏重になりすぎると機能性や性能を犠牲にしてしまう恐れがあります。そうならないよう、パーツ構成までしっかりと考えてからPCケースを選ぶのがおすすめ。

デザインだけでなくパーツ構成、マザーボードの規格、エアフローなど総合的に考慮したうえで自分に合う白いPCケースを選びましょう。